長く長く必要のない内容も多く含まれているかもしれませんが。
それでも書きたいと思って今回投稿しました!
初めに言っておきます・・・・・くどいです!
自分で読んで見て思ったレベルです。
でも投稿する!!(?)
文章力が高くない人間が書きますが、どうか暖かい目で見ていたいただけると、そして片手間に見て頂けるだけで幸いかと・・・・・
それでは、セットアップ!
失った。
それは目の前にいたはずの残っていたもの
失ってばかりの俺が、あと僅かに残っていたもの
そんな彼女に・・・荒野 彩に差し出した手は空しく届くことができすに、彼女が持っていた、今は
それがとても冷たかった。
「い、いや・・・」
「いやぁぁぁッ!!」
はやての悲鳴が響く。
目の前の悲惨な惨状、不可思議な現象、そして・・・彩を殺されたという現実。
「・・・・・あら?あらあらあらァァ?流石に刺激が強かったかなぁ?いやぁごめんよはやてちゃ~ん☆。・・・っま、後で少しだけ記憶をいじれば問題ないし、それに・・・・・」
目の前にいる男は右腕の触手のような紐状武器を縒り合わさって巨大な腕になっており、恐らくこの腕が彼女の胴体を抉り抜いた事がわかる。
そんな男は悪びれもなく、笑いながらそう言ってきた。
そんな言葉を聞いた俺は、唯々悔しく怒りの余りにギシッという歯ぎしりがなる。
彩は消え、はやては叫び、男は嗤う。
そんな理不尽な事がどうして目の前で起きているのか・・・
――何故だ・・・どうしてこんなことを・・・
そんな言葉が浮かび
「まだ、もう一人いるしね♪」
衝撃によって吹き飛ばされた。
「ぐ・・・ガハッ・・・!!」
男によって腹を蹴り飛ばされた俺は、ものすごい速度で偶々開けていた土蔵の中に飛ばされ転がる。
「ッ、おにいちゃん!!」
はやての悲鳴が聞こえる。
しかし、それは遠く霞んで聞こえ、それよりも自身に近づく足音がどこか主張するかのように聞こえる。
「まったくさぁ、これから僕は転生戦争でいろんな奴らを殺さなきゃならないってのにこんなとこで時間食うのは勿体ないわけ。わかるぅ?それにサーヴァントもあんま言うこと聞かない雑魚でどうしようもないし、僕のクラスはアサシンだし、このオリ主である僕に対して不遇すぎるだろ・・・」
愚痴るようにブツブツ言う男は右腕のうねうねと蠢かせながら歩み寄って来る。
「そういうわけだから。僕は転生戦争に勝つ為にもこの力に慣れなくちゃいけないんだ。とりあえずお前には、罰として・・・・・練習台になってくれよ」
そういった男は右腕の触手のようなもので俺を襲う。
先端にはナイフのようなものが刺さっている為、突き刺さったり、切られたりして、俺のありとあらゆる箇所から血飛沫が起きる。
「がアアアァァァァァ!!」
鋭い痛みが何度も感じる。止むことがなく。唯俺はそれを食らい続けるだけだった。
――ああ・・・・・
痛い 苦しい 辛い
そんな言葉ばかりが増えていく中で、ふとあの日の言葉を思い出す。
【踏み台】
あの神とか名乗る奴も、目の前で攻撃している奴も言っていた言葉。
それが何なのかは俺にはわからない。だからわからないなりに答えを出したのが・・・
――失う者
そう思ってしまった。
俺は生まれる前から失っていた。
前世を
転生してすぐ
親父を
そして・・・・・先輩を
何かを得た時俺は、その瞬間に何かを失っていた。
――片方の船に二百人、もう一方の船に百人。総勢三百人の乗員乗客とキミの合計301人を人類最後の生き残り――
――二隻の船底に同時に致命的な穴が開いたとして、船を直す力を持つのはキミだけだ――
――どちらの船を直す?――
そんな事を親父に言われた。
それに対して俺が言った答えは・・・・・
――わからない。――
そう答えた。
それが俺があの時にだした答え・・・・・何も答えを出さなかった俺の答え。
今の俺にはわかる。
この曖昧さが、選ぼうとしなかった俺の弱さが・・・失う原因なのだと。
何も選ばないから、全てを失い。自身の思いや答えは全部、偽りだらけのハリボテのモノだったのだと。
そんな俺が
今では・・・・・もはや何も見えない。
「まだ生きてるぅ?」
薄れゆく意識の中で、その声が聞こえた。
頭を乱暴に掴まれている俺は、もがく事すらできず。唯男の邪悪な笑顔を真正面からみなざる負えなかった。
「いやぁありがとね。お前のおかげでアサシンの使い方も大体わかってきたよ。んじゃあ・・・・・殺しちゃってもいいよね?」
――殺す・・・殺すか・・・・・
何もできない自分。
失ってばかりの自分。
そんな自分が殺される・・・・・それもいいかもしれないと思ってしまった。
「・・・・・・・なあ・・・・・教えてくれよ」
「あァー・・・?」
俺の振り絞った声に男が反応する。
「・・・人を・・・殺した気分は・・・どんなだ・・・!」
