無冠の英雄 隻腕の長門   作:◯のような赤子

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サブタイ通りとうとう彼女が現れます

あと大和達はこんな性格じゃない!!っという声が
上がりそうですがご了承ください(笑)

そしてショートランドの皆さまごめんなさい
(赤子もショートランドだったから許して、ね?)

それと今回は「柱島の提督」を
あとがきに投稿しています!

感想・評価お待ちしてます!

ではどうぞ!!



大和型。そして現る「始まりの6隻」最後の者

「頼むでゴザルよ~w准将殿ぉ~ww」

 

「黙れキモオタ提督、お前もどうせ長門だろう」スパー

 

 

 

あれから数日たち、柱島鎮守府は通常営業に戻っていた

 

 

「だから違うと言っているでゴザろうw?ただ某の艦娘達を鍛えてほしいだけでゴザルwww」

 

「帰れ、てか来るにしてもアポくらい取ってこい。こっちは今客がきてんだ、帰れ」

 

「オウフww門前払いwwwやはりオタクは嫌われるwwww」

 

「別に嫌いじゃねえよ。確かにデブで喋り方はキモいが、まぁ悪い奴じゃないのは知ってるからな。艦娘にセクハラなんかしてないだろう?お前」

 

「当たり前でゴザルwwYes艦娘Noタッチでゴザルよwww」

 

「いいから帰ってくれ・・・叢雲が迎えに行かなかっただろ?いま演習してんだよ」

 

「おや?ということはお客人は艦娘でゴザルか?」

 

「あぁ、久々に来て戦らせろときやがった。だからちっと今立て込んでんだよ」

 

「叢雲殿が出たとなるとは・・・一体d「終わったぞ」ガチャ

 

 

応接室の扉が開く。その先にはゴミのように持たれ、ズタボロになった叢雲__________そして

 

 

「もう、武蔵!もっとちゃんとしないと。私達押しかけてきたんだから」

 

「知らん、大和。長門に会うのを邪魔してきたのはコイツだ」ブンっ!!

 

ドシャッ!!「がっ!?はっ、げほっ・・・む゛ざしぃいい!!」

 

ふん、と鼻で笑い、更に叢雲を蹴る

 

「ぐはっ!?」

 

「キサマ程度が私の名を呼び捨てで呼ぶな、もっと強くなって出直してこい」

 

「叢雲ちゃんは駆逐艦よ?何を期待してるのよ」

 

「そうは言いながら大和、お前も喜々として私と二人でリンチしただろう」

 

「だってしょうがないでしょう?前会った時より強くなってたんだから・・・我慢できなくって」

 

 

そこには大本営、帝国海軍が誇る最強の二隻。大和型1番艦「大和」2番艦「武蔵」その二人が立っていた

 

 

 

「____何故、このお二人が・・・!?」

 

「ん?誰だキサマ?」

 

「表に柱島じゃない子達がいたでしょう?きっとその提督さんよ」

 

「あぁ、ショートランドの一人だ。あそこの提督の中じゃあコイツが一番だな」

 

そう言われ、スっと目を細める武蔵

 

「___駄目だな。キサマ階級は?」

 

「っ!!はっ!自分は中佐であります!!」

 

「なんだ、まだ新人じゃないか」

 

「そういえば、あそこは提督も艦娘も全員入れ替わったんでしたっけ?深海棲艦の防空棲姫に一度滅ぼされて」

 

「よっよくご存じで」

 

「私達も行ったからな。大和に言われるまで忘れてた」

 

「終わった後「こんなもんか」って言ってたから記憶に残らなかったのねきっと」

 

「・・・本日は准将殿に演習を頼みにきたのです。が、まさか大和型のお二人が来ていたとは・・・」

 

「あの程度の連中を引き連れてここに来たのか?練度不足だ、さっさと帰れ。」

 

「___っ、何を根拠に!?」

 

「事実です、せめて最低80くらいの練度を平均にして来ないとまるで話になりませんよ?この柱島は」

 

