艦これ × HALO ~それゆけ!スパルタン提督~ 作:漬けまぐろ
漬け
「ヒロイン回も残すところ半分、明石のみになりました。」
明石
「半分も何も四人だけじゃん」
漬け
「気にすんなよ・・・気にすんな・・・」(震え声)
明石
「さぁて前話の解説はじめるよー」
☆加賀さん深海化
■ふと思いついた、長門さん主役の筈がなにゆえこんなことに・・・ホモは話の構築が下手くそ、はっきりわかんだね(言い逃れ)そこ、2PカラーだったりDLC専用カラーだったりしろ
☆F-41ブロードソード隊のコードネーム
■ショットガンの弾薬から命名しチョーク(平たく言うとマガジン的なもの)に5発(5機)纏めて装填するからフルチョークと名付けた※出番があるとはいっていない
☆結局中途半端だけどどうすんの?
■慌てんなよ・・・慌てんな・・・ヒロイン回は話の線が続いてるから根流ししつつ伏線回収すっぺ(全て回収できるとは言ってない)
☆話が絶望的にわからない
■大丈夫だって安心しろよ~(GO)、作者も半ばちんぷんかんぷん、意味深な話が相手なら覇王翔吼拳を使わざるを得ない!
☆露骨な淫夢
■HALO=雰囲気暗めなゲームだからそれを誤魔化すため。え?淫夢じゃなくてもいいだろ?最近のアニメ"頼れる主人公枠のオッサン系"いないやん?あと知名度もあるし
☆長門の扱い
■どの艦これSSにもバランス良く出演してるから変態枠として馳せ参じる。(謎理論)唯一珍しいんじゃない?ってのは長門型のオリジナル(真人間)と建造(オリジナルのコピー)というHALOでも採用されてるクローン技術がある件でしょうか、スターウォーズにもクローンがありますがHALOは必要な箇所での医療用クローンであちらはドンパチ用ですし。
明石
「以上で解説おわり!納得いかなければ感想に『わからねぇよタコ!!』ってコメしてね!」
漬け
「タコじゃなくて漬けたマグロやぞ。」
明石
「そういう揚げ足取るからUAが少ないんだよ。」
漬
「いってぇ!(精神を)噛み(砕き)ヤガータナ!もう許せるぞ!」
─横須賀鎮守府 執務室前─
アークロイヤル
「最近少し腹回りが気になってなぁ。」
翔鶴
「わかります、横須賀の唐揚げって何であんなに美味しいのでしょうか?」
アークロイヤル
「癖になる辞められない味・・・きっとこれが秘伝の味ってやつかもしれないな。」
翔鶴
「そういえば提督が眠れない艦娘に夜食を作る横須賀ならではの風習があるみたいです。」
アークロイヤル
「・・・気になるな、減量が成功するまで我慢しなきゃだな・・・って、おや?」
朝霜・早霜・清霜・秋雲
「・・・・・・・・・」
翔鶴
「どうしたのかしら?みんな扉に耳なんて当てて。」
アークロイヤル
「ふむ、たぶんあれはNINJAの密偵じゃないか!?」
片手に報告書を纏めたファイルを持ち執務室に向かっていた翔鶴とアークロイヤル
片ひざを床に着いて聞き耳をたてる夕雲姉妹のそれは古より伝わる日本の隠密部隊と勘違いして興奮したアークロイヤルを翔鶴が宥める
夕雲姉妹は人差し指を口に翳して「し~っ」と言い翔鶴とアークロイヤルに扉に耳を当てるように促すと翔鶴は不思議に思いながら、アークロイヤルは心なしかワクワクした顔で駆逐艦の忍者ごっこに付き合う事にした
扉に耳を近づけ呼吸を整えると扉の向こう側の世界が全貌を表し始めた
『んっ・・・あっ、提督・・・乱暴にしないで・・・』
『そんなんじゃ意味ないだろ・・・続けるぞ。』
『うああっ!痛ぁい!痛いよぉ!』
『うーん、姿勢を替えてやってみるか。』
『もう・・・もう許して、下さい・・・』
『お前が頼んできたんじゃないか、壊れるなぁ。』
アークロイヤル
「ななな・・・!?」
翔鶴
「?!!?!??」
顔が真っ赤に染まる二人の空母、「なんなんだ!一体なにが・・・何をやってるんだ!」(小声)と言いながら扉から耳をから放してアークロイヤルは先頭にいた秋雲に問いただす
メモ帳にペンをがりがり走らせながら秋雲はアークロイヤルからの問いに答える
秋雲
「聞いての通り!子作りセ([ ゚Д゚]インフィニッティー)スだよ!」(小声)
翔鶴
「子(ぱんぱかぱーん!)セッ・・・」鼻血ぶぅ
アークロイヤル
「しっかりしろ翔鶴っ!傷は浅いぞっ!」(小声)
鼻血を吹き出した翔鶴をアークロイヤルは懸命に介護するがどうにか翔鶴の鼻血を止めるためにアークロイヤルは翔鶴の鼻に所持していたポケットティッシュをグリグリと鼻に詰め込む
アークロイヤル
「こんなものか・・・?よし。」
翔鶴
「」し~ん...