途切れながらも憎悪の視線で男に言う。
それを男は・・・・・嗤った。
「アッハッハ!そんなの射精の百倍気持ち良かったに決まってるだろォォォ!!お前もやってみろよ!!まぁ・・・できるもんならなァァァァァ!!」
そう言いながら俺を投げ飛ばされる。
投げ飛ばした男は、彩を殺した時と同じように・・・右腕の触手のような紐状武器を縒り合わさせた巨大な腕となる。
「じゃーな、結構楽しかったよぉ。これからは僕とはやてちゃんの楽しい生活をあの世で見てるといいよぉ♪」
俺の耳に届いた男の声。
それは俺の終わりを告げ、俺は・・・これが自分の人生の果てなのだと感じてしまった。
――・・・もう終わり
――・・・・・
――・・・・・
体中の痛みが、息苦しいこの空間が、重い瞼が・・・俺に終わっていいと言っているようだった。
もう・・・これで・・・・・
「・・・にい・・ちゃ・・・!」
――・・・聞こえる
「・・おにい・・・ちゃ・・・!」
――・・・ああっ、そうだった
――まだ・・・
――・・・・・まだ、残っていたんだ・・・
「おにいちゃんッ!!」
その声は確かに聞こえる。届いている。理解できる。
最初は遠ざけ、気を使い、ツギハギで偽物な関係だったが・・・
それでも・・・俺の・・・
「・・・お兄ちゃんッ!!」
だから、俺は自分の手を伸ばした。
一度届かなかったその手をもう一度。
・・・真っ黒に変わったそのカードを、もう一度・・・掴めなかったものを・・・
そう・・・俺には・・・・・・
――・・・失って・・・失って・・・失って・・・
・・・俺には・・・
――・・・それでも、それなのにまだ・・・・・
・・・俺には
――・・・
・・・
「それじゃあ、改めて・・・さよなら踏み台」
――わからない――
――わからない・・・とは?――
――俺には誰かを救うほど強くない。知らない人を助けたいとも思ってないし・・・できるなんて・・・思ってない――
――・・・・・そうか。なら、仕方ないかな――
――・・・でもさ――
――ん?――
――それでも、これだけは・・・やりたいと思ってることがある――
――・・・それは?――
――なんていうか・・・誰かを救えないし、なんなら自分の身すら守れない俺だけど・・・――
・・・これは祈りではない。
――失ってばかりの俺が・・・間違いだらけになる俺に――
・・・もっと偽物で、もっと独善的で、もっと矮小な。
――唯一残っているものを・・・偽物の俺に残っているものを――
・・・どうしようもなく無価値な
――大事で大切で・・・繋がりあった人を・・・例え自分自身が犠牲になったとしても・・・――
――その為なら俺は・・・【善】でも・・・【悪】にでもなる――
《なら、まずは大事で大切な・・・自分の妹を守んないとな・・・》
『
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「ッ、おにいちゃん!!」
士道が男によって吹き飛ばされた時、はやては願った。
今起きているこの理不尽が、どうか夢であってくれと・・・そう願った。
「おにいちゃっ、あぐぅ・・・!」
はやては士道が飛ばれた先、土蔵に向かって車いすを急いで動かそうとする。
しかし、それは車輪部分に当たった小石によってバランスを崩して倒れるという形で止まった。
「うっ・・・あっ・・・」
恐らく腕や足を擦り剥いただろう。
しかし、それを気にしないのかあるいは無視しているのか、はやては這いずるように進もうとする。
勿論、小学生位の少女にその力がなく、微動だにしない。
「おにいちゃん・・・」
はやてはか細い声で呼ぶ。
それは失った両親とは違う、新しい家族。
兄となってくれたはやてにとって大事な家族。
「おにいちゃん・・・おにいちゃん・・・」
最初はその不思議な顔立ちなどや雰囲気にぎこちなさはあった。
互いに互いを気を使い、互いに互いを保とうとして。
そして長く、段々深くなり続け・・・ようやく兄妹となった存在。
「おにい・・・ちゃん・・・!」
だから呼ぶ。
「おにいちゃん・・・!
叫ぶ。
「おにいちゃんッ!!」
呼び叫ぶ。
もう一度、もう二度と、何度でも、何一つ。
はやてにとって大事な・・・血の繋がらない。
それでも繋がった、兄を・・・
「お兄ちゃんッ!!」
はやての叫びは・・・・・届いた。
それは【月】が照らされた。
それは【星】が輝いた。
失ったはずの道は、一本だけ・・・それでも闇の中で光は放つそれは。
確かに士道とはやての【新しい道】へと繋がっただろう。
「はじまったか・・・ようやく・・・」
・・・・・どうでしたか?
一応今回のサブテーマは『分岐』です。
これからが始まり、長い長い道のりだ・・・・・
とりあえず、これからも全力全開で頑張ります!!(リアルの生活も
次回も待て、しかして希望せよ