無冠の英雄 隻腕の長門   作:◯のような赤子

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温泉回です
こんなタイトルですが長門は転生者ではありません
(意味は読んでいただければ分かります)

そしてすまない、うん、また一話数を間違えたんだ
(という訳でエピローグは全部で4話です。ホントにすみません(泣)

あと諸君!_____これが神乳だっ!!

アンケートの結果、Bとなりました!
参加してくださった皆様
本当にありがとうございました!!

そして評価をくださった方々もありがとうございます!!




エピローグ_参  彼女が「長門」になった理由

「あ゛あ゛ぁ疲れた~」カポン

 

「お風呂が身体にしみるわ~」カポン

 

 

演習を終え、大浴場に空母組がくつろいでいる。

今回は身体以上に精神的に疲れたのか、皆ヘニャリとなって満喫している。

 

 

「流石に今回は疲れました」

 

「えぇ、あれが鳳翔さんの「震電改」幻の機体を見れたのは僥倖でしたね」

 

「加賀さんも赤城さんも見たことなかったの?」

 

「一度だけ、確か最後に使われたのは「大海戦」以来でしたね」

 

「あぁ、そういえばお二人は「大海戦」も参加していたんでしたっけ?私達はまだ建造されていませんでした」

 

「龍驤さんも「大海戦」を生き抜いた一人ですよ?ねぇ、龍驤さん?」

 

「あぁ~?なんかゆうたか~」ヘニャ

 

「やっぱり経験者は違うわねー。こっちなんかすぐ撃墜されたのにねばってたし」

 

「そうだね~、私も飛龍もやられて見てたけど。特に龍驤さんの動きがヤバかった」

 

「流石は第3艦隊旗艦ってやつだったね」

 

「そりゃまだまだアンタらには負けへんよ、ウチかてプライドっちゅうもんがあるし」

 

「ねぇねぇ!「大海戦」の時の長門さんって、どんな感じだった?」

 

「なんや瑞鶴、映像資料見てへんのか?」

 

「何回も見たわよ、そうじゃ無くて雰囲気とかの話!昔結構ヤバかったんでしょ?」

 

「・・・そうね、少なくとも私や赤城さんはあの人が笑うところを見たことがなかったわ」

 

「そうですね、かつてのあの人は「戦神長門」として敵味方から恐れられていましたから」

 

「せっ、戦神」ゴクリ

 

「今の長門さんからは想像もつきませんねぇ。しかも笑わなかったなんて」

 

「ずっと眉間にシワがよっててなぁ、腕もごっつ太かったし腹筋バッキバキやったもん」

 

「そうですね、20inch砲をくらってケロっとしているくらいには凄かったです」

 

「にっ20inch!?なにそれ、もう艦娘じゃないじゃん・・・」

 

「いつからあぁいう雰囲気になったんですか?」

 

「それは・・・」

 

翔鶴の一言で大浴場が静かになる

 

 

「えっと、私聞いちゃいけないこと聞きました?」

 

「いや、別に悪いことではないけどやなぁ。スマン、それはウチ等の口から言えへん」

 

喋りづらい雰囲気の中、ガララっと浴場の戸が開き、誰かが入ってくる

 

「ん?そうか、この時間は空母組だったな」

 

「なっ、長門さん!?」

 

渦中の人、長門その人である。ザァーと身体を軽く流し、湯につかる

 

「__っん、ふぅ。一汗かいた後は気持ちいいな。何の話をしてたんだ?」

 

「アンタの話や。昔ごっつ怖かったやろ?んでもって翔鶴が何時から今みたいな感じになったか知りたいんやと」

 

「そういうことか。なんだお前達?話してあげればいいのに」

 

「えっと、よろしいのですか?」

 

「あぁ、構わんよ」

 

「じゃあさじゃあさ!長門さん本人が話してよ!」

 

「瑞鶴」

 

「えぇーいいじゃん加賀さん。ね!長門さん!」

 

そう言われ、無意識にキセルを探す

 

 

「風呂場で吸うワケにいかんと置いてきたなそういえば、なにか欲しいが・・・」

 

「では長門さん、こういうのはどうでしょう」ササッ

 

