ソードアート・オンライン 黒の剣士と紅の剣舞士 二人の双剣使い   作:ソーナ

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ポケモン映画はもう見たかな?
私は今度観に行きまーす。
今から楽しみで仕方無いです。

今回はオリジナル回です。

それではどうぞ


HF編 第76話〈レイン体調を崩す!?〉

俺たちはそれぞれ〈ホロウ・エリア〉の攻略と階層攻略を交互に行い昨日、俺は階層攻略を、レインはリズと一緒にフィリアから貰った鉱石や素材等を使い熟練度上げに向上していた。

そして今。

 

「レイン、起きてるか?」

 

「ママ、起きてますか?」

 

「・・・・・・・」

 

俺は扉の前でレインに声をかけていた。

理由は少し時を遡る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おはよう」

 

俺は目覚めると着替え下に降りて朝食に向かった。

 

「おはようございます、パパ」

 

「おはよう、ユイ」

 

「おはよう、キリト君」

 

「おはよう、アスナ。・・・・・あれアスナ、レインは?」

 

「レインちゃん?そう言えばレインちゃんいない気が・・・・」

 

「ママなら部屋でまだ寝てましたよ」

 

「え。そうなの?」

 

「はい。私が起こそうとしても中々起きないので疲れてると思ってそのまま寝ています」

 

「んー・・・・・・珍しいな、レインが起きないなんて」

 

「確かに・・・・何時も早く起きていたのにね」

 

「ちょっと様子を見てくるよ」

 

「パパ、私も行きます」

 

俺とユイはレインとユイの生活している部屋に向かって行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして今

 

部屋の前についた俺とユイは廊下から呼び掛けた。

 

「レイン、起きてるか?」

 

「ママ、起きてますか?」

 

「・・・・・・・」

 

だが部屋からは無言が帰ってくる。

 

「レイン、入るぞ」

 

俺は扉のノブを回しユイと一緒に部屋に入った。

 

「あれ、レイン?いないのか?」

 

中には誰もいなかった。

 

「パパ、ママがいません」

 

「あ、ああ。どこ行ったんだ」

 

俺は一応部屋の中を探してみることにしてユイと手分けをして探した。

そしてすぐに見つかった。

 

「れ、レイン!」

 

「ま、ママ!」

 

レインはベットの脇。扉からの死角になっているところに倒れていた。

 

「だ、大丈夫かレイン・・・・・熱っ!」

 

俺はレインに近づきおでこに触れた。

レインの体温は異様に高く熱が出ている感じだった。

 

「まさか熱か!?」

 

「え!?熱ですか」

 

「ああ。ここまで熱いとなると熱以外考えにくいんだが・・・・・・そもそもSAOの中で熱ってなるのか?」

 

「一応プレイヤーには色々な状態異常がありますが熱と言うのは基本なりにくいものなんです」

 

「だよな。兎に角レインをベットに寝かせないと」

 

「お手伝いします、パパ!」

 

「それじゃユイは、タオルと氷水を持ってきてくれ。エギルに事情を話せば大丈夫なはずだ!」

 

「はい!わかりました!」

 

ユイは元気よく返事をすると部屋から出ていき下に向かった。

俺はベットにレインを横たわらせた。

すると。

 

「うっ・・・・・・・うーん・・・・・」

 

「大丈夫かレイン」

 

「うう・・・・・・キリト・・・・くん・・・・?」

 

「ああ。とりあえずレイン、聞くけどどうしてベットの脇で倒れていたんだ?」

 

「ええっと・・・・・たしか・・・私・・・・ベットから降りて下に行こうとしたら目が回って・・・・・・そこから先が思い出せないよ」

 

「なるほどな。レイン取り敢えず今日一日安静にしてろ」

 

「え?どうして?」

 

「今のお前は熱があるみたいなんだよ」

 

「熱?ここで?」

 

「ああ」

 

「そう・・・・なんだ」

 

「大丈夫か」

 

「うん・・・・・・意識がはっきりとしないけど・・・・・なんとか」

 

「そうか」

 

俺がレインと会話していると、

 

