君の名は。〜after story〜   作:ぽてとDA

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第27話「ただ、貴方達の幸せを願って」

目を開けると、見慣れない天井があった。いつも家で見る白い天井ではなく、綺麗な木張りの天井だ。

 

横を見ると、俺の婚約者が、幸せそうな顔で眠っている。その顔をよく見ると、寝ているのに、口元がずっとにやけている。

 

俺は少し面白くなって、そのほっぺたをつねる。ぷにぷにのほっぺは、あらゆる方向にグニグニと伸びていく

 

「ぅー…」

 

三葉が変な声をあげるが、まだ寝ている。俺は迷う。この無防備な女にどんないたずらをしてやるか…

 

ふと、布団がはだけているところから、三葉の胸がチラリとのぞいている。昨日、これ以上はもう勘弁してくれというくらい、したので、俺も三葉も何も着ていない。

 

俺は布団を剥ぎ取ると、その綺麗な胸を露わにする。形が整っていて、張りもある、美しい三葉の神秘。

 

俺は生唾を飲み込む

 

昨日あれだけ、これでもかっていうくらい色々したのに、また触りたいという願望が湧き上がってくる。だが勘違いしないでほしい。俺は三葉が言うところのおっぱい星人でもなんでない。普通の男子だ。男というのはみな、こんなものだ。

 

俺は無意識のうちに、三葉の胸に手を伸ばす。

 

だが、あと1センチというところで手を止める。確かに、もう俺と三葉はそういう関係だが、三葉の許可なく勝手に触るのは、ダメだ。そんなの、男じゃない。

 

 

「三葉に…悪いよな…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どうせまだ寝てるだろうと思って、襖をゆっくり開けると、裸の瀧さんが、お姉ちゃんの胸を揉んでいた。無言で。

 

私は、その光景をただ見ていることしかできなかった。瀧さんは、まるで職人のように、目を光らせながら、眠っているお姉ちゃんの胸を揉みに揉んでいた。

 

どれくらいの時間そうしていただろうか、1分、いや、10分だったかもしれない。私は、そっと襖を閉じて、踵を返した。

 

 

私は、何も、見ていない。

 

 

いい?宮水四葉、貴女は何も見ていないの。ただ、1つの愛の形を知ってしまっただけよ。

 

そう自分に言い聞かせる。そして、自分の寝室に戻ると、もう一眠りする。2人を起こして朝ご飯を作ろうと思っていたけど、精神的ダメージが大きすぎて無理そうだ。おやすみなさい。できれば、起きたら全てを忘れていますように。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺は三葉の胸を揉み終えると、そっと、三葉の寝室を出て居間に入った

 

昨日はじっくり見ることができなかったが、この家は、以前の三葉の家を模して作られているみたいだ。居間は、窓から朝日が差し込んでいて、いい感じに暖かい。居間から縁側に出ると、小さいけれど、よく手入れされている庭がある。なんだか懐かしい感じがする。そんな家だった。

 

俺が居間の方を振り返ると、隅っこに置かれている本棚が目に入った。その上には、3つほど、写真立てが置かれている。しかし、太陽の光に反射して、どんな写真かはわからない。

 

俺は、写真立てに近づくと、一番左の写真を手に取る。そこには、おばあちゃんと、三葉のお母さんの二葉さん、それから、三葉のお父さんが、幸せそうな顔をして写っていた。三葉はまだ幼稚園くらいだろうか、嬉しそうにお母さんに抱かれている。

 

それにしても、この頃の二葉さんは本当に三葉にそっくりだな…

 

次に、真ん中の写真を見る。今度は、先程の3人に加え、四葉ちゃんがいた。何歳だろうか、小学生くらいの三葉に抱かれている。この頃から、今の三葉の面影がかなり出てきている。小学生にしてこの可愛さ、きっとモテただろうな…言っておくが、俺は断じてロリコンではない。とにかく、この写真も、みんな笑顔で、幸せそうな顔をしている。

 

最後に、一番右の写真を見る。

 

まず最初に気づくのは、そこに二葉さんがいないこと。代わりに、お父さんが、二葉さんの写真を持って立っている。それから、全員の顔が前の写真と比べて暗いということだ。おそらく四葉ちゃんの小学校の入学式だろう。お父さんは硬い顔で写っているし、おばあちゃんも笑顔ではない。三葉に関しては、少し下を向いている。四葉ちゃん本人は笑ってピースをしているが、それでも、なんだか無理をして笑っているみたいだ。

 

でも…どうして…

 

 

「どうして、その写真も並べているのか、そう思ったんやろ?」

 

 

突然の声に振り返ると、おばあちゃんが立っていた。着物をしっかりと着付け、身だしなみも整えている。そういえば、誰かに言われたことがある。ご老人の朝は早い。

 

