転生したら厄介事が付きもの 〜お約束に手を出すとロクな事にはなりません〜   作:ち~やん

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どうも~ち~やんです。昨日は投稿忘れてました。これは昨日の分です。






誤字脱字や不自然な表現の指摘は感想欄にてお願いします。


第9話 直ちに医師の診察を受けてください。そんなお話。

 

―――〈称号【歩く災害】を入手しました。〉

―――〈称号【災いの元】を入手しました。〉

―――〈称号【暴走者】を入手しました。〉

―――〈称号【人殺し】を入手しました。〉

―――〈称号【炎帝】を入手しました。〉

―――〈炎帝魔法【原初の炎(マントル)】を入手しました。〉

―――〈スキル【第一魔法(イニシエートマジック)】が【第一魔法Lv8(イニシエートマジック)】に進化しました。〉

―――〈スキル【魔力制御】を入手しました。〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――〈固有名:利上 優(りがみすぐる)利上 優 Lv2(りがみすぐる)に進化しました。〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「わー。やっちまったー。」

 

 僕は今、砂漠のど真ん中から、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 黒い中にもところどころ輝きが見えるのは、溶けた地面がガラス化したからだろう。そしてクレーターの外側までそれは続き、砂漠には爆風の跡も見られる。......これは一体何なのか。言わずもがな、僕の仕業だ。

 

 

「しかも残りMPが5って......。」

 

 目が覚めた後、体のあちこちが激しく痛むので慌ててステータスを確認した。すると、600もあったMPが5になっていた。もしMPが0になっていたらどうなっていたか―――。知識がないせいでわからないが、良いことにはなっていないはずだった。というか絶対悪いことになっている。と、いうことで。困ったときのヘルプさんだ。

 

 

【MP】

[その個体の魔力量を数値化したもの。実際の魔力量と若干の誤差がある。最低値は0で、最大値は不明。理論上は、人間の体では10000程度が限界。なお魔力量が0になると頭痛や吐き気、高熱、めまいなどの症状が出る。(もしこれらの症状が出た場合は、直ちに医師の診察を受けてください。)]

 

 

「......なんでやねん。」

 

 相変わらずボケた説明だが、あの幼女のことだから気にしない。しかもボケているわりには要点はわかりやすい。要するにMPが0になると色々やばいということか。

 

 一応、他にも気になることを聞いておく。

 

 

「えっと......魔法の......使い方、と。」

 

 そう、魔法の詳しい使い方だ。僕は今クレーターのそばに立っているわけだが、何故こうなったのかわからない。ただロウソクのような小さい火を作ろうとしただけなのに、クレーターができた。

 

 

[〜以上のことから、魔法の行使には詠唱、イメージ、そして魔力の制御が必要だということがわかる。仮に詠唱がないと魔法の威力は著しく落ち、最悪の場合は発動しない。また、イメージや魔力制御ができていないと魔法の術式が乱れ、魔法が不安定になる。こちらは最悪の場合魔法が暴走してすぐに魔力切れを起こすので、魔法使いになる者は、まずはじめに魔力制御の訓練をするのが基本。]

 

 

 ......長かった。が、こんなことになった理由はわかった。どうやら僕は魔力の制御ができていなかったらしい。【魔術師(イマジナリー)】の職業補正でMPが600ほど増えているので、それがなければ危なかったかもしれない。

 

 

「......とりあえず、歩くか。」

 

 歩く。まだ饅頭は残っているので、食糧には困らない。蒸発したはずのハイエナは何故かインベントリに入っていたが、流石に食べる気にはならない。と、そんなことを考えていると。

 

 

「ん?なんだろう、これ。」

 

 焦げた箱のようなものが置いてあった。いや、近くに焦げた馬の死体がある。      ......そう、これは馬車だった。

 

 

「なかなかグロいな......。ていうか馬車とか流石ファンタジー。そもそもここまで爆風来るとか魔法怖い。」

 

 ここは爆心地から5km以上は離れている。

 

 

(でも、馬車か......。)

 

 この馬車に人が乗っていたとしたら。馬が死んでいるのを見ても、ただでは済まなかったことがわかる。......そう考えると、寒気がした。もし、人が死んでいたとしたら......。僕は人殺しということになる。

 

 

 「いや、まだ決まったわけじゃないし。」

 

 暗い考え方はしないことにした。......だけど、今後は周囲の被害も考えることにしよう。やっぱり魔法怖い。

 

 

 「ところで......。今のところ、人間の痕跡はこれだけか。」

 

 第一異世界人を発見するのは、もう少し後のことになりそうだった。

 

 

 




次回も主人公編です。
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