無冠の英雄 隻腕の長門   作:◯のような赤子

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とうとうタグのR17.5が本領を発揮しだします

前回あとがきでも言ったように、かなり不快になる可能性が複数話に
続いて書かれます(最後はハッピーエンドにするつもりです)

かなり短いため、本日の19時頃に
もう一話投稿する予定です

では第9話お楽しみください


雨は8年前から止むことを知らない

「響、長門さんにキセル使わせたんでしょう?いいなぁ。私も戦りたいなぁ」

 

「叢雲って結構バトルジャンキーだよね。それにお互いが待ちの一手で決め手に欠けるから長門さん、叢雲にはすぐキセル使うじゃないか」

 

「でも本気じゃないもの。響、あんたに使った時は間違いなく本気だった。弟子が言うんだから間違いないわ。てかあんた丈夫ね、他の子達なんか一日たってもまだ気失ってるじゃない」

 

「・・・柔らかかったなぁ、吸っとけばよかった」

 

「__なにを「おっp」言わせないわよ!?何考えてんの!?」

 

「そりゃあナニさ。・・・長門さんは?」

 

「陸奥さんのところに夕立ちゃんを迎えに行って、今は鳳翔さんの部屋でお昼寝中よ。」

 

「・・・さっき旗艦が呼び出されてたね。なにかあったの?」

 

「別に、ただ舞鶴で虫・・・と言うか豚が紛れこんだだけよ」

 

「やれやれ、一体どっちが目的かな?」

 

「完全に長門さんでしょ。あいつに用事だったら前もって連絡してくるわ」

 

それに、とついつい顔をしかめてしまう。

 

「ここにくるまでずっとうるさかったわ。やれ長門はどうだ、やれ長門の香りはどうだって

ふざけないで!!長門、長門って自分の物のように!!何様のつもりよあいつ!?長門さんは私達のもんよ!誰にも渡さないわ!!」

 

「変態だね、実際のところ何様だい?おおかた少将あたりかな?」

 

 

「正解よ。・・・・・・ただし大本営付きのね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・柱島さん、大丈夫ですか?」

 

「おう舞鶴の、これが大丈夫に見えんのか?」イライライライラ

 

「柱島さん、普段長門さんに止めろと言っているあなたがそんなに煙草を吸ってどうするんですか」

 

「あん?(こんもり)まだたったの40本じゃねえか」

 

「いや柱島さん!?どう考えても吸い過ぎですって!灰皿が軽いボヤ起こしてますから!!」

 

「こういう時くらいしか吸えないからなぁ、夕立に嫌われちまう。てか納得いかねえ!!

なんであのジジイが「じいじ」呼びで俺が「おじちゃん」呼びなんだよ!?」

 

「・・・実際元帥は長門さんの父親じゃないですか。てか柱島さん、前に夕立ちゃんに無理やり「パパ」って呼ばせようとして怒られてたじゃないですか。結婚もしてないのに」

 

「う゛っ!!・・・いや、それはそれだ!!話を戻そう。」

 

そう言いつつ、互いに深く応接用のソファーに腰かける

 

 

「舞鶴、あのクソ野郎を呼んだのはお前か?」

 

「いえ、叢雲さん達が来る2時間前に突然演習の監督をしに来たとやってきました。・・・僕のことが信用できませんか・・・?」

 

「いや、信頼している。お前はいい提督だ。何人も教えてきた俺が言うんだ。間違いねえよ」

 

「・・・ありがとうございます」

 

でも、と言いながら頭をあげる

 

准将殿(・・・)少将殿(・・・)にクソ野郎は言い過ぎかと。一応大本営付きらしいですよ?あの人」

 

「それがどうした大佐殿(・・・)。誰が元帥と殴り合いしたと思っていやがる」

 

ふんっと鼻を鳴らす柱島の提督。二人の殴り合いはあまりにも有名だ。この柱島鎮守府の名はこの件で一躍轟いた。初めの頃は無礼な若造を切れとか、原因となった長門を処罰しろなど周りが騒いでいたが、全て元帥と付き人の金剛に黙殺された。

正直な話、ここにやってくる提督達は戦略眼よりも、その度胸をわけてほしいだけなのかもしれない。

 

 

(まぁ、少将殿の目的は十中八九長門さんでしょうけどね)

