艦これ × HALO ~それゆけ!スパルタン提督~ 作:漬けまぐろ
長らくお待たせしました初投稿です
コロラドウイルスやらで大変でしょうが皆さん頑張って野獣先輩女の子説を証明しましょう☆ミ
アンケートの結果ですが結局全員参加といういつものオチとなりました(知ってた)
─北緯0度13分 西経176度31分─
ベーカー島
operation 『Devils Hunt』
上陸から220分経過──
「──よし、こいつらで28人目・・・これで捕虜の解放は全部だな」
チーフとフレデリックは特型に捕虜にされた深海棲艦の解放を終え最後の空間を目指して歩く
初めこそ比較的脅威度が低い深海棲艦が閉じ込められていたが洞窟を進むにつれて個の戦闘力が高い者がより強固な監視と堅牢な檻に封じ込まれている事が判明し、意識がしっかりしている者には道すがら危険な状態にある者を手助けすることを条件に手早く解放し可能な限りスパルタンⅡの労力を割かずに済ませるのだ、いくらか脇道
最後の牢にいた二人はどうやらゴキゲンではないらしく、最後であることもあり"鍵を開けた後、親玉を排除し回収を済ませ脱出"する手筈となる
「枝道は虱潰しに当たったがこの道が最後だな、ある程度広い空洞にアルテミスが拾った生体反応もそこだ」
「残弾の確認をしておけフレッド、残りはサブリメ・トランセンダンス・・・奴をどうにかしない限り終息はしない」
「あいよ、ここまで楽にやらせて貰えたしな・・・DMRはまだ一発も使ってない──っと、マグナムはあと
「M57 pilumは未使用、ライフルは4
フレデリックは鼻で息を吐くと幾何か物足りなさを感じていた、チーフがライフルを射つ時は必ず一発を脳髄へ叩き込みもう一発をトドメと言わんばかりに追い討ちをかける
頭部に装甲のある一部のフルフェイス装甲を持った特型にはダブルタップで装甲で留まった一発目の弾丸に二発目の弾丸を当て装甲を貫き一発目の破砕した榴弾さながらの弾丸とそのまま侵入し装甲内部で跳弾しながら脳髄をズタズタに切り裂く二発目のピンポイントショットを見舞いしていく、この技もスパルタンⅡならばこそ可能な神業に近い、しかしチーフとフレデリックはそれを意にもすることなく暗い洞窟を明かりも無しに進んだ
スパルタンⅡは眼球の毛細血管にも
チーフはMA5Dのディスプレイに表示された方位を示す簡易コンパスと[30]と記されたマガジンに残っているM118 7.62×51mm FMJ-AP弾が詰まったマガジンを慣れた手つきで抜き取り新しいマガジンを装填するとディスプレイには[36]と表示された、最終戦になる前にたった6発であってもその内の1発が決め手となることもあり6発使用し30発となったマガジンはしっかりとマグホルスターにマウントされる
本来フルオート型の
「・・・サブリメ・トランセンダンスは全長2kmはある──比較的新型のCCS級より旧型だが体格で勝る、洞窟内では
「そうだな、
「・・・」
「だが何も俺とチーフが直接手を下さなきゃならん訳じゃない、的確な急所や装甲の無い場所に銃弾をキッチリ当てりゃいいんだからな・・・で、簡単且つ旨いお手軽レシピがあるが──どうだ?」
「・・・任せる」
「そうこなくっちゃな──リンダ、チーフの
『あら?正直面倒なんだけどまぁいいわ、そうね・・・岩石だけなら精々27.3m──榴弾の信管を抜けば34.3mってところね。さぁプランを聞かせて』
──────
────
──
─洞窟 最深層部─
〔・・・・・・イルのだロう、さッさトでてキタラどうダ?うすぎタなイにんげんモドきよ〕
((へぇ、下っ端が人の言葉を使ってなかった事から察するに親玉も同じもんがかと思ったがそんな事は無かったか))
深海棲艦はもとより艦娘とも一切似つかない独特なアクセントのある機械的だが多少の知性を感じさせる言語は頭の中に僅かに残るような気がしてならなかった
