ダンガンロンパX:行け!希望ヶ峰高絶望部   作:二階から牡丹餅

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日常編その一。
もう一パート日常編が続いたところで、非日常編がやってきます。


Chapter1:あいつ、幸運止めたってよ ①

コロシアイ宿泊生活、二日目の朝。

 あんな凄惨な映像を見せられた直後ということもあり、あまり寝付けなかったためにまだまだ眠い。遺体や殺人事件に慣れている僕や綿折でさえこんな状態なのだから、非日常的な世界に連れてこられたばかりの彼らの中には一睡もできていない人間もいるかもしれない。

 ……無理もない話、だと思う。最後の最後で見せられた、あのお仕置きの映像が脳裏に焼き付いて離れない。もしも学級裁判で失敗しようものなら、自分自身があのお仕置きを受けると思えば、必然的に身震いする。

 モノクマは、あのお仕置きのことを、『超高校級の釣り人』の為のスペシャルなお仕置きと称していた。ともすれば、モノクマはここにいる16人分のスペシャルなお仕置きを考え、準備していると考えられる。何とも用意周到な犯人だ。

 早い内にモノクマの尻尾でもつかめれば……、こんなひどい生活にも終止符を打てると言うものだけど、ここまで用意周到な犯人がボロを出すとは到底思えなかった。

 再び思考が沈みかけていたため、僕は部屋を出て食堂へと向かう。食堂は、昨日の内に決めておいた集合場所だ。朝に起きたら必ず食堂に集まり、皆で朝食をとる。殺人事件が仮に起こったとしても、即座に対応できるようにした最低限のルールと言える。

 

「……おはよう、ございます」

「金霧……、顔色が真っ青だけど、本当に大丈夫か?」

 

 食堂には既に、金霧と綿折がいた。……と言っても、綿折はテーブルに突っ伏したまま寝ているようで、僕が食堂に入ってきたことにも気づいていないようだった。金霧は金霧で、真っ青な顔色のままぐったりと体をテーブルに預けながらこちらへと挨拶を返すだけだ。

 

「昨日は……一睡も出来なかった」

「無理もない。この犯罪者が特異なだけだから」

 

 こくんと小さく頷きながら、再びテーブルの下へと視線を映した金霧。よほど体調がすぐれないのか、時折口元を抑えては呼吸を落ち着かせようと深呼吸しているのが見えた。

 僕には金霧を宥めることも出来なければ、介抱することもできないのが辛いところだが、僕に出来ることと言えば、無理して朝食を食べない方がいいと小さいアドバイスをすることだけだ。人のトラウマを取り除くのは心理学者の役割だろうし、精神安定剤を調合するべきなのは薬剤師だろう。

 ただ、当人たちがここに来ていないと言うのは、彼らもダウンしていると言うことに他ならなかった。集合時間までもう5分も残っていないと言うのに、他の誰も食堂に集まってこないと言うのは、そういうことだったのだろう。

 

「綿折、他の連中を起こしに行こうか」

「えー、なんでー? 私、すごい眠いんだけど……」

 

 綿折の身体を揺り動かしてみれば、しょうも無い反応が返ってきた。無防備に眠り続けていた綿折に嘆息するしかないものの、モノクマの用意した健康診断までの時間を考えれば、集合時間である九時に朝食をとっておかなければ、朝食抜きで健康診断を受けることになってしまう。

 昨日の時点でモノクマは一言も告げていなかったことだけど、朝一で置いたのか、食堂のテーブルの上には一枚の紙切れが置いてあった。健康診断前に必ず朝食を食べてくるように、との言葉が記された紙が、だ。

 折角準備した朝食が無駄になるのは避けたいという理由なのがなんとなくやるせないところではあったものの、モノクマの命令に逆らう度に訪れるであろうお仕置きと言う言葉が脳裏を過る。流石に朝食を食べない程度で殺されるようなお仕置きがなされるとは思えないけども、そんなしょうもない理由でお仕置きをさせるわけにはいかない。

 

「モノクマの言葉を忘れたわけではないでしょ? 今回の健康診断は、連帯責任で行われる、と言う」

「……あー、そっか。流石に、私もあれを見た後にお仕置きはされたくないわ」

「金霧はこの状態なんだから、僕とお前で他の皆を集めるしかないじゃないか」

「あー、めんどくさー……」

 

 昨日の昨日までかぶっていた優等生の仮面はどこに行ったのか、面倒くさそうに髪をかき上げながらあくびをする犯罪者の姿がそこにあった。

 映像を見せられた後に見え隠れしていた弱った表情も、青白くなっていた顔色も、その全てが元通りになっていた。犯罪者と言う仮面を嵌めて、誰にも弱みを見せまいとするその姿こそが、綿折の才能の一端なのだろう。