朝霜
「わぁお、すげぇや、翔鶴さんから希望の華が咲いたよ。」
アークロイヤル
「よし、アドミラルの悪事はここで打ち砕く。駆逐艦、私に続け!」(小声)
秋雲
「もうちょっと聞きたかった・・・」
早霜
「話進まないからね、仕方ないね。」
清霜
「提督と子作りセ(なのです!)ス?をすれば清霜も戦艦になれるのかなぁ。」
朝霜
「スケベタイムに突入だ!」
扉
「俺、明日立て付け直してもらうんだ・・・」
アークロイヤル
「スパルタン!チャーージッ!」
どぎゃぁん!!
扉
「ぎゃあああああ!!!」
フレッド
「うおっ、なんだなんだ?」
龍鳳
「きゃあ!?」
アークロイヤル
「んにゃぴ警察よ!アドミラル!艦娘への変態的狼ぜき・・・」
そこには床に座った龍鳳の背中を押して体操を行うジャージ姿のフレデリックと体操着姿の龍鳳が!!
アークロイヤル
「あ、あれ?スケベタイムは・・・?子作りセ(ヴォッ↑ヴォッ→ヴォッ↓ ア"イ"~(悦))スは・・・?」
フレッド
「何の話だ?俺は龍鳳のダイエットに付き合ってるだけなんだが。」
アークロイヤルが龍鳳に振り向くと龍鳳は何やら恥ずかしそうに顔を赤らめた
それとは逆に顔が青ざめてゆくアークロイヤル
龍鳳
「そ、その・・・通りです・・・」カァァァ・・・
アークロイヤル
「えぇ・・・心配して損したわ・・・」ふごご...
早霜
「アークロイヤルさんまるで風紀委員みたいです。」
清霜
「わーい!龍鳳さんだぁ!」ぎゅう~
龍鳳
「ひゃっ」
フレッド
「まぁ、事の経緯なんだが──」
フレデリック曰くこうだ、長門がローランドに頼みフレデリックの公休に合わせて非番のスパルタンⅡを横須賀に連れてきて欲しい──という話である、
四日前の長門と加賀の件の後に開かれた夕食会にやってきたスパルタンⅡ、赤のトレーナーにデニムのスカートを穿いたカルとサングラスが似合うライダースーツ姿のジェローム、親睦を深めつつ楽しむ最中にスパルタン達が発した
「ジェローム、貴方はどんな子が好みなの?」
「そうだな、謹みのある貴婦人・・・艦娘とやらで例えれば『ホーショー』とかいう奴ってとこだな・・・フレデリック、お前は?」
「俺か?好みというか・・・"健康的"な女性が好感持てるな。」
この会話を聞いた金剛は秋だというのにかな~~り大胆な水着(ここ大事)で「提督ゥ~触っても言いけどサ~」と、誘惑したが「前より腹にバルジ(隠語)が付いたな、減量しろよ?」とのらりくらりと避けられ長門に至っては更に身体を鍛え筋肉指数度が上昇し徐々に焼肉屋の店長ことメイトリックス大佐に近づいた、明石は絶食ダイエットを始めた(なお1日すら持たなかった模様)そしてこの龍鳳が──
アークロイヤル
「なるほど・・・なぁアドミラル、私も参加していいか?」
龍鳳
「え"っ」
フレッド
「おっ、乗り気だな?」
アークロイヤル
「アドミラルがいない時に龍鳳が隠れて間食をしないように私が見張るのを条件にしてくれ、私は参加できてアドミラルも気持ちに余裕が出来る、Win-Winの関係にしようじゃないか。」
フレッド
「マジか、そりゃ助かるな!」
アークロイヤルの参加により意気が消沈する龍鳳、するとアークロイヤルは龍鳳に近寄りコソコソと耳打ちし始めた、ちなみにだが夕食会にて秋月と初月は作られたご馳走を涙を流し頬張り、先日メールをくれた汚れ好きのにいちゃん(45)も腰をつかって居る。
アークロイヤル
「安心してくれ、片思いの異性を横取りするつもりはないさ、ただスパルタン流のダイエットに興味があるだけだよ。」ヒソヒソ
龍鳳
「!!・・・うぅ、ご免なさい・・・」ヒソヒソ
フレッド
「・・・? 何にせよ助かるなぁ、アークロイヤルは体操着・・・あったっけか?」
アークロイヤル
「新体操の衣装なら、佐世保にいた時にウォースパイトとやっていたよ。」
フレッド
「新体操?ずいぶんと本格的だな、金剛のヤツに見習わせたいな・・・じゃあ龍鳳今日はおしまいだ、ストレッチで身体をほぐすのを忘れるなよ?アークロイヤルも明日から参加してくれ。」