簡単な仮説だがその違いは運用されていた乗組員らから"愛着を持たれていたかどうか"ではないかと考えた、艦娘の元となった第二次世界大戦当初の艦艇は乗組員達に大層愛娘のように可愛がられていたそうだ、人類は船を扱い始めた辺りから「船に宿る魂は女性の姿をしている」なんて話を良く聞いたからか・・・1つ1つ大きな意味のある名を授かり、クルー1人1人が誇りを持ち使命に燃えていた人類が古くから築いてきた時代
同族同士の殺し合いが旧き良き時代だなんて言うつもりはないがそれでもコヴナントの艦艇なんかよりはその魂は大分マシであったろう、"自分を只の物"として扱われる事もなかったのだから
それに対して
それを鑑みればコヴナントの艦艇には"愛着"なぞ無いに等しい物だったのではないだろうか?クルーに愛されていた艦娘とそうでない
深海棲艦に関しては人間に敵意であっても意志疎通するために何処からか自然に、いつの間にか学んだと港湾棲姫は語っていた、だがそれが一体[誰]で[最初の深海棲艦]が何者なのかは一切わからないという、北方棲姫も「シラナイ。ゼロ、オイテケ、オナカヘッタ、ギュウドン、オイテケ」としか言わなかったのである
原初の深海棲艦は結局判明せずただ深いだけの謎も解き明かせると期待していたが無駄に終わったようだ、UNSCの研究員達は「イ級」ではないかと睨んでいるようだがそれは「イ級が成長(進化)した者が泊地や姫になる」という事だろうか?先の言ったを自分の発言を棚に上げるつもりはないがイ級は駆逐艦だ、
「心外だな、こちとら結構宜しくやってた方だったんだがな?それとも最初に挨
〔ハッ・・・よクいう・・・モウいっピきはドうシた?フルエあがッテおじケついたカ?〕
「スパルタンⅡがそんな玉に見えるならお前の目は節穴ってことになるな」
親玉が砲を向けプラズマ砲を一発放つ
DMRを身体に引き寄せて左に捻り初弾をかわし勢いをそのままにスラスターを起動、足の遠心力にスラスターのパワーを加えて飛び上がりながら身体をひねり右足を地に戻し勢いを無駄にせず左足を振り上げて更に跳躍しながら横軸に回転する、1発目が寸前自身がいた場所に命中し岩場が粉々に砕けていた
2発目が胸の前を通り過ぎるのがハッキリと見えている、ここで再度スラスターを吹かし速度を上げ繋げて3発目も背面を無事通り抜ける、意識を集中させていた影響で周囲がまるでスローモーションのように感じていた、1発目からだ──まるで霧島達が遊んでいた
着地と同時に片膝を地に付けDMRをトランセンダンスへ向け何時でも発砲できるように構え銃身を向けた、知っている人達からみれば今の動きは[バタフライキック]から[ポップダブルフルツイスト]を繋げたアクロバットに見えただろう、腕はDMRを引き寄せる為に一切使っていないのでスラスターありきの力業のアクロバットだが・・・
まだ
〔ホぉ・・・ずうタいにニアワずヨクうゴく・・・どうしてナカナか・・・
「どうもお前は常に
〔ヌかせ、カトウせイぶつのニンゲんナンぞにいわレたとこロで、きミがワるいだケダ〕
「ふん...そうかよ」
そんなやり取りを続けているとヘルメットのバイザーにリンダから連絡が入る、相手から見てこちらのバイザーを透視するのは不可能だ
目線だけをワイプに映るリンダに向け清聴しておく
『こちら
準備はできたようだ、なら"蹴り手"を如何にして"罠"に連れていくかが肝になる──とはいうが投げ飛ばそうが吹き飛ばそうが結局蹴り手を"空き缶"に近づけさせれば良い事には変わらない
日本ではこれを"缶蹴り"なる遊びに近いだろう、駆逐艦から教わった
鬼以外が隠れて鬼が隠れた人を探す、鬼は隠れた人を見つけたらその見つけた人物の名前を告げる、隠れる側の仲間が仲間を守る為に缶に攻撃を開始するのだ
缶を
スパルタンⅡは幼少期にこの缶蹴りとかくれんぼを合わせたような戦術指導をよく行った、本来の缶けりは鬼は一人だがスパルタンⅡ流は4人1小隊の鬼がいる、缶を防衛するためなら小石を投げつけようが徒手空拳で薙ぎ倒そうが缶の周囲に罠を張り巡らせようが鬼も隠れようが缶に迫る隠れる側を阻止するスパルタンⅡ流の缶けりである、鬼は隠れる側を罠に嵌めるために敢えて名前を告げても缶を直ぐに守らない鬼もいる