それは事実だ。この柱島は長門を慕い、かつての「大海戦」を生き抜いた猛者が集まる。最新鋭にして最古の横須賀や呉と渡り合う化け物鎮守府だ。対するショートランドは一から立て直した影響で一番高い練度は50、圧倒的な差があった

 

 

 

「____お二方が言う通り、確かに練度不足です。だからこうして経験を積ませにきたのではありませんか!?」

 

「図に乗るな」

 

「なっ!?」

 

「分かりやすく言いましょうか?___格が違う(・・・・)のです。その程度でここは敷居が高いと言っているのですよ」

 

「・・・お前等もしょっちゅう来んなよ。ジャンキー共が」

 

「そう言うなよ、大本営も滅多に私達を出さないから暇なのさ。この前の舞鶴も本当にバカンスだったしな。」

 

「横須賀も呉も中々戦わせてくれないですし、ここの皆さんだったら簡単に壊れないでしょう?」

 

「ハァ、__叢雲、もう立てるな?」

 

 

「____えぇ」ガフッ

 

(な!?大和型と戦ってもう立てるのでゴザルか!?)

 

 

「なんだ、もう少し痛めつければよかったな」

 

「・・・うるさいわよ。長門さんももう少しで帰ってくるから食堂にでも行けば?」

 

「相変わらず口だけは達者ですねえ。次、前歯全部折りましょうか?」

 

「ハッ!できるモンならね、折ってる間にその綺麗な顔面ぐちゃぐちゃにしてやるわっ!!」

 

「・・・さっさといってこい。大和も武蔵も出てってくれ、コイツを説得するから」

 

「むう。ここの主に言われてはしょうがないな、外で待ってる」

 

 

パタン、と3人が出ていき大和が頭を下げながら扉を閉める

 

 

 

 

「___ブハァ!!ハァ、ハァ!何なのでゴザルか!?あの二人!?滅茶苦茶ヤベぇでゴザルよ!?」

 

「新人にはキツイだろうな。殺気ダダ漏れだったし」

 

「叢雲殿は!?大丈夫でゴザルか!?」

 

「いつもの事だ。多分また内臓が一個や二個、破裂してるだろうな」

 

たったそれだけ(・・・・・・・)!?初めて会ったでゴザルがあの二人、化け物なんてレベルじゃねーでゴザルぞ!?)

 

「分かったか?お前が演習したがってた長門は正直アレ以上(・・・・)だ、あの二人も一度も勝てたことがない。叢雲と陸奥は大和型が一人なら中破まで普通に追い込める。他の連中もそうだ、流石に個では無理だが艦隊ならかなり良い勝負ができる。__これが柱島鎮守府だ」

 

 

「___・・・本当に、格が違うのでゴザルな」

 

「焦りすぎだ。まずはトラックの連中やタウイとやったほうがいい、俺のところに来る前に舞鶴に行って来い。あそこは練度も高いし提督達も皆優秀だ、一人は俺も目をかけてる」

 

「・・・そうでゴザルな。いや、迷惑をかけ申した」スッ

 

「何度も言うがせめてアポを取ってくれ、お前のとこの艦娘が不憫だ。このまま帰るんだろう?何もできなくてすまんが」

 

「准将殿が正しいでゴザル。このまま帰るでゴザルが・・・次はwwそっちからw演習させてくれwwwと言わせてやるでゴザルwww」

 

「あぁ、楽しみにしてる。お前ならできるさ」

 

「でゅふふふwww待っているでゴザルぞwww」

 

そう言い残し、出ていく。そして入れ替わりに大和と武蔵が入る

 

 

「やけにあの提督を気にしてるじゃないか」

 

「実際いいやつだからな。見た目や喋り方はキモいが、将来優秀な男になる。だからあえて厳しいこと言ったんだろう?」

 

「なんのことやら、実際事実ですよ?私達と叢雲ちゃんの演習見て吐く子もいましたし」

 

「お前たちのは殺し合いって言うんだよ。あいつは?大丈夫なのか?」

 