 

「あっ、おばあちゃん!」

 

つい口を出てしまった言葉に、しまったと思った。俺からしたら、何度も話したことのあるおばあちゃんだが、向こうからしたら、朝起きたらいきなり家にいる知らない男なのだから。とりあえず、言い直さないと

 

「えっと!三葉のおばあちゃんですよね?ごめんなさい!あの!昨日こちらに来るのが遅れてしまって、挨拶が遅れてしまいました!私、三葉さんとお付き合いさせていただいてます。立花瀧と申します!」

 

とりあえず、挨拶の言葉をまくし立てて、頭を下げる。なんとか、失礼のないようにしなければ…

 

「そんな堅苦しい挨拶はいらんよ、ほら、いいから座りんさい」

 

だが、そんな俺に見向きもせずに、おばあちゃんはテーブルの前に座る。

 

「は、はい」

 

おばあちゃんに促されるままに、テーブルに座ったが、その時に気づいた。俺は、洗面所で顔を洗おうと、寝室から出てきたのだ、だから、必要最低限の衣服しか身に付けていない。つまり、Tシャツに短パンだ。そんな格好で、初対面の、恋人の祖母に会ってしまった。これが面接なら失格待った無しだ。

 

「あ!えっと!俺!ちょっと着替えてきます…」

 

とにかく、この格好はなんとかしなければ、そう思い俺は立ち上がる。

 

「ええと言うとるやに、いいから座りんさい」

 

「え!えっと、ご、ごめんなさい」

 

俺はさっきから動揺してばかりの気がするが、もう、とりあえずおばあちゃんの言うことを聞いておくことにした。

 

俺が座ると、おばあちゃんが俺の目を見る。俺も、気まずいけれど、その目を逸らさないように、しっかりと見返す。やがて、おばあちゃんが口を開く

 

「ふむ…あんた、私とどっかで会ったことあるかね?」

 

「えぇ!!いや!ない!ないと思いますよ!」

 

突然の言葉にまた動揺してしまう。おばあちゃんは、入れ替わってる時ですら俺が三葉ではないことを見抜いてきた。気を抜くと、三葉に入っていたのが俺だとバレてしまいそうだ

 

「そうか、ならええんやけど…まぁ、まず、あんたにはお礼を言わんとね」

 

「お礼、ですか?」

 

「そうやね、四葉から聞いたよ、あんたは三葉の笑顔を取り戻してくれたって、四葉も、あんなに嬉しそうに話しとったからね」

 

「いや、まぁ…それは、俺の力だけじゃなくて…その、色んな人が、三葉の笑顔のために頑張ったからなんです…」

 

なんて言っていいのかわからないけど、それは俺の力だけじゃないんだ。四葉ちゃんもだし、二葉さんだって、力を貸してくれた。でも、うまく伝えられない…

 

「ほう…あんた、なかなかええ男やないか」

 

それを聞いて、おばあちゃんは少し微笑む。そして、先程俺が見ていた写真を見る。

 

「さっき言うたやろ。なんであの写真をあそこに並べてるのか、気になったんやろ?」

 

「それは…」

 

 

俺は少し言い淀む。正直、気になった。あの2つの写真だけだったら、きっと、あんな気持ちにはならなかった。なぜ、あの2つの横に、あれを並べたのだろうか。

 

「あの写真はね、糸守がなくなってしまう前に、最後に撮った家族全員の写真なんや」

 

「そう…なんですか…」

 

「あのバカ息子が出て行ってから、私たち家族は全員が集まることがなくなってしまった。けれども、あの写真の時だけは、全員が写ることができた。撮った当時は、すぐに押入れにしまったもんやけど、今では、あれは大事な写真なんやね」

 

淡々と話すおばあちゃんに、俺は黙って聞き入ることしかできない

 

「あの写真を見ると、糸守を思い出すことができる。失った時間は戻らないけれども。ほんの少しだけ、思いを時に馳せることができる。それが、写真やね。だから、あれもあそこに並べてるんや」

 

「つまり…思い出を、忘れないように?ってことですか?」

 

俺は、思ったことを口にする。おばあちゃんの話は難しい。だけど、言いたいことはなんとなくわかる。

 

「まぁ、そういうことやね。わしら年寄りは、時間が流れるのが早いでね。あぁやって写真を見て、時には思い出に浸る。そんなことも大事なんや」

 

「俺も、その気持ちはわかります。思い出とか、記憶とか、俺にとっては、すごく大事で…それを失うのは、とっても、辛いですよね…」

 

三葉との記憶、それを失った俺は、抜け殻みたいなものだった。いつも何かを探している。そんな気持ちに取りつかれていた。もう2度と、あんな気持ちにはなりたくなかった

 

