くぅ疲マン   作:宇宙飛行士

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15話 そげぶ

1,デュエルリンクスで沈黙の魔術師━サイレントマジシャンが追加。やったぜ、ジェムで買おうっと(無知)

 

 

 

BMGが『私の扱いやっぱ酷くね?どうして?』と言ってきたので、「お前のアイドル力が足りないからじゃねぇ?」と適当に答えた。

 

俺の言葉を受け「なん…だと…」と目を見開き呟いた彼女を後目に、俺は大きな欠伸を一つ。

 

コイツは本島離れてから急に何言ってだ。

 

今俺がいる場所はデュエルアカデミアへ向かう飛行機の中、生徒みんなが集まるこの状況で、BMGは半透明になって浮かびながら俺の目の前にいる。

 

というかね、あまり公衆の面前で声かけないでくんない?(半ギレ)

 

俺はお前ら精霊(笑)と違って普通の人には見える存在だからね。他の人からしたら今の俺一人で喋ってるみたいやんけ。超痛い奴じゃん。マジで勘弁して?俺もう一年生の時に『くぅ疲マン』と『ベストマン』という汚名を背負ってるのよ。いや、正直これはまだ面白がられて笑い者にされてるだけだから許せるけど(血眼)、可哀想な目で見られるのは耐えられないからね。俺の精神的に。

 

ブラジャー(BMG)先輩はあれよ?他の姉御やチビ助を見習って俺を気遣ってくんね?彼女らは人目のない時にスタンドみたいに出現してくるからね。めっちゃ思いやり感じるからね。俺からの扱いが雑になるのもそういうとこやぞ?だからしょうがないね。

 

そう長々と説明と説教をしたい俺であったが、人目を気にしてるのでアイドル力無い云々と短い言葉で彼女に答えたのである。

 

飛行機の中でずっとガン無視を貫いてもよかったのだけど、流石に『ねぇなんで?どうして?』と涙目で十分以上声をかけ続けられたら反応してしまうぜ(短気は損気)。

 

あ、ほら隣に座ってた丸藤君が「誰に向かって喋ってるんすか?」て半目で俺を見て言ってきたやん。かあー!丸藤君に目をつけられたが最後、俺のあだ名がまた一つ増えるで!ざけんな(全ギレ)

 

ブラジャーは島に着いたらファイアトルネード治療法してやると決意する。そしてアイドル力高めてやるためにスマイル体操(アイマスネタ)踊りきれるようにしてやる(Pの鏡)。

 

こんなんで二年目は大丈夫なのだろうか、と不安になり始めた俺なのであった。まる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2,E・HEROハリファイバーが欲しい(諦め)

 

 

 

デュエルアカデミアでの生活、二年目がスタートした。

もちろん俺は情熱のオシリスレッド。

他の陰鬱なオベリスクブルー、カレー大好きラーイエローなんかこっちから願い下げだぜ(強がり)。別に悔しくなんかないんだからね?マジで。

 

うそです本当はオベリスクブルーがいいんですけど。僕もエリートになりたいんですけど!なんとかならないかなーって。うっうー!(媚びる声)

 

そんな心境で始まってしまった二年生。まだこれといって一年目のようなヤベー事は起きていない。よく考えてると一年の時は今ぐらいの時期に、ガッチャマンのガッチャ辻斬りが流行してたぐらいである。こう、ガッチャマンに向かって突っ掛かってくる相手(例で挙げるとサンダー君など)を返り討ちにするやつ。あの頃はまだくぅ~疲れましたw!発言で周りから弄られるだけで平和だったなあ。それから廃寮探索→闇のデュエル→ベストマンの流れになるわけだけど(白目)

 

……二年生は平和かつ、レッドから出世できるようにしたいっす。出世は俺の努力と能力次第かもだけど、平和はもう約束されたようなもんでしょ。むしろ一年目にヤベー事のバーゲンセールだったわけだから、これ以上はない(断言)。そう思ったらテンション上がってきたぜ。ウェーイ(0w0)!

