くぅ疲マン   作:宇宙飛行士

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16話 いやあ…オーバーデビルは強敵でしたね

 

 

1,カイザーVSエド。…そんなんあったっけ?(記憶喪失)

 

 

 

丸藤君兄とスーツ君が、プロの舞台でデュエルするらしい。

 

え、スーツ君下級生なのにプロなの?

え、丸藤君兄ってプロになったの?

 

彼らのデュエルを見るためにサンダー君の部屋にあるテレビの前に集まった、ガッチャマン、サンダー君、明日香っち、丸藤君、ジョイン仮面、ザウルス、そして俺だが、その俺だけが凄い場違いな感じ。マジで?丸藤君兄、つまりカイザー先輩はプロなんすか。はえー、すっごい。そういえば前明日香っちが1人灯台で黄昏てるときに話しかけたら、そんなこと言ってた気がするわ。いやー、プロになるんなら一年の時に媚び売っとくんだったなあ(にやけ顔)。あわよくばコネでマネージャーくらいは慣れたかもだぜ。そうガッカリしつつ明日香っちに言ったら「貴方じゃマネージャーなんて無理よ…」と白い目で見られた。悔しいです(しかめっ面)

 

そしてスーツ君もプロだったんかい。俺より若いのにスゲーな。だから8パックで即興デッキ作っても勝てると思ってたんやな(納得)

 

流石プロ、目の付け所が違うぜ(煽り)。まあ、俺はスーツ君を罠にかけまくって勝ったけど。思えばなんか悪いことしたぜ。相手は本気ではなかったというのに。最後ちょっと怒ってたしな。今度あったら謝っとこ。

 

そう反省する俺。そんな俺の心の言葉を待つことなく、テレビの中でカイザー先輩とスーツ君のデュエルは進行していく。

 

というかカイザー先輩、スーツ君に弄ばれてるやんけ!スパークガン装備したスパークマンで『君のモンスター面白いんだ!(^○^)』って最高にイイ顔をしたスーツ君にいいようにされてるんですけど。

 

うっわ、ヤベー。弟の丸藤君、テレビ見て怒っちゃってるよ。なんか落ち着かせるよう声をかけるべきか?いやでもオレじゃあ「たのしそう(小並感)」ぐらいしか言えんわ。さらにキレさせるだけだと思うんですけど(未来予知)。駄目みたいですね……。

 

そうして少し時間が経ち、デュエルの勝敗は決した。スーツ君の勝ちである。まあ終始スーツ君がペース握ってたから、仕方ない感があるぜ。落ち込むなよ丸藤君。

じゃあ俺は釣りしてくるわ(切り換えが大事)

俺は持ってきていた釣竿とバケツを片手に外に出ようとする。

 

まあ今サンダー君の部屋にいるのも、俺が釣りに行こうとしてた時たまたま皆が集まりつつあったのを見て「お、どうしたどうした」と野次馬根性丸出しで身を乗り出したからだからね。本命は最初から釣りだったのだよ。

 

マジで食料調達は大事だから。丸藤君のアフターフォローよりも大切だから(冷酷)

 

まあでも?俺はしっかり去年の反省を踏まえてね、自室に実家から持ってきたカップラーメンとか隠していたりするのだ。だからぶっちゃけ心に余裕はある。去年は本当にサバイバルだったからなあ(遠い目)。この学校の階級による食事格差はどうなってんの?ラーイエローのカレーパーティーはいつになったらオシリスレッドに導入されるの?ずっと待ってるんですけど()

 

ラーイエローで思い出したが、丸藤君って階級上がったじゃん?でもなんか知らんけど、ガッチャマンの部屋にいつもいるんだよ。だから俺は「お前ん家ここじゃないぞ。ラーイエローだろ。カレーパーティーに勤しんでこい」って言ったのよ。そしたら丸藤君、「僕は兄貴(十代のこと)の弟分っす!ラーイエローに所属しててもそれは変わらないっす!」とか言ってずっとレッド寮にいるの、食事の時も。

 

━━お前なんでラーイエローに昇格したんだよ!カレー食べるためだろがァ!!(偏見)

 

俺はブチギレたね。お前は恵まれた環境からなんで荒んだこの場所に来るんだよ。来るにしてもタッパーにカレー詰めてから来いや!お前にはガッカリだよ!!