 だからこそ、僕は彼女を気にしなければいけない。彼女が犯罪に走ろうとするから、ではない。誰にも弱みを見せないようにする彼女だからこそ、誰かが彼女を見張っていなければいけないのだ。

 

「……綿折、お前は……大丈夫なのか?」

「当たり前じゃない。……一番荒事に慣れてるはずの犯罪者が、……『超高校級の犯罪者』たる私が、表で生きてきたあいつらの前で弱ってるところを見せるわけにはいかないもの」

 

 綿折斬子の、『超高校級の犯罪者』としての誇りが確かにそこにはあった。この少女には、犯行に対する美学と言うものが存在すると言うのがなんとなく見えて来た。警察の資料として残っている、とある殺人鬼と同様に。

 『超高校級の殺人鬼』とさえ呼ばれているジェノサイダー翔が、必ず見目麗しい男性だけを、ハサミで張り付けて殺すように。どこかに譲れない点があるのだろう。

 

「……言っておくけど、私はこんな犯罪認めない。快楽のために、無意味な犯罪なんて許さない。……私は、私と家族が生き残るため以外に、手を汚しはしない!」

「……人を殺してでも、外に出ると言うこと? 自分が生き残るために」

 

 得物を抜いてもいないのに、刺し貫くような眼光が僕に向かってくる。でも、それだけは確認しておかなければならない。犯罪者の烙印を押されている彼女の、お目付け役として。

 彼女の犯罪における美学は、必要な時だけ犯すと言うものだろう。彼女自身と、その家族が生き残るために、今までも手を染めつづけて来た。大量の報酬か、あるいは簒奪品か。それこそが彼女の犯罪の動機だったのだろう。

 であれば、彼女がここから出るために殺人事件を起こす可能性は少なからずあった。彼女が生きこるための手段に他ならないからだ。

 だけど、僕のそんな考えはまさしく杞憂だったといってもいい。『超高校級の犯罪者』、綿折斬子は、誰よりも強い意志を持って、僕に宣言してきたのだから。

 

「私が殺すとすれば、それはこの事件の犯人だけよ。そのときは……私を止めないで」

 

 彼女の眼には、敵意と殺意が渦巻いていた。それでいて彼女は正気を失ってはいない。彼女は犯罪者の一端として、今回の犯罪を許すことが出来ないという信念のもとに行動する。これだけ数多くの警察関係者を手玉に取る彼女だと言うのに、嘘偽りを言っているように思えなかったこと自体不思議だが、僕の、曲がりなりにも超高校級としての才能が、彼女が嘘をついているとは思わせてくれなかった。

 

「……話はそれだけ? 他の人間が犯行に走らないように、精々気を付けることね……お巡りさん」

 

 捨てゼリフのように残していった彼女の言葉も、本心からの言葉に感じられた。無実の人間を有罪に仕立て上げるような環境で、他の人間の心配を出来るだけ、彼女は人間であるのだと再認識させられる。彼女は犯罪者だ。血も涙もない、冷酷な人間だとばかり思っていた。

 だけど、違うのだ。彼女もまた人間だ。弱りもするし、心にダメージも受ける。強がりだって言ってくる。

 彼女だって、今回の事件で弱っている一人なのだ。

 

「……辛くなったら、僕に言ってくれ。僕は少なくとも、一般人じゃないんだから」

 

 僕が彼女の背中に投げかけた言葉に、彼女は何も答えなかった。

 

 

 時刻は午前10時。ホテル二階にある大広間に集まった僕達を一瞥して、ホテルの支配人を自称するモノクマは、とある道具を全員に渡して来た。

 電子生徒手帳。これから行う健康診断の受診にも必要になるから絶対に無くすなと念を押してくる入れ込みっぷりだ。

 背後から、疲れ切った声色で、『一晩で作り上げるの辛かったんだぞ……』とか言っている辺り、昨日は一日モノクマも頑張ったのだろう。お仕置きをする準備はしてあるのに、何故電子生徒手帳を準備していなかったのかは疑問であるが、あまり意味のある問題でもない。

 

「あ、そうそう! ついでに、このホテルで守って欲しいことを校則として追加したよ。しっかり確認しておいてね……破ったら、お仕置きだから。うぷぷぷ……」

 

 ついで発されたモノクマの言葉に、緊張が走るのが分かった。お仕置き、それが何をするのかをここにいる人間は知っている。校則違反を行えば処刑される。それが分かっているからこそ、ここではルールを順守する必要がある。

 

「校則は全部で10条……。必要に応じて、ボクが増やしていくからね!」

 

 モノクマの説明通り、電子生徒手帳には10箇条の校則が羅列されていた。

 

