ソードアート・オンライン 黒の剣士と紅の剣舞士 二人の双剣使い 作:ソーナ
《ガストレイゲイズ》を討伐したあと、攻略組の面々はそのまま第77層「トリベリア」に来たあと転移門をアクティベートし、そのまま76層、「アークソフィア」に帰ってきた。
アークソフィア エギルの店
「それではご唱和願います。・・・・・・攻略お疲れさま!!」
「「「「「「「「「「「「お疲れさま~!!」」」」」」」」」」」」
アスナの号令のもと俺たちは手に持ったグラスを掲げた。
「お疲れさま、キリトくん」
「お疲れ、レイン」
俺は飲み物を持ってやって来たレインとともに椅子に座った。
「やっと、76層攻略出来たね」
「ああ。此処に来てから色んな出来事があったからな」
「武器のノイズ化やスキルデータの減少・・・・・・」
「リーファやシノンの来訪。そしてホロウ・エリア。だからな」
俺とレインは76層に来てからの出来事を思い出していた。
「そうだね~。あ、でもユイちゃんにまた出会えたのは嬉しかったね」
「ああ」
「そう言えばさっきフィリアちゃんからメールが届いたんだけど、キリトくんには来てた?」
「あー、そう言えば来てたな」
「何て書いてあったの?」
「確か『隠し扉を見つけたわ。出来たら明日、協力してくれない』。だったか」
俺はフィリアからのメール内容を言った。
「わたしも同じだよ♪」
「それで、レインはどうする?」
「わたし?わたしはもちろんフィリアに協力するよ♪キリトくんも。でしょ」
「ああ。もちろんだ」
「じゃあ、フィリアちゃんに返信しとくね」
「頼む」
「うん♪」
レインは元気よく言うと離れてた。
どうやら奥の方でフィリアに返信するみたいだ。
「ふぅ~。にしてもこの世界のシステムがバグったのか?ボスのHPゲージが3段だったのは。だが、SAOはカーディナルシステムによって制御されているはず。・・・・・・はじめから3段だったのか。くそっ。こんなとき彼奴がいたら真意を聞き出せるのに」
俺は一人、小さな声で今はいない茅場に毒づいた。
「キリトさん、いいですか?」
話し掛けてきたのはランだった。
隣にはユウキが一緒にいる。
「ああ、構わんぞ二人とも」
俺がそう言うと二人は、それぞれ椅子に座った。
「お疲れ様、二人とも」
「お疲れ、キリト」
「お疲れ様です、キリトさん」
「それで、どうしたんだ」
「実はユニークスキルについてなんですが」
俺が訪ねるとランは口を濁らせた。
「ユニークスキルと言うと・・・」
「はい。わたしの≪変束剣≫とユウキの≪紫閃剣≫です」
「スキルになんかあったか?」
「後少しでスキル値がマスタリーするんですけど・・・・・」
「問題があるんだ。正確には姉ちゃんのソードスキルにだけど」
「問題?ランのソードスキルにか?」
「うん。今日使ったソードスキルはまだいいんだけど・・・・・ね」
「なんか、変なソードスキルがあるんです」
「変なソードスキル?それってレインの《サウザンド・レイン》と同型ってことか?」
俺は変なソードスキルと聞いてレインの《サウザンド・レイン》を言った。
≪多刀流≫最上位ソードスキル《サウザンド・レイン》はここSAOの中で唯一遠近両方のソードスキル。
投擲スキルなどあるがそれは基本的にサブスキルみたいなものでモンスターを牽制するときに使う。
つまり、戦闘には余り向かないのだ。
投擲などのカテゴリーにあるソードスキルは威力が低くHPも余り減らない。
だがレインの《サウザンド・レイン》は別だ。
≪多刀流≫最上位ソードスキルなだけであり遠距離から放てるに加え近距離からの攻撃。
魔法が存在しないSAOの中ではかなり有効だ。
