受験生がんばれ٩(ˊᗜˋ*)و
午後の授業開始の予鈴が鳴る。
既に生徒達は席にしっかりと着いていた。
緊張で全く動いていない者
好奇心で目を光らせている者
期待で落ち着きのない者
それらとは反対に落ち着いている者
各々反応は異なるものの考えていることは全員が同じだろう
何のためにこの学校を選んだかなんて
きまってる。
キーンコーンカーンコーン
「わぁーたぁーしぃーがぁーー!!!」
「「「『っ!!!!』」」」
「普通にドアからきた!!!」
「「「『オールマイトォォ!!!』」」」
午後の授業開始のチャイムと共に
教室のドアからオールマイトが入ってくる
「オールマイトだ!!すげぇや、ホントに先生やってるんだな!」
「銀時代のコスチュームだ!!」
「画風が違いすぎて鳥肌が......」
教室内がザワザワするなか
オールマイトは教団の前に立ち
生徒の顔を確認するかのように見渡す
(オールマイトォォ♡今まで画面の中でしか見たことなかったけど
やっぱりそこにいるだけで他とは違うなぁ!!
やばいよぉ!!かっこいぃ!!)
憧れがすぐそこにいることに興奮し
空は自然と足をパタパタさせる。
「ヒーロー基礎学!
ヒーローの素地を作る為、様々な訓練を行う科目だ!!
そして!!早速だが今日はこれ!!
戦闘訓練!!!」
「「「『戦闘......訓練!?!!』」」」
生徒の目を大きくする
「そしてそいつに伴って......こちら!」
オールマイトがそう言うと
ガコッと音をさせた壁から
一つ一つ数字の書かれたケースがでてきた
「入学前に送ってもらった個性届と要望にそってあつらえた
戦闘服!!!!」
「「「『おおおぉ!!!!』」」」
ヒーローを目指すものならこれも欠かせないものだろう
ヒーローコスチューム
入学前に''個性届け''と''身体情報''を提出すると
学校専属のサポート会社がコスチュームを用意してくれる
その後それぞれ自分の名簿番号と
同じ数字が書いてあるケースを持ち更衣室へ向かった。
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「るるー?着れたー?もうみんないっちゃってるよー?」
『 響香ちゃん、チャックが上手くしまらない((泣』
「初日からなにやってんの、かしてみ」
更衣室は既に耳郎と空だけになっていた。
空の不器用さに微笑する耳郎にチャックをしめてもらい
空たちも演習場へ向かう。
『ねね、戦闘訓練ってどんなことするのかな?』
「さぁー?戦闘だし、また入試みたいにロボットが相手かもしれない」
『仮装敵かー』
「まぁ、今からやるんだし、行けばわかるでしょ」
『そだね、あ!みんないた!!』
走って移動し1分もたたず演習場に着いた。
「おーい!耳郎ー!るるー!遅いぞー!!」
空たちに1番に気づいた芦戸がおおきく手をふる
『ごめんなさい、私が着るの遅くて』
空と耳郎が合流したのを確認したオールマイトが1歩前に出る
「さぁ、全員揃ったところで始めようか!
有精卵共!!戦闘訓練のお時間だ!!!」
短いなぁ( ˘ω˘ ) .。oO(
次は長めで書こう