「それはお前がよく分かってるだろ。叢雲はアイツの弟子だぞ?さっきも言ったがもう少し痛めつければよかったのは本当だ。ほらっ」

 

そう言いながら今までずっと腕組をして隠していた右腕を見せる武蔵。右腕は紫色に腫れ上り折れていた。

 

「私も奥歯を折られました。本当にいい子ですね、叢雲ちゃん」

 

大和も言いながらポッと頬を染める

 

「お前達も入渠してきたらいい。どうせ、長門が帰ってきたらやるんだろう?」

 

「当たり前だ、その為に来たんだ。それに叢雲のせいで中途半端に火照ってしまった」

 

「どうせだったらメシも食っていけ、帰れば元帥と【金剛】がお怒りだろ?」

 

「でしょうねえ、電話掛かってこなかったんですか?」

 

「あぁ、だから受話器あげっぱなだ。ウチの連中だったら無線機で大淀に掛けてくるしな」

 

「ハハハ!流石提督殿だ!あの閣下が目を付けるのも分かる!」

 

「そう言えば、お前ら【金剛】とは戦わないのか?確か「長門」「鳳翔」レベルだろ?」

 

「戦いましたよ?その前に私達が負けたら二度と戦わない約束をされまして、完膚なきまでにボロ負けしました」

 

「鳳翔の場合は本人がやる気がないし・・・あいつの作るご飯が食えなくなるのは痛すぎる」

 

 

「・・・まぁ、【金剛】は元帥を守ることが戦いだしな」

 

「あぁ、本当に尊敬するよ。この3人は」

 

「私達もあぁ在りたいものです」

 

「そっか、さっさと入ってこい。どうせ今から叢雲を説教だろ?」

 

「さっさと強くなってもらわなきゃ退屈なんだ。じゃあ提督殿、行ってくる」

 

「・・・覗かないでくださいよ?」

 

「誰がお前らみたいな戦闘マニアを覗くか!!」シッシッ

 

 

 

 

 

 

「あのー(ガチャ)提督?行きました?」恐る恐る

 

「なにビクビクしてんだ?大淀?」

 

「そりゃしますよ!!大和型ですよ!?いつもの如く突然来て「長門を出せ」の一点張りだったんですから!?」

 

「まだ慣れないか?もうここに来て2年はたつだろ?」

 

「慣れませんよ!?大本営からこっち来るとき他の大淀から凄い心配されたんですからね!?」

 

「何で?」

 

「ここのウワサ知らないんですか!?曰く「ここには化け物しかいなくて骨の髄までしゃぶられる」てのですよ!!」

 

「どうせ老害が流したんだろ。現にここ、超ホワイトじゃないか」

 

「・・・まぁ確かに、お客人が物騒なのが多いですけど!!」

 

「ははっ!諦めろ。どうする?お前も食堂来るだろ?」

 

「え!?いいんですか!?」

 

「伝説と言っていい4人が集まるんだ、艦娘としてお前も話を聴いておけ」

 

「っはい!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・くそ、また勝てなかったわ!!」チャプン

 

「まぁしょうがないわ、てかよう持ったほうちゃうん?」

 

「この朝潮!感激しました!!私もあれくらいできたいです!!」キラキラ

 

「いや、私達じゃ無理だよ?叢雲がおかしいだけ」

 

「もう響!そんな言い方、叢雲さんに悪いわ!」

 

「響姉が正しいでしょ、なんであの二人から攻撃されて生きてるの?」

 

「気合いよ、気合い」フフン

 

「はわわっでも本当に凄かったのです!流石長門さんのお弟子さんなのです!」

 

「いやぁ(デレ)それ程でm ガララ「調子に乗るな」っ武蔵さん!?」

 

「私もいるわよ~叢雲ちゃん♪」ヒョコ

 

「大和さんまで!?」

 

「何度も言うが調子に乗るな、それじゃあ師もたかが知れるな」チャプン

 