 

俺は最近の若者らしくテンションあげあげで、デュエルアカデミアにある購買へと足を運んだ。理由は特に無い、単に暇だったからである。

 

パックでも買おうかな?と思いトメさんに「なんか良い感じの奴ないっすかね~」と超曖昧に聞いてみたが、今は売れ残りのパックしかないらしい。

マジか、じゃあまた次の機会にします。俺もめちゃくちゃ多く小遣いもらってるわけじゃないからね。自重しますか。

 

パックを買うことを止めにして、俺は近くにいたセイコさんと談笑する。話す内容は最近みたドラマとかである。セイコさんはトメさんと違って年が近いからか、流行ものの話がしやすい。

 

そう二人でキャッキャと和気藹々としていると、パックを買いに来たらしい銀髪の学生と出くわした。

 

ほ?なんだアイツ。制服が赤色でも黄色でも青色でもない、銀色のスーツなんだけど。つよそう(小並感)

 

俺の知らない内にアカデミアで階級増えたのか?と考えながら、その銀色スーツ君の行方を視線で追う。するとそいつは売れ残りのパックを8パック買っていき、購買にある休憩スペースでそれを開けて「よーし出来た」と声をあげていた。

 

俺はその行動に同じパリピ魂を感じ、何が出来たんでやんすかと親しげにスーツ君に聞く。するとスーツ君は「ああ、デッキのことです」とパックを開けて手に入れたカードの束を掲げ言う。

 

コイツは……俺以上のパリピに違いない(確信)

 

しかも五枚入りのパックを八つ買い、四十枚のデッキを作るという、(融合モンスターが当たらない)運を引き寄せる力まである。出来るパリピだぜ。

 

俺がそう畏怖していると、スーツ君はちょうどいいのでこのデッキの相手をしてほしいと頼んできた。し、しかもすぐに初デュエルまで行おうとするなんて、なんてパリピだ(語彙力喪失)。

 

 

 

 

いいぜ、相手になってやる(キメ顔)

 

 

 

 

 

 

結果、俺は新入生(後から知ったが)らしいスーツ君とのデュエルに勝利した。それも、ダークフュージョンを使わずにだ。

 

 

主に使ったのはマジックシリンダー、強制脱出装置、激流葬、神の宣告、聖なるバリア━ミラーフォース。

 

 

 

俺は悪くねぇ!!(逆ギレ)

 

 

 

 

3,ヤベー奴

 

 

 

パリピのスーツ君の相手をしてから少し日がたち、ガッチャマンが丸藤君以外の新たな舎弟を連れてきた。語尾が『ザウルス』と『ドン』の筋肉ムキムキのラーイエローの一年生だ。

 

 

……うん。その、ええ?(自問自答)。彼を何処で拾ってきたの?元居た野生に帰してあげなさい(当然の帰結)。

 

 

いやマジでガッチャマンはすげーよ。まだ二年始まって一ヶ月も経ってないっすよ。なのにこんなキャラ濃い奴舎弟にできんのかよ。もうこのラーイエローの一年生……このザウルスはヤベーよ(確信)。間違いなく一年のトップだろこれ。だってザウルスだぜ?一目でやべぇと分かるわ。同じ舎弟の丸藤君のキャラ霞んでるし。それほど強烈なインパクトだわ。

 

そう偏見MAXでザウルスと話し始めた俺だが、話すうちに『アレ?コイツまともな奴じゃね?』と思い直す。

 

今までの俺の経験から、オベリスクブルーとラーイエローの生徒は上級生、下級生問わずオシリスレッドの奴を見下す傾向が見られたが、このザウルスはそんなこと気にかけず、先輩の俺を立てるように会話が進む。しかもこのザウルス……話す感じ、出来るザウルスだぞ?(驚愕)。常識もしっかりあるし、礼儀正しいし。

 

いやすまんなザウルス。やっぱり人って見た目で判断しちゃ駄目だドン。俺は心の内で謝罪する。

 

ガッチャマンも良いザウルスを拾ってきたじゃないか。むしろお前と代わって欲しいわ(酷い)。俺はガッチャマンにそう笑って言う。するとガッチャマンは「ハッハッハ!冗談キツイぜ!」と声を返した。

 

いや、マジで(切実)

 

 

 

 

 

 

 

 

またまた日は経ち、レッド寮の自室にて『どうにも最近暇だなあ』と思いつつ、俺はBMGがスマイル体操を踊れるよう教示していた。

 

なんつーか、一年の時と違って環境が目まぐるしく変わるようなヤベー事も起きないし、ガッチャマンは丸藤君とザウルス君の三人組でどっか行ってることが多いし、暇すぎるぜ。

 

こう言っちゃうと俺が寂しがってるように聞こえるかもだけど、あれですよ。ガッチャマンいないと本当に毎日刺激がないでござるな。いや平穏な毎日を望んではいたのだけど、実際にその慣れた状態から離れると、やっぱり寂しいぜ(正直者)

 

なんだかんだ言って俺もガッチャマンに対して、友情的な、好感も少しは持ってたのかもよ。まぁ毎日が飽きなかったし。いやマジでお前ふざけんな(真顔)って時もあったけども。それも青春みたいな?そんな事を思ってたのかも。みんなでポケモンゲットかも(唐突)

 