早い話が"隠密している敵性勢力を索敵・包囲し拠点への攻撃を阻止しつつ敵を罠に陥れ各個撃破する"訓練である
今やろうとしているのは親玉に砲撃をさせずに格闘戦が有利となる距離をギリギリを保ちつつ誘導し待ち伏せた鬼が攻撃を加えればいい、だが缶に罠がある事を蹴り手に悟られれば殺られるのは
この作戦は冷静にこちらを追い詰める相手には不得手だが奴みたいに強大な力がある故に慢心した相手なら効力を発揮できる、ここで仕留めそこなってもありったけの
ならば
「
『ライトアップは既にスタンバイしてるわ、合図で花火が打ち上がる、ド派手なやつよ』
「了解・・・また連絡する」
──────
────
──
─ 回想 ─
『岩石ごとトランセンダンスをブチ抜くですって?』
「そうだ、アルテミスのスキャンからして一番岩石が薄い箇所は海に面した崖の波打ち際だ、厚さは31.0m──信管抜けばいけるだろう?」
『簡単に言うけど侵徹角度やその他の要因でも厚さに差が出るのよ?いくら只の岩と云えど内部に長石や石英のようなそこそこ固い物も含まれる、それを不可視の
リンダは言葉に若干の刺を孕ませて答える、スパルタンⅡの戦いの中でも特に苛烈な戦いだったオニキス内部の
出来なかった訳ではないが一発たりとも無駄射ちできない状況で数が限られる
そんな彼女は必見必中を気構えていた、宣言通りダイソン球での戦闘戦績においてスパルタンⅡで唯一の
「で、やってくれるか?それとも出来ないか?」
『上等・・・こんな面白いスナイプなんて早々体験できないわ、やってやろうじゃない。その代わり艦娘の子達にフレッドの極秘資料流すから』
「お前こんな事してタナトス...タダで済むと思ってんのかよ(絶望)・・・中身は何だ?」
『知らない方がいいわ』
「俺・・・鎮守府に帰ったら四式ソナー作るんだ・・・"特別なおにぎり"の量産もしなきゃ(使命感)アークロイヤルが「新しいソーフィ欲しい」言ってたしソーフィMk-Ⅲも作りてぇな~(無邪気)」
『日本ではそういった言葉を"
「SSに出てないだけで長波と阿賀野も着任はしてるんだよ、
『あとソードフィッシュMk-Ⅲはイベント報酬よ、作者が艦これ始める数年前に終わってるわ、なんならアーク繋がりでC-59
「アークエンジェルは大気圏外用戦闘機だから・・・(震え声)」
フレデリックとリンダの会話を無線越しに聞きチーフは「何やってんだこいつら・・・」と独りごちた、見張を全て消して何時でも脱出できる支度を済ませたとはいえまだ奥に倒さねばならない親玉がいるのだ、
チーフが近場の岩陰に隠れ何時でもフレデリックを援護できるように待機している中、リンダとケリーは攻撃地点で準備を終えていた
フレデリックはというとトランセンダンスの砲撃と格闘技を凌ぎながら位置に誘導していた、不自然にならないようにスラスターを吹かしながら横に回り込みつつ風切り音を纏う拳をトランセンダンスの顔面スレスレに捻じ込み、時にはスコーピオンをバラバラにしながら数十m吹き飛ばす蹴りを脚に向け避けれる程度に振るいわざと避けさせて誘導する、最低限の回避行動でも体制を整えられるように仕向け、予想よりも大きく動いた場合はトランセンダンスを必要以上に動き回らせないようにマグナムを曲面装甲に射ち弾かせて足止め、すぐさまDMRに持ち替えて足元の岩石を破砕させ避ける先にフラググレネードを投げ込み徐々に罠への誘い込みを行う
フラググレネードは既に2つ使用し残されてた弾はあと数発のマグナムとディスプレイに12と表示されたの7.62×51mm弾、アサルトライフルと同じ弾を使用するDMRだが薬装が異なるためアサルトライフルの弾を使用することができないのが
〔おもっタとうリダ、まだマダヤりたりなイぞ!もっとわタシヲたノしませロ!〕
「ッ・・・!やなこった、お遊戯なら1人でやって──うおッ!ぐあっ!」
懐に飛び込まれたフレデリックは脇腹に一撃を見舞われ軽くバウンドし追撃の蹴りで地面に叩きつけられた
素早い受け身をとり体制を立て直すも相手は既に間合いまで侵入し次の一撃を振りかぶっている
((ちっ・・・万事休す──いや、まだだ!))