「っ!!・・・その師匠に一度も勝てないのは誰かしら?」ピキ

 

「・・・本当に口の減らない子ね、今度こそ息の根を止めようかしら?」ピキピキ

 

「はっはわわ!?一触即発なのです」ビクビク

 

「電、気にせんでええいつものことや。アンタ等も早く反省会終わらせぇ」はふう

 

「・・・龍驤さんがそう言うのでしたら」

 

 

 

「・・・凄いわね龍驤さん。あの2人がおとなしくなったわ」

 

「ん?あぁ暁か、そりゃ私達が建造される前の「大海戦」を生き抜いた者達には頭が上がらないさ。それに龍驤は戦端の一角をたった一隻で守り抜いた、「戦場に龍驤在り」と言われた艦だ。あの赤城や加賀も頭が上がらないだろう?」

 

「龍驤さん、そんなに凄かったの!?」

 

「何だお前達、知らなかったのか?」

 

「・・・また懐かしい話を。気にせんでええ、昔の話や」

 

「ていうか叢雲と大和型の二人って仲良いのね、あんな戦い方してたから悪いと思ってたわ」

 

「私と武蔵さんは仲良いわよ?戦うとつい、口が悪くなるし武蔵さんも乱暴になるけど。大和さんは知らない」ケロっ

 

「・・・叢雲ちゃん?」ビキッ!ビキッ!

 

「冗談よ?そんなに怒らないで大和さん。シワが増えるわよ?」

 

「ありません!!シワなんて!!」

 

「はー、本当に仲がいいんですね!!」キラキラ

 

「そりゃあなぁ、会うたんびに必ずバトるからな、悪かったらとうの昔に長門が出とる」

 

「そういえば長門、夕立と出かけてるんだろ?言ってくれればおとなしく待ってたのに」

 

「絶対嘘でしょ?今も目がギラギラしてるわ」

 

「流石に夕立ちゃんの前ではしませんよ?まだトラウマ治ってないでしょう?」

 

「・・・まぁね、長門さんも夕立の前じゃあ絶対に話さないし」

 

「そうか・・・まぁ夕立は癒しだからな。あの子を泣かせたくない」

 

「おーおー、天下の大和型も天使には敵わんか。元帥も【金剛】も夕立にはデレデレやし、

一番最強なん夕立なんとちゃうん?」

 

「はは!実際そうだろうな!誰もあの子には勝てん!!」

 

「えぇ、長門さんと一緒にいて幸せそうな光景はこっちも幸せになります」

 

「さて、私はそろそろ上がるわ、大和さんも武蔵さんも食べていくでしょ?」ザパァ

 

「あぁ、私達も上がろう」ザバァ

 

「そうですね、もう治りましたし。では皆さん、お先に」ザバァ

 

 

 

 

_____ぺた、ぺた、ガララ

 

 

「・・・まさか大和さんと武蔵さんの二人と一緒に入渠するとは思わなかったわ」

 

「まぁそうやろうなぁ、ここか横須賀くらいなんとちゃうん?」

 

「て言うか龍驤さん凄かったんだね。何で話してくれなかったの?」

 

「そりゃお前、話す機会がなかっただけや。言ったやろ?昔の話やて」

 

「そんなに凄かったの?「大海戦」。映像では見たけど・・・」

 

「あぁ、あの「青葉」が取ったやつな。アイツもようやったで」

 

「その青葉さん、今どこに所属してるの?」

 

 

「____「大海戦」で沈んだ。阿呆やったで?『誰かが歴史を後世に伝えなきゃならない』そう言って戦場を駆け巡って、レ級に撃たれて沈んだ。あの映像はその後誰かが拾ったモンや、あの時はそれが当たり前やった。全国から集まった仲間が次の瞬間には鉄クズになる、

本当に・・・酷い戦場やった・・・」チャプン

 

 

そう言う龍驤の目はここでは無いどこかを眺めていた。この小さな軽空母はそんな戦場の一角を守り抜いたのか、と思うと急にその背中が大きく見えた

 

「さっ、ウチ等もそろそろ上がるで?鳳翔が美味いメシ作って待っとる」ササー

 

「うん、そうだね」サパァ

 

「ですね!ご飯が私達を待ってます!!」サパァ!

