Longevity World   作:kyoroball川田

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初めまして、kyoroball川田です!
今回は初めて小説を書いてみました!
まぁ、息抜き程度に書いたので、是非とも暖かい目でご覧ください!
多分伝わらないこと、沢山あります!(笑)


1・始まりの世界

2016年 1月

 

とある日本の中学校の廊下に、一人の少年がしゃがんでいた。少年は鼻がすらっとしていて、目が少し細く、どちからと言えばそこまでイケメンではないような容姿をしていた。しかし、爽やかなスポーツ刈りの髪形には黒い髪の格好よさを前面に出していた。

ここまで聞けば普通の少年にも思えるのだが、その少年はとてもおかしな服装をしていた。

黒いジーパンのようなズボン、黒い長袖のtシャツのような上半身の服、そして黒いマントのような物を着けていた。明らかにハロウィンで来そうな服を着て、少年は廊下にしゃがんでいた。

いや、しゃがんでいたと言うよりは、『しゃがみながら、廊下の曲がり角から反対側の廊下の様子を確認していた』と言った方が合っているのかもしれない。

少年の視線はずっと反対側の廊下を見つめていた。

少年の視線の先にいたのは、白いショットガンのような物を持った白い服の二人組だった。サバゲーのような白いガスマスクと白いヘルメットを顔が覆い被さっている。

すると、その二人組が何やら話を始め出した。声を聞く限り、その二人組は男だということが判明した。

 

「今回はしっかりと死守しないとな。」

 

「先輩もしかして、前回の任務の失敗、まだ気にしていたんですか?」

 

「いや...、そういう訳ではないんだけどな...。」

 

「先輩、俺分かってますよ。先輩がまだあの失敗を気にしていること、あの失敗は別に先輩のせいではありません。誰の失敗でもないんです。もし、先輩がまだあの出来事が自分の失敗だと思っているのだったら、その失敗を明日へ、未来へいかせるような、そんな出来事と思えばいいんですよ!やっぱり、マイナス思考はダメめっすよ!」

 

「...うん、そうだな。マイナス思考はダメだよな!よし、じゃあ失敗を糧にして、今回も頑張っていきますか!」

 

「その意気です!先輩!」

 

 

そんな話を聞きながら、少年は右手にライトセイバーを持っていた。猫がねずみを捕まえるような、そんな雰囲気が漂っていた。

すると、その少年の肩を2回優しく叩いた者がいた、少年の相方のガヴェインだ。

 

「どうした、ガヴェイン?」

 

「本当にあの2人だけだったか?」

 

「俺が見た感じ、あの2人だけだったぜ。」

 

「なるほど...。じゃあ、増援とかは来なさそうだし、さっさと始めますかー。」

 

するとガヴェインは肩を回し始めた、骨の音が周囲に響く、しかし白い服の男達には聞こえない。

 

ガヴェインの体は筋肉が凄く、そして背が高い。服装は少年と全く同じで、髪形は基本は黒だが、少し前髪に赤が混ざっている、両手には手袋をしており、手袋の甲は青く光っている。

少年は一旦ライトセイバーを地面に置き、ポケットから何かを取り出した。そして、それを片手で隠すように握っていた。

 

「お二人とも、準備は宜しいですか?」

 

突然、少年とガヴェインのしている左耳のイヤホンから声が聞こえた。

 

「おお、イブか。俺は準備バッチリだぜ。」

 

ガヴェインが首の骨を回しながら、答える。

 

「俺も準備OKだぜ、イブ」

 

少年もガヴェインに引き続き、イブの応答に答えた。

 

「それでは、お二人とも、初任務頑張ってください!」

 

イブの言葉が終わった瞬間、少年は手に持っていた物を、白い服の二人の地面に投げつけた。

 

「なんだ、これは!」

 

「先輩!落ち着いてください!」

 

突然のことだったらしく、白い服の二人は完全に動揺していた。辺りは一面、煙で白く染まっている。

 

「キャーーーーーーー、何?!」

 

「みなさん、落ち着いてください!決して、その場を動かないでください!」

 

教室で授業をしていた、生徒たちが辺りが白くなったことに驚き、騒いでいた。そして、それを先生らしき人が必死で生徒たちの混乱を止めていた。

辺りは一面、煙しか見えない。どこを見渡しても煙。その煙の中、一人の白い服の男に赤髪の男が背後に近づいた。そして、赤髪の男は白い服の男の後頭部を右手拳で地面におもいっきり叩きつけた。

 

「何だ!おい!平石、どうした?!」

 

多分倒れた。白い服の男の名を呼んだのだろう。しかし、その男はヘルメットが割れ、頭から大量の血を流していた。もう、返事をすることもないだろう。

返事の無いことに、もう一人の白い服の男はかなり動揺したことだろう。

しかし、その男は冷静さをすぐに取り戻した。

自分に近づいてきた影をすぐに察知して、白いショットガンのような物を地面に落とし、腰に差していたライトセイバーを抜きとり、影と向き合った。ショットガンみたいな物を地面に落とした理由は相手が速すぎためであった。引き金を引くスピードでは、間に合わないと思った、白い服の男の判断だった。

影が振りかぶったライトセイバーが白い服の男のライトセイバーと激しくぶつかった。辺りはまだ煙が舞っている。

ほんの数秒、交差していたライトセイバーとともに影はジャンプしながら後退りした。そして、影の正体は先程まで廊下の角にいたあの少年だった。

煙で辺りは見えてはいなかったが、少年と白い服の男は距離が近かったため、お互いの顔がハッキリと分かった。少年は先程まではしてなかったスキーでつけるようなゴーグルをしている。

 

