だいぶ経ってからの投稿になってしまいすみません。( ;∀;)
どうしても書こうとすると他の事に筒を抜かすクソ野郎になってしまった・・・
まあそう言うこともあって前置きはとりあえずなしで・・・・・どうぞ!
あっそういえば今日はお正月だ( ・∇・)
――・・・ここはいったい何処だ?
そんな事を思いながら俺、遠衛士道は重い瞼を持ち上げて目を開く。
まず最初に、俺はまた夢の中にいるのではないかと思った。何せ自分がさっきまで何処にいて、何をしていたかは覚えてはいるのだが、少なくともこんな場所にいた記憶はない。
いや・・・・・
そもそも此処は本来なら来れるはずがない場所なのだ。
どんな所なのかは見てすぐわかったが、それでも見た記憶が正しければ、此処は本来
更に言えば、こんな所は世界中の何処を探しても恐らく見つからないだろうと確信を持って言える。
何せそこは・・・
荒れた大地に灰色の空はどこか虚しく。空に浮かぶ歯車は、何処か幻想的にも見える。
そして何よりも目に付くのは数百数万、いや・・・無限にあるのではないかと思わせるほどの剣が突き刺さっている。
――何故、俺はここにいるんだ?
俺はこんな所にいる暇はない。一刻も早く、妹の安全を確認したいのだ。
また誰かが襲ってくるのかもしれない。もし今度ははやてに身に何かあれば、それこそ俺は本当に全てを失ったことになる。
・・・それだけは嫌だ。そう思いながら俺は辺りを見渡す。
剣・・・剣・・・剣
周りに見えるのはただ剣のみで、それ以外に見えなかった。人一人いないのか、それとも元々此処には自分しかいないのか・・・・・
《・・・来たのか、少年》
それは突然聞こえた声。
低く渋さもあるような声は、まるで俺の頭に響いて聞こえるような、そんな感覚をさせながら俺はその声が聞こえた。
俺はその声に対して誰なのか問おうと口を開く。しかし、何故か声は出なかった。幾ら腹に力を入れて声を出そうとしてもなぜか出ない。
《全く、アレも対外だが君も君だな。まさかこんな私の・・・いや、それ以上にどうしようもない奴を手にするとはな》
その声は呆れた口調のまま話す。
《まずはおめでとう、とでも評そうかな。何せ既に君は
男の言っている意味は解らなかった。しかし今はそんな事も、この声もどうでもいい。
――誰だか知らないが、悪いが俺は戻らなくちゃいけないんだ!これが夢なら目を覚まさせてくれ!
俺はそう叫ぶように念話をするような感覚で頭の中で言う。
声が出ない以上、これ以外に方法がない。伝わっているかもわからないが、何もしないよりはいい。
そう思いながら伝わるように願うと、意外にもその声の主は返事をするように言う。
《落ち着け。急ぎたい気持ちはわからなくもないが、慌てなくても時期に目を覚ますぞ》
またも呆れているかのような口調で言う声は、明らかに俺に対する返答の言葉だった。
《だが、目を覚ます前に君には二つほどしなければならない事がある》
そう言ってきた声は、そう俺に言ってきた。
《まず一つ目だが・・・・・まあ単純に言ってしまえば、私が君に今から質問をして、それを素直に答えるだけだ。できるだろう?》
少し煽るような言い方で言ってきたが、それに対して首を縦に振る。
《よし、それでいい。まあ一応言っておくが、気楽に返答したまえ。君の答えによって、私がどうこうするわけでもないし、そもそもできないのだからな。まあちょっとした確認程度だ》
そういった声は一泊間をおいて響かせる。
《それでは君に問おう。遠衛士道、君の
・・・・・俺はその言葉の意味がよくわからなかった。
何故それを、俺に聞く必要があるのか、それを聞いてどうなるのかがさっぱり見当がつかない。
――・・・それを聞いてどうすんだ?
