ソードアート・オンライン 黒の剣士と紅の剣舞士 二人の双剣使い 作:ソーナ
「どうも、キリトです」
「プリヴィベート、レインだよ」
「はじめまして、ユージオです」
「整合騎士アリス・シンセシス・サーティです」
「ようこそ、キリト、レイン。それにようこそ、ユージオ、アリス」
「今回は呼んでくれてありがとうソーナ」
「まだ、本作に登場してないので呼ばれるとは思いませんでした」
「ホントだな、まさかユージオとアリスが来てるなんて思わなかったぜ」
「うん」
「今回は[アリシゼーション]編開幕と言うことなので[アリシゼーション]編の登場人物、ユージオとアリスに来ていただきました!」
「ハハハ。でもまだ、始まったばかりだからね。どうなるかは分からないよ」
「ええ。見る限り原作とはどうやら随分違うようですからね」
「あぁ、そう言えば最初、クラインやリズにシリカがGGOの中にいたからね」
「ホントだね。でも、私やフィリアちゃん、ストレアちゃんはいないんだよね」
「大丈夫です、レイン。今作でもアリシゼーション編をやる予定なのでそこにはちゃんと出ます」
「ホント!嬉しいな~」
「でも、何時になるかはわからないけどね」
「うっ、いたいところをついてくるな~」
「アハハ」
「やれやれ」
「では今回の問題を出します!」
問題:『今回、ユイの暴走の原因となったのは誰?』
Ⅰ:クライン
Ⅱ:アルゴ
Ⅲ:ストレア
Ⅳ:リズ
「答えは本文の最後に!」
クエスト『祝福の儀式』を攻略する中、階層攻略は第84層まで、ホロウ・エリアは既に入り江エリアのボス部屋を見つけており明日、攻略に向かう予定だ。
そして今日は久し振りに羽根を延ばせる日。・・・・・・・・・・の、はずだった。
第76層アークソフィア エギルの店
今日、俺はユイのお願いで一緒に商業区に出掛けていた。ほんとはレインも来たがっていたがリズに連れていかれた。リズがレインを連れていくときの光景に俺とユイは呆然とするしかなかった。
そしてエギルの店に帰ると。
「ふむ・・・・・・・」
いつにもなく真剣な顔をしていたクラインが座っていた。
その近くにはラムが本を開いていた。だが、その顔はクラインを呆れて見ていた
「パパ、パパ」
「どうした、ユイ?」
「あれ・・・・・クラインさんは何をしているんですか?」
「さあ?」
俺とユイはラムとクラインに近づいた。
「・・・・・ラム」
「キリト、ユイちゃんお帰りなさい」
「ああ。ところでクラインは何をしてるんだ?」
「なんと言うか、その・・・・・・」
「あー・・・・・・なんとなく察したわ。・・・・・・・クライン」
「お、キリトじゃねえか」
「なにしてんだクライン」
「おう、キリ公!見てみろよ、あの子の胸・・・・・でっかくて、ぽよんぽよんで・・・・・かーっ!たまんねぇなあ!!」
「ハアーー・・・・・・と言うわけですキリト」
「ハアーー・・・・・・なんとなく良からぬことを企んでいるとは思ったが・・・・」
「いいじゃねえか!ちょっとくらい、無慈悲できびしいハラスメントコード様もこうやって、眺めてるだけなら、お咎めなしだぜ」
「あのなあ・・・・」
「クライン・・・・・」
「・・・・・・・?クラインさんは女性の胸部が好きなんですか?」
「おう、男なら、みんなそうさ」
「男なら・・・・と言うことはパパとラムさんもですか?」
「いや、それはないから」
「同じく、そんなことは・・・・・・・というか、おいクライン、ユイにヘンな事を教えるな」
"カランコロン♪"
「た、ただいまー」