 

ちっ、その眼鏡は飾りか。やめたらこの仕事?(カレー配膳係)

 

そうだよ、よく考えたら丸藤君に気をつかう必要なんてないやんけ。へっ!良い気味だぜ!(人間の屑)

 

 

僻み全開の気持ちで俺はサンダー君の部屋を出る。

 

 

今日はずっと釣りしてようっと。

 

 

 

 

 

2,斎王さんの光の力ってスゲー!顔芸も

 

 

 

 

カイザー亮とのデュエルの後、エド・フェニックスは十代と対戦することを発表した。

同じヒーロー使いとしてどちらが本当に優れているのか確かめるため、と言う理由(エドが言うには)から行われるデュエル。十代は同じヒーロー同士が対決する機会をワクワクとしながら待ち続け、そして今、その舞台の幕が開こうとしている。

 

「へへっ!エド!同じヒーロー使い同士、最高に楽しいデュエルにしようぜ!」

 

そう十代はいつものよう、子供のような無邪気で陽気な気持ちでデュエルを始める。

しかし、そんな彼と対面しているエドは顔をしかめ「楽しいだと……?」と呟いた後、激昂し言葉を紡いだ。

 

「十代━━ムカつくんだよ!お前のような、憧れだけでヒーローを使っている奴は……!」

 

彼の怒りと共に現れる新たなヒーロー、D・HERO。

その特異な姿、能力を持つヒーロー達に、十代は次第に劣勢へと追い込まれていくのだった。

 

 

 

 

 

3,ガッチャマンが負けました。ウッソだろお前(白目)

 

 

 

 

何故かガッチャマンは『カードが白紙に見える』ようになった。

 

そう丸藤君に聞いたのはついさっきのことだ。

俺が授業をサボって釣り日和を過ごしてる間に、一体何が……?と俺は丸藤君に質問する。

 

丸藤君がいうには、ガッチャマンはエド・フェニックス(スーツ君)とデュエルをして、それに負けた結果そのような状態に陥ってしまったらしい。今ではガッチャマンは意気消沈といった感じ、誰の声にも耳をかさずに落ち込んでるとか。

 

ほんとかぁ?(苦笑)。あのガッチャマンがぁ?(強い疑い)。

 

へらへらしてそうなイメージがあるんですけど。丸藤君が心配しなくても、そんなの直ぐに復活するよ。だってガッチャマンだぜ。またガッチャガッチャしだすよ。

俺がそう返答しても、丸藤君は「そうなんすかね……本当に」と弱々しく呟いた。

 

そんな重症なの。マジで。でもやっぱり大丈夫やろ(根拠のない自信)

 

丸藤君が俺の元を去ったあとになって、俺はなんだかガッチャマンの事が心配になってきた。

 

確かにスーツ君、丸藤君兄とデュエルしてる時も煽りスキル高かったしな。流石のガッチャマンも精神的にキツかったのかな?でもガッチャマンだ(ry

 

そんな自問自答を繰り返しながら釣りを続けている俺の側に、精霊(笑)であるBMGがスタンドのように現れる。つうか実体化するのはやめて?誰かにみられたらめんどくさいっす。

 

俺はそう文句をグチグチとBMGに垂れ流すが、彼女はそれに耳をかさず『うるせェ!行こう!!』といったようなフィールで俺に迫ってくる。ドン!、って聞こえるような感じ。

 

いやです(断言)。大体よ、まあちょっと突き放すような言い方になるけども。負けて傷つくことなんて誰もが経験することやろ?

 

俺なんて昔は融合出来ないヒーロー使い(笑)で有名だったぜ?もう周りからは「融合デッキいる?」やら「見えないスカイスクレイパーシュートww(爆笑)」とか言われまくったよ?(遠い目)。ガッチャマンにも自力で乗り越えて強くなってほしいかなーって。うっうー!(ダミ声)

 

俺がBMGにそう返答しても、彼女は「で、でも……」とそれでも意見を覆さないよう。

 

やっべ、なんだか俺が超冷たくて嫌な奴だってことを晒されてるやん。俺まで落ち込んできたわ!悪循環かよ。

俺は疲れを感じ、大きくため息をつく。

その後、今度は銀髪チビ助がスタンドのように隣に出現し「取り敢えず、実際に様子を見てみては?」と俺に言ってきた。

 

 

 

それもそうだな(条件反射)

 

 

 