 第一条:生徒達はこのホテル内だけで共同生活を行いましょう。

     共同生活の期限はありません。

 第二条:夜10時から朝8時までを“夜時間”とします。

     夜時間には食堂など一部施設が使用禁止になります。

 第三条:就寝は各自に与えられた部屋でのみ可能です。

     他の部屋での故意の就寝は居眠りとみなし、罰します。

 第四条:希望ヶ峰ホテルについて調べるのは自由です。

     特に行動に制限は課せられません。

 第五条:支配人ことモノクマへの暴力を禁じます。

     監視カメラの破壊、及び細工を禁じます。

     また、自分の電子生徒手帳を破壊することを禁じます。

 第六条:仲間の誰かを殺したクロは“卒業”となりますが、

     自分がクロだと他の生徒に知られてはいけません。

 第七条:生徒内で殺人が起きた場合は、その一定時間後に、

     生徒全員参加が原則義務の学級裁判が行われます。

     ただし、支配人の判断で参加できないものは不参加も可能とします。

 第八条:学級裁判で正しいクロを指摘した場合は、

     クロだけが処刑されます。

 第九条:学級裁判で正しいクロを指摘できなかった場合は、

     クロだけが卒業となり、残りの生徒は全員処刑です。

 第十条:死体を、犯人以外の三人が発見した場合には、

     死体発見アナウンスを鳴らして、学級裁判開廷をお知らせします。

 

 

「ちゃんと確認したぁ? ついでに、電子生徒手帳の仕様も載せておくから、確認してね?」

 

 校則を確認した矢先に、モノクマが宣言したのは電子生徒手帳の仕様の確認であった。

 特に、電子生徒手帳の破壊が校則で禁止されている以上、しっかりと確認をしておかなければならなかった。

 

 仕様一:電子生徒手帳は、起動時に本名が表示されます。

     あなたがもし、本名を偽っても起動時にばれてしまいます。

 仕様二:他人に生徒手帳を貸し出すことを禁じます。

 仕様三:電子生徒手帳は衝撃に強いです。象に踏まれても壊れません。

     ただし、高温に弱いので扱いに気を付けましょう。

 仕様四:今後、部屋のカギは電子生徒手帳による電子ロックになります。

 仕様五:電子生徒手帳を紛失してしまった場合、再発行はできません。

 仕様六:個人のデータを出力したいときは、売店のコピー機を利用してください。

 

 電子生徒手帳に関する仕様は以上の六点だった。健康診断をこれを利用して受けさせると言うのだから、資料の出力と言うのはそうしたデータを印刷したいときのことを指しているのだろう。

 校則と照らし合わせると、電子生徒手帳を無くすことは死を意味するととっても良かった。部屋に入れなくなる以上、不眠不休を貫かなくてはならない。それはいくらなんでも人間を止めすぎていた。

 モノクマはこのルールを、電子生徒手帳が配布されたたった今を持って用いると告げた。これによって、モノクマ本人を襲うことも出来なくなった。

 人知を超えた……とまでは言い過ぎだが、理解の範疇を超える快楽犯を相手に、ノープランで挑みにかかるのだけは避けたかった。

 

「ほら、ボクの用事はもう済んだんだから……さっさと健康診断を受けてきなよ! ほら、男女で別れて……早く早くぅ!」

 

 今回の唐突な健康診断だって、その裏には何かモノクマの思惑があるはずなのだ。だと言うのに、僕はその思惑を打ち砕くことはできない。悔しそうにした唇をかみしめている綿折斬子も、またその思惑を打ち破ることが出来ない。

 きっとこの健康診断には、何らかの意味がある。

 モノクマはコロシアイを待ちわびていると言った。そうであるならば、この健康診断がコロシアイの契機になるとでもいうのだろうか。

 一抹の不安を感じながらも、僕達は男女に分かれ、指示通りに健康診断を受けるしかできなかった。

 

 

 コロシアイ宿泊生活、三日目。昨日無理やり受けさせられた健康診断の結果が、僕の電子生徒手帳に届いた。身長体重、座高に血糖値。血液検査の結果に腸内細菌。病院で行う健康診断と何ら変わりのない結果が、そこに並んでいた。

 しかも不気味なことに、不安を感じる結果のところには、医者のコメントのようなものすらも書かれている始末だった。もう少し甘いものは控えましょう、だなどと余計なお世話だ。

 だが、この医者のコメントのようなものは、間違いなくモノクマが書いたものだろう。すべての検査を実行したのはモノクマだった。主治医にでもなったつもりでこれを記したと考えれば、細かいアドバイスにも納得のいくものだ。

 そして、それがコロシアイを引き起こす動機だとしても、納得がいく。不安を煽って、早く外の世界に出たいと思わせることがモノクマの狙いなのかもしれない。

 

「……別段、変わった様子はないよ。病気が見つかった三人以外は、ね」

 

