くぅ疲マン   作:宇宙飛行士

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12話 心に、じゃないですか?

 

 

1,あ、ここ進○ゼミでやったとこだ!(やったぜ)

 

 

 

銀髪チビ助が『お前だけは倒す、絶対に倒す』と破壊の衝動に目覚めた。ええ?(困惑)

いやお前とBMGにどんな確執があったかは知らんけども、あれただのコスプレ女だがら。別人だから。

俺はチビ助に「やめろチビ助!それ以上気を高めるな!」と叱りつけるように言う。するとチビ助は『私には分かります。奴も私と同じサーヴァントだ』と俺に向かって告げてきた。

 

なーに言ってだコイツ?ついに頭アーサー王に染まりきったか(畏怖)と確信しかけた俺。しかしそんな俺に、また背後からスタンドのように姉御が現れ、あのコスプレ女も精霊(笑)だという真実を伝えられる。

あ、そういうこと。ふーん。ならしょうがないね、

……え、マジ?だからチビ助が殺意の波動を醸してるの?

俺はまたしても直面する超展開に「うわあ、なんだか凄いことになっちゃったぞ」と他人事のように呟く。

 

なんでチビ助はBMGをそんなに八つ裂き(過剰表現)にしたいん?おこなの?俺はそう聞く。

 

 

そんなチビ助の答えはいたってシンプル。

『気に入らないから』

 

 

 

あ、そっかあ(納得)

 

 

 

 

 

 

レッド寮主催のコスプレデュエル大会会場につくと、そこには世にも奇妙なコスプレをしたガッチャマンが。

え、それなんのコスプレなの。一応デュエルモンスターズのコスプレだけっていう縛りが設けられてると思うんですけど(半目)

なになに、着ている内に何のモンスターか分からなくなって、取り敢えずパーツをミックスさせて良いとこドリップした?

お前のその発想子供すぎね?やっぱ頭ガッチャしてるわ。

それで明日香っちはハーピィレディのコスプ(ryおいやめろ、俺は保健室に戻る気はない。もうここまで来たら見逃してて、な?気分は冷やし土下座で頼み込む俺。

お、お許しが出たぞ。まったく世話かけさせやがって(震え声)

 

明日香っちとの一方的なバトルファイトを終え、ほっと息をつく俺。そこにパシャッ、とカメラのフラッシュがたかれる。

 

「中々似合ってるじゃないか、明日香!」とジョイン仮面が明日香っちの写真をとっていたのだった。まる。

 

ジョイン仮面やんけ!と俺はテンションを上げ手をかざす。ジョイン仮面は俺のアクションの意図に気がつくと、同じように手を上げ( 0w0)<ウェイッ!とハイタッチした。

やっぱりジョイン仮面は良いノリしてるぜ。ヴェェェイ!!!

そうキャッキャッしてる男二人だったが、明日香っちは自分のコスプレしてる写真を世に流したくないのか、逆上し、さぁ第二ラウンド始めっかという覇気で襲いかかってくる。

 

お、落ち着けよ。記念に残すだけぐわあああああ!!!

 

 

 

 

2,お金で買えないモノはいっぱいある。でもそんなの綺麗事やんか!(逆襲)

 

 

 

最終的に「別に写真ぐらい良いだろぉ!俺も欲しいわ!!」と俺が逆ギレすると、明日香っちは「そ、そう?」と心なしか頬を染め、振り上げていた腕を下げた。

 

こ、このヤロォ…いや違う、このアマァ…!俺よりもジョイン仮面だけにコークスクリュー・ブロー繰り出すべきだろ。なんで俺が巻き込まれなきゃならなかったんや。写真とりだしたのは奴だからね。俺は「連写モードにしたら、良いところ絶対逃さないぜ?」とアドバイスしただけだ。あともっと角度をエグいとこにしろとも言った。やったぜ。

 

でも逆ギレしたおかげで怒りは収められたし、明日香っちのコスプレ写真を得る権利も得たぞ。やったぜ(二度目)。これは結構レア物だからクイズオタクで明日香っちオタクでもある、オベリスクブルーの神田君に高値で売れるだろう。わっほい!(あざとい)

やっぱり世の中金なんだよなあ、ゲスい表情を浮かべる俺。これでもやし生活からおさらばかなーって!(ダミ声)

 

前の逆ギレ気分から一転してルンルン気分になったぜ。何円ぐらい稼げるかな。考え込んでいる俺を尻目に、時間はコスプレデュエル大会、初戦を行う時刻となっていた。

初戦は奇妙なコスプレをしたガッチャマン。動きづらそうに手足を前後させ、必死にデュエルディスクを展開しようとしている。

そんなゴチャゴチャした格好でデュエル出来るのかと疑問に俺が思ったと同時、「すみませ~ん!私とデュエルしてもらってもいいですか~」とガッチャマンの対戦相手に立候補する奴が。

 

というか相手決まってなかったのかよ運営ガバガバじゃねぇか!と心のなかで不平を言い、声のした方に目を向ける。

 

 

そこにはさっきのBMGコスプレ女(精霊(笑))が。

 

 

 

チビ助の目が血走ってるんですけど(白目)

 

 

 

 

 

3,ホウジョウエムゥ!!

