ソードアート・オンライン 黒の剣士と紅の剣舞士 二人の双剣使い   作:ソーナ

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まず、最初に。
今作は多少原作とは違いオリジナルがありますのでご了承下さい。
前回の感想で質問が来たので書かせていただきます。

それではどうぞ!


HF編 第73話〈暗躍する人影〉

「ふぅ~、終わったか」

 

俺はシャドウファンタズムとの戦闘の余韻が漂う中、両の剣を左右に振るうと背中の鞘にしまった。

 

「お疲れ、キリトくん」

 

「お疲れ、キリト」

 

剣をしまい後ろを向くとレインとフィリアが同じように剣を収めて言った。

 

「お疲れ、二人とも」

 

「それでエリアボスを倒したのは良いけど何か変化あるかな?」

 

「ん~~、特に変わっては・・・・・って、ん?」

 

「どうかしたのキリト?」

 

「いや、ペンダントに光が灯ってる」

 

「ペンダントに?」

 

「ああ」

 

「それってもしかして彼処の紋章を解除するためのやつじゃ・・・・・・」

 

「多分・・・・・・・レインの言葉が正解だと思う」

 

「じゃあそれがあれば次のエリアに行けるのね」

 

「多分な。でも今日は辞めにして管理区に帰ろう。後日解除しに行くとする、でいいか?」

 

「そうだね」

 

「そうね」

 

二人の同意を得た後俺たちはそのまま『民が捧げられた鮮血の祭事場』を後にし神殿を出た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

樹海エリア セルベンディスの神殿前広場

 

俺たちは『民が捧げられた鮮血の祭事場』を出てから一度もモンスターとエンカウントすることなく『セルベンディスの神殿前広場』にある転移碑の前に来ていた。

 

「ふぅ~、ここまでモンスターとエンカウントすることなくこれたか」

 

「よかったー、流石にあのボスの後に戦闘はしたくないもの」

 

「あー、確かにそうね」

 

レインの言葉にラフィリアが同意した。

 

「ところでレイン、最後に出したソードスキルって・・・・・」

 

俺はレインがシャドウファンタズムに放ったソードスキルについて聞いた。

 

「あのソードスキルは私の≪多刀流≫最上位ソードスキル《マテリアル・イグニッション》だよ。ついこの間使えるようになったんだ」

 

「なるほどな、前に言っていた、もうひとつの最上位ソードスキル、がその《マテリアル・イグニッション》か・・・・・・・・・ん?レイン気のせいかもしれないが、レインがそのソードスキル使ったのって初めてじゃないか?」

 

「あー、うん。確かに。私が使うのって《サウザンド・レイン》が多かったからね。まあ、《サウザンド・レイン》のほうが支援できるし使い勝手がいいから」

 

「なるほど」

 

「ところでキリトくんの使ったソードスキルは何?」

 

レインは聞いたお返しにか俺にも聞いてきた。

 

「あれはもうひとつの最上位ソードスキル《ロストオブ・エンデュミオン》だよ。ちなみに此方もつい最近また使えるようになった。まあ、《ジ・イクリプス》のほうが強力だからそっちを基本使ってるんだが《ロストオブ・エンデュミオン》のほうは技後硬直が少し短いからな」

 

「へぇー」

 

レインは俺の説明に首を縦に降りながら答えた。

 

「何て言うかもうキリトとレインって滅茶苦茶ね」

 

フィリアが振り向き様にそう言ってきた。

 

「何でだ?」

 

「どうして?」

 

俺とレインは意味が解らず首を傾げる。

その様子にフィリアは肩をすくめ、

 

「自覚ないのね」

 

と言った。

俺はフィリアの言った意味がさらに理解できず、何気なく索敵スキルを使用した。

すると。

 

「ん、向こうの方で誰かと誰かが争ってるな。しかも一人に対して大人数で」

 

「一対多?こんなところで?」

 

「まさかまた・・・・・・・・・・どうする?」

 

「・・・・・・・一応確認してみるか」

 

俺はフィリアのまた、と言う言葉が気になったが兎に角今は索敵スキルに反応があった場所の近くまでに行くことにした。

索敵スキルに反応のあった近くの茂みまで来ていた。

 

「・・・・・・・・二人とも伏せて!」

 

俺は背後の二人に言った。

 

「どうしたの?」

 

「え、何で?」

 

「いいから、後これを纏って」

 

俺はストレージから隠蔽効果のあるケープを二人に渡した。

二人はケープを受け取り茂みのなかに伏せた。

 

「キリトくん、何が・・・・・・・・って、あれは」

 

「ああ、索敵スキルに引っ掛かったプレイヤーたち、だろう」

 

「でもあれって・・・・・・」

 

「ああ・・・・・・二人はここにいてくれ、俺は確かめて来る」

 

「き、キリトくん!?危ないよ!」

 

「大丈夫だ、すぐに戻ってくる」

 

俺は心配そうに言うレインにそう言うと茂みから飛び出しプレイヤーたちの所へと走っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おいあんたら!何やってるんだ!」

 

俺が一人のプレイヤーと争っているフードを被っているプレイヤーたちに声かけた。

その直後、

 

「・・・・・チッ」

 

ガスッ!・・・・・・パリッーン!

