目を覚ましたら、明久が宣戦布告しているということを雄二から聞いた。しばらくし」明久が帰ってきた。
「・・・言い訳を聞こうか」
千切れかけた袖を押さえながら言った。
「予想通りだ」
「くきぃー!殺す!殺し切るーっ!」
「落ち着け」
「ぐふぁっ!」
「先に帰ってるぞ。明日も午前中はテストなんだから、あんまり寝てるんじゃないぞ」
「じゃーな明久お前が食った方がよかったな」
今日はテストに昼食と大変な一日だった。
「午後はBクラスとの試召戦争に突入する予定だが、やる気は充分か?」
昼食が終わった後言っていた。てか、いつBクラスとの試召戦争なんて決まったのか?
『おおーっ!』
「今回の戦闘は敵を教室に押し込むことが重要になる。その為、開戦直後の渡り廊下戦は絶対負けるわけにはいかない」
『おおーっ!』
「そこで、前線部隊は姫路瑞希に指揮を取ってもらう。野郎共、きっちり死んで来い!」
『うおおーっ!』
一斉に声を上げる。
「今日はいいが、明日は翔には2階にいてもらう。だから、防御に5人ついてもらう!」
『うおおーっ!』
キーンコーンカーンコーン
「よし、行ってこい!目指すはシステムデスクだ!」
俺らは勢いが重要なので、一斉に出て行った。
「何で明日は2階なんだ?」
雄二に聞いてみる。
「Bクラスのことだ。明日本格的に攻めてくるだろう」
「よくわかるな、悪知恵か?」
10分ぐらいして雄二はBクラスに呼ばれて行った。それに俺もついていった。
内容は協定を組もうというものだった。帰ってくると文具が壊されていた。
「おもしれぇ」
と言ったのと同じぐらいに明久たちが帰ってきた。
「・・・・・うわこりゃ酷い」
「まさかこうくるとはのう」
「この野郎ぉぉぉぉぉ!!!!」
俺は怒りを声に込めてはなった。
「落ち着け翔文具ならいくらでもやるから」
「俺が怒っているのそのことじゃない!これを見ろ!」
破れた秀吉の写真を見せた。
「これは・・・僕が持ってない写真だ・・・」
「これはなんじゃ?」
秀吉が覗き込む
「雄二今度は俺が前線に出る!2階のことはすまん」
秀吉の声の無視して言う。
「それは、ともかく協定を結びたいとという申し出があってな。調印の為に教室を空にしていた」
「協定じゃと?」
「ああ。4時までに決着が着かなかった戦況をそのままにして続きは明日午前9時に持ち越し。その間は試召戦争に関わる一切の行為を禁止する。ってな」
「それを、了承したんだ」
落ち着いた俺は言った。
「でも、体力勝負に持ち込んだ方がウチとしては有利じゃないの?」
「姫路以外はな」
「あいつ等を教室に押し込んだら今日の戦闘は終了になるだろう。そうすると、作戦の本番は明日ということになる」
「明久。とりあえずワシらは前線に戻るぞい。向こうでも何かされているかもしれん」
そう言った明久と送り出した。