 

初めて会った時の衝撃は今でも忘れない、あれはまさに二つとない美の結晶だ

男ならば誰でも傍に置き、あの笑みを自分だけに向けてほしいと渇望してしまう

 

正直この柱島の提督はよく我慢していると思う。自分では必ず自己中心的な考えで、押し倒していただろう。

 

 

(この人だから元帥も娘二人を任せたんでしょうね)

 

「さて、では今日と明日の演習のすり合わせといきましょうか」

 

「あぁ、そっちには悪いが長門を出す気は無い。瑞鶴と翔鶴にも謝っといてくれ」

 

「あの二人も分かってくれます。ところで少将殿はどちらに?」

 

「あのクソ豚野郎なら鎮守府を視察したいと言っていたのでな、金剛が案内している」

 

(とうとう豚がつきましたか・・・)

 

 

 

 

 

 

 

「ヘーイ!閣下―、ここが食堂デース!」

 

「・・・ふんっ、だから何だというのだ。私は長門のもとへ案内しろと言ったのだ。これだから金剛型は馬鹿で好かん。それに何だ、ここの艦娘は、先程からほとんど見ないじゃないか。この私がこうしてわざわざ来ているのだぞ?何故泣いて喜び、顔を見せにこんのだ!?」

 

 

好き勝手に喚き散らす少将。__金剛は思う、誰がこんな醜い豚を長門のもとに連れていくかと。勝手に来たのはそっちだし、わざわざ時間をずらして殆ど人がいない場所を選んで歩いているのだ。誰にも会わないのは当たり前だ。それに・・・

 

 

「ふむ、流石は提督ならば誰にでもケツを振る艦娘だな。中々良い触り心地をしておる」

 

「Oh!閣下にそう言われるなんてサンキューベリマッチネー!」

 

誰もいないのをいいことに、先程からずっと尻を撫でてくる、本気で気持ちが悪い。

なによりこの男、臭い。顔は脂ぎってるし、ふごふごと鼻息がうるさい。ボタンなど今にもはち切れそうだ。普段から長門の香りを匂いでいるせいで、この鎮守府はとくににおいに

敏感だ

 

(・・・こんなやつの被害に誰もあわせるワケにはいかないデース)

 

そう、被害にあうのは自分だけでいい。自分なら何をされてもガマンできる、だが仲間には絶体にそんなことさせない。家族に手は出させない。

 

(調子付かせては絶対に駄目デース、常に手綱を握らないと)

 

「みんな演習に向けて準備中デース!ですから見当たらないのもしょうがないことデース!」

 

「もういい!つまらん!戻るぞ」

 

そういいながらもまだお尻を触っている。本当に気持ちが悪いと思っていると徐々に身体ごと密着してき、手が前にやってきて、胸へと迫ってくる。そして・・・

 

 

「______ヘイ閣下―?そこはまだ知り合った人にはNoですネー」

 

手を払い、少将のほうへと顔を向ける

 

「ほう?では分かりあえば良い(・・・・・・・・)のだな?」

 

「ンー、それは閣下次第ネー」

 

「なるほど、グフフ!では後でたっぷりと教えてやろう・・・!」

 

目がいやらしく弧を描き金剛の豊満な胸と太もも、スカートに陰で描かれた三角地帯を舐め回すように見てくる。

 

「イエース!では閣下とお知り合いになるためにも早くいきまショー!」

 

わざとらしく胸を揺らしてやる。こうすればこの豚は餌に釣られるように黙ってついてくるタイプだと分かっていたのだ

 

(My sisters ごめんなさい。お姉ちゃんこんな方法でしかみんなを守れないヨ・・・)

 

 

ニコニコと笑みを貼り付けながら、心は泣いていた。こんな方法でしか守れない自分が情けなくて。妹を騙すことしかできなくて。今の惨めな自分を大好きな提督に見られたくなくて。

 

 

 

 

 

応接室に戻るまで、その雨は止むことはなかった

 

 




安心してください!!
金剛にはまだまだ絶望してもらいますよ?(ゲス顔)

この豚にはあとでイタイ目(どう痛めつけるかは言っていない)に
あってもらうのでお楽しみに

主人公はこの後どう動くのか?

19時頃にまたお会いしましょう
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