飽きたとかじゃなくて方向性すら決めてない無駄撃ち定期
ポケモントレーナーを志した日から歩み続けた者ならば、いつの日か八個、もしくはそれ以上のバッジを手に入れる日が来るだろう。
そして、幼き日に見た輝きを胸に抱いてトレーナーとして生きることを決めたのならば、その先を目指すことになるだろう。
その結果としてポケモンリーグの頂点、ポケモンリーグチャンピオンを夢見るのだろう。
長く険しく、どこまでも残酷なその絶対的な頂点に立てる淡き夢を抱いて。
沢山のポケモンと出会い、ジムバッジを集め、ポケモンリーグへと挑む。人の夢とはなんと儚いのだろうか。そのまま夢を抱き、ポケモンリーグへと挑み、そして破れる日が来る。同じリーグ挑戦者か、四天王か、チャンピオンか。程度の違いでしかない。結果である敗北の泥の味は、極僅かな『本物』を除いて、誰にでも約束されている。
ひたむきに歩き続けた者にほど、無残な未来が待っている。肥大した自信と託された思いが、振り向くことを、戻ることを許さなくなるまで負け続けることが約束されている。
チャンピオンやジムリーダーへと至ることができる者は、大多数のトレーナーの中でもほんの一握りの『天才』でしかない。地方ごとに栄光の舞台に立てる人数は約束されている。チャンピオンを唯一の頂点として、ポケモンリーグ四天王と呼ばれる四人、ジムリーダーが八人と続きそして……。
各地方に溢れかえった夢見がちなトレーナーを賄うには絶対数が足りていない。
尊敬と嫉妬、称賛と憎悪を得るその道程は、困難と表現するにはきっと言葉が足りていない。
受け入れる器の無い嫉妬と憎悪の行き先が、何処にもなかった。
多数の、バッジを集めることを終えたトレーナーは何をしているのか。敗北者であるトレーナーたちは何をするのか。中途半端な才能を持った者の末路とは。
他の生業を持っていたり、ジムトレーナーとなって修行する者もいる。他の地方を練り歩いて新たな発見を求める者もいる。ポケモンとの交流を繰り返し、才能を見極めようとする者もいる。
だが、それすらも全体から見ればごく一部でしかない。
他の地方を練り歩き、多くのポケモンを育て、トレーナーと戦い続け、その先に敗北があるような、終わったトレーナーはどうすればいい。
先も無く、後も無く、立ち尽くすことすらも終えてしまった者はどうしたらいい。
目指す場所もなく、やることもなくなった者たちは何をしたらいい。
行き詰った中途半端な才能の者たちは何処へ行けばいいのか、何処で朽ち果てればいいのか。
その疑問の答えは至って単純で明快で、残忍だった。
何処にも行けなくなった厄介な
墜ちた鳥に与えた塒、その正体は墓場だった。
終わりを迎えたトレーナーたちだけの決闘場。
限界が見えた技量、伸びることなき才能、行き詰った努力、発見に動かぬ腐った精神、肥大した矜持。
終わってしまったトレーナーたちが、さび付いたように鈍く動き続ける愚者の祭典だった。
ただのポケモンバトルではない。二か月にわたって戦い続け、奪い合う、過酷な競技。
厳格に決められた息苦しい創造性なき規則に締め付けられた、数値化された
勝つたびに自分より弱いトレーナーがいたことを喜び、負けるたびにポケモンが悪いと憎む、根源的な決闘だ。
黒い泥を煮詰めたような戦いだ。
全ての敗北者たちの心が折れるまで、終わらない。
レーティングバトルと呼ばれる、見えない墓標。
才無き夢追い人に残された、最後の楽園。
負け犬たちの夢の跡。
読みたいなら読みたいって言え!(どん!!!)
いや導入しかなくて方向性が全然決まってなさ過ぎてやべーんですけどね。
方向性ならダークポケモンサイド程度なら決まってますけど。
・プライドの高い負け犬なやーつ
・意地張って心身をすり減らしながら進もうとする意地っ張りなやーつ
・折れたやーつ
・認めないやーつ
・終わりすぎたやーつ
こいつらが互いに食い合って死んでいく群像劇でもいい気がしてきました。
キャラシート考えるのめんどくさいし過去作のオリ主拾って使えばリサイクルになりますね。
折れたやーつは虹鱒の人で終わりすぎたやーつはリリカループの民にしたい。