 

 

____効果音に悪意は全くない、ないのである。マナイt

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「____ん?あれは・・・」

 

食堂に向かう途中、正門前を通っているとこちらにぽてぽてと可愛らしい足音を立て夕立が駆け寄ってくる

 

 

 

「___むさちゃん!やーちゃん!ひさしぶりっぽい!」

 

「ははっ!夕立!大きくなったなぁ!少し重くなったか?」

 

「むー!むさちゃんのイジワル!おもくなってないもん!!」

 

「武蔵ばっかりズルいです!私にも抱っこさせてください!」

 

そう言われ大和に渡す

 

「はぁ~♡かわいいですぅ~大きくなりましたね夕立ちゃん」スリスリ

 

「やーちゃんもあいかわらずイロイロおおきいっぽい!」キャー!

 

「夕立、ママは?まだ帰ってこないのか?」

 

「もうすこしっぽい!____あ!きたっぽい!」

 

夕立の指指す先を見る。夕立がいたからだろうか、キセルをいつものようにくゆらせているが火は付いていないようだ。着流しを着崩し、ゆっくりとこちらに歩いてくる。

 

 

 

_______大和型ですら勝てない、正真正銘の頂点。無冠の英雄「隻腕の長門」その人であった

 

 

「___大和に武蔵?なんだお前達、遊びにきてたのか?」ピコピコ

 

「あぁ、お前に会いにきた。・・・長門」

 

「もちろん夕立ちゃんにもね♪」

 

 

「そうか____先にご飯にしよう。私も作る、食べるだろう?」

 

「ママのつくるごはん、すごくおいしいっぽい!」

 

「もちろんそのつもりだ。食堂に行くつもりだったしな」

 

「・・・大和さんそろそろ夕立ちゃんを長門さんに返してあげて?えぇ~て顔しても駄目だから」

 

「ほら、おいで夕立」

 

長門に駆け寄りその胸に抱かれる

 

 

「___うん、やっぱりこの光景だな」

 

暖かい雰囲気が広がる。この風景を守るだけでも大和型の二人には戦う理由になる

 

「じゃあ行こうか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

食堂にはいつも以上に喧噪にあけ、とある一点を見つめている。そこには

 

 

 

「・・・うわぁ、すげぇ。姉ちゃん見ろよ、あの長門と鳳翔さん、大和と武蔵が同じ席に着いてらぁ」

 

「木曽さっきからそればっかりクマ」

 

「おぉ!?龍驤さんに赤城と加賀、更に陸奥だと!?「大海戦」組勢ぞろいじゃねえか!?」

 

「・・・確かに凄いクマ。何あれ、世界でも滅ぼす気クマか?」

 

 

 

 

 

「___私もいいかしら?」

 

「おぉビス子、いいぞ。何故か誰も近くに来ないしなぁ」

 

「当たり前でしょ?何このメンツ、色々おかしいでしょ?」

 

「まぁせやなぁ、「隻腕の長門」に「原初の鳳翔」。「大海戦」の生き残りに大和と武蔵、なんやこれ?帰っていいか?」

 

「まぁそう言わずに。お久しぶりですお二人共」

 

「そうね、大和さんも久しぶり」

 

「相変わらず元気そうですねえ、叢雲ちゃんの見てましたよ?」

 

「お恥ずかしいかぎりだ、陸奥も元気そうだな」

 

「あらあら、いい顔して。楽しかった?」

 

「まぁまぁそれなりには♪もう少し粘ってほしかったけど」

 

「むしゃぽい、むしゃぽい。ママ?なんのはなし」

 

「なんでもないよ。はい、あーん」

 

「うふふ、夕立ちゃんの前では駄目ですよ?」

 

「っ、すまない。____ところで、お前誰だ?」

 

