くぅ疲マン   作:宇宙飛行士

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6話 お腹が空きました

 

1,サンダー君と愉快な仲間たち

 

 

 

 

最近、万丈目サンダー君がやけに俺に絡んでくる。

俺が朝一人で釣りしてる時や、昼に釣りしてる時、夜に釣りしてる時などに、此方に喧嘩を売ってくるのだ。というか今気づいたけど、俺釣りしかしてなくね?もっと趣味の幅広げようぜ。運動とか、読書とか……先生、漫画は読書に入りますか?と脳内会議で俺はもの申す。入るんじゃね?いやそれはいいんだよ。今はサンダー君の話だ。

 

サンダー君は気づいたらデュエルアカデミアを去っていて、気づいたらまた帰って来て復活したらしいんだが、その代償としてオベリスクブルーから俺たちのオシリスレッドに格下げされたみたいだ。多分出席日数が足りないとかそこらへんが理由だろう。

 

オシリスレッドは落ちこぼれのために出席日数を重視しない。だからサンダー君も安心していいんやで?俺たちはもう仲間や!

俺はサンダー君が我がオシリスレッド寮に来た時、そう声をかけた。しかしそれが彼のプライドに障るのか、俺の言葉に噛みついてくる。でも現実だからね、受けとめようや。俺たちの場所は腐ったみかんが集う所だから。ゲッヘッヘ(暗黒微笑)。まあ楽しんでいこうぜ。

 

サンダー君とはそんな感じで、喧嘩できるくらいは仲良くなったと思う。お、結構俺のコミュ力高いんじゃないか?ちょっと自信わくわ。

 

それ以外は特に目新しいことはない。あとは遠足にハブられたことぐらいかな()

 

そういえば遠足で俺をハブった大徳寺先生()に「俺の部屋なんか問題あるんすか?」と真正面から聞いたけど、大徳寺先生に「いや、部屋にはなんの問題もないにゃー」と言われた。

 

 

 

 

俺に問題があるような言い方はNG(苦笑)

 

 

 

 

2,三幻魔がくるよ、やったね主人公!

 

 

 

授業が終わった後、ガッチャマンがまた校長室にくるよう指示されていた。

丸藤君はそれを聞き、「兄貴ー、もしかしてまた退学とか……」とガッチャマンに質問したが、当の本人は心当たりがないらしい。ほんとぉ?(疑いの眼差し)

ガッチャマンまた何かやらしたんか、一人で何処かに出荷されないかな(期待)と俺は一人思ったが、なんと校長室に呼び出されたのはガッチャマン以外にもサンダー君、三河君、明日香っちも同様らしい。

そうして去っていた四人を見送りつつ、俺は彼らが何故呼び出されたか考えてみる。

そして解答を導きだした。

 

アイツら全員問題児認定されてて「お前ら大概にせえよ?」って叱られるんじゃね?

なんだかんだサンダー君は素行に問題あるし、明日香っちは深夜に廃寮探索してたし

、ガッチャマンは存在が問題だからね。

 

三河君?もっとキャラを立てろって漫画家みたいに叱られるんじゃね?

 

そんなふうに、俺は呑気に考えているのであった。まる。

 

 

 

 

 

 

校長室に十代、明日香、万丈目、三沢の一年生たち、そして三年のカイザー亮、クロノス教諭、大徳寺先生の合計七人が集められていた。

 

校長である鮫島は語る。

現在このデュエルアカデミアにセブンスターズと呼ばれる七人のデュエリストによる脅威の魔の手が迫っていると。

 

セブンスターズの目的はアカデミアの遺跡地中深くに存在する三幻魔のカードであり、そのカードの世界を破滅させるほどの力が狙いである、と鮫島は言った。

 

 

「学園内の屈指のデュエリストである貴方たちに、この鍵を受け取ってほしい」

 

校長の机の上に七つの鍵が置かれる。

この鍵は三幻魔の封印を解く鍵であり、これを守り通すことで三幻魔復活を阻止できるということ、そしてかの鍵を守るために使うものはデュエルであることを七人に説明した。

七精門の鍵はデュエルによって勝ち取らなければいけない、それがこの島に古から伝わる約束事だと。

 

鮫島校長は七精門の鍵を受け取った七人に感謝を述べ、そして言う。

 

「必ずや三幻魔のカードを、七精門の鍵を━━守りきってください」

 

 

 

 

この時、七人はまだ知らなかった。

 

そのセブンスターズとのデュエルは、普通のデュエルではなく、現実のダメージを伴う『闇のデュエル』であることを。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3,ドロー力があると熊にも勝てるらしいね(他人事)

 

 

 

 

ガッチャマン達が校長室に行った後、デュエルアカデミアの購買に俺は向かった。

 