 

 

 

 

BMGコスプレ女の『ガッチャ!私と対戦して!キャハッ☆』という声に、俺は「ガッチャマン、BMG、やはりそういうことか!!」と早歩きしながら彼らの間に割り込む。

チビ助が、奴をぶちのめしてやる、勿論デュエルでなあ!という意思を見せたので、そのためである。

まああれよ?チビ助が加入してから初めて言った我が儘である。できるだけ叶えてやりたいと思うやん?

 

そしてガッチャマンと相手を代わってもらい、デュエルしている次第であるが、俺は今後悔しているのであった。

 

━━コスプレ女のフィールドには現在、『ブラックマジシャンガール』一体と『マジシャンズヴァルキリア』二体が存在している。

 

ブラックマジシャンガールは別にいい。売ったら高そうだな(金の亡者)と思うぐらいで、特に驚異のカードではない。問題はマジシャンズヴァルキリアだ。

 

・マジシャンズヴァルキリア

このカードがフィールドに表側表示で存在する限り、相手は表側表示で存在する他の魔法使い族モンスターを攻撃対象に選択することは出来ない。

 

という効果を持ったモンスターだ。

別に単体だけなら対処は容易い、しかし今相手フィールドにはマジシャンズヴァルキリアが二体。

一方のマジシャンズヴァルキリアを攻撃しようとすると、もう一方のマジシャンズヴァルキリアの効果が働くので攻撃出来ず。その反対も同じような結果となってしまう。

つまり、攻撃出来ない『ロック』状態となっているのだ。

 

 

くっそう中々やるぜ、このコスプレ精霊(笑)女。テクニカルなことしてきやがる。なんかワクワクしてきたぜ。

まるでガッチャマンのような童心を持ち始めた俺であるが、今手札にいる銀髪チビ助からは破壊衝動を感じてもいるので、冷や汗が流れていたりする。お、落ち着けよ。

 

色んな感情が混じりながらも次のカードをドローする。……よし、これでヴァルキリアロックは突破出来る!

 

「俺は『Oーオーバーソウル』を発動!墓地からバーストレディを特殊召喚。そして『バースト・インパクト』をさらに発動する!このカードはバーストレディが自分フィールド上に存在するときに発動できる。バーストレディ以外の全てのモンスターを破壊する!いけ、バーストレディ!バースト・インパクト・ショット!!」

 

 

姉御の手から生成されたメラゾーマが相手モンスターに向かって放たれる。

 

━━やったか!(フラグ)

 

「くっ、リバースカードオープン!『ディメンション・ゲート』発動!私はブラックマジシャンガールを表側表示でゲームから除外します!」

 

「だがマジシャンズヴァルキリアは破壊される!さらに『バースト・インパクト』の効果、破壊したモンスターの数×300ポイントダメージを与える。合計600ポイントのダメージだ!」

 

ブラックマジシャンガールは逃がしたものの、コスプレ女(精霊)のマジシャンズヴァルキリアは破壊できた。これで自由にアタック出来るぜ。

相手の発動した『ディメンション・ゲート』は直接攻撃された際、除外したモンスターを再びフィールドに戻すトラップカード。つまり俺が攻撃すると、さっき除外したブラックマジシャンガールが戻ってくる。

墓地に『ブラック・マジシャン』、『マジシャン・オブ・ブラックカオス』がいないので、ブラックマジシャンガールは攻撃力2000だ。此方はそれよりも高いモンスターで攻撃しなくてはいけない。

 

「まだ俺は通常召喚を行っていない。よって手札から『サイレント・マジシャンLV4』を召喚する」

 

 

いつものような騎士モードではなく無言で、BMGコスプレ女(精霊)を睨み付けながら銀髪チビ助が降臨する。

よしお望み通りやっていいぜチビ助。いくぞ。

 

 

「魔法カード『レベルアップ!』を発動!サイレントマジシャンのレベルを上げる。来い、『サイレント・マジシャンLV8』!!」

 

 

『もうこれで終わってもいい……だから、ありったけを』そのチビ助の言葉と共に、姿が光で包まれる。

発せられた光から目が眩まないよう、俺も含め周りの人たちは手で光を遮るようにかざす。

 

そして少しの間をおき、ようやく光がおさまったことを理解し、かざした手を下ろしチビ助を見た。

 