「む、赤城いかん!いかんなぁこういうのは。風呂場で酒を持ってくるやつがいるとは、飲まねばもったいないから仕方ない。うむ!仕方ないのだ!」トクトク

 

「皆さんもどうですか?どうせ明日は舞鶴も帰るだけですし」

 

そう言いながらお猪口を人数分どこからか取り出し次々と共犯者を作りだす赤城

 

「まぁええか。どうせウチ等が最後やし」トクトク

 

「そうですね、たまにはいいでしょう」トクトク

 

「みんな男前だねぇ」トクトク

 

「そういう蒼龍もね」トクトク

 

「なっ何だかいけないことをしてるような」トクトク

 

「まあそういわずに、ねぇ!折角だから乾杯しようよ!」

 

「そうですね、では長門さん。お願いします」

 

「では、____英霊達に」

 

 

 

ゴクっと一息で飲めば身体が一気にポカポカしてくる

 

 

「さて、私の話だったな。簡単なことさ、腕と艤装を無くした時以来だな。私がこうなったのは」

 

そう言いながらクイっとあおる長門

 

「そう、そこなんだけどさ。腕は分かるとして何で艤装が無くなったの?あり得ないでしょ?」

 

 

いくら高速修復材があるとはいえ大破以上、つまり四肢の損失は修復不可能だ。普通はそうなる前に戦線離脱するし、もしくは艦娘を止め、普通の女性に転生する為に「解体」を選ぶだが艤装は別だ。いくらでもあるし、どれだけ壊れても修復可能なのだ。

 

 

「私達「始まりの6隻」は特殊すぎて修復も無理だったしスペアなんてなかった。修理方法が見つかる前に、お前達「第2世代」が生まれたからこっちの研究は後回しにされてな。以来、「始まりの6隻」の艤装研究データはどこかにいってしまった」

 

「え、じゃあ・・・」

 

「お前が気にする事じゃあない、翔鶴。たった6隻よりも何百隻を生かすことのほうがはるかに大事だったし、私達6人からしても当たり前だった」

 

徐々に酔いが回ってきたのか頬を赤らめ、饒舌になっていく

 

「正直あの時、・・・「大海戦」で殿を請け負ったのは【天龍】のこともあったし、【神風】【春風】が私を庇って死んでいったからだ。ほら、ここに私の家族がいる」

 

そう言いながら肌身離さず持っているペンダントを見せる

 

「それがあの・・・。___話は加賀さん達の提督が話してくれたわ、大切な物だって。鳳翔さんも持ってるのよね?」

 

「あぁ、元帥の所にいる【金剛】もな。私達家族の絆であり・・・いつか私達が入る墓標だ」

 

「金剛さんがあそこまで追い詰められたのは・・・その、長門さんが泣いたからだと・・・」

 

再びお猪口を煽り、見つめる

 

 

「・・・あいつが、金剛がコレを投げ捨てようとして私は殴った。__かつて『ビッグセブン』と言われた私が本気で殴ったんだ・・・」

 

「それで・・・、どうなったんですか?」

 

「何も。金剛は全くこたえずこういった「Hey!何デスカ今の蚊も殺せないパンチは!?ワタシを舐めてるんデスカ!?」とね」

 

「・・・それは」

 

「ショックだったよ。腕は無くなりこんなにも細くなってしまった、でも家族の仇打ちすらできない自分が惨めでなぁ。声を上げて大泣きしてしまった」

 

 

___誰もその光景を想像できない。あの長門が大泣き?

 

 

「それからだったな、金剛の顔に陰が差したのは。後で聞いた話じゃ私の顔が酷く青醒めて、この世の終わりのような表情だったらしい。だからアレは両方悪いさ」

 

「いいえ長門さん、それは違うわ」

 

「違わないさ、現に金剛は8年も思い詰めてあぁなった。いくらでも気づく機会はあったのに、だから今回仲直りできて本当によかった」

 

「そうか、まぁ部外者のウチ等はそこまで言われたらなんもいう事ないわ。続きや続き、まだ肝心の内容を話しとらん」

 

「そうだったな。歳をとると話が長くなっていかん」

 