「やはり、敵か。侵略者どもめ。」

 

白い服の男はかなり怒りを覚えているようだった。後輩を殺された恨みなのか、その怒りは少年にも伝わっていた。

 

「侵略者って、お前らもじゃん。何こっちが悪役みたいになってるの?」

 

しかし、その少年はその男の怒りに気づいていないふりをした。そして、こう続けた。

 

「しかし、まぁ...。今のお前見てると、昔の俺を思い出すなー。そうやって、仲間を思ってしっかりと悲しんであげるところ。」

 

男は少年の言葉に、怒りが頂点に到達したのか、おもいっきり少年のほうへ、ライトセイバーを構えて走ってきた。男の片目には一滴の雫が溢れていた。

 

「お、お前に何が分かる!!」

 

男の声は震えていた。少年は左手に何かをはめた。そして向かってくる男の右腰にめがけて、はめた物から出てきた鎖を飛ばした。

 

「そんなの、当たらねぇぇぇぇぇぇぇ!!!」

 

男は左側に軽々と走りながら鎖を避け、少年のほうに向かっていく。鎖は廊下の端の手すりに引っ付き、飛ばした鎖の動きは完成に止まっていた。しかしそれが少年の狙いであった。

 

「死ねぇぇぇぇぇぇぇ!!!」

 

男が少年に向かってライトセイバーを振りおろそうとする。そのときだった。

先程、鎖を飛ばした少年の左手は手すりに引っ付いていた鎖に吸いつけられていた。ものすごい勢いで。

 

止まっていた少年が急に近づいてくるとこに戸惑いながらも男はライトセイバーを瞬時に構え、少年のライトセイバーとぶつかった。しかし、少年のライトセイバーの勢いが勝ち、男のライトセイバーは男の肩にぶつかった。その隙に少年は男の喉仏を強く切りつけた。

 

「ぶはぁ?!」

 

男はその場に倒れこんだ。喉仏を切られたので、もう喋ることはできない。

少年は鎖を瞬時に自分の手元に戻した。少年の青いライトセイバーは赤い血でびっしりと染まっていた。

少年は倒れた男に近づいて行った。

 

「でも、俺はもう悲しむことは人前ではしない。心の内に秘めていく。そして、死んでいった仲間の思いを『ちから』に変えて俺は強くなっていく。もう後ろは振り向かないさ。だから、お前の分も俺は強くなって、生きていく。」

 

少年はライトセイバーを縦にし、男の胸元に構えていた。男は涙を流していた。大粒の。

 

「じゃあな...。」

 

少年は男の胸にライトセイバーを突きつけた。

大量の赤いしぶきと、ともに少年の服も赤く染まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「初任務だというのに、この有様...。やっぱ、人の命を奪うってことはまだ慣れないな...。」

ガヴェインが震えた声で言いながら、自分の拳で倒した相手の肩に缶バッチのような物をつけていた。

 

「慣れない...。って言うか、お前、今日で初めてだろ?人を殺すこと」

 

少年も先程倒した男の肩に缶バッチのような物をつけていた。

 

「そりゃ、そうだけど...。これから人を殺すのに慣れないといけないだろ?こういった任務、これからずっと続けないといけないだろうし...。

 

ガヴェインは腰をおろし、ため息をついた。

 

「俺達、何年生きてると思っているんだ?ガヴェイン、今まで俺達は戦争とか、いっぱい人が死んできたところを見てきた。まぁ、そりゃ人を殺すとこに慣れる人間なんていないさ。でも、それは仕方がないこと。大切なのはそいつらのために出来るだけ多く自分たちが生きることだろ?それに俺達はもう死んでいるみたいなものだ。『死人』がそんなことウジウジ考えてたって仕方がないだろ?」

 

煙がそろそろ晴れそうだった。そのことに気づいた少年はすぐに誰がに連絡をいれる。連絡相手はイブだった。

 

「はい、こちら『サポート』のイブです!」

 

「イブ、こちらの任務は完了した。直ちに転送を要請する。」

 

「はい、かしこまりました!」

 

少年はイブとの連絡が終わるとライトセイバーを腰にしまった。

 

「なぁ...。」

 

ガヴェインが少年に話しかけてきた。さっきの暗い表情は消えており、静かに微笑んでいた。

 

「俺はお前のように人を殺すことをポジティプに考えることは出来ない...。でも、俺はお前についていくよ。この命がある限りな!」

 

ガヴェインは最高の笑顔を少年に向けていた。

 

「別に、ポジティプに考えている訳じゃねーよ。俺、本当はメガティブだし...。」

 

少年は小さな声でそう言った。ガヴェインには聞こえてはいないみたいだった。

 

「それでは、転送を開始します!」

 

いきなり、イブの声が二人の左耳に響く。すると、二人はどんどんと体が薄くなっていく。

 

「これからもこんなことが、続くのが...。でも、挫けずに何度でも立ち上がってみせる!仲間の思いをのせて...。そして、この『杉内 敬二』として!」

 

少年は天井に向かってそう呟いていた。

 

二人はどんどん薄くなって、ついには消えていった。この世界から...。

 

そして煙は完全に消えており、いつもの学校の廊下に血痕が二ヶ所残っていた。

 

 

 

 

 

 

 




最初から、めっちゃ「死」ついて語ってます...。
まぁ、多分誤字とかいっぱいしてると思いますが次回も気軽に書いていこう思います!
読んでくれて、ありがとうございました!

*新キャラ情報
ガヴェイン・・・モンスターストライクのガヴェイン(進化前)より
イブ・・・ガールズバンドパーティーの若宮イブより
「少年」および「杉内 敬二」・・・オリジナルキャラクター
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