「レイン、お帰り」
「お帰りなさいママ」
「うん。ただいま、キリトくん、ユイちゃん」
「ず、ずいぶんとお疲れだな?」
「リズっちに振り回されたからね」
「な、なるほどな」
「た、ただいまー、ラム~」
「おわっ!?り、リーザ!?大丈夫?」
「な、なんとか~」
「イヤー、ごめんごめん二人とも」
レインに続いてリーザ、その後にリズから順に女子勢が帰ってきた。
「リズ、一体何があったんだ?」
「え?いや、それは、ほら、え~と・・・・・・」
「レイン?」
「着せ替え人形・・・・・・」
「・・・・・・・ああ。お疲れ様」
「いや、他にも商業区を回ったから!」
と、そんな会話をしていると。
「パパ、パパ」
「ん、なんだ?ユイ」
「パパはこの中でだれの胸部が一番好きですか?」
ユイの放った一言で時間が止まった。
正確には時が止まったように感じた、だが。
「ぶっ!?」
「けほっ!?」
そして、俺とラムは同時に噎せた。
口に飲み物が入ってなくて良かった。
「えっ・・・・・・」
「きょ・・・・・胸部?」
「それって・・・・胸のことよね・・・・・・」
「き、キリトこれはまずい気が・・・・・・・」
「お、おいユイ、その話は・・・・・・」
「そ、その話って・・・・・・キ、キリト君?」
「いや、あのな、リーファ・・・・・・・・(ビクッ)」
"なんだいきなり物凄い寒気が・・・・・"
「キリトくん・・・・・・・?」
「れ、レイン・・・・・」
「キリトくん、私がいない間にユイちゃんになに教えていたのかな?」
「ちょ、話を聞いてくれ!これは、クラインがだなって・・・・・どこ、行ったクライン?」
「クラインさんならつい先程慌てて出ていきましたよ」
「あんにゃろ」
「逃げたなクラインさん」
「大体話は・・・・・見えたわ・・・・どうせクラインが男はみんな胸が好き。とかそんな話をしてたんでしょ」
「まったくもってその通りだ、すごいな、リズ」
「さすがです」
「すごく言いそうだもの、しょうがないヤツね・・・・・まったく」
「それで、パパは誰のが一番好きなのでしょう」
「だから、クラインが言った事はデタラメで、別に誰も男だからってそんな・・・・・・」
「いいじゃない、答えてあげなさいよ。ついでにラムも答えたら」
「シノンさん!?」
「なに言ってんだシノン!?」
「誰を選んでも恨んだりしないから」
「恨むとかそういうことじゃなくて・・・・・・ってシノン、俺とラムをからかってるだろ!」
「別に~、そんなことないわよ」
「嘘つけ!」
「パパ、迷っているのでしょうか・・・・・」
「迷ってるんじゃなくて困っているんだよ、ユイ・・・・・」
「どうすればいいんだ・・・・・・」
「わたしはクラインさんやパパたちがなぜ胸部に興味を惹かれるのか・・・・・・そして、どんな胸部が好みなのか理解したいんです!」
「ユ、ユイ・・・・・お前の探求プログラムはどうしてそこにこだわるんだ・・・・・・」
「ユイちゃん、なんか間違っているような・・・・・・」
「んー・・・・・・ママ、ちょっと失礼しますね」
「えっ?」
モミュ!モミュ!
「きゃっ!ちょ、ユイちゃん!?」
ユイがレインに近寄ると両手でレインの胸を揉んだのだ。
「柔らかくて、ぷにぷにです・・・・・!」
「ゆ、ユイちゃんってば・・・・・・て言うかなんで二回揉んだの!?」
「ぷにぷにって・・・・」
「キリトくん、想像しないで!」
「してないしてない!」
「ラムは見ちゃダメ!」
「ちょ、リーザ!」
「次はリーザさんです」
モミュ!