龍鳳
「は、はい・・・」しょんぼり
解散する際にアークロイヤルはフレデリックに任務結果が記されたファイルを渡す、部屋から出る時フレデリックは夕雲姉妹にも参加するかと問いかけていたが龍鳳に気を使ってか遠慮した──
アークロイヤル
「・・・なんか、忘れてるな・・・まぁいいか。」
フレッド
「なんで翔鶴が倒れてるんだ?って鼻血出てるじゃないか、医務室に連れてくか。」(お米様だっこ)
アークロイヤル
「あ。」ワスレテタ・・・
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─PM18:00 食堂─
いただきまーす!!
龍鳳
「・・・はぁ。」
妙高
「龍鳳さん、今日も"その"サラダとバナナのみですか?無茶もほどほどにしておかなければ減る物も減りませんが無茶なダイエットは後に大きな痛手となりますから・・・ね。」
今日日出撃予定の無い浴衣姿の妙高が鯖の塩焼きを箸でほぐしながら龍鳳にダイエットの恐怖、"リバウンド"の悪夢を教えると龍鳳は「ほえぇ・・・」と震えて恐怖し伊良湖の元へ向かい小盛りの白米と納豆を追加するのだった
明石
「あっれー?そういや提督どこ行ったんだろ。」キョロキョロ
夕張
「提督は新設された佐世保鎮守府の夕食会へ顔出しに行ってるよ~、明日の朝には戻るって言ってたよ。」
明石の隣に座っている夕張は納豆にタレを加えて混ぜながら答えた、何で言ってくれないのかなぁ・・・一緒に行きたかったのに、と明石は言うが明石含めた以下ストーカーの4名だけがはその話を知らなかったそうな
理由は云わずものがな、付いて来られると面倒以外の何者でもないからだ、良く見れば秘書艦の龍驤も居ない。
明石
「秘書艦かぁ、今からでも目指そうかなぁ。」モグモグ
明石自体頭が悪い訳でもないが今のフレデリックのデスクワークのスピードに着いていけるのはもはや龍驤しか居ないのもまた事実、比較的近場にいた占守が「時としてヒロインは不遇なものっしゅ。」とナーレーションを入れる、合掌。
響
「悲しいかな。」
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─26:20 横須賀鎮守府前─
フレッド
「ふう、やっと着いた。」
日本海軍の車両から降りて横須賀に帰り着いたフレデリックと龍驤、龍驤はすっかり眠りこけてフレデリックの片腕で抱えられており白い背広は龍驤のヨダレでまみれていた
すると灯りの付いていた詰め所から一人のスパルタンⅣの守衛が出てきた
シノビ
「少佐ウー、お疲れさまですホイ。」
シノビアーマーのスパルタンⅣが緩めの敬礼をしたのに対してフレデリックも龍驤を抱える腕とは逆の右腕で敬礼を返した
フレッド
「警戒お疲れ、みんなは?」
シノビ
「もう寝静まってるちょりそー、少佐もお休みキンポー?」
フレッド
「いや、貯まってる書類を片さないと、徹夜さ、じゃあな。」
フレデリックの過ぎ去る背中を見ながらシノビアーマーのスパルタンⅣは「タム、リーン、司令官も大変ホイ。」と言い夜食のカップラーメンに湯を注いだ
フレッド
「~♪」スタスタ
フレデリックは龍驤を部屋に置いて自室を目指す途中食堂から僅かに光が漏れているのを見つけた、「ん?消し忘れか?」食堂の扉を開けると僅かにだが"カタン"と何か音が鳴った
息を殺しゆっくり忍び寄る、とそこには龍鳳がいた
フレッド
「・・・龍鳳?」ポンッ
龍鳳
「ほぎゃ!!?!?!」ビクーン
フレデリックは龍鳳の肩を☆PON☆と軽めに叩くと不思議な奇声で背筋をピーンと伸ばす、((何だ今の"カケルに見付かったピポサル"みたいな反応は。))と頭の中で突っ込みを入れるフレデリック
どうやら龍鳳は冷蔵庫から残った白米を温めて具材を用意し大きめのおにぎりをこさえていたようだ、当然だぜクソッタレ、暗闇で突如驚かされたらグリーンベレーでも敵うもんか