 

フードを被ったプレイヤーの一人が手に持っていた短剣で地面に倒れていたプレイヤーに突き刺した。

その一撃で襲われていたプレイヤーのHPゲージは0になりポリゴンへと姿を変え消えていった。

 

「なっ・・・・・・!?あんたら・・・・・!!」

 

「ターゲットは片付いた、とっとと行くぞ!」

 

「くっ、おい待て!」

 

フードを被ったプレイヤーたちは俺から逃げるようにしてその場から立ち去っていった。

 

「くそっ・・・・・・・」

 

俺は今さっき消え去ったプレイヤーがいた場所にたちそう口走った。

 

「キリトくん・・・・・」

 

「キリトが悪いんじゃない。どうやったって間に合わなかったもの」

 

フードを被ったプレイヤーたちがいなくなったからか茂みからレインとフィリアが出てきて俺に労いの言葉をかけた。

 

「レイン、フィリア。・・・・・・さっきの・・・・・・・亡くなったプレイヤーのステータスを見たか?」

 

俺は先ほど見た亡くなったプレイヤーのステータスを見たか二人に確認した。

 

「え、ううん。私は見えなかったけど・・・・・レインは?」

 

「わたしは・・・・・・見えたよ。けど・・・・・キリトくん、あのやり方って」

 

「ああ・・・・・・フィリア、さっきのプレイヤーには出血と麻痺の状態異常が掛かっていた」

 

「そうなの?」

 

「うん。そしてあの止めのやり方・・・・・・でも、そんなはずないよ」

 

「ああ・・・・・・・・まさか、そんなはずない」

 

俺とレインの考えは同じのようだ。

 

"あのやり方をやる所は1つしかない、だがそんなはずはない。あの日、俺とレインはあの場所にいたんだから。いや、待てよ。あの日あのなかにいなかった奴がいる!まさか・・・・・・・・・・・・奴がここにいるのか?"

 

俺は頭のなかで考えていると。

 

「キリト?レイン?どうしたの、二人とも顔が怖いよ」

 

「いや、何でもない」

 

「うん。なんでもないよフィリアちゃん」

 

「そ、そう?二人がそう言うなら良いけど」

 

「兎に角今は管理区に帰ろう」

 

俺たちはその場を後にし再び転移碑にやって来ると、

 

「「「転移!」」」

 

管理区へと転移した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

管理区

 

俺たちは管理区に戻ってくると次の予定を立てた。

 

「それじゃあ、次はあの紋章の場所から新エリアに行けるんだね」

 

「多分な」

 

「レイン、なんか楽しそうだね」

 

「もちろんだよ♪」

 

「「ははは」」

 

「もお、二人とも笑わないでよ~」

 

俺とレインはそのまま転移門にたち。

 

「フィリア」

 

「ん、何?」

 

「・・・・・・さっきのプレイヤーたちには気を付けろ」

 

「・・・・・わかったわ」

 

俺はフィリアに警告をした。

 

「それじゃあフィリアちゃん、次来るときにまたメッセージ送るね」

 

「ええ、待っているわ」

 

「それじゃあな、フィリア」

 

「ダスヴィダーニャ、フィリアちゃん」

 

「またね、二人とも」

 

「「転移!アークソフィア!」」

 

俺とレインは光に包まれてその場から消えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アークソフィア

 

「キリトくん。キリトくんはあのフードを被ったプレイヤーたちがあそこのプレイヤー、だと思う?」

 

俺とレインは管理区からアークソフィアへ帰ってくると人気のない場所に来ていた。

理由はあのフードを被ったプレイヤーたちに関してだ。

 

「ああ、だが確証がない」

 

「・・・・・・・この事フィリアちゃんに言わなくて良かったの?」

 

「今は・・・・・言わない方が良いだろう」

 

「キリトくんがそう言うならそうするよ」

 

「頼む」

 

「うん♪」

 

俺とレインは人気のない場所を出てエギルの店へと帰っていった。

もちろん、手は繋いで帰っていった。

 

 

「ただいまー・・・・・・・・・・・はい?」

 

「ただいま~・・・・・・・・・・・え?」

 

エギルの店に着き中に入るとそこには、

 

「もう、勘弁してリーザぁーーー!!」

 

「ラム、逃げないで下さい」

 

混沌が待っていた。

店内ではリーザに追い掛けられてラムが何処かで見たような感じのメイドを着て逃げていた。

 

「まさか、ラムにも負けるなんて」

 

「ラムさんも可愛いですね」

 

「なんか違和感が全く感じられないわね」

 

「キリトくんの他に似合う人がいるなんて」

 

「驚いたね」

 

「ええ、こうもしっくり来るとは」

 

そして見物人たちが感想を口にしていた。

 

「キリトくん」

 

「・・・・・」

 

俺とレインは面倒事に巻き込まれないように出ようとしたが。

 

「き、キリト助けて!」

 

ラムが俺たちに気づいてこっちにやって来たため無理だった。




連日投稿が出来ない。
リアルが大変だ~です。
最後のラムの女装については後日説明致します。

感想等ありましたらお教えください!

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