「なんや、まるで記憶を失くしたことがあるみたいな言い方やな」

 

俺の言葉を聞いたおばあちゃんは、眉を少し寄せて言う。

 

「え!あ、いや、なんていうか…そんな風に、思っただけです。俺も、三葉との思い出がなくなったら、悲しいですから…」

 

「ふむ、だったら、大事にしいんさい」

 

おばあちゃんは頷くと、言葉を続ける

 

「ところで、三葉とはどうやって出会ったんかね?」

 

「あー、まぁ…偶然三葉と目があって、お互いに話しかけて、気が合ったって感じですかね…」

 

「なるほど、一目惚れってやつかね」

 

「そんな、感じです」

 

俺は少し、恥ずかしくなって、はにかみながら答える。三葉との出会いは、詳しいことは言えないけど、それなりに上手く言えたと思う。もし本当のことを言うなら、三葉とは5年前に出会っているけど、そんなこと、言えるわけがない。

 

「その出会いもまた、ムスビ、やね」

 

おばあちゃんはまた頷くと、そう呟く

 

「ムスビ…」

 

俺も同じように呟く。以前、三葉だったときに聞いた言葉だ、人と人との繋がりや、時間の流れ、そういうことを、ムスビと言うらしい

 

「糸守の古い言葉でね、糸を繋げること、人を繋げること、時間が流れること、その全てが、ムスビと言うんやね。だから、あんたと三葉が出会ったのも、ムスビ。そういうことや」

 

その言葉を聞いた俺の口から、無意識のうちに言葉が出てくる。

 

「縒り集まってかたちを作り、捻れて、絡まって、時には戻って、途切れて、また繋がり...」

 

そこまで言ったところで俺ははっとする。

これは、おばあちゃん本人と、それを聞いていた三葉と四葉ちゃん以外は知らないはずの言葉だ。それを知っているってのは、明らかにおかしい

 

「って!前に、三葉から聞いたような…気がして…はは…」

 

動揺からか、思わず乾いた笑いが出てしまう。おばあちゃんは、今度は明らかに眉をひそめて俺を見る。

 

「…あんた、まさか…」

 

「な、なんです?」

 

まずい、バレたか?

流石にそう思う。おばあちゃんは勘が鋭いから、ここまでボロを出したらバレない方が不思議だ

 

そして、おばあちゃんが、俺に何かを言おうとした

 

その瞬間

 

 

 

 

居間の襖が勢いよく開いた

 

 

 

 

「瀧君!!」

 

パジャマを着崩して、寝癖でボサボサの三葉が、俺の胸に飛び込んでくる

 

「ど、どうした三葉!?」

 

「勝手に!勝手にいなくならんといてよ!不安になるやんか!」

 

そう叫ぶ三葉の目は、よく見ると涙目だ。どうやら、起きてまた俺がいないことで、不安にさせてしまったようだ

 

「あ、わるい…」

 

「許さんよ…瀧君のバカ…」

 

三葉は、そう言って俺の胸の中に、顔をうずめる。

 

俺は、気まずそうにおばあちゃんを見る。おばあちゃんは、目を丸くしてその様子を見ていたが、やがて、ため息をついて声を出す。

 

「三葉」

 

「え?」

 

その声で、初めておばあちゃんがここにいることに気づいたのだろう。三葉が素っ頓狂な声を上げる。

 

「いい大人が、みっともない真似しない、さっさと顔を洗ってきんさい」

 

「あ!お、おばあちゃん!いたの?え、今の、見てた?」

 

顔を真っ赤にして、三葉がしどろもどろに言う。その言葉に、おばあちゃんは黙って頷く

 

「うぅ…うぅーーー!」

 

真っ赤になった三葉は、恥ずかしさからか、唸り声を上げると、走って居間から飛び出して行った

 

「み、三葉!?」

 

俺が呼び止めるのも聞かず、三葉はそのまま行ってしまった。おばあちゃんに見られたのが、相当恥ずかしかったようだ。

 

俺は苦笑いをしながらおばあちゃんを見る

 

 

「あの…すいません…なんか」

 

 

「ええんよ、ほっとけば、そのうち勝手に戻ってくるでね」

 

 

 

 

そう言ったおばあちゃんは、ころころと、楽しそうに笑っていた

 

 

 

 

 

 

 

 

「もう、おばあちゃん、いるならいるって言ってよ!」

 

「あんたが急に入ってきたんやろ」

 

あの後、顔を洗って着替えた三葉に倣って、俺も身だしなみを整えた。そして、3人で居間で団欒している。すると、何やら思い出したように三葉が言う

 

「それにしても、この時間になっても四葉が起きないなんて、珍しいね」

 