 

『━━This way━━』

 

 

背丈は格段に大きくなり、元から長かった髪もさらに伸びている。銀髪の艶は増し、平坦な胸は大きくなって一目でこの魔法使いが女性であることを認識できた。

 

まあそれ(女だったこと)も驚きだけどね。うん、それよりもね?なんかアイツの周り滅茶苦茶オーラ的な奴が渦巻いてるんだけど。眼光もすげえ鋭くなってるんだけど。

え?なに姉御?『やはり私の目に狂いはなかった』って……いややべえよコレ!そんな呑気に言ってる場合じゃねぇよ!これやべえ奴だよ!向こうのBMGコスプレ女(精霊)もガクブルしてんぞ!大丈夫か!?

 

俺が目の前の惨状に恐れを覚えている間にもデュエルは進む。

サイレントマジシャンLV8は自分のオーラをさらに噴出させ、自分の調子を確かめるように二、三度手のひらを開閉した後、BMGを再度睨み付け、語る。

 

 

 

『━━Follow me━━』

 

 

その、あれだ。とにかく。

方法はわからない(わかる)が、成長したんだ……!!

 

 

━━BMGを倒せるレベルまで!!(卒倒)

 

 

 

 

 

 

成長したサイマジ=さんの腹パンで、フィールドに戻ってきたBMGは呻いた後消滅した。そして続けて姉御のバーストファイアーがコスプレ女(精霊)に繰り出され、ライフが0になり俺の勝利でデュエルが終わる。

 

つうかコスプレ女(精霊)大丈夫?姉御のダイレクトアタックの炎受けて「イワァアアアクッ!!!」って叫んでたし。というかサイマジ=さんの腹パン受けた場所と同じところらへん押さえて未だに呻いてるし。あれ?これリアルダメージ発生してね?……おい誰がここまでやれっていったんだよお!大丈夫かお前ェ!?(必死)

 

俺が呻いてるコスプレ女(精霊)に近づくと、「あ、もう無理。マジ無理」と彼女が呟いたのを耳にした。俺はその様子から察し、彼女に肩を貸しレッド寮の裏まで運ぶ。

 

 

━━そこでコスプレ女(精霊)は吐いた。

 

 

 

いやーもうゲロゲロよ?

誰だって吐きたい時はあるよな。全部吐いちゃいな(マッチポンプ)

 

 

 

 

 

4,大徳寺先生って生徒になんか良いことしたっけ?

 

 

 

デュエルアカデミアの学園祭が終わり、喧騒は終わりを告げた。

時は穏やかに過ぎていき、いつもと変わらない学園生活へと戻る。そんな学園の授業中、遊城十代はため息を一つつき、小さな声で呟いた。

 

「大徳寺先生……何処に行っちまったんだ……?」

 

オシリスレッドの寮長、そして七精門の所有者でもある大徳寺先生はある日を境に行方不明となっていた。

ちょうど天上院明日香の兄、天上院吹雪が記憶を取り戻した頃。そんな時に姿を見せなくなったのだ。

万丈目準は「セブンスターズの奴等にやられたんだ!」と言っているが、本当にそうなのだろうか。十代は一人考え込む。

自分たちオシリスレッドを今まで支えてきた先生。そんな彼は今どこで、何をしているのか。もしくは、何か目的があって姿を消したのか?

 

(……考えても仕方ないな)

 

そう思い直し、意識を現実に戻す。

この授業で今日は最後。放課後の予定は空いている。

 

こうなったら皆で手分けして探すしかないな、と十代は思いつつ、それを実行に移すのだった。

 

 

 

5, 好みは人それぞれです

 

 

 

あのさぁ……(半目)

俺はレッド寮の自室で椅子に座りこむ。そして目の前にいる精霊(笑)を指差して言った。

 

 

 

━━なんでBMG(精霊)いるの?

 

 

 

え、なにチビ助?『コイツは私に負けたから部下にする?』

 

 

 

……いや俺ホーリーエルフ派だし(目逸らし)





『ボツネタ設定』

・サイレントマジシャンLV8
チビ助がゴンさん化した姿。因みに手に持っている杖は使用しない。素手で相手を殲滅するトンファーキック状態である。
仕方ないね()

・ブラックマジシャンガール
今回理不尽な暴力にあったモンスター。この小説における不憫枠兼M・HERO闇鬼枠(予定)
ここだけの話、本当はBMGではなく破滅の女神ルインを出す予定だった。しかし作者が5話あたりを書いている際「よく見たらルイン光属性やんけ!ファッ!?しかもレベル8だからマスクチェンジセカンド使えないやんけ!(驚愕)」となり変更になった。ぶっちゃけサイマジとBMGだとなんか被ってる気がするんだよなあ(ヒロインパワー的な意味で)
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