「パパ、タオルと氷水を持ってきました!」

 

「ありがとうユイ」

 

ユイはタオルと氷水の入ったボウルをテーブルに置くとこっちにやって来た。

 

「ママは・・・・大丈夫ですか?」

 

「うん。・・・・・・大丈夫だよ・・・・・ユイちゃん。心配かけちゃってごめんね」

 

「大丈夫ですママ。ママは一日でも早く元気になってください!」

 

「うん」

 

俺はユイが持ってきたタオルを氷水の入ったボウルに着け、水を絞ってタオルを額に乗せた。

SAOの中でこれが効くかどうかわからないが取り敢えずやっといて損はないだろうと、俺は考えた。

 

「よし、っと。気分悪くないか?」

 

「うん。大丈夫だよキリトくん」

 

「そうか。・・・・・・・・ユイ、レインの事見といてくれないか?俺は下のアスナたちに話してくる」

 

「はい!わかりました」

 

俺はレインの看病を一旦ユイに任せ、アスナたちに話すため下に降りていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「と言う訳で今日レインは1日部屋から出られないんだ」

 

「・・・・・・・レインちゃんが熱なんて・・・・・」

 

下に降りると全員揃っておりレインの熱の事を説明した。

 

「うん。昨日は元気だったのに」

 

「驚きました。キリトさんレインさんは大丈夫なんですか?」

 

「ああ、今のところ大丈夫だ」

 

「そうですか」

 

「て言うかよ、SAOの中で熱なんてかかるのか?」

 

「ああ、ユイに聞いてみたら一応あるみたいだが滅多になることはないらしい」

 

「ふーん。それじゃあよレインちゃんが熱なのはシステムのバグってことか?」

 

「うーん・・・・・・いや、どうなんだろうな。もしそうならレインと同じようなプレイヤーがいるはずだ。だがそんなの聞いたことないってことは・・・・・」

 

「疲れが出たのかも知れませんね」

 

「ああ。ランの言う通りだと俺は思う」

 

「とりあえずレインちゃんのお世話はキリト君お願いできる?」

 

「ああ、初めからそのつもりだ」

 

「必要な物があったらメッセージを送って。ユウキとランさんはリーザちゃん、ラム君、リーファちゃんとシリカちゃんと一緒に迷宮区の攻略に」

 

「オッケー」

 

「はい」

 

「了解」

 

「はい」

 

「お願いします」

 

「が、頑張ります」

 

「シノのんは私とレベリングね」

 

「お願いするわ」

 

「リズは・・・・・」

 

「アタシは店にいるわ」

 

「了解よ。それじゃエギルさん、キリトくんたちのことお願いします」

 

「おう、任しとけ」

 

アスナは今日の予定をてきぱきと指示しみんなそれぞれ店から出ていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エギルから暇潰しの本等を貰った俺はユイとレインのいる部屋に戻った。

 

「ユイ、レインはどうだ?」

 

俺は部屋の中に入ってベットの脇の椅子に座っているユイに声をかけた。

 

「ぐっすりと眠っちゃってます」

 

「そうか」

 

俺はユイとは反対側に椅子を置きそこに腰掛け、ウインドウを表示させアイテムストレージから、ユイと俺の飲み物とエギルから貰った本を取り出した。

眠っているレインの寝顔は安らかで疲れていたのであろうぐっすりと眠っていた。

俺はレインの頭を軽く撫でた。

俺が頭を軽く撫でるとレインの寝顔は笑顔を浮かべ安堵した表情になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レインはお昼を過ぎても眠ったままだった。

俺とユイはエギルが持ってきてくれた昼食を部屋で食べレインの様子を見た。

室内には俺の本のページを捲る音が響く。

 

「ユイ?」

 

俺は真正面の椅子に腰掛けるユイを見た。

ユイは途中途中眠たそうにしていた。

 

「あっ、危な!」

 