「え?ひゃっ!」
「ママと同じくらいぷにぷになのです・・・・・!」
「ぷにぷに・・・・・・」
「ら、ラムっ!」
「キリトくんは見ちゃダメだからね!」
「ちょ、れ、レイン!」
その時、
"カランコロン♪"
「おっ邪魔しまーす♪」
「オレっちもいるゾ・・・・・・って、ん?なんだこの雰囲気」
「ホントだ。ねぇねぇどうしたの?」
ストレアとアルゴが同時に入ってきた。
「あー、そのー・・・・・」
俺がどう説明したものか口を濁していると、
「次は・・・・・アスナさんです」
「え?ちょ、ユイちゃん!?」
モミュ!
「うわぁ、とっても柔らかです・・・・!」
「ううう・・・・・・・」
「や、柔らかって・・・・・」
「キリトくん!」
「はっ、はいっ!」
「なんで、ユイちゃんがアーちゃんの胸を揉んでるんダ?」
「じ、実は・・・・・・・」
〈事情説明中〉
「なるほどナ」
「ふぅ~ん、なんか楽しそうだね!」
「「何処が(ですか)!?」」
ストレアの言葉に俺とラムは同時に突っ込んだ。
その間にもユイは。
「次は・・・・・リズベットさんです!」
モミュ!
「へ?ひゃううっ!ちょ、ちょっと……ユイちゃんってば」
「なるほどなのです」
「な、なるほどって・・・・・・」
「・・・・・・・(視線ずらし)」
「キリト!ラム!」
「考えてない!考えてないって!」
「俺は見てないんですけど!」
「う~ん、まだ情報が足りません・・・・・」
ユイはそう言うと、今度はシリカの方に走っていった。
「え・・・・・?わわっ!」
モミュ!
「ダ、ダメだよっ!!あははっ!くすぐったい!」
「シリカさんもちゃんと柔らかです」
「ちゃ、ちゃんとってちょっと酷いよっ!」
「次は・・・・・リーファさんです!」
「え?」
「うわぁ、リーファさんはスゴそうです!」
モミュ!モミュ!
「ひゃあっ!」
「思った通り・・・・・・すごい情報量です!」
「なんで私と同じで二回揉んだの!?」
「ふえぇ・・・・」
「なんか楽しくなってきました!」
「ま、マズイ。ユイ、なんか変なスイッチ入ったぞ」
「ちょっと!こんなヘンな遊びしちゃダメでしょ!」
「遊びじゃあないですよ、研究です!」
と、言うとすかさずシノンに近づき。
モミュ!
「ん・・・・・・っ!?」
「シノンさんのも触ってて気持ちいいですね!」
「き、キリト!アンタ保護者でしょ!何とかしなさいよ!」
「次は・・・・・」
「え?ぼ、ボク!?」
ユイは顔をユウキに向けるとまたまた走っていき。
モミュ!
「ひゃん!」
「なかなかの気持ちよさです!」
「なかなかって」
「キリト、助けてよ!」
「え、え~と・・・・・」
「次は・・・・・」
「え!?ちょ、きゃあ!」
モミュ!
「ランさんのも触ってて気持ちいいです!」
「き、キリトさん助けてください!」
「あー、え~と・・・・・・」
「こ、これはヤバそうだな・・・・・・そ、それじゃあオレっちはこれで・・・・・・・」
「次はアルゴさんです!」
帰ろうとそろりそろり出口に向かうアルゴにユイは走っていき、またしても。
モミュ!
「んっ・・・・・」
「アルゴさんもちゃんとあるんですね」
「ゆ、ユイちゃん、それはちょっと酷くないカ!?」
「最後は・・・・・」
「え?まさか私?」
「これは・・・・・・・スゴそうです!」
モミュ!モミュ!