フレッド
「落ち着け、どうしたんだ?こんな夜中に。」
どうどう、フレデリックに宥められ気を落ち着かせる龍鳳だがどういう訳か落ち着きが無い
一瞬隙を見せたフレデリックの口におにぎりをスパルタンでしても反応しきれない速度でブチ込む容赦ない龍鳳は「良かったら食べて下さい!!」そう言い走り去ってしまった
フレッド
「なんか悪い事したかな・・・んむ、んまい。」モグモグ
中身はフレデリックがおにぎりの具材として好む、おかか・塩こんぶ・しらす・たくあんが混ぜ込まれた物だった
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─翌朝 工廠─
フレデリックは工廠で明石と夕張が作った装備を各艦種の代表等と共に試験やら実用性やらなんやらの会話に加わっていた執務室は昼過ぎまで開放してあるから問題ないだろう
何を作ったかって?教えてあげないよ、ジャン♪(ポリンキー並感)
─ 11:30 執務室─
『──お前の事が好きだったんだよ!』
『先輩!?』
シュボンッ!!(先輩が消滅する音)
後輩に告白した宇宙服を着た先輩は超超音速を立証するための試験機の外側に取り付けられた椅子に座っていたがマッハ8.10(約10002km/h)を越えた機体の速度に耐えきれずものの見事に消滅した
消滅の間際、笑顔になっていた事から先輩は自身がしめやかに爆発四散するのを悟り後輩へ思いを打ち明けたのだろう、大胆な告白は女の子の特権、すると機体も耐久限界を迎えたのか所々から火を吹き今にも機体は崩壊しそうになる
『アン!アン!アン!アン!アン!アン!アン!アン!アン!アッアッーンン!!(高音)』
彼は脱出装置を探すも機体にはそれらしいものは見当らず機体が爆発し共に散っていった(こんな展開最近見たな)
執務室に置いてあるフレデリックのPCで動画を見る朝霜と清霜はハモりながら
朝霜・清霜
「「実験は成功だぁ!」」デレッデレッデレデレデッ♪(Gene's Rock-a-bye)
と言い手のひらを互いに叩いた、そしてその様子を伺う羽黒と扶桑姉妹、そして龍鳳──
山城
「実験?一体何を観てるのかしら。」
羽黒
「少し前に話題になった宇宙開発の映画らしいですよ、なんとも言えない緑色のキャラクターが織り成すガバガバなコミカルさも合間って人気らしいです。」
扶桑
「宇宙開発なのにコミカル?なんか合わないわ・・・」
羽黒
「今の"実験は~"の下りからして先輩と後輩が実験機で飛行テストを行い死亡するシーンで後日二人は命を落としながらも愛に結ばれ何故か開発施設の中て幸せなキスをしているんです。」()
羽黒が楽しそうに映画の内容を話す、3人は興味を持つまでいかずとも死亡した人物が次のカットで何事も無く蘇生しているのはどうかと思った
ぐぅ~っ
執務室に鳴り響く無慈悲な一撃、音の発信源を一斉に見ると一人の艦娘が顔を真っ赤に染めた
龍鳳
「・・・」
羽黒
「う、う~ん・・・そうだ!羽黒も!お腹すきました!」アセアセ
山城
「も、もうすぐ昼食だからね・・・!」
扶桑
「そうね!うんうん!」
羽黒達が龍鳳のフォローを行うがやはり無慈悲と云うべきか時としてそれは効果が逆に働くこともある、「びえ~ん!!」龍鳳は蒸気を吹かし機関車めいて鎮守府を走り出した、向かう先はもちろん食堂だというのは言うまでもない
龍鳳
「ぴぎゅ!!」コケッ ビターン‼
長門
「だっしゃぁ!!朝霜!清霜!やはりここにいたか!!昼食だ!!一緒に食べよう!!」ぐぎゅるるる~
清霜
「ひゃあっ!まだPCシャットダウンしてないよ長門さぁ~ん!」
朝霜
「ああ逃れられない!」バタバタ
突然腹の虫と高笑いをしながら両脇に駆逐艦を抱え食堂へ走り出す雌ゴリラこと長門
横須賀でもここまでアグレッシブなのは彼女だけであろう、羽黒と扶桑姉妹には目もくれずにズカズカと執務室から消えていった後、転倒していた龍鳳は泣きながら走り去った
龍鳳
「びゃ~ん!!」ペケペケペケ...