予定とは少しばかし違う事に痺れを切らしたチーフが遂に援護を開始した
アサルトライフルの
チャンスは今しかない、フレデリックはスラスターに火を灯しトランセンダンスの腹部に良質なタックルを敢行した
〔!!きさマ、はカッたナ!?クソ!はな・・・セ・・・ッ!!〕
「リンダ!やれ!!」
『
既に発射体制に入っていたリンダは疑うこともせずレールガンのトリガーを引く、侵徹体を組み込ませたバッテリーパックからトリガーを通じて信号が送られメインモジュールに送電される、上下に別れた銃身にローレンツ力が働く磁界が発生しチャージゲージが最大まで充填される瞬間信管を抜かれたマッハ9のスラグ弾が岩壁を箸を豆腐に差し込むようにフレデリックに指示された地点へ寸分の狂い無く放たれた
──────
────
──
『──チーフ、フレッドは?』
「岩壁の砕けた塵で視界が確保できん、だが──静かになった、少し待て」
「う゛ぁ゛~い゛っ゛て゛ぇ゛・・・」
チーフはバイザーのサーマルを起動すると重苦しい重低音で唸るフレデリックを見つけトランセンダンスに警戒しつつ駆け寄る
「・・・こちらシエラ117──デアイタイン、作戦は完了、最後の捕虜とペリカンに向かう」
『こちらデアイタイン通信士"
「117了解、・・・あとメディックとミョルニルの磁気関連のメカニックを寄越してくれ、交信終了」
塵が晴れると大穴から光が入り込む、トランセンダンスはリンダの狙い通り命中し顎と身体を残し消滅していた
レールガンの余波を受けてか少し離れた場所で転がっていたフレデリックはうつ伏せから自力で仰向けに寝返る、腕の動かし方と唸り声からどうやら骨折でもしたのだろうか
決して折れない炭化セラミックの骨格と関節が明後日を向かないように磁気制御されたミョルニルアーマーがあるにも関わらずこうなったからにはトランセンダンスの発する磁場が関与しているとチーフは仮説を立てたのだった
─ 横須賀鎮守府 執務室 ─
Prrrrrr~電話じゃけぇ! Prrrrrr~まぁ、電話だな Prrrrrr~電話だぞクソが! Prrrrrr~電──ガチャ
「はいはいこちら横須賀鎮守府秘書艦龍驤や、どないなご用件で?」
『UNSC、スパルタンⅡのマスターチーフだ』
「あら、英雄さんかいな。どないしたん?もう作戦は完了したん?」
『・・・そちらにペリカンを迎えに出す、秘書艦含めもう1~2人誰か来るように伝えてくれ』
「?? まぁええけど・・・司令は無事なんやろ?・・・
龍驤が声を絞らせながら呟いた、
『・・・迎えの理由は3つ、1つは"フレッドが右腕を骨折した"事、もう1つが・・・"
「しっ司令が骨折?!ホンマ大丈夫なん?!」
現在日本では艦娘という存在は公となり日本海軍の公式サイトには各国を代表して戦艦から[大和][アイオワ][ガングート][リットリオ][ビスマルク][ウォースパイト][ローマ]──空母からは[赤城][アークロイヤル][ザラ][グラーフ・ツェッペリン][コマンダン・テスト][アクィラ]など比較的成人の年齢に達している艦娘が紹介され日本国民から「一般人からも指揮官をつのるべき」と一般男性市民から鼻の下を伸ばしたような声が挙がっているが軍人としてのノウハウもバイタリティーもない素人には任せられないのもまた理由の一つでもある
日本海軍の関係者は例外無く"妖精が見える"人物を集めた自衛隊やUNSCの優秀な士官である、それ以外にも日本国自衛隊員や政府による特別な診断にたまたま来て"妖精が見えた"国民に事を説明し任意を得た上で自衛隊員として実績を積んだプロフェッショナルしか所属しておらず搬入その他の業者は"妖精が見えない"者である、日本人の人口割合で言えば"妖精が見える者"の数は年齢に関わらず概ね1000人に1人居るか居ないかという"才能"を持つ物を集めるにはかなり骨が折れるのは言うまでもない、日本海軍と日本政府は国民からの反発を抑制すべく
「仮に"才能"があれど軍人ならば身体が資本である、現在人手は十二分に足りている事とUNSC海軍所属の日本人隊員、日本国自衛隊員佐官のみ採用する方針である、例外として外国籍のスパルタンⅡや
という発表は美女に囲まれたいだけの日本国民や在日の外国人にとって無慈悲な物であった、だが"
それにUNSCのスパルタンⅡ達が信用できる教官達や実績を積んだ自衛隊員に本気で取り組む者とそうでない者を上手く
・・・余談だがこれにより時間がかかるが比較的安全かつ指揮官として実力を積める自衛隊、実戦による命の危険はあるが自衛隊より近道があるUNSCに入隊する日本人の倍率が急増したとか・・・問題は鎮守府の提督の椅子に一切空きがない状態であるため"才能"があっても精々予備員として大本営から召集が来るまで自衛隊・UNSC海軍の兵役を勤めなければならない点だろう、そう簡単にポンポンと100人200人と提督を着任させる事ができるのならば深海棲艦など既に完全に殲滅しているのだから
『本人は至ってピンピンしている、医師も
「そ、そうなんか・・・良かったわ!そしたら誰か暇しとるやつ見繕って待っとるで!ほなまた!」ピッ
胸を撫で下ろす龍驤はやっと気分を落ち着ける事ができたようだ、基地司令に対する心配が積もっていたせいか
「・・・・・・(まぁいいか)」ツー...ツー...
