このすばらしい世界で勇者になった少年に祝福を!   作:灰原衛宮

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投稿が遅くなりすみませんでした!
最近はずっともう一作品の方ばっかり投稿してたのでこれは、まずいと思い、急いで作りました。
それでは本編へどうぞ


第3章「再開と再来と爆裂魔法」

カズマさんとアクアさんに出会ってから丸1日がたった。

あの後、俺達はギルドに戻り、クエスト達成の報告した後、宿に戻った。

そして今、俺は再びカズマさんとアクアさんの所にいた。

「と、言うわけで仲間を募集しようと思うわ!」

「上級職求むって書いてあるけどここに初心者の人が集まる街だから上級職なんていないんじゃ」

「それは俺も言ったんだけどな、こいつが聞かなくって」

「だって私達の目的は魔王討伐よ!?」

「そもそも居たらすでに他のパーティにいそうな気が」

「ちなみに総悟もすでにパーティに入ってるわよ?」

「なっ、いつの間に」

「俺とアクアで相談して決めたんだ。というわけで入ってくれ」

いや、別にそのうち誰かとパーティ組もうと思ってたからいいけど。

予定が少し早まったくらいどうってことない

「いいよ、これからよろしく、アクアさん、カズマさん」

「よろしくな、総悟」

「さて、正式にパーティに1人加わったところで上級職を待って見るわよー」

「募集の張り紙、見させて貰いました」

アクアさんがいったと同時だった。

「....誰?」

「我が名はめぐみん!アークウィザードを生業とし、最強の爆裂魔法を操る者!」

と、眼帯を付けた少女が自己紹介?をしてきた。

すごく....厨二臭いです。

「めぐみん?あだ名かなんかか?」

「いえ、本名です」

「あ、この子紅魔族ね、紅魔族は魔力や知力が高く、優秀な魔法使いが、多いのよ」

へぇー、つまりこの子は上位クラスの魔法を幾つも使えるってことになるのかな?

「ちなみにその眼帯は?」

「これは、私の強大すぎる魔力を抑えるべく付けているマジックアイテ....あー!!引っ張らないでください!嘘で嘘ですから!」

「よし、じゃあ試しにこの子を連れて昨日のドードーでも倒しに行くか」

そう言ってカズマさんは眼帯を手から離した。

「イッタイメガー!」

うっわ、すごい痛そう。

 

めぐみんをパーティに加えた後、俺達は昨日アクアさんが食べられかけたドードーのいる平原に来ていた。

「私の爆裂魔法は強大すぎるうえ、詠唱に時間がかかります。それまでの時間稼ぎをお願いします」

「わかった、じゃあ俺は適当にいるドードー倒してるから近くにいるあのドードーを狙って打ってみてくれ」

「わかりました、それでは、行きますよ」

そう言ってめぐみんは杖を正面に構え、唱え始めた。

さて、俺は適当に倒しときますか

「黒より黒く、闇より暗き漆黒に

 

わが真紅の混交に望み給もう

 

覚醒の時来たれリ、

 

無謬の境界に堕ちし理

 

むぎょうの歪みと成りて現出せよ!

 

踊れ、踊れ、踊れ、

 

我が力の奔流に望むは崩壊なり。

 

並ぶ者なき崩壊なり。

 

万象等しく灰燼に帰し、深淵より来たれ!

 

これが人類最大の威力の攻撃手段!!

 

これこそが!究極の攻撃魔法

 

エクスプロォージョンッ!!!」

その爆発は、ドードーだけでなく、地面までえぐり、まるで、隕石の跡地みたいだった。

そして、何故かめぐみんが倒れた

「爆裂魔法は余りの強大さのせいで使用後倒れ、動けなくなります。あ、助けてくださいドードーに食われま、あ」

あ、食われた、ってなんかいつの間にアクアさんまで食われてるぅ!?

ちなみに後に分かったことだが、アクアさんはドードーに素手で殴りかかった結果柔らかすぎて特にダメージを与えることなく、食われたそうだ。

....あれ?このパーティなんか苦労しそうじゃね?

まあ、いっか

俺はそう思い、とりあえずまずめぐみんをくわえているドードーを切りつけようとした。

その時だった。

俺の後からドードーめがけて、斧が1本飛んできた。

その斧はそのままドードーを貫き、一撃で仕留めた。

さらに、今度はアクアさんをくわえてる方まで斧を飛ばして倒している。

一体誰がこんな芸当をやったんだ。

そんな疑問を持つと、その疑問はすぐ晴らされた。

「危ない所でしたね」

と俺の後から聞き覚えのある声がした。

「....銀、なのか?」

「あ、誰かと思ったら総悟じゃん、久しぶり」

三ノ輪銀、俺の世界の大橋で勇者をしていた3人の内の1人だ。

だが、銀は勇者のお役目の中、死んでしまった。

「所で、あの食われてた青髪の人、アクアさんか?」

「ああ、なんかあの人、カズマさんに特典として一緒にこっちに来てしまったらしい」

「ああ、なるほど....女神って特典で選べるんだ」

「というか、銀はここで何してんだよ?」

「アタシはクエストだよ?ドードーを倒すやつ、多分、総悟達も同じクエストだよね?」

「あー、なるほどそれでは、食われてる二人を見つけてとっさに斧を飛ばしたと」

「そういうこと」

俺と銀がそんなに会話をしていると

アクアさんとめぐみんを抱えてるカズマさんが来た。

「なになに、あなた達知り合いなの?って三ノ輪銀じゃない」

「ご無沙汰してます、アクアさん」

「助けてくれて、ありがとな、俺はサトウカズマよろしく」

「三ノ輪銀です、呼び方は何でもいいですよ」

と銀とカズマさんは互いの紹介をした。

「あ、そうだ銀、今誰かとパーティ組んでる?」

「いや、組んでないぞ?」

「じゃあこのパーティに来てくれないか?お前が来てくれるなら心強い」

「あ!そうね!あなたならきっととてもいい戦力になるわ!」

「ん、いいよ、総悟もいるみたいだし、そろそろソロはきついしね」

「よし、じゃあこれからよろしくな、銀」

「よろしく!」

俺と銀はそう言って握手を交わした。

……To be continued

 

 




さて、今回もいかがだったでしょうか?
いやー結構急いで書いたので雑ですねw
今回はめぐみんと三ノ輪銀登場となりました。
いずれ勇者部のメンバーもしたいと考えてるけど....出せるかな?
まあ、それはまた後で考えましょう
それでは、また次回お会いしましょう

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