「っ!!・・・ビスマルク級戦艦一番艦ビスマルクよ。そして長門の親友でもあるわ」

 

「ふーん。お前、____弱そうだな。」

 

「もう武蔵、本当の事言っちゃあかわいそうでしょ?」

 

「アンタ達・・・っ!?」

 

 

 

「________・・・おい」

 

瞬間、夕立以外に膨大な殺気が降りかかる。動けば死ぬと本能が理解し誰も動けない

 

 

 

「___ふぇ、むさちゃんとビス子こわいっぽい、ゆっ夕立なにかわるいことした・・・?」プルプルっ

 

「あっ、ちっ違うんだ!夕立っ!!こっこれは・・・!?」

 

「そっそうよ!夕立は何も悪くないわ!!」

 

「ぐすっ、夕立はっ!夕立はぁ・・・!!」

 

今にも泣きそうな夕立に対しオロオロとするしかない武蔵とビスマルク___そして

 

 

「___大丈夫、夕立は何も悪くないよ。なぁ陸奥?鳳翔?」

 

「そうよ、夕立ちゃんはママとご飯食べてただけでしょう?」

 

「あらあら、悪いのはこの二人だから気にしなくていいのよ?」

 

「ママぁ、ほんとう?」グスッ

 

「うん。さ、ちょっと金剛の所で食べてくれ。ママ今からむさちゃんとビス子をお説教しなきゃならないんだ」ヨイショ

 

「・・・怒るの?」

 

「違うよ?悪いことをしたからお説教。・・・金剛!!」

 

「ハッハイ!何デース?」ビクッ

 

「夕立とご飯を食べてやってくれ!さ、金剛の所に行きなさい」

 

 

「うん、わかったっぽい。こーちゃーん!」ぽてぽて

 

 

 

 

 

「____さて。今私はかなりキテる。分かるよな?」

 

キセルを取り出しこめかみにコツコツと当てる長門。その表情に笑みは一切無い

 

「「はい・・・」」ダラダラ

 

「武蔵、いい加減初対面の相手をおちょくるのは止めろ。迷惑だ」コツコツ

 

「・・・ハイ」

 

「ビス子、コイツのコレはもはや病気だ。なにより私達はお互いが認め合った友だ、外野が何言おうが気にするな」コツコツ

 

「・・・えぇ」

 

「あと大和、キサマ何自分は関係ありませんって顔してるんだ?殺されたいのか?」コツコツ

 

「もっ、申し訳ゴザイマセン・・・」ダラダラ

 

 

「・・・この後の演習ビス子、お前が先にこの二人とやれ。ボコボコにされて来い。お前達とはビス子とやり合った後でしてやる。」

 

そう言い残し、いったんキセルをなおす

 

 

「・・・ハァ、久しぶりに親子水入らずで買い物して帰ればコレか。私はな、この後可愛い娘とお昼寝する予定だったんだぞ?それを邪魔しやがって・・・」

 

「そんな!?ズルいです!私も夕立ちゃんとお昼n「反省してますか?大和さん?」イダダダダ!?鳳翔さん痛い!!頭が大破しちゃううう!?」メキメキ

 

「さっさと食って終わらせるぞ。夕立が待ってる」はむっ

 

「あのー長t「黙れ、早く食え」

 

「・・・本当n「聞こえなかったのか?」

 

((あ、これマジでキレてるやつだ))

 

「・・・まぁ、コイツ等が悪いわな」

 

「ですねえ。夕立ちゃんを泣かせたんですから」

 

「本当に馬鹿ですね」

 

 

鎮守府一同(((((絶対に夕立(ちゃん)泣かせないようにしよう)))))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

_______________________

 

「________グハァっ!!げほっ!!ごほっ!!」

 

「ここまで飛ばしてくるとわね。ビスマルクさん大丈夫?あまり喋らないほうがいいわよ?肺が潰れてるから」

 

そう言いながら叢雲は手に持ったバケツをビスマルクに掛ける。

 

 

 

