ソードアート・オンライン 黒の剣士と紅の剣舞士 二人の双剣使い   作:ソーナ

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もう70話を越えていたんですね、驚きました。
これからもよろしくお願いいたします。


HF編 第71話〈影に潜む者〉

「フィリア、お待たせ」

 

「プリヴィエート、フィリアちゃん」

 

俺とレインは管理区に来ると目の前にいたフィリアに挨拶をした。

 

「キリト、レイン。来てくれたんだ」

 

「そりゃ、そうだよ。ところでフィリアちゃん、メールに書いてあった事ってほんと?」

 

「うん。この間手にいれたペンダントと同じ窪みがあったのよ。しかもその窪みがあった場所はどうやら別のエリアに行けるみたい」

 

「なるほど」

 

「それじゃあ、早速そこまで行くか」

 

「そう言うと思ったわその場所へは転移碑から転移出来るわ。この間転移碑をアクティベートしたから」

 

「了解」

 

俺とレイン、フィリアは転移門に立ち、

 

「「「転移!」」」

 

と言った。

次の瞬間、俺たちは光に包まれてその場から消えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日、俺とレインが此処に来たのはフィリアから昨夜メールが来たからだった。

メールには、

 

『この間手にいれたペンダントと同じ大きさの窪みを見つけたわ。出来たら明日来てくれないかしら』

 

と書かれてあった。

その内容をレインと話した後、フィリアに了解のメールを返信し今にいたる。

 

 

 

樹海エリア バステアゲートへ続く橋梁

 

「ほら、これよ」

 

俺とレインはフィリアに案内されて『バステアゲートへ続く橋梁』に来ていた。

目の前には幾何学的な紋章があり、奥には新たなエリアへと続く橋がある。

フィリアは、その紋章の中心点を指差した。

 

「ほんとだ」

 

「確かにこの前手にいれたペンダントと同じ大きさの窪みだね」

 

「んじゃ、入れてみるな」

 

俺はアイテムストレージから『「貴重品」虚光の燈る首飾り』を取り出し窪みにはめた。

 

「・・・・・・・なにも、起きないな」

 

「ほんとだね」

 

「あれ、おかしいなー」

 

「・・・・・・・・・多分、他に何か条件がいるんだと思う」

 

「でも、その条件ってなんだろ」

 

「なあ、二人ともこの間の神殿覚えてるか?」

 

「神殿?」

 

「神殿って確か転移碑があった場所の目の前にあった建物のことだよね」

 

「ああ、この間管理区で樹海エリアのマップを見たんだがな、神殿の奥にまだ何かあるらしいんだ」

 

「んー、それじゃあ一回管理区に戻って神殿へと向かおうか」

 

「わかったわ」

 

「了解だ」

 

俺たちは『バステアゲートへ続く橋梁』を後にし転移碑で管理区へと戻っていった。

管理区へと戻った俺たちはすぐさま『セルベンディスの神殿前広場』へ転移した。

 

 

 

 

 

樹海エリア セルベンディスの神殿前広場

 

管理区から再び転移した俺たちは目の前に広がる神殿を眺めていた。

 

「改めて見ると凄く大きいな」

 

「うん。なんかイベントが発生しそうかも」

 

そう会話しながら神殿の中に入っていった。

 

 

 

 

 

樹海エリア 供物の神殿

 

『供物の神殿』に入った俺たちは当然中を徘徊しているモンスターをエンカウントする度に相手したが此方はユニークスキル持ちが二人もいるためすべての戦闘をノーダメージで来ていた。

そして今俺たちの目の前には普通とは違う扉があった。

 

「・・・・これ、仕掛け扉みたいね」

 

「フィリア、解除出来るか?」

 

「ちょっと、待ってて」

 

フィリアは扉の前に行き扉を検分した。

 

「ん?・・・・・この窪みは・・・・・キリト!レイン!」

 

「どうした?」

 

「何かあった、フィリアちゃん?」

 

「二人ともこの窪みを見て」

 

「あれ、これさっきの紋章の所にあった窪みと同じだよ」

 

「ってことは・・・・・」

 

俺は再びペンダントを取り出しフィリアに渡した。

フィリアはペンダントを窪みに嵌め込み扉に向かい合いしばらくの間何かをしていた。

しばらくすると。

 

ガチャ!・・・・・・・ガーッ!