 

 

最後の一献を飲み干し、虚空を見つめる

 

 

 

 

「______私は「長門」なんだ」

 

「?何を当たり前のこと言ってるの?長門さんは長門さんでしょ?」

 

「そうじゃない、戦艦長門(・・・・)。かつて国民の誰もが愛し、世界に名だたるビッグセブン。「日の本に長門あり」と謳われ英雄として扱われた。それが「長門」なんだ・・・」

 

「・・・あなたは違うのですか?」

 

「生まれた時思った。『私は長門(・・)だ。長門(・・)でなくてはならない』と、腕を無くし、艤装を無くし、家族まで犠牲にして生き残ってしまった。・・・正直言うとな?龍驤、赤城、加賀。私はあの時死ぬために残ったんだ。それだけ【神風】【春風】のことがショックだった」

 

「____長門さん、それは・・・」

 

「心配するな。今は全く思ってないし、第一娘のことがある。だから大丈夫さ」

 

ははっと笑う長門、何と答えればいいのか

 

「陸奥のおかげで救われた。意識を取り戻して見れば腕がない、絶望して自ら命を絶とうともした。陸奥にもさっきと同じことを言ったよ。そしたらアイツ、何て言ったと思う?」

 

「・・・なんて言ったの?」

 

「私の頬を思い切り叩きながら「アナタは「戦艦長門」である前に「艦娘の長門」でしょう」だってな。あの一言にどれだけ救われたか・・・」

 

「救われた?」

 

「あぁ、「戦艦」でないといけない。だから誰よりも厳しく、自分の意志を殺し続けた。でも、本当に必要とされていたのは「私自身」だと素直に思えた。

そう考えたらなんだか馬鹿馬鹿しくなってな、二人で泣きながら笑っていた。それからしばらく陸奥や鳳翔、金剛や元帥、みんなに介護されてなぁ。で、ずっと床についていたら筋肉がごっそり落ちてな?慌てて筋トレしようにも、まず右腕がないしバランスは取れない。みんなから絶対安静だってこっぴどく怒られたんだ」

 

「当たり前です。死んでいてもおかしくないくらいの重体でしたから」

 

「それで「もう煙草でも吸いたいから壊れた艤装でキセルでも作っちゃえ!」って思って、妖精さんに頼んでアレを作ってもらったんだ」

 

「え!?じゃああのキセル艤装でできてたの!?てかノリ軽っ!?」

 

「だいたいあの頃くらいからはっちゃけだしてなぁ、てかなんや、あの着流し!?着崩れしすぎやろ!?」

 

「そういえば私も気になってました。何故着流しなんですか?」

 

「艤装が無くなって長門型の服が着れなくなってなぁ、あと腕が無いと普通の服が着にくいんだ。その点あれだけゆったりとしてれば着やすいし、あと私は肩から無いからな。しょうがない」

 

そう言いながらほれ、と無い右腕を晒す。確かに肩から右腕は無く、いまだ痛々しい傷が残っていた

 

「あんまり普通の服を着るとすぐ腕が無いと分かってしまうし、あまりそういう目で見られたくないんだ」

 

「あら、私達はいいの?光栄ね」

 

「友達だからな、それに今更だろ?」

 

「やからといって、もうちょい何とかせんかい!!上も下ももうちょいで見えそうやないか!?何や!?当てつけか!?ウチに対する当てつけか!?おどれぇ!!」

 

「そんなつもりは無いんだがなぁ、・・・ふむ」

 

そう言いながらチラリと加賀の胸を見る

 

 

「見ろ瑞鶴、やっぱり加賀と赤城のほうが私より大きいぞ?翔鶴もなかなか・・・」

 

_____ムニュリ

 

「きゃっ!?なっ、なにをいきなり!?」

 

「はーい(^O^)/じゃあ私は翔鶴さんを!!」

 

「きゃっ!あっ赤城先輩!?」

 

「じゃあ私も!蒼龍の九拾九艦爆乳を堪能しますか!」

 

「ひっ、飛龍!?やっだめぇ!!」

 

一気に風呂場がピンク色になる、そんな中

 

 

「ぐぬぬっ、わっ私だってBあるもん・・・!!」

 

「」ギリギリギリギリ

 

「ちょっ、先輩!?ダメっそこは!?」

 

「んん?そこって言われてもオジさん分からないなぁ~www」

 

「ねぇ蒼龍?ココか?ココがエエんかあ~?」

 

「そこだめぇ!!ヤなのぉ!!」

 

 

 

ブチン「ええかげんにせんかぁあああああ!!!」ザバァ!!