《何、ただ聞くだけだ。例え君が王様になりたいだの、世界を破壊したいだの、英雄になりたい、普通でいたいなど、何を言おうとも私にはそれに対して何もできないさ》
実体があるなら今頃肩を竦めて馬鹿にした感じで言っているのだろうなと思いながら、声の言われた事を思う。
これは恐らく俺を試しているのだと、俺はそう思った。そしてこれに対しての答えは、既に決まっている。
――いや、それなら考えるまでも無い。
《ほう、なら聞こうか。少年》
俺が求めているもの、俺が何になりたいのか、そんなものは今も昔も、そしてこれからも変わらない。
俺は・・・・・
――――――――――――――――――――――――――
あれからどれ位経ったのだろうか。
それを知らない俺は、ゆっくりと目を覚ます。
「っんぅ・・・ここは・・・?」
まだ眠気がある。どれくらい寝たのだろうか、そもそも俺はいつの間に寝ていたのだろうか・・・・・
「ッ、そうだはやっ痛っつ・・・!」
はやての安否を確認しなければと思い無理に体を起こそうとするが体中から感じる鈍く重い痛みが伝わり、起き上がれずに横に戻る。
元の横に戻ると同時に、俺は現実に戻ったのだと悟った。なら先程まで眠っていた際に見た夢は何だったのか?そして何より昨日の出来事からどうなったのか・・・・・
まず現在いる所なのだが、恐らくというか確実に遠衛邸と思われる。何せ何年も暮らしていたから分かる。それと俺が布団で寝ている事から誰かが俺を運んでくれたという事で、それがいったい誰なのか・・・。
そう考えていたら突然襖が開かれた。その為俺は先の出来事もあった為に警戒したが、目の前に現れた人物を見てすぐに解いた。
「起きられましたか士道」
「リニス?戻っていたのか!?」
目の前に現れた人物、リニスに俺は驚きながらそう聞いた。
「はい、戻りました士道。それとあまり大きな声は出さないでくださいね」
「それはどうして・・・はやて?」
リニスが指をさしながら言ったことに疑問を抱きながら視線を向けると、俺の布団に横に誰かがうつ伏せでいる事がわかった。
細い腕に茶色の髪、俺にかけている布団を握りながら寝息をたてる人物がはやてである事にすぐに気づいた。
「事情はある程度聞きました。一度は自分の部屋で寝るように言ったのですが、離れたくないと言って・・・せめて上に羽織れるものはかけたのですが」
「悪いなリニス・・・ありがとう」
リニスは微笑みながら小さく頭を下げる。俺は重い体を少しだけ起こしながら寝ているはやての頭を優しく撫でる。
まるで壊れ物のように、それでいてはやてに傷などがないか優しく撫でながら・・・・・・・・・・・・・
ーーーー解析、開始
ーーーー外傷、無し
ーーーー内傷、精神的疲労有り
ーーーー症状、許容範囲内
ーーーー心拍数、正常
ーーーー温度、平均
ーーーー全解析、異常なし
「ッ!今の・・・!?」
突如、体に熱が回り何かが頭の中から視界に直接入ってくる感覚に襲われた。それと共に謎の情報が幾つも届いてくる。
しかし、この感覚はとても見覚えがある。
いや違う・・・見覚えがあるのではない。本当はわかっている。しかしここまでほぼ
「今のは・・・やはり士道、貴方は・・・・・」
「・・・リニス?」
リニスは目を見開いて何かがわかったような顔をする。
リニスは何か知っているような感じではあるのだが・・・、っとそこで俺は思い出したようにリニスに問う。
「そ、そうだリニス。昨日の夜なんだけど・・・・・」
「その事については後ほど話ましょう。それに今回の件は詳しい人がいますしね」
・・・詳しい人?とリニスの言葉に疑問を抱いてリニスに問おうとするが、その前にリニスが言う。
「ですがまずはその前に・・・」
「え?リニスどうしっ」
俺はどうした?と言おうとした。したのだが、その言葉が続かずに止まってしまった。
体に突然伝わる暖かな温もり。それが人の体温であることはすぐにわかる。そしてその暖かさは、今目の前にいるリニス本人から伝わる・・・抱きしめられた暖かさだと言う事に気付くのに少し遅れてから理解できた。
「リ・・・リニス?」
俺は思わず動揺しながらリニスの顔を伺い、そのかなしいそうな表情を見て、思わず息を呑んでしまう。
「・・・まずは謝罪をさせてください」
「え?」
「念話が繋がらなくなった時点ですぐに気づかなければならないのに・・・、私がもっと早く・・・!」
「それは違う!あれは結界か何かによって念話が繋がらなかったし、気づけないように何か細工されたはずだ!リニスが気にする必要は・・・」
「ですが私は貴方の使い魔です。それなのに私は貴方のそばに入れず、危険な状況に助けにも行けなかった・・・」
「だからリニスは悪くない!悪いのはそもそも俺で!俺が・・・・・っ」
彼女の悲しそうな声で言う内容に俺は咄嗟に否定する。しかし、肝心な部分である今回の原因が言えないでいた。
今回の件は明らかに俺という転生者がいたから起きたといえる。でも俺が転生者だというのは実は誰も知らない。・・・いや一人だけ、彩だけが知っていたのだ。
「・・・・・転生戦争、でしたね?」
「っ!?」
リニスから想いがえない言葉が聞こえた。何でリニスがそれを?とそう俺は思った。
すると抱きしめられていたリニスの腕が緩み、俺に少し離れてから潤んだ瞳を拭ながら、正面を向き合う状態で話始める。
「言ったでしょう、先程詳しい人がいると。転生戦争、クラスカード・・・・・そして転生者。士道君が転生者である事も聞きました」
「何でそれを・・・」
ーー一体誰だ?