「「「・・・」」」
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─ 食堂 ─
今日の食堂も大盛況である、空母達の胃を満腹にさせ、重巡達のお眼鏡にかなう上品な味付け、その他の艦娘も思わず頷く香ばしさと彩りの良さ、駆逐艦も夢中になる程よい甘さ、何より"マスターチーフのお墨付き"である横須賀鎮守府特製カレーを嫌う者などいないだろう、そこには出前ラーメンしか食べないシノビ以外の守衛スパルタンⅣもテーブルに着きカレーを掻き込んでいる
加賀
「はぐ、もぐもぐ、ごくん、むしゃむしゃ、んぐ、はむ、はふはふ。」モグモグパクパク
武蔵
「がつがつがつがつがつ。」カチャカチャカチャ
暁
「むしゃ、むしゃ。」
ジャック・ハンマー
「ギュウゥ~ナポッ・・・モニュ・・・モニュ・・・・・・サクッ・・・」
最上
「ぱくぱく、もぐもぐ。」
リーコン
「もっもっもっもっ!・・・水・・・ごくごく・・・ぷはぁ!・・・もっもっもっもっ!」
ソルジャー
「うめ。うめ。おかわり下さい。」モチャモチャ
龍鳳
((うぅ・・・どうしてみんなそんなに美味しそうに・・・))シャクシャク
皆が金曜カレーを食べる中一人寂しくレタス、スライスオニオン、パプリカ、ミニトマト、刻み大葉、不可思議な油が浮かぶドレッシングをかけたサラダを無心に口へ運びながらカレーを食べる人々を龍鳳は少しばかり恨んだ、もちろん自身が招いた悲劇故自業自得であるが・・・
龍鳳
((加賀さんは私の数倍は食べてるのに凄くスレンダーだし武蔵さんも・・・守衛さんも駆逐艦の子達くらい沢山食べてる・・・))
フレッド
「伊良湖~まだ開いてるかー?」ガララッ
伊良湖
「はい大丈夫ですよ!提督さん!」
フレッド
「特製カレー!付け合わせはらっきょうで頼むよ。」
伊良湖
「かしこまりです!!」(`・ω・´)シャキーン
伊良湖からカレーを受け取り空いている席を探すフレデリック、普段は一番近い空席に座るが今日は少し様子が違うようだ
((あれっ・・・?こ、こっちに歩いてきて・・・?!))
フレッド
「よう、隣いいか──?」
龍鳳
((きゃーーー!!!))カァァァ
龍鳳
「は、はい、どうぞ!」
龍鳳の隣の席に座るフレデリック、午前中は工廠にいたらしいがカレーの匂いとは別に艦娘達のシャンプーとは違う果物のような甘いシャンプー(辺りに漂うマンゴー臭)は無限に嗅いでいられる香りがした
フレッド
「龍鳳、食事のカロリーを気にするのもしゃあないが、サラダと果物の組合せは減量に向かない"体型維持"を重視した食べ方なんだ、減量をしたいなら栄養のバランスを考えて八分目を如何に余す事無く燃焼させるかが鍵なんだ。」
龍鳳
「そう、なんですか・・・?」
フレッド
「そうだ、加賀や武蔵は食後何をしてると思う?」
龍鳳は少し悩み「えっと・・・運動ですか?」と答える
それに対してフレデリックは「ちょっと違うな、加賀と武蔵は食後一時間位は執務室や自室でカロリーを身体に馴染ませてるんだ。」と返す
龍鳳
「えっ?馴染ませる?」
フレッド
「ああ、食後すぐの運動は消化不良になりやすく運動は食後1~2時間後、激しい動きは避けてウォーキングやヨガみたいな身体をゆっくり動かす運動がいいんだ、サラダと果物から摂取した少量のカロリーだけじゃ効率良く代謝ができなくなり余計に減量しづらくなる、美味しく食べてしっかり痩せる!これがダイエットの真髄だ、なぁに・・・お前ならできるさ、自身が頑張ってるのに俺にまで"気を配れる"んだからな。」
昨晩の"おにぎり"の事だろうか、龍鳳はサラダをフォークで突つきながら「ぇ?え、エヘヘ・・・」テレテレ と満更でも無い反応を示した、昨夜
フレッド
「ほら、そしたら"ソレ"は俺が片付けるから小盛りカレーを貰ってくるといい。」
龍鳳
「はい!・・・ほぇ?"片付ける"?」
フレッド
「──いくらサラダとはいえ・・・食いすぎ・・・」