「いや可笑しいでしょ!!」

 

BMGがチビ助にアームロックをかけられてるのを後目に、俺はガッチャマンの元へ向かうことにしたのであった。まる。

 

 

 

◇

 

 

「すまない……今は一人だけにしてくれないか」

 

ガッチャマンの部屋に俺が訪れて開口一番、彼は今まで聞いたことのないほど重苦しい声色でそう言った。

 

 

……これガチやんけ(唖然)。

 

マジで落ち込んでるじゃん、ガッチャマン。えぇ?怖い。天変地異の前触れかな?(すっとぼけ)

 

マジかよキッツイわこの空気。当初の予定では「乳酸菌摂ってるぅ?」と軽い冗談を交えて励ませばいいかと思ったけど。無理っぽいわ。

まあ、とりあえず。

 

「乳酸菌摂ってるぅ?」

 

『アホですか!いや…アホですか!?(語彙力皆無)』

 

俺がそう予定通りの冗談を飛ばすと、精霊(笑)のBMGが半透明になって出現し、俺をバカにしてくる。

 

でも空気重すぎてかける言葉が見つからないんですけど(正直)。だったらお前はなんて言うんだよ、何が言えるのです。

俺はBMGに「じゃあお前は正しい答えを言えるんだよなあ?(八つ当たり)」と煽る。

『えっ、……もっと熱くなれよ!とかどうでしょう……?』とBMGは小首をかしげ言った。駄目だコイツ(^q^)

 

俺はそのままBMGと、だからお前はヒロインになれない駄目子ちゃんなのだ云々と捲し立てつつ会話していく。しかし、その様子を見てガッチャマンは「誰と話してるんだ……?」と落ち込んだまま俺に言ってきた。

 

え、ガッチャマンちょっと前に俺と同じ精霊(笑)見えるって言ってたやん。ほら、ここにぎこちないスマイル体操踊ってる(踊らせてる)BMGいるやろ?

 

俺はガッチャマンに恐る恐る言う。するとガッチャマンは「ああ、そういうことか」と納得したように頷いた後、俺に声を返した。

 

━━見えなくなったのはカードだけではなく、カードの精霊も、同様に見えなくなってしまったのだと。

 

 

 

ああ、やっべ。ガッチャマンがここまで落ち込んでる理由が少し理解出来ちゃったわ。まあ負けたっていう事実も心にキテるにはキテると思うんだけど。そういうことね。

 

俺はガッチャマンの言葉を聞き「そうか。だいたい分かった」と返答をする。

 

BMGは「ふざけてる場合ですか」とガッチャマンに配慮してか実体化し、俺に声を潜めて咎めるよう言ってくるが、俺はそれをガン無視する。

 

━━いや無視は辛いんですけど!というBMGに構わず、俺はガッチャマンに「これからどうするん?」と質問する。ガッチャマンは「取り敢えずは、この島から出ていくつもりだ」と答えた。

 

はいはい、ほーん?港にあるボートを借りパクして出ていく気なのね。結構考えてるやん(感心)

 

じゃあ今から俺の部屋来てくんないガッチャマン?。お前にやるもんあるからよ。俺はそう言ってガッチャマンの部屋を出た。その後ろからBMGが「ちょ、ちょっと待ってくださいよ!」と慌てながら俺を追ってくる。

 

そしてBMGは、どうしてガッチャマンを引き留めない云々、友達だろ云々と俺に矢継ぎ早に言ってくるが、俺は「お、そうだな」と適当に肯定した後、「でもよ?」と俺の意見を伝える。

 

でもよ━━それって、根本的な解決にはなりませんよね?(ミストさん感)

 

とどのつまりよ。ガッチャマンはその友達、相棒が見えなくなっちまって落ち込んでるのよ。多分だけど。

アイツ結構、ハネクリボーだっけ?その精霊(笑)と仲良さそうにしてたやん。でも今じゃあソイツが消えちゃって、話せなくなった。

 

そのツラさをよ?「(完全に)分かるってばよ……サスケェ」と言っちゃうと、ガッチャマンは「お前に俺の何が分かるってんだ!ああんッ?(ナルト感)」て言いたくなるわ、きっと。

 

だから「だいたい分かった」ぐらいでいいんじゃね。寧ろ俺は言えんわ。正直者だし。

 