 

まな板は激怒した、かの無駄乳達を必ず許さぬと。そして始めの方で乳繰り合うのを止めていた長門、加賀の方を向き

 

「お前が全ての元凶じゃあああ!!長門ぉおおおおお!!!」グワッ!!!

 

 

 

____ふにょん

 

 

「__んっ////ふぁぁあ///!!」

 

 

ピンクが一気に艶色空間へと変わる

 

「なっ!?なんやこれ!?指が、手が!?吸い付いて離れへん!?」

 

 

「___ッや///らっ///りゅっ、龍驤!ソコはぁ///!?あっ、アッアッ///らめぇ、もっ、もうっ!!ヤらぁ!!///」

 

「はわわっ!!かっ、神乳や!!神乳や~っ!!」グニグニ

 

龍驤がうまいのか長門が感じやすいのか、とにかくもうイロイロヤバイ。その証拠に周りも動きを止め、魅入っている

 

「うわぁ~///なっ、長門さんあんな声出せるんだ///」

 

「表情もスゴクヤバいよ///」ゴクリ

 

 

身体をのけ反らせ、その豊満な胸を龍驤に蹂躙される。髪を振り乱しイヤイヤと首を振る

目は潤み、頬を赤く染め、玉のような汗を肌に浮かべ、淫靡に舌を突き出し、銀糸が宙を舞う。その様はもはや極上の娼婦がよがり狂うようにしか見えない

 

 

「りゅ、龍驤さん!?なんかイロイロとやばいって!!」

 

「そっそんなこと言われてもっ、アカン・・・手が勝手に動く!?それになんだか甘い匂いが・・・」

 

「あっ、んっ///ッ!!ヒグぅ///!!」ビクッビクッ

 

「ふんっ!!」ゴキャ!!

 

「ま゛ッ!?」

 

 

「___ふぅ、殺りました」グッ

 

「ナイスゥ!!(建前)もったいない!!(本音)」

 

「これ以上は規約に引っかかりそうだったので、それに_______これ以上は私が我慢できそうにありません」ドヤァ

 

「何言ってるの!?加賀さん!?」

 

「では瑞鶴、あなたは今の長門さんを見て興奮しないの?」

 

「____ふにゅっ///はッ、はッ///」ビクンビクン///

 

「」ゴクリ

 

 

「・・・まるで事後みたい」ゴクッ

 

「飛龍先輩!?」

 

「兎に角いったん長門さんを風呂から出しましょう。のぼせてしまうわ」

 

「加賀さん、龍驤さんは?」

 

「捨てときなさい」

 

 

 

 

 

______この後滅茶苦茶みんなで扇いだ。

 




瑞鶴ってこんな感じで思ったことすぐ口に出しそう

長門達「始まりの6隻」の後に生まれた艦娘が「第2世代」となっています
僅かな者達以外のほとんどの艦娘がコレに当てはまります

長門が殿を一人でしたのは作中でも言ったとおり
死ぬつもりだったからです。
その時の敵は主力がほぼ残った状態で、龍驤達が戦力を整えて戻った時にはもう
長門一人の手によって壊滅状態になっていました
(いつか「大海戦」編も書きたいですね)

そして喘ぐ長門。普段落ち着いた女性が乱れるのって興奮しません?
(ん?変態だって?こんな作品書いてあんな絵を描いてる赤子に何を今さら!!
半世紀ほど言うのが遅いぞ!!)
龍驤がうまいのか長門が感じやすいのか
シュレディンガー状態です(読者の皆さまにお任せします)

次回はただの宴会(普通のとは言っていない)です

明日の投稿はいつも通り、17時頃となります

ではまた明日!!
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