パワプロクンポケット7 ~凡人達の意地~   作:銅英雄

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今回もよろしくです。


第7話 高校生活最初の秋季大会は敗北で幕を閉じそして……

ブルーが野球部に入って2週間が経った。

 

今日は秋季大会の1回戦である。

 

「東キャプテンが怪我をしてどうなることかと思ったでやんすが、ブルーが入ってくれたおかげで大会も勝てそうでやんす!」

 

「ああ、そうだな……」

 

(俺はベンチか……。まぁ実力的にはしょうがない。これが雪穂だったら即スタメンだっただろうな。それに俺達1年で試合に出ているのはヒーローを除けば鬼塚だけだ。しかもレッドとブルーがいるなかでもきっちりと4番を打っているあたりアイツの運動神経やセンスを監督がかっているからだろう。俺も次の大会にはレギュラーに入りたいものだ)

 

 

 

~そして~

 

「レッドとブルーのおかげで1点リードでやんす!」

 

「まぁ鬼塚も2打点あげてたけどな」

 

現在5対4でうちが1点リードで9回裏のツーアウト、相手チームの攻撃でランナーが2塁にいる。

 

「あと1人でうちの勝ちでやんす!!」

 

「」カーン

 

「あっ、最後のバッターが打ち上げたでやんす!」

 

「平凡なサードフライ……なんとか勝ったみたいだな」

 

このとき俺達花丸高校野球部と相手チームも俺達の勝ちを確信していた。

 

「オーライ、オーラ……」ポロッ

 

サードの勝野先輩がやらかすまでは……。

 

「ああっ!勝野先輩が落としたでやんす!」

 

おいおい……これ、ヤバいんじゃないか……?

 

「うわぁっ!ボール、ボールはどこだ!?」

 

「勝野先輩、後ろ、後ろです!」

 

「えっ?」ガツッ

 

「ああっ!とんでもない方向に蹴っちゃったでやんす!」

 

勝野先輩はボールを外野の方へと蹴ってしまい、その間に2塁ランナーはホームへ帰り、同点となってしまった。

 

 

~そして~

 

『…………』

 

「うう……みんな、すまん……」

 

あれから流れが相手チームへと傾いてしまい、チームはサヨナラ負けで俺達の秋季大会は幕を閉じた。

 

「折角……」

 

「おい、ブルー止せ!……負けたのは仕方がない。今はこの反省を次に活かすべきだ」

 

まぁ負けの原因は勝野先輩だけではない。サヨナラ負けの原因こそあれにあるが、他にもチャンス場面で代打として出た児玉がゲッツーを打ったり、先発の投手が四死球を多目に出してしまったりと敗因は挙げればキリがない。……代打ですら出ていない俺が言うのもあれなのでこれは心の中で留めておくが。

 

なんにせよ次の試合は俺も起用されるよう練習漬けだ!

 

 

~翌日~

 

今日も部活なのだが……。

 

「勝野先輩がいないな……。やっぱりあのエラーを気にしているのか?」

 

「学校にも来ていないみたいなんだ」

 

「東さん……怪我は大丈夫なんですか?」

 

「まだ無理はできないが、キャッチボールくらいならOKだと医者も言っていたよ。それよりも……勝野君のことだ。部の仲間であり、クラスメイトだから余計に心配だな……」

 

確か東さんは勝野先輩と同じクラスだったな……。

 

「おおい、みんな集まれ」

 

監督が俺達を呼ぶ。

 

「勝野のことだが……昨晩から家に帰ってないらしい。何か事情を知っているものがいれば是非話してほしい」

 

家に帰ってない……?それってかなりヤバいんじゃないのか?

 

「それといいニュースもある。野球部に新しい仲間が増えたぞ。自己紹介頼む」

 

「俺の名前はイエローだ!みんな、よろしくな!」

 

3人目……マジかよ。

 

「見るからにパワー系のヒーローやな。これはアタシもうかうかしとると4番をとられそうや……!」

 

現在うちの4番を打っている鬼塚がそう言う。

 

それにしてもブルーの時といい、今回といい……いくらなんでもヒーローの加入タイミングが良すぎる。そのうち野球部はヒーロー達に乗っ取られるんじゃないか?

 

 

 

 

 

 




今回はここまでです。

初登場のキャラを紹介

イエロー……突如花丸高校に現れたヒーロー。肉体労働担当。昔の戦隊ヒーローであったように大食いで好きなものはカレー。


チームメイトの能力

イエロー

右投右打

ポジション

サード

弾道4

ミート F35

パワー S95

走 力 E40

肩 力 A86

守備力 C64

捕 球 E45


野手特殊能力

人気者 強振多用 パワーヒッター 積極打法 体当たり


次回もよろしくお願いします!
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