それで次に、なんで引き留めないのかってことだけども、まあガッチャマンだからね?止めても止まんないと思うっすよ。うん。なんか確信に近いものが有るわ。

 

だってガッチャマンって基本、真っ直ぐ進むじゃん。ゴーイングマイウェイって感じで。だから意味ないっす。MA☆TTE!!って言っても、結局は自分の意見貫き通すぞ(白目)

 

 

つまり何が言いたいかというと、ガッチャマンをデュエルアカデミアに引き留めるには元の状態━━カードが見える、そして相棒が見えるようにならないといけないんじゃないかと思う。もうガッチャマンのデュエルアカデミアの学生生活ってのは、相棒と一緒だってことが決まってるのよ。

 

だから、しょうがないね?俺はBMGにそう告げる。彼女は俺の意見を聞き、いつものようにツッコミを入れることもなく押し黙ってしまった。

 

いや、ツッコミ入れてええんやで?(困惑)。八割方俺の妄想だからね。むしろ「こんなに私と地球人で意識の差があるとは思わなかった…!」って言うべきやで。

 

 

面妖な。

 

 

◇

 

 

 

 

ガッチャマンは俺の言い付け通り、しかし渋々といった様子で俺の部屋へ訪れた。

 

マジで落ち込みすぎィ!!(驚愕)

 

コイツ案外パリピじゃねえな。これは俺がこの学校で一番のパリピらしい。崇め奉っていいのよ?(お茶目)

 

まあガッチャマンもブー垂れてることだし、早めにあげるもんあげちゃいますか。

そう思い、俺はガッチャマンにぎゅうぎゅうに詰められたダンボールを「ほれ」と言って即座に渡した。

 

ガッチャマンが「…なんだコレ?」と怪訝な表情を浮かべ言ってきたので、俺は実際にそのダンボール箱を開き中を見せた。

 

 

そうそれは━━俺が実家から持ってきた、カップラーメン達である。

 

くそう、まさかガッチャマンに餞別として献上することになるなんて!(涙目)

 

悔しいです!(しかめっ面)とガッチャマンに気を遣わずにいう俺。

 

俺の緊急食料をこんな形で失うことななるとは、思いもしなかったぜ。大切にしろよな(悲哀)、ガッチャマン。よく噛んで食べるんだぞ。

 

俺は目元を擦りながらそう言ったが、当のガッチャマンはそんな俺の餞別を「いや、悪いけど……いらねぇよ」と突き返そうとしてくる。

 

こ、コイツ…!俺の心意気を無に帰す気か。許さん(激怒)

俺は意地になりつつ、ガッチャマンにカップラーメンをさらに突き返す。 しかし、ガッチャマンも頑なにカップラーメンを受け取らない意思を見せ続ける。

 

全く、コイツはわかってない。お前はこいつらを受け取らなくちゃいけないんだぜ。

 

「お前は勝手にこの島を出ていくんだろう。俺はそれを引き留めなかった。そして俺はこれを餞別として、勝手に渡してるんだ。だからお前は受け取らなくちゃ駄目だぞ(横暴)」

 

俺は、そう断言する。

 

つまり……支離滅裂じゃな?(白目)

 

俺のそんな言葉を聞き、ガッチャマンは一瞬ぽかんとした表情を浮かべ、次に「なんだそれ」と小さく笑って言った。

 

まあ、そうなるな(苦笑)。俺も口が上手いわけではないので、フィールを感じて貰えたら嬉しかったのだけど、やっぱ駄目だったぜ!慣れないことはするもんじゃないわ(後悔)

 

ま、ガッチャマンよ。思えばお前とデュエルしたことはなかったっすね。同じヒーロー使いだけども、実力に差があったからしょうがないね(遠い目)。すげえよガッチャマンは……。

 

また会ってカード見えるようになってたら、デュエルしてみようや。勿論手加減してね?と俺は別れ際にガッチャマンに言う。それにガッチャマンは「ああ、その時は全力でいくぜ」と答えた。

 

 

なんでや!!(全ギレ)

 

 

 

4,ワクワクを思い出すんだ!(くぅ疲!)

 

 

ガッチャマンがこの島を去った後、「寂しくなるな…」と俺が呟いた頃である。何故かスーツ君が俺の前に現れ、「おい、デュエルしろよ」と言ってきた。

 

 

━━苛められるのでやりません(学習済み)

 

 

 

 

 

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