 食堂に既に集まっていた面々の様子は、昨日に比べればいくらかマシだった。健康診断と言う現実味のある行動を行ったからか、あるいはその結果が普通の健康診断とそれほど変わらんかあったからか、非現実的な映像のことを一時的に忘れることが出来ているからだろうか。

 ともかく、モノクマの用意した健康診断がコロシアイの動機になるのかとも思ったが、この様子なら問題もなさそうだった。ここに揃っているメンバーの精神状態を分析したのが『超高校級の心理学者』である軽戸であればなおさらだ。

 

「……一応、全員分の健康診断の書類は集めておいたぞ。俺が預かっておこう」

 

 健康診断の書類を持ってきたのは薬仙だった。確かに、『超高校級の薬剤師』である彼であれば、こうした医学的な部分の集約を任すこともできる。僕では気付けない部分にも、彼なら気付いてくれるかもしれない。

 

「……といっても、だ。問題があったのは、手妻、此指、浦白の三人だけだ。しかも、三人が三人とも症状自体は軽い。……これが動機になることはないだろうよ」

 

 薬仙が見せて来た三人の健康診断書類によると、浦白は肺が生まれながらに弱く、すぐに肺炎となる可能性があること。此指は、悪性腫瘍が発見されているが、すぐに治療すれば生死にかかわるものではないらしい。手妻に関しては、白血病が進行中とのことだ。ただ、こちらも抗生物質を摂取することで感知するレベルなのだそうだ。

 確かに問題があるのは確かだが、これが殺人の動機になるかと言われれば微妙なラインかもしれない。ただ、治療のために外に出たいとなると話は別かもしれないけど……。

 

「安心しろ。医務室に白血病の抗生物質もあったし、此指の癌に関しても数年で悪化するようなものでもない。殺人の動機に足るものではないさ」

「……なるほど。あの犯罪者が何かしでかさない限り、問題はなさそうだね」

「綿折に関しては僕が手綱を握っている。安心してくれて構わないよ」

 

 薬仙の薬学的な見地と、軽戸が判断した精神状態とを総合して考えてみても、確かに殺人事件が起こりそうな状況ではなさそうだった。

 だが、相手はあのモノクマだ。何をしでかしてくるか、それが分からない以上警戒を怠ることはできなかった。

 こうして、三人でこれからのことを話し合うことが出来ているのは、全員でホテル内を散策しているからだ。昨日は特にこのホテル内を調べる間もなく、あの騒動になってしまったこともある。今日は全員でこのホテルを隅々まで調べつくすことになっていた。

 今、僕達がいるのはホテルエリアの一階。一階の廊下の突当りには食堂と宴会場があり、ホテルエリアの二階に上がるにはこの食堂前の階段を登る必要がある。

 一階にあるのは他に、医務室とお土産売り場、警備員室と受付、それに加えてシャッターが下りているもののジムエリアとデパートメントエリア、アミューズメントエリアに進むはずの通路が存在するのみだ。

 

「……それにしても、意外と物自体は充実しているんだな」

「一階の食堂の充実っぷり、お土産売り場にあるお菓子や嗜好品、二階の休憩室にある飲み物……。確かに、ここで暮らすうえでの不自由さは無いみたいだね」

 

 探索を進めれば進めるほど、このホテルの異様さが浮き彫りになってくる。食堂では、夕飯のみ勝手に用意されるというシステムのようで、朝食と昼食は各自で用意しなくてはならない。とは言え、その材料は毎日のように補充され、作れない料理がないのではないかと思えるほどに品数も充実していた。

 小腹がすいたときも、土産品売場でお菓子や嗜好品を手に入れることが出来る。土産品売場といいながら、どちらかと言えば外の世界でのコンビニに該当する施設のようにも思えた。この二つの施設がある限り、このホテル内での自炊生活に暗雲が立ち込めることはなさそうだった。

 それに加え、二階にあるのはどこも実用的な部屋ばかりだった。ランドリー、休憩所、遊戯室、配電室、大浴場。二十四時間いつでも空いているランドリーと大浴場のおかげで生活に支障が出るわけでもなかったし、休憩所には世界中から取り寄せられたジュースやワインと言った飲料が多く入っている。未成年での飲酒や喫煙を許すわけではないが、モノクマが言うには僕達には失われた高校生活の記憶と言うものがあるらしく、実年齢が分からなかった。そのため、誠に不本意ではあるものの、各自の判断に任せると言う逃げの一手を打たなければならなかった。我慢が原因で殺し合いなどが起きたとすれば、それは本末転倒だからだ。

 大事の為に小事と言うわけにはいかないが、それでも小さな犯罪を見逃すことで大きな犯罪を止めることが出来るのならば仕方のないことと割り切る以外にはなかったのだ。

 




次回、自由行動パート。
…と言う名の日常パート。

次回の最後に、非日常編に…入れるといいなー
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