「ほらフレッド、しっかりしないな」
「あ~ちっくしょう・・・骨折なんて不名誉の極みだっての」トボトボ・・・
「オッサン、コッセツ、ゼロオイテケ」
通話が切られたウスーイフォンを見るチーフ、画面のアイコンは何やら巨大なガトリングガンを構えた赤いロボットに龍驤と同じサンバイザーを付けているシュール極まりない物が使用されていた
チーフが先頭を歩きフレデリックがリンダに連れられデアイタインの艦内を歩きそれにほっぽ(命名:ケリー)が続くように歩く、その後方にしかめっ面の[
今後横須賀鎮守府に複数名の深海棲艦が情報提供や共同戦線として参加する事がUNSCと日本海軍の意向により本日付けで[北方棲姫][港湾棲姫][空母ヲ級]の着任が決定されまた後日に[駆逐水鬼][駆逐古鬼][泊地水鬼]が着任する予定となっている
横須賀の艦娘にどう説明すべきか・・・キリキリ痛む腹部を左手で擦りながら一番お堅い難関ステージ、長門の口振りを想像する・・・・・・
次は
次が
半年から一年くらいで蒼龍が 調♀教 したおかげて他所の加賀と同じようにはなったのだ、ただ半端に深海化した影響か瞳が赤色になり白くなった髪は髪染めで元の色に似た濃茶色にしているが
「・・・んで、ヲ級の帽子は"1人"にカウントしていいのだろうか・・・?」
「ヲ?ヲヲッ、ヲッヲ」
「いつの間に横に・・・前に
「・・・フン、ヨクワカッタワネ、ニンゲンノクセニ・・・マァ、ホメテアゲルワ」プイッ
最後尾を歩いていたはずのヲ級はいつの間にやらフレデリックの横に付き杖を両手でぎゅっと
「少佐とごはん!久しぶりで楽しみだなぁ♪」
「イオウジマ姉さん随分元気ね・・・」
──────
────
──
─ 横須賀鎮守府 資材倉庫棟外壁 ─
ミーンミーン
ミーン
ミーン ミーン ミーン みんみ
ミーンミーン
ミーン・ガールズ
ミーン
バタバタ バタバタ ジタバタ
「何やら、お°も°し°ろ°い°こ°と°に°な°っ°と°る°ヴォ゛ォ゛ン゛」シャク...シャリシャリ...