俺の目当てはアカデミア名物『ドローパン』。

何でも、アカデミアで飼育してる鶏が一日に一つしか産まない、黄金の卵を使ったたまごパンがあって、それを当てるために中身がランダムのドローパンを生徒たちが買っていくのだ。

それでなんでドローパンなのかと言うと、その黄金のたまごパンを当てられることは、デュエルモンスターズにおける引きの強さに関係しているからだ。

 

……ほんとぉ?(半ギレ)

 

俺は疑惑と行き場のない怒りを込めながら今日引いたドローパンを見る。

 

それは当たりの黄金のたまごパン。

 

いやですね、僕もガッチャマンがいない時や彼よりも早く選んだ時にはコレ当たるんですけど。

じゃあ融合引けるよなぁ?(ヤケクソ)。あれ、引けないんですけど。詐欺や!こんなの詐欺やで!!(難癖)

俺は購買部の職員であるセイコさんに宝島ステップをきざみながら言い寄る。セイコさんはいつものように微笑むだけであった。なんてこったい。

ちなみにセイコさんは中々の美人さんで、デュエルアカデミアの生徒にまあまあの人気があるらしい。丸藤君に聞いた。

トメさん?トメさんは校長先生に這い寄られてるから人気なんでしょ(すっとぼけ

 

俺は最後まで踊りきった後、これからどうするかなあと一人考える。まだ昼休みの時間余ってるし、いつもはガッチャマンとかいるから退屈しないんだけども。

 

そんな手持ち無沙汰でいる俺の隣に、まるでスタンドのように精霊(笑)の姉御が出現した。いつも姉御は俺が一人黄昏てる時や、周りに人がいない時に声をかけてくるので、俺は少し驚く。どうしたんすか、姉御も腹空いたの?という俺の軽いジョークを、姉御は真・スルー。悲しい。

 

俺の心のダメージなどに構わず、姉御は俺に『購買部にある、あのカードパックを買いなさい(買え)』と言ってくる。

いや今財布が寂しくて……とグズった俺であったが、そうか、そうか、つまり君はそんなやつなんだな?というような冷ややかな視線(俺視点)を向けられ、俺は重い腰をあげ恋ダンスをしながらセイコさんの元へ向かう。俺って意志弱すぎィ!!

 

 

 

結局俺はそのカードパックを買い、セイコさんの元をガッチャ!して去っていった。

 

姉御には逃げるは恥だが役に立つということをですね……とぶつぶついいながら教室に戻っていく俺。パックは上着のポケットに入れたままである。

 

 

パックってその場で開ける派?俺は家に帰って開ける派です(多分多数派)

 

 

 

 

4,オレサマ オマエ マルカジリ

 

 

 

授業が終わり、空が夕暮れに染まった頃、俺はレッド寮で夕食をとる。メニューはいつもと同じ、ご飯、沢庵、味噌汁、豆腐、焼き魚一匹である。

 

もう少し、こう、なんというか、手心というか……(ストレスゲージ20%上昇)

 

いや、この際メニューがいつもと同じということには目を瞑ろう。時々エビフライも出るし、その代わり魚なくなるけど。

つまるところですね、量が足りないんですの。というか同じ学校の生徒で寮が違うからといって、食事に格差がでるのはジャッジメントですの(迫真)

俺は聞いたよ?イエロー寮は毎日夜にカレーパーティーなんだって。なんだよそれ最高やん。俺カレー大好きだよ。むしろ朝昼晩カレーでいいってぐらいだよ。食事だけレッド寮と交換してくれよ。ちくしょう。

 

やってられないっすよ全く。結局この夕食じゃ腹八分にもなっていないし。こういう時は不貞寝するに限る。

 

そう思い部屋へ戻りベッドへ倒れ込もうとしたが、俺は昼に買ったパックがポケットに入れたままだったことに気づく。

 

いかん忘れたままだったぜ。俺はベッドに腰掛け、姉御が選んでくれたパックを開封する。

 

精霊(笑)が選んでくれたパックだから、きっと俺のデッキに入れられる有用カードが入ってるんやろうなぁ(微笑)と一種の余裕を持ちながら開封。

するとその瞬間、パックから光が溢れ、俺の部屋をそれが埋め尽くした。

 

ファッ!?と驚愕し、光を遮るよう手で目を隠した俺。やがてその光が消えていき、俺は何故こんなことが起きたのか原因を探った。そしてそれは案外早く見つかった。俺の目の前に白の帽子を被った、銀髪のチビ助が出現していたからだ。そいつは自分の杖をまるで剣のように構え、そして此方を見て言う。

 

 

 

 

━━問おう。貴方が私のマスターか?

