パワプロクンポケット7 ~凡人達の意地~   作:銅英雄

4 / 12
今回もよろしくです。


第3話 花丸高校野球部は個性豊かな集団である

レッドの奴、何をやらせてもすごいな……。俺も負けていられん。

 

「頑張ってるようだな七海君」

 

「東さん……」

 

東優(あずますぐる)。野球部のキャプテンで野球が上手いのはもちろんのこと、勉強もできるし、おまけにイケメンという勝ち組である。

 

この人も天才ではあるが、俺なんかにも気にかけてくれるまじでいい人だ。

 

「みんなはレッドに注目しがちだが、七海君の頑張りにも期待してるからな」

 

そう言って東さんは練習に入っていった。

 

「格好いいよね~東先輩」

 

霧島がどこかからかうような口調で話しかける。

 

「そうだな」

 

「あれ?認めるんだ」

 

実際イケメンだからしょうがない。ファンクラブがあるくらいだしな。

 

「この野球部って悪い意味で個性的だから東先輩がいると安心よね」

 

「まぁそれは否定しない」

 

レッドという個性の塊が野球部に入ったことでさらにそれが増したとも言える。

 

「七海君はその中でも筆頭なんだけどね」

 

「ちょっと待て。俺を湯田とかと一緒にするな」

 

少なくとも湯田、有田、白石、児玉なんかよりは全然マシである自信はあるぞ。

 

「ちぇっ、参るよな~」

 

溜め息を吐きながら勝野先輩が部室に入ってきた。

 

「どうしたんですか?勝野先輩」

 

「いやな、レッドが入ってきてから俺のレギュラーの座が危うくなってきたんだよ」

 

ポジション的に考えてそれはないと思うけどな。勝野先輩は三塁手と一塁手で、レッドは外野手。うちの三塁手は他には児玉くらいだ。

 

守備は児玉に軍配が上がるが、あいつはここぞというときに併殺を打つことが多い。中学のときに同じシニアにいたからわかる。

 

まぁ一応一塁手には鬼塚がいるけど……。鬼塚に関しては女でありながらも堂々と4番を打っているうちのパワーヒッターである。彼女は暴力的ではあるが、9分9厘正当防衛なのでうちの中では比較的まともな人間である。

 

話を戻すと勝野先輩はまだまだうちでレギュラーとしてやっていける……ということだ。

 

「俺、勉強はできないし、女の子にはモテないけど、野球だけは自信があったんだけどなぁ……」

 

勝野先輩はレッドの加入によって自信をなくしているようだ。……なら自信をつけさせればいい。

 

「勝野先輩、レッドがうちに入ったおかげで甲子園も夢じゃありません。そこで活躍すればゆくゆくは先輩も……」

 

「そ、そうかな?甲子園に行けて活躍できたら俺もモテモテかな!なんか自信出てきたぜ!」

 

(チョロい)

 

「よし、練習に行ってくるぜ!」

 

やる気を取り戻した勝野先輩は練習に向かった。

 

「……やっぱり七海君が1番問題あるような気がする」

 

「なんか言ったか霧島」

 

「ううん、なんでもない」

 

(やっぱりこの野球部はダメかも……)

 

 

技術ポイントが上がった。

 

 

 




今回はここまでです。

初登場のキャラを紹介

東優……野球部のキャプテンで文武両道のイケメン。後に某外国人のようになることを彼は知らない。

勝野太一……野球部の先輩。本人曰く勉強はできないし、女の子にもモテないけど、野球には自信があるらしいけどその野球も東よりも劣る。チョロい。後に魔改造されることを彼は知らない。

有田修吾……勉強ができてルックスもそれなり。父親がかなりの有名人。よく携帯をいじって練習をサボりがちだが、実はかなりの努力家。

白石琢巳……ラーメンが大好きで直人の中では『ラーメン大好き白石くん』という渾名で呼ばれている。

児玉憲太郎……『MAJOR』からのパロキャラ。直人がいたシニアのチームメイト。パワーがあり、強肩で守備もそこそこだけど、チャンスでよくゲッツーをとられるため『ゲッツーロボ』という渾名で呼ばれるようになった。もちろんこの作品でもよくゲッツーを打つ。

鬼塚一愛……『SKETDANCE』からのパロキャラ。大坂出身で関西弁を喋る野球部の突っ込み役。よく湯田をなぐっているが、ほぼ正当防衛。パワーには自信があり、中学では4番を打っていた。それに加えて足も速く、肩も強い。


チームメイトの能力

東優

右投右打

ポジション

外野手

弾道2

ミート D52

パワー B73

走 力 B72

肩 力 B70

守備力 D55

捕 球 D55


野手特殊能力

ハイボールヒッター


有田修吾

右打右打

ポジション

セカンド(外野手)

弾道2

ミート E41

パワー E46

走 力 B72

肩 力 D50

守備力 D51

捕 球 E40

野手特殊能力

盗塁○

白石琢巳

右投両打

ポジション

ショート(セカンド)

弾道2

ミート D58

パワー F31

走 力 D50

肩 力 D51

守備力 D55

捕 球 C65


野手特殊能力

ローボールヒッター

児玉憲太郎

右投左打

ポジション

サード(ファースト、外野手)

弾道3

ミート D55

パワー B72

走 力 D52

肩 力 B76

守備力 C65

捕 球 D50

野手特殊能力

パワーヒッター 併殺 チャンス△

鬼塚一愛

右投右打

ポジション

ファースト(外野手)

弾道4

ミート E40

パワー B79

走 力 C66

肩 力 B70

守備力 E40

捕 球 F25

野手特殊能力

パワーヒッター 強振多用 三振 サブポジ○



勝野先輩は原作(ゲーム)通りの事情のため能力は乗せません。有田、白石、児玉、鬼塚は今回名前のみの登場です。ちゃんと出す機会はあります。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。