セミが鳴き喚く夏の空の中で倉庫棟の亀裂に挟まり悶える小柄な艦娘に対して龍驤は600年の歴史を持つ"赤○乳業"の代表商品のソーダ味アイスを食べながら冷めざめと語りかけた
ただただバタつかせていた足はそれを無駄な努力だと嘲笑っているようにもみえなくもない、透き通った水色のフリルが付いた黒のショートパンツの艦娘は動きを変えて平泳ぎのような足さばきを見せ始める、意味が無くとも何もしないよりはマシなのだ
日差しで火照った身体をサワサワと流れる海風が肌を優しく撫でた
──夏の伊吹の到来である
すっかり夏の気分が冷めきった龍驤は隣の亀裂に挟まりショートパンツの艦娘より控えめに足をパタパタさせて脱出を計る艦娘を見下ろす
緑色のスカートに黒のニーソックスを履いた艦娘は隣の艦娘同様にもがくのを中断し身体をひねり始める、胴体が反転しうつ伏せ状態から仰向けになり時計回りに回転し始めるのを見計らって再度足をパタパタと動かすが無情にも進展はない
スカートが完全に
「水無月は兎も角・・・如月が
依然として悲しく空を切る足を掴み力任せに引っ張る龍驤、麦わら帽子を被りチェック柄のシャツとオーバーオールを着て手拭いを首に掛け軍手を嵌めれば間違いなく似合うこと請け合いである
ヨイショー! スポーン
コラショー! スポーン
「はぁっ・・・はぁ・・・助かったぁ・・・ありがとうございます秘書艦・・・」
「ふぅ、ふぅ・・・一時はどうなるかと思いました・・・伊良湖さんに頼まれて缶詰め取りに来たんですけど鍵持って来るの忘れちゃって・・・」
「・・・引っこ抜くの
「その、ほらあれですよ、"穴があったら入りたい"って
「あるにはあるけどなぁ・・・で、鍵忘れて
「ん、おかのした」
「あのぅ、それで龍驤さんはどうしてここに?」
如月の言葉に
とりあえず日陰に移り溶け始めていた
「──と、ある程度の筋書きはこんなもんやな、丁度ええから一緒に司令を迎えに行くで、(選ばれた事を)喜ぶんやど?」
「いや、僕ら伊良湖さんの頼まれ事を~・・・」
「ほんなら早よう済ませばええやん?出番・・・無くなるで?」ニヤニヤ
「「!!!!」」
唯でさえ初登場から今まで作者にすら忘れ去られていた水無月と如月、他にも忘れ去られた艦娘はいるだろうけどもここで出番を失えば、下手すりゃ最終回まで御鉢が回ってきそうにも無いのも事実・・・なんとかしてレギュラー化を果たしたいものだ(鼻ホジ)
「わ!わかったよ!直ぐに済ませてくるから!!」ダッ!
「如月達を置いてイかないで下さいね!」ダッ!
「うむ、素直で宜しいわぁ♨」
龍驤は氷菓子が溶けない内に被り付くと姿勢を低くしてから残り数口を楽しむ、あの二人の事だろうから数分で戻るだろう──と、のんびりしていた
「今の話し!聞いたゾ龍驤!!」
「あびゃああぁぁあぁああぁッッッ!!?」ビクーン!
「どうした、そんなビックリして」しなり
余りの驚きに思わずアイスを手放してしまった龍驤、前のめりになり
「あ^~死ぬかと思ったわ全く・・・やっぱり所詮は"ながもん"やな?!」
「ハッハッハ!そんな大袈裟な、照れるじゃないか!まぁそれよりもだ・・・提督が戻るのだろう?まだ
龍驤は「誉めとらんわ"ばかもん"め・・・」と悪態をつきながら地面で胡座をかいて悲しく蟻がワサワサと
いつの間に後ろにいたのだろうか?倉庫棟は鎮守府の隅っこに建てられており回り込むには反対側の裏から来る必要があるはずなのだ
「これにて満員や、これ以上は直接聞いてみなあかんわ・・・というか、なして裏から回り込めたん?いっくらなんでも神出鬼没すぎや」
「話せば長くなるから割愛すると如月と水無月のおぱんつを奥の角から撮影してたのだ!水無月はショートパンツだから撮りにくいが隙間からチラリと見えた瞬間を──」
「威張るなや変態対魔艦め!!タコとイカまみれの壺にぶちこんだろか?!?!」
「ほう、タコとイカの踊り食いか!胸が熱くなるな!」ジュルリ...
「・・・コイツと話してるとこっちまで頭クルクルパーになりそうやな・・・一応言ったるけど英雄様は
謎の豆知識を披露する龍驤を他所にもう満員と聞いた長門は目から
「提督!改二になった事で大発を積めるようになったんだ!提督が行ってくれと言うなら・・・遠征に行ってやらんでもないゾ・・・?」チラッチラッ
と言っていたのを思い出していた、フレデリックからは「大発積むなら横須賀には睦月と夕張がいるし・・・長門は留守番な!」と却下されていた時も同じようにレ○プ目になり"ぐでん"と力無く涙をポロリと流し、まるで事後(意味深)のように倒れていたのはまた別のお話し
「はぁ、はぁ、はぁ・・・龍驤さん、お待たせしました・・・」ゼェゼェ...
「迎えの、ペリカンはまだ・・・来てないんですか・・・って、なぜ長門さんがここに??」ハァハァ...
