魔法少女まどか☆マギカ 別編~再臨の物語~(第2部)   作:マンボウ次郎

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魔法少女まどか☆マギカ 別編~再臨の物語~(第2部 あとがき)

魔法少女まどか☆マギカ 別編~再臨の物語~第2部は以上で完結です。

 

今編は視点の多くを巴マミに移し、「生きることを望む生命はやがて死へと向かう。その理もまた生きるものの運命。人も魔女も、そして魔法少女も」というフレーズをもとにお話を進めてきました。

第1部が起承転結の「起」だとしたら、第2部は「承」と捉えていただけるといいかと思います。

「承」はつまり、始まりの続きといった意味です。

 

グリーフシードの存在が新たな物語を起こした第1部を受け継ぎ、呪われた魔法少女の因果に弄ばれてしまった姉妹の結末。

無限の穢れを有する魔法少女という発想はもちろん創作ですが、円環の理以降の魔法少女末期に訪れる新しい展開となったのではないかと思います。

 

そして巴マミの死は、私の思い描く彼女の生き方というか、本当に強い魔法少女の在り方が表現できた気がします。

もちろん杏子やほむらも強い魔法少女ではありますが、巴マミこそが唯一本物の魔法少女であり、慈愛と友愛に満ちた優しい聖母のようなイメージなんですね。

 

作中で杏子が語る、「自分の命を捨ててまで他人を救おうなんて、アンタは神サマなんかじゃないだぞ」という言葉に、「そうね、私は神様じゃない」と返しているとおり、実はマミ自身も自分のことを強い魔法少女とは思っていない気がします。

マミはただ、自らに課せられた使命を貫き通すことが強い自分を保つための行動であり、原動力であるのだと思います。

 

第2部で頻繁に登場する市松模様は、魔法少女まどか☆マギカ本編でも何度か登場するカラーですが、今回のお話に取り入れたのは本編のおとぎ話のようなイメージに加えて新しい意味合いも込めています。

市松模様というのは本来 縁起の良い模様として知られていますが、模様自体に「途切れることなく長く続く」という意味もあります。

途切れることのない悲しみと絶望が生んだモノクロームな世界、そんな螺良姉妹の心を現す色として取り入れたのが、今回の市松模様でもあります。

 

これで第2部は完結し、次はいよいよラストの第3部へと突入、起承転結の「転・結」を描いていくことになります。

まだまだ明かされていない真実が残っていますので、ここからどのように物語が進行し、どのような結末を迎えるのか。

残された3人の魔法少女たちの運命と、螺良あかねの正体、そして魔法少女まどか☆マギカ本編とは違った新しいエンディングに向けて執筆を続けて参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

マンボウ次郎

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