でも最近になってガッチャマンとあまり連るむ機会がないのは、俺自身が原因なんすよね。ハブられてるわけじゃないんよ、今回は。ガッチャマンは大徳寺先生()と違って俺に友好的な態度で「どっか行こうぜ!」と誘ってくれるんだけども(器が大きい)、俺は丁重にお断りしてる。

 

というのも、新しく加入したザウルス君が常識人だから、ぶっちゃけ俺とガッチャマンが一緒にいる時のキャラがかぶるんだよね。いつもなら「お前それはアカンで?(苦笑)」と俺がガッチャマンにツッコミを入れるところも、ザウルス君が代わりに「それはおかしいザウルス!」ってやってくれるからね。ザウルス君の語尾もおかしいと思うドン。やっべ口調うつった。

 

 

まあそんな理由から暇になってしまったわけである。友達ならそんなの関係ないやん!一緒にバカやればいいんやで!と思うかもだけど、俺はそのバカやるのを咎める立場で彼らに接してたからね。ちょっとその役割が二人になるとやりづらいやろ。自重します。

 

 

 

 

「みんなー、集まって~!スマイルたいそう、いっくよ~!」

 

「ちょっと笑顔がぎこちないっすよ。もっと心の底から笑顔浮かべて、ね?やり直し」

 

「まだスマイルが足りないんですか!み、みんな~!集まってー!スマイルたいそう、いっくよー!!」

 

BMGに『スマイル体操で笑顔を……。君の力で、世界に……みんなの未来に、笑顔を…』と俺は駄目だしをしていく。

 

 

やらせてる俺がいうのもだけども、BMGの年でスマイル体操してるの見るの、ぶっちゃけキツイわ(笑)←人間の屑

 

 

でも一度言ったことはやり遂げるで?俺はこの体操をBMGにマスターさせることによって、彼女のアイドル力を高めてみせる。もう彼女をヒロイン(笑)や、真の仲間()などとは言わせない。

 

 

 

 

 

 

スマイル体操で、笑顔を……(独り善がり)

 

 

 

 

 

4,丸藤君がラーイエロー昇格をかけたデュエルに勝ったんだって。仲間が増えるよ!やったね三沢君!

 

 

 

丸藤君がオシリスレッドからラーイエローに階級が上がった。

 

丸藤君の何気ない『やっぱりいつまでもレッドじゃ駄目だよね~!キャハ!』という女子高生が童○をバカにするのに似た発言が俺の心を抉る。

 

や、やめろよ(震え声)。俺滅茶苦茶気にしてるんだぞ。ガッチャマンは笑って「よかったな!翔!」って言ってるけど、俺はそこまで心に余裕ないでござるよ。

 

その術はオレに効く、と丸藤君に勘弁して欲しいと伝えようとする。いやマジで泣きそうなんで。そうだよ何が最近暇だよ。俺そんなん言える余裕ある立場やないやん。やっべマジで辛くなってきた。実家に帰りたい(ホームシック)

 

 

俺が憂鬱な気持ちのまま「その術は(ry」と言いかけた途中、突然銀髪チビ助が俺と丸藤君の前にスタンドのように出現した。まあ、俺にしか見えないんだけども。

 

え、ガッチャマン見えんの?マジで?それもっと早く教え(ry

 

 

だが俺のガッチャマンへの不満は最後まで続かない。出現した銀髪チビ助は丸藤君をまるで親の仇を見るかのように睨み付け、激昂しながらその言葉を発した。

 

 

 

 

『取り消せよ……!今の言葉……!!』

 

 

 

 

━━今度は海賊かな?(苦笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

━━やめて!サイレント・マジシャンのジャジャン拳で丸藤君の腹部を殴打されたら、昨日の晩、ラーイエローの昇格を祝って作ってくれた、丸藤君への豪華なご馳走が胃から食道を通って出されちゃう!

 

 

お願い、吐かないで丸藤君!あんたが今ここで吐いたら、新品の制服と新調したメガネはどうなっちゃうの?ライフはまだ残ってる。ここを耐えれば、醜態を晒すことはないんだから!

 

 

次回、「丸藤吐く」。デュエルスタンバイ!

 

 

 

 

 

 




『設定紹介』

・エド・フェニックス
8パックでデッキを組んだ人。プロデュエリスト。十代の実力を実際に試すために来たが、今回はその前に主人公とデュエルすることになった。設定として現段階では十代<エド<主人公<十代という三すくみのような力関係になっている。相性って重要だからね。御三家かな?(すっとぼけ)

・サイレントマジシャン
今回はメラメラの実の海賊ムーブで現れた。
デュエルリンクスでは最新形体が追加され、リンクス界のアイドル的ポジションを確立しつつある。だが使用するには少しの勇気と課金が必要。

うるせェ!買おう!!(ドン!!)

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