「気にする必要ないで?昼飯に食った"カキフライ"で腹下したみたいなんや(適当)」
「あっ、ふ~ん・・・(察し)」
「ほら、こんな話してる間にペリカンの到着や、ほらいくど~」
悠々と着陸するペリカンの後部ハッチからアーマー姿のチーフに支えられ降りてきたフレデリック、それに続くようにグリーンチームとリンダが降りる
「お?なんや変わった艦娘やなぁ、所属聞いてもええ?」
「勿論だ、私はポエニ級超大型空母トラファルガーだ、こっちのショートカットのがパリ級重フリゲートのイオウジマ、ポニーテールがストライデント級重フリゲートのエミネント・ドメインだ」
「ウチは龍驤型軽空母1番艦の龍驤やUNSCの艦娘なんて初耳やで、よろしゅうな!こっちの青いのが水無月でこっちの
「そして私は長門型戦艦1番艦長門だ!!」
「ホいつの間に?!」ギョッ
唐突に現れた長門に驚きつつ
これでは制服をキチっと着こなせないのか白のスラックスにワイシャツとネクタイのみという出で立ちだったいつもの白い海軍服は肩にかけられ龍驤は第二次世界対戦同時のガキ大将をしみじみと思い返していた
「キミ!聞いたで!骨折なんつー無茶苦茶しよってからに・・・他に怪我はしとらんのか?」
「提督!任務ご苦労様!」
「如月も提督がご無事で嬉しいです、でも無茶はしないで下さい・・・ね?」
「しかし流石スパルタンⅡだ。提督よ、怪我した時は旨い酒と栄養満点の料理がいい、今夜街の飯屋に繰り出すぞ!!」しれっ
「悪い悪い、心配かけたみたいだな・・・この通り大丈夫だ」
司令の安全を確認した4人の艦娘はまだ誰かが降りてくるペリカンを見やるどこかで見たことがあるシルエットに龍驤、水無月、如月、長門の4人は目を見開いてフレデリックとその無法者の合間にズチャッ!と割って入った
「待てや
「待て待て待て、後で詳しく話すが深海棲艦との戦いはもう終わった、人類側に有利な条件付きの終戦協定が一昨日に可決された」
「戯けた事を抜かすな提督!コイツらにどれだけ人類が苦汁を飲まされてきたか・・・知らんとは言わさんぞ!?」
「言いたい事はわかる、だから俺の話しを信じるか信じないかはお前らの好きにすればいい、だが
終戦・協定・政府の可決という幾つかのワードに改めて目を険しく開く龍驤と長門、事実上人類が勝利したとは言うが本当の話しかどうかは一兵士の艦娘には分かりはしない
確かに攻撃の意図はも仕草も感じられない、攻撃するなら幾らでもチャンスはあるハズだったのだ、チーフにリンダ、フレデリック、更にはグリーンチームの面々は今度は艦娘に向かって深海棲艦を守るように立ちはだかり始めた
時に北方棲姫が港湾棲姫の足にすがり付きながら「オネーチャン、アノオネーチャンタチコワイ」と怯えていた
「ダイジョウブ・・・モウミンナタタカワナクテイイ、ミンナ
「おっ、あのちっちゃいのかわいい♡イオウジマとエミナントカもかわいいゾ♡」
「エェ・・・(ドン引き)」
「空気読めやながもん・・・」
「・・・コイツの話しは本当だ、
チーフの言葉にリンダも顔を縦に振る、その特型とやらが現れ始めたのは一年ほど前の出来事だったが横須賀の面々が交戦したのはその時のみでその後は各鎮守府の報告書によれば特型の深海棲艦は強力なシールドが施され撃墜・撃沈は不可能とし艦載機を囮にした強行帰還の報告と遭遇率の低さもあり合計5名の建造型艦娘の戦死、幸いにもオリジナル型艦娘への被害は無し──建造型もオリジナル型も大事な存在だがオリジナル型に被害が及ばなかったのは非常に大きい、建造型艦娘の艤装は基本的にオリジナル型の艤装を人体ごとコピーするのが主流だ、事を言えばオリジナル型にUNSCの艤装を認証すればその艤装も建造型艦娘の艤装として登録される
健在はオリジナル型の多くは退役し建造型が9割と大半を占めている、艦娘を特型とかち合わせるには今後全ての艦娘に対しUNSCが艤装を官給品として配備しなければならない
