ヒューストン郊外の防衛拠点は先日の大統領の徹底抗戦の発表によりアメリカの真の力が発揮される時がきた。
防衛拠点はかなり強化された。拠点はコンクリートを使い塹壕が強化されまた20ミリ機関砲や40ミリ対空機関砲などが増設され野砲陣地は75ミリ野砲から105ミリ榴弾砲及び155ミリ榴弾砲に換装されていた。
またアメリカの開発した新型中戦車M3中戦車リー戦車が45輌配備された。またM3軽戦車の車体を流用し57ミリ砲を搭載した対戦車自走砲M3自走砲を25輌配備した。また物資兵員の輸送にM3ハーフトラック250輌使用した。
また近くの飛行場にはP−40戦闘機25機を配備し近接航空支援の為に250ポンド爆弾及び5インチロケット弾を装備できるように改造されていた。
「敵の大部隊が此方に接近中!」
「砲兵部隊に連絡!航空部隊に近接航空支援を要請!」
砲兵部隊には75ミリ野砲は歩兵部隊のいる塹壕付近に移動されていたが後方に予備として配置されていた。
105ミリ榴弾砲は25門、155ミリ榴弾砲は20門されていた。
「砲撃準備!砲弾装填!装填用意よし!」
「距離7キロ!砲撃用意よし!」
「観測班準備いいか?」
「観測班準備よし!」
「弾着観測通信状態どうか?」
「観測機感度良好!」
「撃ち方はじめ!」
「ファイヤ!」
「弾着までおよそ15秒!」
「弾着!」
「敵部隊に命中!」
「数値そのまま各自自由射撃!」
飛行場では戦闘機の出撃準備が着々と進められていた。
「早くロケットもってこい!」
「燃料搭載終わり!」
「エンジン試運転しろ!」
エンジンは快調に動き不調の様子はなかった。
「弾薬の搭載が終わった機から出撃しろ!」
「現在18機弾薬搭載終わり!現在暖気運転中!」
「次の弾薬の準備しておけ!」
「警備兵も準備てつだわせろ!」
「全機出撃準備完了!」
「車輪止めはずせ!」
1機ずつ駐機場から滑走路に進出していく。
「各機対地攻撃準備!高度1500まで上昇!」
「敵大部隊視認!ものすごい大部隊だ!」
「隊長機から各機へ!」
「全機にて水平爆撃を行い!」
「その後反転し対地攻撃に移れ!」
「了解!」
「爆弾投下用意!」
「投下!」
「投下終わり!反転し対地攻撃にうつれ!」
航空部隊は対地攻撃をおこなっていた。
地上部隊は防衛の為大量の弾薬を臨時集積所に移動させまた後方から兵力の増員を図った。
68ミリ迫撃砲、120ミリ迫撃砲も合計75門用意され砲弾は合計5000発即応弾として用意させた。
また後方から各種砲弾5000発輸送する事になっていた。
輸送車が持ってきた37ミリ機関砲を地上に配備し水平射撃にしようする為に18門配備させた。
また多連装ロケット砲を35基が後方より緊急配備した。ロケット砲は命中精度が良くなくまた射程が短い為装填には1基つき15名で装填作業を行いおよそ3分ほどで終了する。
[距離やく3キロ!」
「75ミリ野砲撃ち方始め!」
「撃ちまくれ!」
ロケット砲発射する!」
「作業員退避!退避!」
「退避完了!」
「撃ち方始め!」
1基につき50発のロケットが搭載されていた為1000発以上のロケットが敵部隊に着弾する。
「撃ち方終わり!再装填いそげ!」
「距離約1500!」
「こちら戦車隊攻撃開始する!」
「撃ち方始め!」
M3中戦車に搭載されている主砲は車体につけられた75ミリ砲小型の旋回砲塔には37ミリ砲の多砲塔戦車であった。
「榴弾装填!撃て!」
「自走砲も攻撃を開始せよ!」
「撃て!」
「距離900!」
「機関銃座撃ち方はじめ!」
「撃ちまくれ!」
「対空砲水平射撃撃ち方始め!」
「くそ!撃っても撃ってもきりがない!」
「近接航空支援を要請する!」
「現在戦闘機に弾薬及び燃料搭載中!」
「所用時間後1時間!」
「対物ライフル部隊前へ!」
「対物ライフルなら敵の装甲を貫けるはずだ!」
「おい!クレイモア起動させろ!」
「起動まで3秒前!」
「3・2・1・0」
「起動!」
クレイモアを起動させ少しでも時間を稼ごうとするが敵の攻撃が緩まない!」
「右翼の部隊から連絡!」
「第1防衛ライン突破され現在歩兵が白兵戦展開中!」
「右翼の砲兵陣地壊滅!」
「左翼歩兵中隊通信途絶!全滅した模様!」
「第1から第9銃座沈黙!」
「正面戦車部隊壊滅!」
「現在中央歩兵部隊善戦するも壊滅!」
「現在敵部隊が第2防衛ラインを突破しつつあり撤退を!」
「最終防衛ラインまで迫りつつあり至急撤退命令を!」
「最終防衛部隊を残しそれ以外は撤退する!」
「資料はすべて焼却しろ!」
「急げ!」
「通信機器も持っていけない物は破壊しろ!」
「撤退準備完了!”」
「後は頼んだぞ!」
「必ず時間を稼いでみせます!」
「さあ諸君!ここが死に場所だ!」
「気合をみせろ!」
「合衆国陸軍の底力みせるときだ!」
「合衆国万歳!」
「総員着剣!」
「きたぞ!」
「撃ちころせ!」
至近距離から12.7ミリ重機関銃を乱射する。
「手榴弾投擲!」
「撃て!」
「撃ちまくれ!」
「弾がなくなりました!」
「総員突撃用意!」
「旗を持て!」
「突撃!」
「私に続け!」
防衛部隊約5400名が突撃を敢行し白兵戦を展開している間に大量の輸送機で部隊は撤退する事に成功した。
防衛部隊5400名全員戦死した。
ヒューストン郊外でアメリカは死者2万4000名、重傷者5000名、軽傷者4万5000名を出した。
この戦いで敗北しテキサス州は陥落してしまった。
まだ戦いは始まったばかりである。