そういえば、俺が三葉に入っているときも、必ず四葉ちゃんが起こしに来ていた。三葉よりも四葉ちゃんの方が朝は強いはずなのだが、今日は寝坊らしい

 

「あぁ、さっき起こしに行ったんやけど、何やらうなされてたからほっておいたんよ」

 

おばあちゃんの言葉に、大丈夫なのかそれ?と思う。それを、三葉が代弁してくれる

 

「お、おばあちゃん…うなされてたなら起こさないとダメやん…」

 

「まぁ、そのうち起きてくるでね」

 

そう言っておばあちゃんはお茶をすする。どうやら、おばあちゃんはかなりマイペースのようだ。

 

「で、瀧君、とりあえず、今日は瀧君のスーツを買いに行くってことで、ええんよね?」

 

 

「あぁ、それでいいよ、ただ…」

 

俺はそこで言葉を区切ると、居間の隅を見る。そこには、3つの写真が並べられている。

 

 

 

 

 

 

「その前に、俺、会いたい人がいるんだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目の前の石は、綺麗に磨かれている。誰かが毎日のように手入れをしているようだ、そして、いつ置かれたのか、綺麗な花がすでに置いてあった。

 

 

 

宮水 二葉

 

 

 

そう、書かれた、お墓の前に俺は立っていた。二葉さんのお墓は、もともと糸守にあったらしいが、三葉のお父さんが、避難するときに遺骨を持ってきたらしい。そのおかげで、こうして二葉さんに会うことができた。俺は、お墓の前でしゃがみこむと、目を瞑る。

 

 

二葉さん…俺、やっと三葉と出会えました。だから、報告にきました

 

 

俺はもう、三葉を離しません。何があろうと、守ってみせます。星が降っても、世界がなくなっても、俺が三葉を見つけて、救ってやるんです。

 

 

だから

 

 

どうか、安心して、眠ってください…

 

 

 

俺が三葉を、幸せにしますから

 

 

 

そして、目を開けると、花を置く、綺麗な、白のカーネーションを。

 

生前、二葉さんが好きだった花らしい。

 

 

その花言葉は

 

 

 

『純粋な愛、私の愛は生きています』

 

 

 

というものだった。

 

何があろうと、たとえ亡くなっても、自分の愛は生きている。二葉さんにぴったりの花言葉だと思った。それは、三葉のお父さんに向けてなのか、三葉や、四葉ちゃんに向けてなのかはわからない。

 

でも、きっと、二葉さんは

 

 

家族全員を、愛していたのだと思う。

 

 

俺は、立ち上がると、また目をつぶって、手を合わせる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

手を合わせる瀧君を後ろから私は見る。

 

「お姉ちゃん…瀧さんって、お母さんに会ったことないんやよね?なんでお墓参りしたいって言ったんやろ…」

 

隣に立つ四葉が、不思議そうに聞いてくる。うなされていた四葉を起こして、お墓参りをするとここまで連れて来たのだ

 

「…お母さんにも、挨拶したいって、ことじゃないかな」

 

ほんとのところはよくわからない、けど、きっと瀧君は、お母さんに会ったことがあるんだろう。それは夢の中だろうか、記憶の中だろうか、わからないけれど、そうでもでなければ、あの言い方はできない

 

『会いたい人がいる』

 

普通、亡くなった人に対して、この言葉はあまり使わない。けど、瀧君はなんの迷いもなく、その言葉を使った。だからきっと、瀧君とお母さんには、何か繋がりがあったのかもしれない。

 

私は瀧君の横に立つと、お花を置いて、目を瞑る

 

 

お母さん…あの時は、助けてくれてありがとう。お母さんが来てくれて、ほんとに嬉しかったんやからね?

 

あの後、瀧君とは、無事に出会うことができました。

 

これからは、瀧君と一緒に生きていきます。きっと幸せな人生を送れるはずやから、お母さんは、安心して見ててね

 

 

それから、お母さん…組紐、返してくれてありがとう。一生大事にするね

 

 

私は立ち上がると、瀧君と同じように、目を瞑って手を合わせる。

 

 

 

 

 

しばらくそうしていた後、ふいに目を開け、隣を見る。そして、目と目が合って、お互いに微笑んだ。

 

 

その時、ふと、2人の間に、一陣の風が通り過ぎる

 

 

 

その風は、とても優しくて、まるで、2人の頰を撫でるように、通り過ぎて行く

 

 

 

 

 

風が過ぎ去り、また、お互いに微笑む

 

 

 

 

 

きっと、お母さんが、撫でてくれたんだな

 

 

 

 

 

空を見ると、その青空は、やけに透き通って見えた

 

 

 

 

 

きっとお母さんは、見守ってくれている。

 

 

 

 

 

あの、花が咲くような笑顔で

 


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