特型と交戦し勝利を納めているのは現状スパルタンⅡと怒涛の勢いで更新が行われるUNSC海軍艦と艦娘の敵艦載機撃破記録は横須賀の正規空母加賀所属[
「
「今まで何故UNSCの艤装を温めて来たと思ってるんだ?使い所さんがあるとすればまさにこのタイミングにうってつけだろ、遂に本格始動だな、各試験も天津風ならお
「おおっ!なら遂に私達艦娘もM.A.C.ド○ルドが使えるようになるということだな?!」
「M.A.C.ガン──な?清霜に使わせた艤装の最適化と小型化、各艦娘に合わせた武装量の効率も考える必要があるがな、UNSCのM.A.C.を搭載した戦闘艦とは船体の規格がWWⅡ当初とは
「ウチの艦載機どうなってまうん?紙媒体の艦載機と巻物艦板は気に入っとるからあんまり変えとうないんやけど」
「その点もグラスマン博士に聞いておかないといけないわね」
「」
やいの やいの
新型艤装の話題で持ちきりになっている一部等と話に置いてけぼりな水無月、如月、深海組は敵対で無くなった事もあり、さっそく北方棲姫と親交を深め始めていた
「ビックリするほど蚊帳の外だね・・・え~と、僕は水無月、宜しく頼むよ」
「わたしは如月です、ほっぽちゃん宜しくね」
「ほっぽ。ゼロ、スキ。ゼロ、オイテケ。牛丼モ、ツイデニ"グレンキャノン"モオイテケ」
「僕たちは駆逐艦だから艦載機は持ってないんだ~ごめんね~」
「コラ・・・初対面ノヒトニムカッテ欲シガリハダメヨ・・・」
「工廠ニイッテミレバイイジャナイ、ソレクライモワカラナイノ?モウチョット頭ツカイナサイヨ、ほっぽは本当ニオバカサンネ」
「ほっぽ、オコッタ。"ヘラクレスオオカブト"、
「ヲッ?!?!ヲヲッ!痛ッ、イタタタタ!!何ヨコノカブトムシ?!」
「カブトムシチガウ、ヘラクレスオオカブトの"
とりあえず何かしら置いていくように凄むがクリクリした橙色の瞳はその目力を引き出そうも我が儘を言う幼女にしか見えない北方棲姫・・・
それを
呆れて北方棲姫を少し小馬鹿にしたように渋い反応を示す空母ヲ級・・・そして愛媛みかんを燃料に動くヘラクレスオオカブト・・・ヲ級の顔面に張り付いたそれは6本の足だけでヲ級を地獄へと叩き落とした・・・良く見ればツノを含めて280mmくらいある、なにあれデッケェ!!(一般的なヘラクレスオオカブトは約140mmが平均サイズ)
今まで深海棲艦とは戦ってばかりだったからか彼女等の生活圏までは把握仕切れていなかった人類
こうして見れば彼女たち深海棲艦も生きているのだと実感を感じる、如月と水無月はどういった経緯で深海棲艦と終戦協定が結ばれたのか話が掴めていない状況であろうがその件に関しては司令官から詳細を聞く事でわかるだろう
恐怖の事件が発生することも知らずに人類は新たに友好的な種族が一種増えた事に現を抜かしているのだった──
時間かかった癖に内容スカスカで申し訳ナス!
タドコロナで入院してたらあーっという間の数ヶ月でした。
~閑話 広告のR-18漫画~
まとめサイトとか見てると広告出るじゃないですかァ~、(ジョジョ風)
メイン広告は漫画サイト新着の紹介だったりAm○zonのアクションフィギュアとかだけどたま~に「カ○ミ○カリ」っていうR-18漫画の広告が出てくる、「へぇ、主人公が女の子に告白してアレコレするんか?ええやん!(純粋)」と勝手な想像してたけどな~んか違うらしい。NTRとかビ○チ化とか野郎が突如やって来て「ヤっちまおーぜ」的なレ○プ展開てんこ盛り肯定派は人間として脳に欠陥があると割りと本気で思うゾ、じゃけん大型破砕機に飛び込んでくれよな~頼むよ~
その点「ふたりエ○チ」は凄いよな、最後まで純愛たっぷりだし
そんでそーゆー広告ってcookieから検索履歴やらなんやらを参考にして広告出してるって聞いたんですが「なろう系漫画とBL」なんて一切見てないのになろう系とか淫夢以外のホモ広告が頻出して「マ?(疑心暗鬼)」ってなってるお前(自動広告)のケツガバガバじゃねぇか(呆れ)