俺はユイがそのまま眠りに落ち椅子から落ちるのを未然にギリギリ防ぐことが出来た。

俺はユイをソファーに横たわらせストレージから毛布をだしかけた。

ベットに寝かせても良かったのだが、ユイにまで熱が移ってはいけないため仕方なくソファーで寝かせることにした。

ユイが眠ってしまったため俺は一人でレインの様子を見ることにした。

時々タオルを新しくしたりして、読書をしていた。

やがて。

 

「ううん・・・・」

 

「レイン?」

 

「ん・・・・・キリトくん。今・・・・・・何時かな・・・・?」

 

「今午後3時を過ぎた辺りかな」

 

俺がそう言うとレインは上体を起こした。

 

「そんなに寝てたんだ」

 

「ああ、よく寝ていたぞ」

 

「あれ、ユイちゃんは?」

 

「ユイなら、ほらそこで」

 

俺はソファーの方に視線を向けた。

ソファーではユイが可愛らしい寝顔を浮かべて眠っていた。

 

「ふふ。ぐっすり寝てるね」

 

「ほんとだな。まるでさっきのレインみたいだ」

 

「え、私そんなに寝てた?」

 

「まあな。それよりお昼食べるか?」

 

「う、うん」

 

俺はエギルが昼食た一緒に持ってきてくれたお粥をよそいレインの口元に持っていった。

 

「はいレイン、あーん」

 

「あ、あーん」

 

「どうだ?」

 

「・ ・・うん。美味しいよ」

 

「そりゃよかった。後でエギルにお礼言っとかないとな」

 

「そうだね」

 

俺はそのままレインがお粥を食べる手伝いをした。

レインは朝ごはんも食べてないためかお粥を全て食べきった。

 

「ごちそうさまでした」

 

俺はお粥の入っていた器をテーブルに置きレインを見た。

 

「アスナちゃんたちは?」

 

「アスナはシノンのレベリングでユウキたちが迷宮区の攻略に行ってるよ。そろそろ帰ってくるんじゃないかな?」

 

俺がそう言うとちょうど帰ってきたみたいで下から少し声が聞こえてきた。

 

「ふふっ。ほんとだね」

 

「レインちょっといいか?」

 

「うん、いいよ」

 

俺はレインの顔に自分の顔を近づけキスが出来る程の至近距離にいた。

 

「き、キリトくん」

 

「うーんと・・・・・おっ、熱は少し下がってきたか」

 

俺はおでことおでこを介してレインの体温を測った。

 

「き、キリトくん」

 

「ん?」

 

俺は目の前のレインの顔が赤くなっていることに気がついた。

 

「うわっ、えっと、これは、体温を測るためにだな」

 

「う、うん。分かってるよ」

 

俺は自身の顔がレインと同じように赤くなっていることに気づいた。

 

「え、えーと、その・・・・・」

 

「・・・・・・・・///」

 

沈黙が俺とレインの間を走る。

 

「キリトくん」

 

レインは目をつぶり俺に顔を見せてきた。

 

「レイン」

 

俺も目をつぶりレインの口と自身の口を合わせた。

今回のキスは互いに舌を絡ませた。

キスをした時間は1分程だろう。

互いの唇が離れると唾液の糸が少し垂れた。

 

「え、えっと。もう少し寝るね」

 

「お、おう。ゆっくり休んでくれ」

 

「うん」

 

レインは上体を横たわらせ再び眠りの世界に誘った。

俺はレインとのキスに顔を赤くしながら再び読書をした。

レインとユイは夕飯時に起きた。

エギルとアスナが俺たち3人の夕飯を持ってきてくれてため部屋で夕飯を食べた。

夕飯を食べると一人ずつレインのお見舞いが来た。

一人なのはレインへの配慮だ感じた。

アスナが最後に見舞いに来ると今日の攻略の報告をアスナ経由から送られたメッセージで確認した。

お風呂はレインはユイと一緒に入り俺は一人で入った。

就寝時にはユイはレインのベットで一緒に寝てしまった。俺はユイをまたソファーで寝かせようと思ったが二人の寝顔を見て止めることにした。俺は深夜12時を過ぎると昼、ユイが寝ていたソファーで寝ることにした。寝る前に俺は目覚ましを何時もより早く設定し眠りに入った。




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