Aクラスへの宣戦布告。
Fクラスにとって現実味の乏しい提案にしか思えなっかた。
「勝てるわけがない」誰かが言った。
そりゃそうだ、いくら俺と姫路がいたって話にならん。いくら俺でも2人に囲まれたら負ける。他の連中にいたっては4~5人でも勝てるかわからない。
「そんなことはない。必ず勝てる。いや、勝たせて見せる」
「雄二、何の根拠があっていってるんだ?」 俺が言ったらみんながこちらを向いた。
「根拠ならあるさ。このクラスには勝つことができる要素がそろってる」
みんなの頭には?マークが浮かんでいると思う。
「それを今から説明してやる!」雄二は不適な笑みを浮かべている。
「おい、康太。畳に顔をつけて姫路のスカートを覗いてないでこっちに来い」
「・・・{ブンブン}」 畳のあとを手で隠しながら否定のポーズをとる。
「土屋康太。こいつがあの有名な寡黙なる性識者だ」 「・・・・・・{ブンブン}」
「えっ、こいつがあのムッツリーニなのか!?」 「未だに証拠を隠そうとしてるぞ」 「ムッツリに恥じない行動だ」姫路はムッツリーニの名をしらないようだ。
「姫路の事は説明する必要もないだろう。みんなだってその力をよく理解しているはずだ。」
「ええっ、私ですか!?」
「ああ、ウチの主戦力だ。期待している」
「ああ、姫路さんがいるならAクラスにも引けをとらないな!」
「木下秀吉もいる」 「おお・・・・・・。 確か木下優子の・・・」
「翔だっている」 俺の名前が呼ばれた。 俺は面倒だというの証明しようかな・・・
「誰だそいつ?」 「さあ、誰だろう」 俺のことについて話し始めた。
「本人がいる前でよくいえるもんだ」 そう言いながら雄二が立っている教壇に上がった。
「お前が翔ってやつか?」 須川が聞いてくる。
「お前・・・彼女とかいるか?」こいつは何を言ってるんだ? よくわからないが一応答えておこう「いや、いないが・・・」 「良かったなあ、異端審問会入会だ」 「は、はあ」
「話が逸れたな、翔の最高順位は5位だ。平均は10位前後だ」
「おお、すげぇ」みんなの声が上がる。「じゃあ何故ここにいるんだ?」当然の質問をされた。鉄人も朝、このことを言ってたんだろう。
「Aクラスは、堅苦しいからなぁ」 明久たちはこのことを知っている。
「そうかぁ、すごくもったいないなぁ」 当たり前だ。同じ学費なんだから当然Aクラスのほうがいいに決まってるがAクラスはつまらんしどっちもどっちだ。
「クラスのみんなに言いたいことがある! 俺、召喚戦争をしないからよろしくね!!!」
「えええぇぇ!!!」一斉に叫ぶ 「だって面倒じゃん。挑まれたらするけど・・・補修だるいし、みんな頑張ってね」 みんなが不満そうな顔をする。
「みんな大丈夫だ!翔には俺の周りにいてもらう!ディフェンス担当だ。」
雄二がみんなの不満を取り覗くようなフォローをする。
「じゃあ安心だな」 「攻めの姫路に守りの斉藤か!」
「そういうことなんで他のみんなには攻撃に行ってもらいたい。」 雄二は俺が参加しないことへのプレッシャーをかけている。
「とにかくだ。俺達の力の証明として、まずはDクラスを征服してみようと思う」 Dクラスぐらいなら俺がいなくてもいけるだろう。
「皆、この境遇には不満だろう?」 『当然だ!!』 「ならば全員筆を執れ!出陣の準備だ!」
『おおーーッ!!』 「俺達に必要なのは卓袱台ではない!Aクラスのシステムデスクだ!」
『うおおオーーッ!!』よくそんなにやる気がでるもんだ!頑張るのは俺と姫路なのに・・・
「明久にはDクラスへの宣戦布告の使者になってもらう。無事大役を果たせ!」雄二が明久に言うどうせ殴られてくることを望んでいるだろう。
「下位勢力の宣戦布告の使者ってたいてい酷い目に遭うよね?」明久にもそれぐらいの知識はあるようだ。
「大丈夫だ。やつらがお前に危害を加えることはない。騙されたと思って行ってみろ」
「本当に?」 騙されている・・・
「もちろんだ。俺を誰だと思っている」何故そこまで自信があるのか?
「大丈夫、俺を信じろ。俺は友人を騙したりしない」明久は友人じゃないのか?
「わかったよ。それなら使者は僕がやるよ」
「ああ、頼んだぞ」 あれ?去年も同じクラスだったような気がするがさすが馬鹿だ。
歓声と拍手に明久は送り出された・・・