 

 

 

 

その日、少年は不貞寝した。

 

 

 

5,サイレント・パラディン?知らない子ですね……

 

 

 

夜になり俺は目を覚ます。何故こんな夜中に目を覚ましてしまったか、理由はわかってる。腹がへってるからだ。

 

やっぱり成長期である俺はあの寮の食事では満足出来ないのだ。

俺は一つ伸びをし、ベッドから起き上がって釣りの準備をする。つまるところ、足りない分は自給自足。俺が毎日釣りに勤しんでいるのはこういう背景があるからでもあった。まさかデュエルを学ぶために来た学校で、自給自足のサバイバルを体験するなんて……やったぜ!(憤怒)

 

部屋の扉を開け、釣竿とバケツを持ち外に出る。

 

そういえば姉御がいうにはさっきの銀髪チビサーヴァントも精霊らしい。いやなんか半透明だったし、そんなところだと思ったよ。これで俺の中で姉御たちが精霊だっていう信憑性が上がってしまった。

 

実をいうと、俺は姉御が自身を精霊(笑)だと言ったことをあまり信じていなかった。

俺は彼女が、自身が融合を引けないストレスから産まれたイマジナリーフレンドのようなものだと思っていたのだ。

そういうモノは長い年月をかけて蓄積されたストレス、原因から生まれる確率が高まっていくということをテレビで見たことがある俺は、『なんだ、融合ずっと引いてない俺にバッチリ当てはまってるやんけ!』と一人この現象を納得していたのだ。フレイムウィングマンが出したいから素材である姉御と、旦那が精霊(笑)になったんやろなぁ、と。

この理論で行くとフレイムウィングマンが精霊(笑)になるはずだが、多分俺が一度も出したことないからイメージが足りないんやろ(血涙)と解釈した。ごめんね……融合出来なくて。ちっくしょう。

 

 

 

しかし、ここで銀髪チビ助である。

 

こいつは全くもって初見だ。どこかで見たことがあると初めは思ったが、基調としてるカラーリングが違う。俺が見たことがあるのは赤と黒を基調としていたが、このチビ助は全体的に青と白だ。

 

 

 

もう、あれだ。どうしてこうなっちまうんだ……(絶望)と現実逃避するしかない。

 

 

取り敢えずまずは腹を満たそう、と誰もいない部屋をイテキマース☆と言って去り、俺はいつもの釣りスポットへと向かう。

 

 

鼻歌交じりで歩き始めた俺。しかし、何故か明日香っちと出くわす。

 

お、明日香っちやんけ。ここはレッド寮っすよ。ブルーの明日香っちがなんでこんなところにいるの?と俺は質問する。

すると明日香っちは考える仕草で少し間をおき、俺にその説明をしてきた。

 

・セブンスターズとかいう奴等が三幻魔とかいうスゲーやべぇ奴の封印を解こうとしてる

・その封印を解く鍵を昼に校長室に呼ばれた七人(ガッチャマンや明日香っちのこと)に託され、それをデュエルによって守らなくてはいけない

・もしかして一番弱いと傍目から思われる、オシリスレッドのガッチャマンから潰しにくるんじゃね?心配だわ←今ここ

 

ということらしい。

 

ぶっちゃけ、真面目に頭ガッチャ!してるんじゃない?と思ったけど、明日香っちだしね。冗談は言わんでしょ。そんなにお茶目ではない。

 

デュエルで守る云々がよく分かんなかったけど、まあそういう仕様なんだろう。頑張ってほしいですね(慈しみ)。

で、その明日香っちが胸にかけてるヤツがその鍵なのか。ふーん、あんまり高そうな鍵に見えんけども。ちょっと見せて。うわコレ、ちゃっちい!(方言)。

 

そう一人謎のテンションで明日香っちから渡された鍵を弄んでいたが、突然レッド寮のある部屋が眩しく光だしたのを俺と明日香っちは目にする。

あれはガッチャマンの部屋やんけ。まーたあいつガッチャしてんのか、と俺はため息をつき立ち尽くした。しかし明日香っちはそんな俺をおいて、ガッチャマンの部屋へ走って向かう。

 

 

ちょ、MA☆TTE!!

 

あれこんなこと前にも会ったよう(ry

 

 

 

 

6,瞬☆間☆移☆動

 

 

 

 

そうして俺は現在、火山の溶岩の上に立っているのであった。まる。

 

 

 

 

どんとこい、超常現象(自暴自棄)

 

 

 




『ボツネタ設定』

・サイレント・マジシャン
今回フェイトで出現したモンスター。この小説におけるハネクリボー枠、兼M・HERO光牙枠(予定)。チビの時は騎士マインドだが、レベルアップするとthis wayする。
騎士、パラディン、サイレント、うっ頭が……(くっころ感)


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