1カメが少し距離を離すと龍鳳のサラダが映し出される
何とも巨大なボウル・・・まるでタライをボウル状に丸くしたようなそれに大量の具材がぎっちりと収まっている
それはサラダというにはあまりにも大きすぎた。(胸のサイズが)大きく、(ドレッシングの油の膜が)ぶ厚く、(胃にも)重く、そしてドレッシングが高カロリーすぎた。
─ 10分後 ─
龍鳳
「・・・」モグモグ
フレッド
「ムシャムシャ、モグモグ。・・・何だこの量全然減らない・・・・・・んぐ・・・腹壊したみたいだ・・・」ペグペグペグペグペグペグ
余りのサラダの量にフレデリックは椅子の背凭れに身体を預け遂に壊るる、兵士としてのメンタルは凄まじいが艦娘特有のご飯事情には未だに疎いところがあるので頭の中にある"艦娘の胃袋"カテゴリーと今までのスパルタンⅡとして食料事情の経験カテゴリーの圧倒的差によりキャパシティーが用量限界を迎えるとこうなってしまうらしい
その内フレデリックが「ホ、ホ、ホ、ホアァーッ↑(猫)」と奇声を叫びかねないため龍鳳はその小さな口をぎゅっと紡ぐと渋々しながらサラダを伊良湖に返却する──前にフレデリックからフォークを奪い取り一番ドレッシングが掛かったレタスを刺し自身の口に押し込んだ、油っぽいドレッシングならば素っ気ないサラダも一応御馳走なのだ(謎理屈)
伊良湖にサラダのような巨大な何かを返却しフレデリックの元に戻るが糸の切れた人形のように腹に手を宛がいながらグッタリしていた
フレッド
「ブツブツブツ...Он уже...остановлен...」
龍鳳
「・・・提督壊れちゃっ──たぁ!」
響
「ニュアンスとしては"もうやめてくれ"って言ってるよ。」ニュルリ
油ぎっとりのドレッシングが掛かったサラダの食べすぎで半ばイカれてしまったフレデリックを他所に口の回りがカレーまみれの響がいきなり現れて唐突なロシア語を簡単に翻訳する、龍鳳は響の口の回りにこびりついたカレーをティッシュペーパーで拭き取った
龍鳳
((うわ~!ほっぺたツヤツヤぷにぷに!))
響は龍鳳に「Благодарю вас」と言い席に戻っていった、たぶん感謝の言葉なのだろうと認識すると何故か涅槃面をした提督に正気を取り戻してもらわないと午後のレェッスゥン(ねっとり)をしてもらえないので急ぎ叩き起こす事にした
女の子謂えど彼女もまた艦娘、フレデリック一人であればなんとか運べるらしく「医務室に連れていきます。」と嘘を付いて執務室の中にある扉の一つであるフレデリックの私室のベッドに放り投げる
龍鳳
「ふぅ、ふぅ、提督って・・・こんなに重かったんだ・・・」ゼェゼェ
ひとまず深呼吸で息を整えると無造作にベッドで転がるフレデリックに馬乗りになる、きゅッと袖を捲りフレデリックを起こすための儀式が今執り行われる
龍鳳
「・・・」ペチペチ
まずは頬を左右交互に軽く叩く
ウンともスンとも言わない
龍鳳
「・・・」ぎゅう
瞼を摘まんで目を開かせる
人形のガラス玉のような瞳が瞼の暗がりに見えた
龍鳳
「・・・」
耳を鼻元に近づけ気道を確認する
・・・どうやら生きているみたいだ
龍鳳
「・・・」
何故か直視できずいつも目を逸らしていたフレデリックの顔
龍鳳
「・・・こんなに傷、あったんだ・・・」
額左側から生え際少しにかけて残った傷跡と鼻に横切る一文字の傷跡は知っていたが右眉、左頬、唇左側、みみず腫のような小さな傷がいくつもあった、チーフさんやケリーさん、リンダさんの素顔にも細かな傷があるのは知っていた
龍鳳
「──提督は"わたし"の事沢山知ってくれてるのに・・・わたしは"提督"の事全然知らないなぁ・・・」
聞いているのか聞いていないのかわからない涅槃面のフレデリックをじっと眺めてから両手でフレデリックの顔を押さえて頭を後ろに反らす
龍鳳
「提督、そろそろ起きて下さい・・・私の為にも、貴方の為にも────そぉい!!」
ゴッ──(鈍い打撲音)
─ 5分後 ─
フレッド
「いやー、効いた効いた・・・」ダバダバ...