「あんっ!」
「想像以上のスゴさです!」
ユイの暴走は女子全員の胸を触ることによりようやく収まった。
「お騒がせしました、研究のご協力、感謝します」
「あのなぁ・・・・・」
「や、やっと終わった・・・・・」
俺とラムは先程までの光景に疲れていた。
「胸部にもいろいろあるんですね。パパ、わたしはですね、リーファさんかストレアさんがおすすめです!」
「いや、オススメって薦められてもな・・・・・・」
「た、確かに・・・・・・」
「どうですか?いままでのわたしのレポートから誰が一番か、決まりましたか?」
「と、言われてもな・・・・・・・」
「もう、ここまできたら、誰が一番か言っちゃいなさいよ」
「え!?ちょ、リズ!?」
「やっぱりパパは、ママのが一番ですか?」
「まあ、普通はそうなるでしょうね~」
「や、止めてよリズっち!」
「誰ですか誰ですかっ!?」
"ど、どうすればいい。素直にレインと答えるか、いや、だがそうなるとリズとアルゴ辺りから、からかわれるのは目に見えてるし・・・・・・とにかく、うまく誤魔化すしかない・・・・・・"
「お、俺は、ユイのがいいかな」
「え?わたしのですか?」
俺の言葉にまたしても時が止まったようになった。
「えっ?キリトくん、まさか・・・・・・・」
「そ、それは・・・・・・」
「キー坊・・・・・?」
「キリトさん、もしかして・・・・・」
「あ、あれ?」
"うまく誤魔化したつもりだったんだが、何か間違えたか?"
俺が思考していると。
「キリト、それだと別の意味で解釈されかと・・・・・」
「ど、どう言うことだラム?」
「なるほど!やわらかいほうがいいと思ったんですが違うんですね!」
「いや、違うからなユイ。そう言うことじゃなくて」
「それでは、エギルさんのはどうですか!胸板カチンカチンですよ?」
「あ、ああ!そうだな!・・・・・・・・うん!エギルだ!」
「ええっ!」
「キリト・・・・」
「こ、これは・・・・・」
「こ、これも違うのか!?」
「アンタも大変ね・・・・・」
「た、助けてくれ・・・・・・シノン!」
「黙ってレインって言えば良かったのに。全く」
「では、ラムさんはどうですか!」
「え!?ここで俺に来る!?」
「ラムはやっぱリーザでしょ」
「リズさん!」
「・・・・・・・・」
「あ!逃げた!」
「ら、ラム!待ってください!」
逃げたラムを追ってリーザも店から飛び出していった。
そして俺は。
「結局キリトはどうなのよ?」
リズからまだ聞かれていた。
シノンは手助けしてくれないようだ。
「か、勘弁してくれ~!」
「う~ん・・・・胸部は奥が深いです」
「では、答えを発表するよ!今回はアリスお願いね!」
「分かりました。答えはⅠ:クラインです」
「全くクラインのせいで大変な目にあったぜ」
「アハハ、同情するよキリト」
「同じく同情します」
「ありがとう、ユージオ、アリス」
「ユイちゃんがあそこまでするなんて思わなかったよ」
「ああ。ユイの探求プログラムがあそこまでとは・・・・・・」
「もし私がそのクラインとやらに出会ったならば即刻、記憶解放術で消し炭にしてやるのですが」
「アリス、お願いだからここで『金木犀の剣』を出さないで!」
「これは失礼しましたソーナ」
「アハハ・・・」
「ユージオも笑ってないで手伝ってほしかったんですけど」
「ご、ゴメン、ソーナ」
「おっと、時間になってしまいました」
「ホントだね」
「なんかあっという間に時間が過た感じがするよ」
「ええ」
「ユージオとアリスの二人にはたまにこちらにゲストとして登場していただくので安心してください」
「ホント、また呼んでくれるなんてうれしいよ」
「ええ。私もうれしいです」
「二人ともこれから頑張ってください」
「もちろんだよ」
「当然です」
「では、また次回お会いしましょう!」
「ダスヴィダーニャ~!」
「それじゃあまたね!」
「また、お会いしましょう!」
「また、会おう!」
「それではみなさん、Don't miss it.!」