ーー何故知っている?
ーー誰なんだその詳しい人とは・・・
俺はとにかくその者は危険なのではないのかがとても気になった。何せ俺は他の転生者に狙われたし、その上あの神とかいうやつから【踏み台】という役目にされたのだ。下手をするとそいつも俺を狙っているのかもしれない。そう俺思いながら思考を走らせていると突然声が聞こえた。
「あら、起きたのですかシドウ君?」
声が聞こえた方を向くとそこには襖前に人影が見えた。声からして女性と思われ声で、何故かどことなく知っているような・・・そんな声だった。
その人影が襖を開け、その姿を見せると俺は思わず目を見開きながらその人物に対して口を開く。
「・・・・・レティシア?」
そう現れた金髪の女性、もとい教会でいつもシスター服に身を包んでいた少女レティシアに俺は驚きながら声をかける。
それに対してレティシアが微笑みで返すように顔をこちらに向いて声をかけられた。
「ええシドウ君。昨日ぶりですね・・・・・・え?」
「レティシア?」
レティシアは微笑んで俺にそう言うと、途端に表情と言葉が固まった。
どうしたのだろうと思いながら、レティシアに首を傾げるがそのレティシアは固まった顔が段々と変化していく事がわかる。
・・・・・しかも暗いオーラを放ちながら。
「・・・・・啓示で貴方が目を覚ましていたのはわかっていたのですが、まさかこんな事をしていたとは・・・・・」
「・・・えっと、レティシアさん?」
明らかにジト目で怒ってそうな顔をしながら言う彼女に疑問を抱くが、すぐに何なのか理解できた。
「シドウ君」
「は、はい・・・」
「女性を泣かせるのは流石によろしくないと思いますよ」
「えっああ、うん・・・えっ!?ち、違うからな!?別に俺がリニスを泣かせたわけじゃあないから!?」
ーー何故に俺が泣かせた事になるのか・・・
何故か誤解された俺は内心で「なんでさ!」と叫びながら俺はレティシアに対して必死に否定する。
「はあ・・・まあいいです。それよりもシドウ君。これから話したい事がありますので場所を移動しましょう」
「え?話って・・・・・まさか詳しい人ってレティシアの事か?」
「それも含めて話します・・・・・ああ、それとリニスさん。はやてさんは別室でそのまま寝かせてあげて下さい。一度シドウ君と二人で話したいので」
そう言ってレティシアはリニスに言うと何も言わずにただ頷き、俺に一礼しながら「先にはやてをベットまで運びに行きます」と言ってはやてを持ち上げてその場を去る。
まだリニスは辛そうな表情をしていた為、大丈夫か気になるがそれに対してレティシアが返答する。
「貴方が寝ている前に彼女には一通り話しました。今はまだ辛いと思いますが、大丈夫だと思いますよ」
そう言うレティシアの言葉は何か確信があるかのような口調で言う。
そして突然レティシアは俺の左手を握りながらこう告げた。
「とりあえず移動しましょう。そこで改めまして私の自己紹介と詳しい説明もしますから」
「自己紹介って、今更する必要なんてないだろ?だってレティシアはレティシアなんだから・・・」
「えっとですね・・・半分はあっていますが半分は間違っているんですよ。そもそも私の本当の名前はレティシアではありません」
ーー・・・・・はい?
そして彼女は彼女で振り返りながら俺にこう告げた。
それと同時に俺は左手に感じた痛みと共に彼女の聞きなれない言葉に唯々聞くことだけしかできなかった。
「私は貴方のサーヴァント。エクストラクラス、ルーラー。真名ジャンヌ・ダルクと言います」
その彼女の言葉にただ無我に聞いていた俺は
次回はもっとはやく・・・・・!
(投稿を)加速しろォォォォォォォォォォ!!
次回まで待て、しかして希望せよ