龍鳳
「ごめんなさい!ごめんなさい!」ヘコヘコ
龍鳳が見舞ったパチキ──もとい頭突きはフレデリックの鼻に直撃しフレデリックの鼻に希望の華が咲いた
フレッド
「お前も俺に一撃入れられるようになったかぁ・・・それより、そろそろ秘密特訓の時間だな、体操着に着替えてからたま来てくれ。」グシグシ
フレデリックにそう言われ執務室を後にする茹で蛸状態の龍鳳、部屋までの道中に新体操の衣装の上にジャージを羽織ったアークロイヤルと出くわす、しかも何故か似た姿のウォースパイトまで一緒だった
どうやらウォースパイトも興味を持ったらしく佐世保時代の練習着を"ゴミクズ運送アズラエル!"のダンボールからスターゲイジーパイを食べながら引っ張り出してきたのだ
アークロイヤルとウォースパイトは執務室で、また会おう。(オセロット並感)と話を軽く済ませる
部屋で下着姿の龍鳳は鏡の前で余分なバルジ(意味深)を摘まみ「こんな身体じゃ・・・見向きもしてくれないよね・・・はぁ・・・」と、生気を失った顔で溜め息を吐くと体操着に着替え下を見ながらトボトボと執務室へ重い足取りで歩き出した、ヒヨコみたいな口しやがって。
龍鳳
「お待たせしました・・・」ガチャリ
フレッド
「お、来たな。」
ウォースパイト
「お待ちしていました、突然参加でごめんなさいね。」
アークロイヤル
「済まなんだ、どうしてもって聞かなくて・・・」
龍鳳
「いえ、大丈夫ですよ。」
白や桃色、薄い黄色のパステルカラーの生地に可愛らしい刺繍や飾りのついた綺麗な体操衣装に身を包んだ本格的な2名を((羨ましいなぁ・・・))と思いつつじっと観察する、まずはウォースパイトを見る、バストが"ほよ~ん"と、出ており程よい肉付きのウエスト、ヒップはバスト程ではないがとても柔らかそうだ
続いてアークロイヤル、バストは空母にしては慎ましいがウエストとヒップがしっかりと引き締まって括れがとても眩しい
最後にフレデリック、云わずものがな、膝元が見えるメッシュ生地のハーフパンツと同じ生地のTシャツ、フレデリックも既にオープンなのか筋肉まみれの身体に無数の強化手術の跡が鮮明に見えている
フレデリックがラジカセにテープをスムーズにカチャっと差し込み蓋を閉める、次に本体の上部にあるスイッチをパチッと押すとS○NYと刻印された懐かしきカセットテープが回り始めた、500年以上前に廃れたアイテムなぞ何処で手に入れたとかは聞けず口がもにょる3人の艦娘、当のフレデリックはどこ吹く風、さも当たり前かのようにラジカセを使いこなす
ラジオ
『ラジオ○操第666~』
ピアノの軽快なリズムに続いて男性のナレーションがスピーカーから溢れる
『腕を大きく伸ばしてhavok物理エンジンをガバらせましょう』
なんだその霧島が遊んでる苦労して倒した敵の持ち物が銃弾数個だったり扉に死体を挟むとゲッダンしそうなゲームのワードは
フレッド
「すまん、テープを間違えた。」
龍鳳
「ポッチャマ・・・」
テープの面を逆に変えて再度スイッチを押すとまたピアノの音色と男性のナレーションが始まった
『超上級ヌケート体操第1~』
ウォースパイト
「ぬ・・・ヌケート?」
『ボードを両手で持ち上げながらベニヤ板に埋まり空高く打ち上がりましょう』
アークロイヤル
「もうやだ」
ヌケーターの真似なぞできる訳も無いので仕方なくボードの代わりに本を両手で掲げベニヤ板に飛び込むつもりでジャンプ、打ち上げられるようにジャンプ。
フレッド
「結構負担来るなこれ。」ビョィン
龍鳳
「ふぅ、ふぅ。」ピョン
ウォースパイト
「何があっても優雅に、それが私、肉体の有無で(以外略)」シャラーン
アンゴイ
「ガラス割りてぇ!ガラス割るの好きなんだよ!(高音)」
エリート
「そんなやつ、エアロックから放り出してしまえ!」
アークロイヤル
「」
『脚を背中から貫通させ"脚がプルコギ"しながらボードを置き飛び乗りましょう』
アークロイヤル
「ああああああもうやだあああぁぁぁぁぁ!!」
・ ・ ・ ☠