 

鍵が開く音をならせて扉が開いた。

 

「おお!」

 

「開いたね」

 

「ヘッヘーン。こんなの私にかかればどんなもんよ。さあ、奥に行きましょう」

 

俺たちはフィリアの開けた扉の奥に行くとそこには何体かのモンスターが徘徊していたが全て倒した。

そして、その奥には。

 

「・・・・・・・ねぇ、キリトくん。この威圧感って・・・・・」

 

大きな石の扉が鎮座していた。

 

「ああ、間違いない。恐らくこのエリアのボスだろう。フィールドボス級が徘徊しているのだから、フロアボス級もいると思っていたが・・・・・・ここまでとは・・・・・」

 

「エリアボス・・・・・・・」

 

「取り敢えず休憩したあと、ボス戦の準備をしよう」

 

「そうだね」

 

「うん」

 

俺たちはそこで簡易休憩をとり、お昼を食べた。お昼を食べ終わるとそれぞれ武器の手入れをした。

30分後

 

「レイン、フィリア。準備はいいか?」

 

「わたしは大丈夫だよ」

 

「私も平気」

 

「それじゃあ行くぞ」

 

俺は二人の前に立ち石の扉を押した。

 

ゴッ!ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!

 

扉が開き終わると俺たちは奥に進んだ。

 

 

 

 

樹海エリア 民が捧げられた鮮血の祭事場

 

扉の奥に進むと階段があり、階段の上には空から太陽の光が降り注ぐ広場らしきものが存在していた。

広場は苔や緑で周りを覆われており、石柱があちこちに散乱していた。

俺たちは慎重に進んでいった。

俺が階段を登ると。

 

「!キリトくん、下!」

 

後ろのレインが声をあげた。

 

「!?」

 

俺は慌ててその場から離れると俺がいた場所に大きな影があった。

俺は影を見るとその影は大きく膨れ上がるとモンスターへと変化していった。

 

「「キリト(くん)!」」

 

「二人とも、俺の後に続いて来てくれ!」

 

俺は心配して階段のしたから声をかけてくる二人にそう言った。俺は瞬時に背中の双剣を抜き階段の上へとかけ上がった。

俺の後を追いかけ影のモンスターが追ってくる。

影のモンスターは俺が広場に着くと影の中に潜り込み、俺の目の前に現れた。

 

「「キリト(くん)!」」

 

背後からは続いてきたレインとフィリアの声がした。

すると目の前に、

 

 

ホロウ・ミッション 樹海エリアボス討伐

 

場所:民が捧げられた鮮血の祭事場

 

クエスト名:影に住まいし獣

 

討伐ボス:シャドウファンタズム

 

 

と表示された。

 

「これは!?」

 

「まさかあのときの!?」

 

「二人とも考えてる時間はない!とにかく今は目の前のボスに集中するんだ!!」

 

「「了解!」」

 

俺は表示されたシステムウインドウに戸惑うレインとフィリアに声をかけ、二人の集中を目の前のボスへと移した。

俺の声にレインは腰の双剣を、フィリアは腰の短剣を抜刀した。

 

「行くぞ!はああああああああっ!!」

 

「やあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!」

 

「てやぁぁぁぁぁぁぁぁあ!」

 

俺たちはそれぞれ武器を構えて目の前の影のモンスター。シャドウファンタズムへの攻撃を始めた。

 

 




次回、樹海エリアボス シャドウファンタズム戦どうかお楽しみに。
感想や何か書いてほしいリクエストがありましたらお教えください。
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