遠くに在る者(僕のヒーローアカデミア)   作:靏井 万和

4 / 8
( 'ω'o[4話だよん]o


〜4〜

 

 

 

 

雄英についてから約20分......

 

せっかく着席1時間前に着いたというのに

 

空は迷子になっていた。

 

 

 

 

 

 

(ここどこよー。くそぉ......広すぎでしょ......

流石雄英高校とでも言うべきか......

ん〜〜本当はダメだけど......遅くなっちゃうよりかはマシかな......)

 

 

 

 

 

痺れを切らし個性を使って教室を探す

 

 

 

 

 

(1-Aは......おっ?やっとみっけ!!

どこか近くに目立たないところないかなーー)

 

 

 

急に教室の前に出ても驚かれるだろうし、

 

教師に見つかって怒られたくなかった空は

 

階段の踊り場で個性を解除しようとする

 

 

 

 

(ここならまぁ大丈夫か。)

 

 

 

 

 

あと少しで解除が終わるところで誰かとぶつかった

 

 

 

 

 

「『わぁぁ!!?』」

 

「いってぇ......」

 

『ったーー......ご、ごめんなさい!』

 

「いや、こっちこそすまね......あ!!!」

 

『ん?っ!?あ!あのときのアホ面金髪くん!!』

 

「なんだその呼び方ww」

 

『えっwwだってwうぇ〜ぃってwなってたwwwww』

 

「うるせぇ!!使いすぎんと脳がショートすんだよ!!」

 

『あほ面wwwwwwwwwwww』

 

「お前ちょっと笑いすぎな!?」

 

 

 

 

 

ぶつかった相手は

 

試験の時、空が助けた男の子だった

 

 

 

 

『はーーwごめんごめんw、金髪くん何組?』

 

「上鳴電気な、1-Aだよ、お前は?」

 

『流々水空、偶然!私もA組!!』

 

「まぁ1/2だもんなwこれからよろしくなルル!」

 

『るる?』

 

「流々水だろ?だからルル!短くていい感じだろ?」

 

『あだ名付けられたの初かもwうん!よろしくね』

 

「あ、そーだ!!あっぶねぇー持ってきておいてよかったァ」

 

『??』

 

「これ」

 

 

 

 

そう言って差し出されたのは

 

あのとき洗うからと奪われたハンカチだった

 

 

 

『あぁ!ご丁寧にどうもー』

 

「いやぁーあん時はマジあんがとな」

 

『こちらこそ、私が起きるまで待っててくれてありがとう』

 

 

 

お互いに頭を下げ合う

 

 

 

「それにしてもちぃーせぇーなぁー?」

 

『うっ......でも、小回りきいて結構楽だよ』

 

「へーおれぁでかくなりてぇ!」

 

『充分でしょ』

 

「いや!!いつかは2メートル越え!!!」

 

『なにそれww無謀ww』

 

 

 

 

 

 

久しぶりの再会にお互いにテンションがあがる

 

話で盛り上がっていると教室の前についた

 

 

 

 

 

「うぉ〜〜⤴︎ ⤴︎ドアでけぇ〜⤴︎ ⤴︎」

 

『バリアフリーだね』

 

 

 

 

そしてドアをあけようとすると

 

一緒に手をかけてしまった

 

 

 

 

『レディファースト?だよね?』

 

「いやいやいやー先に手かけたの俺だしぃ」

 

 

 

『......』

 

「......」

 

 

 

「『最初はグー!じゃんけんっポイ!!』」

 

 

 

 

 

 

 

『おさきぃー♡』

 

 

 

「くそぉ!!」

 

 

 

 

 

 

どっちが先に入るかというくだらないじゃんけんに勝った空は

 

教室のドアに手をかけ一呼吸置いてからあける

 

 

 

 

と、そこで一瞬クラスにいた人全員と目が合い

 

その中のピンク色の女の子が飛びついてきた

 

 

 

 

「女の子ー!!」

 

『え!?うぉぁ!!?きゃっ!』

 

 

 

あまりの勢いに後に倒れる

 

 

 

「ちいさぁ〜い!かわいい〜!!」

 

『え、えっとぉ』

 

「三奈ちゃん初対面の人にそれはびっくりされちゃうわ」

 

「梅雨ちゃんみて!女の子きた!!」

 

「聞いてないわね」

 

 

 

 

突然のことにわたわたしていると

 

急に体が勝手に起き上がった

 

 

 

『うぉぁ!!?』

 

「大丈夫ー?頭打ってない??」

 

『え、あれ、どこから......』

 

「あははっすぐ後ろにいるよ〜w

私の個性は透明化なんだぁ〜」

 

『なるほどー、あ、ありがとう。起してくれて』

 

「どういたしましてー!私、葉隠透」

 

「あっ!ずるーい!!はいはーい!私は芦戸三奈!!」

 

「蛙吹梅雨よ、つゆちゃんと呼んで」

 

『え、えーっとーー、葉隠れちゃん、芦戸ちゃんに梅雨ちゃん?でいいのかな??』

 

「うん!!あなたは??」

 

『あ、私は、る((』

 

「こいつはルル!俺ぁ上鳴電気っつーんだ!ヨロシク!」

 

 

 

空が名乗ろうとすると後ろから上鳴くんがはいってきた

 

 

 

「お!上鳴ね、ノリよさそー!よろしくぅ〜」

 

「るるってかわいいお名前ね」

 

「フルネームは何ていうの??」

 

『上鳴くん勝手に進めないでよー』

 

「わりぃわりぃ、俺先入ってるな」

 

『もー、私は流々水空』

 

「なるほどね、流々水だからるるちゃん......

とってもかわいいわ。私もるるちゃんと呼んでいいかしら?」

 

「あ!私も私もー!!」

 

『うん!もちろんだよ!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

早速3人の友達ができ満足気な空ちゃんは

 

その後3人に誘導され

 

自席へつきました。

 

 

 

 

 

 

 

------------------------------------------------------------------------------------

 

 

 

「ルル今日2回もコケたなw」

 

『っるさい!!』

 

「いって!」

 

 

 

 





うわっ会話多っ

はてさてこれは小説と呼べるのか......


でも、会話ばかりが浮かんで来るんですよね(´-`).。oO(








あ、空ちゃんの個性について補足

空ちゃんは教室探すのに気化してました。

無色透明で尚且つ本人匂いに凄く気を使っていて

基本無臭なので普通の人々では気づかれることは無いです。


あと、個性発動も解除も約2秒かかります。

調子がいい時悪い時で多少前後します。



新しいことする度に補足書いていきます(〃・д・) -д-))ペコリン

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。