アークロイヤル
「いくらなんでも遊びすぎよ。特にアドミラル。」
フレッド・龍鳳・ウォースパイト
「「「すいませんでした。」」」
真面目は唐突にやって来る(真面目にするとは言ってない)
アークロイヤルはハメを外しすぎた3人に脳天唐竹割りを加えるとおバカ達を正座させる、ウォースパイトと龍鳳には普通に、フレデリックにはしゃがんで貰いジャンプしながらチョップを決めた
まさかフレデリックは毎回龍鳳と"あんなこと"や"こんなこと"をしていたのだろうか?否──イギリス組(金剛?知らんな)の電撃参戦によりフレデリックの熱が上がりすぎて調子に乗ってしまったらしい
アークロイヤル
((これで50年の戦争を生き抜いた英雄の一人なのか・・・))
妙高を呼んで説教してもらうのもいい、だが艦娘の汗により体操着やレオタードが湿るシーンを見たい観覧者兄貴もいるだろう、それを踏まえて説教コースではなく3艦娘+1スパルタンのレッスン風景を御覧いただきたい。
☆★☆素敵なプレゼントのお知らせ☆★☆
汗濡れシーンなんてもんは無い、無いのだ。許しは乞わん
まずはアラベスクと呼ばれるバレエでも一般的な姿勢。
直立状態から右脚の股関節だけを可動させ前傾姿勢に、左脚は上半身に合わせて前傾姿勢になった際のバランスを取る為にピンと延ばす
フレッド
「いいぞ龍鳳、ウエストの括れを意識しろ・・・軸脚は踵が着いててもいい、ほら手を取っててやるからそのまま左脚を背伸びするみたいに延ばしてみろ。」
龍鳳
「ふぐぐぐ・・・!」ギチギチ
浮かす脚がなかなか上がらず力む龍鳳からフレデリックは目を離しチラッとアークロイヤル&ウォースパイトに視線を向ける、龍鳳とは対照的にアークロイヤルとウォースパイトは浮かしてる脚の脛に左手を添え軸脚に至ってはつま先立ち、バレエと新体操は物が違う為多少戸惑ったみたいだがまるで教本に載せられるほど見事な物だった
フレッド
「はぇ~すっごい・・・」
続いて開脚、これは単純に見えるがハムストリングと大腿四頭筋、揚腰筋が如何に柔軟であるか、日頃しっかりストレッチをしているかが鍵になる
龍鳳
「はぐぐぐ・・・」ピクピクピクピク
少し固いがストレッチ自体はしっかりやっているようだ
開き具合は──150゚といったとこか
・・・チラッと2人を見る、アラベスクができるなら開脚は朝飯前と見える、何の苦もなく優雅にお喋りしているくらいだ
龍鳳
「あ──脚がぁ・・・」ビリビリ
フレッド
「たまげたなぁ」
勝手にたまげてろ、フレデリックは開脚を中断すると何事かとアークロイヤル&ウォー(以外略)は
『3角形になって、開脚し合わねぇか──?』
といわんばかりに股関節を巧みに扱い龍鳳ににじり寄った、ちょっとキモい
龍鳳
「うぅ~!!」ビリビリ
フレッド
「もうなんかとまらないな、どうなってんだこれ。(美大生並感)」
ウォースパイト
「──脚釣っちゃってますねこれ。」
フレッド
「マ?」
叙々に語彙力もとい知能が低下するフレデリックを他所にアークロイヤルは開脚を中断し龍鳳の下半身をマッサージした、あら^~
フレデリックが退化した主な理由は今まで関節や筋肉が"つる"事がなかった為である、筋肉痛にこそなれぞ幼少期から軍事訓練を受けていた事が仇となっていた
そして長時間煮込んだチャーシューが柔らかいように子供時代から訓練を受けていたフレデリックは実際体が柔らかい、アークロイヤルとウォースパイトよりも
身体を痛めてしまっては元も子もない、フレデリックは今日の所はレッスンを中断し龍鳳の両脇に手を通し猫を後ろから持つ要領で消えていった。
アークロイヤル
「・・・」
ウォースパイト
「さぁ、帰ってお茶にしましょう。」
アドミラル、あわよくば──
フレッド
「~♪」スタスタ
吊るされ龍鳳
「」
お姫様だっこをしてやってくれ・・・
スパルタンの尾てい骨にある装甲ってなんだろな~って考えてたらスライディングするときのお尻ガードなんじゃないかなって行き着いた、ショットガン凸が多い日も安心!!