「_____っはっ!はっ!・・・助かったわ。ウワサには聞いてたけどここまでとはね」

 

「あの二人に対してよくもった方よ。私でも30分くらいが限界だもの」

 

「・・・それ短いの?長いの?」

 

「さぁ?比較対象がいないから分からないわ」

 

演習場には大勢の艦娘が詰めかけていた。これから起こる事を見届けにきたのだ

 

「ねぇねぇ!どっちが勝つか賭けようよ!」

 

「あほか飛龍、そんなん長門一択で賭けにならんわ」

 

「5分ですか、よくもちましたね」

 

「二人相手じゃ私達でも15分が限界ですもんねえ」もきゅもきゅ

 

「・・・赤城さん?それは?」

 

「やだな加賀さん、食後のボーキサイt「赤城イイィィィ!!」しでんっ!?」ボコッベキィ!!

 

 

 

「____ようやくだな」

 

「さっさと終わらせるぞ、私は眠いんだ」フウー・・・トントン

 

「いきなり使いますかっ!?」

 

「あぁ、どうせ後からでも使うんだ。それに何度も言っているだろう?眠いんだ」

 

「ふっ、ならば・・・叩き起こしてくれるっ!!」

 

武蔵が長門へと突貫する、それに連れて大和も近づく。

何故撃たないのか、それは長門に撃っても無駄だからだ。41㎝砲をさばく長門にとって、世界最大の46㎝砲は全くもって脅威たりえない。艦載機の機銃でさえ当てることが出来ないのに、46㎝砲の連射速度は遅すぎるのだ。よって最善手は殴り込むしかない。

 

________が

 

 

 

 

______ドパアァァァアアアアアアンンン_____!!!!!

 

 

 

 

 

「_______っ!?誰だ!?」

 

「えっ____きゃあっ!?」

 

「_____そんな・・・!?」

 

3人の間に巨大な水柱が上がる。それは水平線の彼方から走ってきた(・・・・・)。左手で長門の胸元を押さえ付け、左腕のみで大和型二人の拳を防いでいる。水柱の間から特徴的なフレンチクルーラー状の髪型が見え隠れし、同型艦との違いを示すようにその修験者風の制服を黒く染め上げている

 

 

 

「っ何!?何が起こってるの!?」

 

「____・・・まさか」

 

「来たっちゅうんか・・・【金剛】が!?」

 

 

 

 

 

「______Hey大和?武蔵?こんな所で一体何をしてるんデースか?」

 

「・・・っ!!金剛!?何故ここに!?」

 

「柱島に何度連絡しても通話中だったからネー間違いナイと思ったヨー!」

 

そう言われ手を引く大和・武蔵、そうしてようやく長門の方を向く

 

 

 

「元気そうで何よりデース!____久しぶり、長門」

 

 

 

「_____ぁ、姉さん!!金剛姉さん!!」ガバッ

 

 

 

互いのペンダントが光を浴びて輝く。そこに立つのは6姉妹最後の次女、父を守るためにその身を落とした【金剛】その人である

 




はい、ということでついに【金剛】解禁です(笑)

叢雲は大和達が来るたんびにボコボコにされています
大和達も一人だとかなりヤバイと分かっているので二人がかりで相手します
(叢雲も2人がかりでやってほしいと懇願済です)

龍驤の設定が何かとんでもないことに(汗
普段ひょうひょうとした人が実は強キャラって燃えない?

【金剛】についてですが
はっきり言ってバグキャラです(笑)この世界で長門以外誰も勝てません
(次回や次々回あたりで詳しく描写しています)

我が小説の数少ない男性主要キャラ

【挿絵表示】

ちょっとカッコ良すぎますね(笑)
久々に男性キャラを描きました
(始め骨格とかがあやうく女性に・・・)

追伸
R18の話が出来上がりました!!
でもまだ絵ができていないので投稿はしません

第一段は「ビスマルク」となっています
(絵についてはnbv様のリクエストを描きます)

投稿したらご報告するのでお楽しみに!!
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