更に遠距離から放てばソードスキル後の技後硬直間は相手から遠距離の攻撃をされるか接近されて攻撃されるかしなければ当たらない。
だが、SAOの中では遠距離からの攻撃を持つのはモンスターの弓位なものだけだ。
最初に《サウザンド・レイン》を放てば相手が接近してくるまでには技後硬直時間は終了し続けて攻撃が可能になる。
「わからない」
「んー。これはレインも交えて話した方がいいかも知れないな」
「そうですね」
俺はラン、ユウキにレインがメールを返信していることを話し、レインが戻ってくるのを待つことにした。
3分後レインが戻ってきた。
椅子に座ると、
「ただいまキリトくん♪フィリアちゃんオッケーだって。あれ、ユウキちゃんにランちゃん。どうしたの?」
言ってきた。
「ああ、レインに聞きたいことがあるんだけど」
「何かな?」
「レイン。《サウザンド・レイン》について教えてくれるか?」
「《サウザンド・レイン》?別にいいけど、わたしにも正直わかんないんだよね」
「どう言うことだ?」
「わたしの≪多刀流≫最上位ソードスキルは《サウザンド・レイン》ともうひとつあるの。でももうひとつの最上位ソードスキルは今は使えない。現在使える最上位ソードスキルは《サウザンド・レイン》だけ。≪多刀流≫スキル。そのなかで《サウザンド・レイン》はある意味別物。まず《サウザンド・レイン》の連撃数は不明。更にどうして遠距離からも攻撃出来るのかもわからないんだ」
「なるほど」
「うん。ごめんね、余り力になれなくて」
「いや、大丈夫だ。ところで何でもうひとつの最上位が使えないんだ?」
「あー、それはね、此処に来たとき熟練度が下がっちゃったからなんだよ。まあ、後少しでマスタリーするけどね」
「なるほどな。だそうだけど」
俺は先程から聞いているユウキとランに聞いた。
「なるほど、ありがとうございます。レインさん」
「ありがとう、レイン」
「ううん。どういたしまして、此方こそ余り役に立てなくてごめんね。剣を新丁したいときは言ってね。何時でも協力するよ♪」
「そのときはお願いします」
「ありがとう♪」
そう言うとユウキとランは席を立ちアスナたちのところに向かっていった。
「ありがとうなレイン」
「ううん。大丈夫だよ」
「明日は向こうで攻略か・・・・・・」
「そうだね。あ、剣のメンテナンスしといてあげようか?」
「すまないが頼めるか」
「もちろんだよ♪・・・・・そろそろ部屋に戻ろうかな」
「あ、なら俺も戻るわ」
俺とレインはグラスをテーブルに置きアスナたちに挨拶したあと2階の部屋に戻った。
「今日は一緒に寝ようか」
「そ、そうだな」
俺はレインのお誘いに今日は一緒に寝ることにした。
レインとユイの部屋に入った俺はソファーに座りウインドウを表示させ『ブラックローズ・ナイト』と『ホワイト・ユニヴァース』をレインに渡した。
「それじゃ、さっそくやっちゃうね♪」
レインはそう言うと簡易鍛治用具をだして剣を研ぎ始めた。
"何度もレインの剣研ぎを見ているが・・・・・・何時見ても鮮やか、だな"
俺はレインの動作を見てそう思った。
10分後俺とレインの剣は新品同様の輝きを放った。
「はい♪」
「おお・・・・・ ありがとう、レイン」
「どういたしまして♪さてと、お風呂入ってこよっと。キリトくんも一緒に入ろ♪」
「へっ?・・・・・ま、まあ、今日はいいか」
俺とレインはそのまま洗面所に行かお風呂に入った。
お風呂場での俺の顔は湯中りだけじゃなく別の意味でも赤くなっていたのは言うまでもなかった。
お風呂から出ると時間も時間のためベットでキスしたあと一緒に寝た。
今回もオリジナル回です。
オリ回考えるの大変かも。