【完結】ファイアーエムブレム 烈火の剣~軍師と剣士~   作:からんBit

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間章~再会の挨拶(後編)~

馬車が再び動き出し、ニルスは自分も歩くと言いだして馬車の外へと出て行った。

ルセアも交代ということで、やってきた杖使いはプリシラとセーラの二人だった。

更にセーラの暴走を抑える目的だと思われる、エルクが一緒だった。

 

「暴れる為に来たんならさっさと帰れよ」

 

ハングは開口一番にそう言ったが、言われた当人は視線をそのまま横に向けた。

 

「エルク、暴れないでよ」

「多分、ハングさんは君に言ったんだと思うよ」

 

セーラが話を受け流し、エルクが突っ込みをいれる。

相変わらずな二人である。

 

「それで、どっか痛いとこないの?」

「胸にぽっかり穴が開いた気分だ」

 

ハングがそう言うと、エルクが眉間に皺を寄せ、セーラの杖が腹に振り下ろされた。

 

冗談としてあまり面白くなかったらしい。

ハングはうめき声をあげつつ、苦笑いを浮かべた。

 

エルクがハングのそばに膝をつき、その両隣にセーラとプリシラが腰かける。

両手に花の状況だが、羨ましいとは思わなかった。

 

「ハングさん、起きていて平気ですか?」

「体は怠いし首は重いが、不思議と眠くはなくてな。もしかして【モルフ】ってのは眠らなくていいのかもな」

「旅の間もしっかり寝ていた人が言う言葉とは思えませんね」

 

それもそうか、とハングは自分のことを笑い飛ばし、セーラから更に一発腹に杖をくらった。

 

「いい?あんたが暴れ出したら私が責任もって昏倒させてあげるから」

「・・・そのお墨付きはいらなかったな」

「なによ、昏倒ですますつもりがあるだけましじゃない。ヘクトル様とか『次勝手なことしたら、問答無用で手足切り落として軍旗として飾ってやる!』って息巻いてたわよ」

 

そう言われ、ハングの笑顔が引き攣る。

その情景が頭の中にありありと浮かんだのもそうだが、何より悪鬼の形相で斧を振りかぶるヘクトルが妙に現実味を帯びて頭の中に浮かんだのだ。

 

「気をつけなさいよハング。ヘクトル様ならやりかねないから」

「・・・だな」

 

今度からはあいつにも一言述べてから行動することしようと思うハングであった。

 

「一応、今回は行動する前にリンには言っといたんだけどな」

「あの時ですね。ハングさんが気が付いた時」

「あの時は悪かったな」

「ですので既に一発殴ったじゃないですか」

 

『再会の挨拶』としてエルクに殴られた時のあれを『一発』と数えるのかどうか、ハングとしては甚だ疑問だった。

 

エルクに殴られた右の脇腹は今も赤い痕が残っている。

魔道士の細腕だと侮っていたら、エルクは殴ると同時にゼロ距離で炎魔法を叩きつけてきたのだ。

 

ウィルの飛び膝蹴りからの肘鉄落としもなかなかに痛かったが、エルクの『再会の挨拶』もなかなかに過激だった。あまり顔には出さないが、相当に頭にきていたようだった。

 

「まったく!この程度ですんで良かったと思いなさい」

 

そう言ったセーラからは杖で鼻血が噴き出すまで殴られた。

 

「お前らからの報復で死にかけてんだけど・・・」

「何よ!?今回は生きて帰ってきたから特別にこの程度で済ましてやってるんでしょ!死んでたらこの程度じゃすまさないわよ!!私、絶対にエリミーヌ教の祈りなんか捧げてやらないんだから!あんたの灰だって吹くに任せて勝手にするからね!!そしたら、天国にも行けないのよ!!永久にこの世とあの世の狭間を彷徨うといいわ!!」

 

そう言われ、ハングは死ななくて本当によかったなと心から思った。

 

シスターとは思えない行動を取る彼女ではあるが、彼女が神への祈りを欠かしたことはなかった。

そのセーラに祈ってもらえないのは少し寂しい。

 

ハングは二人に笑いかけ、手元に水袋を引き寄せようとした。

だが、身体に力が入らず、水袋すら持ち上げられない。

それをプリシラが手に取り、ハングの口へと持って行った。

 

「これでいいですか?」

「助かりますよ」

 

水を飲み、人心地ついたハング。

 

「まさか、カルレオン伯爵令嬢に酌をしてもらえる日が来るとはな」

「今の発言、リンディスに言いつけていい?」

「ちょっ、それは勘弁しろよ」

「相変わらず尻にしかれてますね、ハングさん」

「うっせ」

 

そんなことを言いつつ笑いあっている中、ハングはふとプリシラが笑っていないのに気が付いた。

 

「プリシラさん?どうかしたか?」

「え?プリシラ?お腹でも痛いの?」

 

セーラが心配そうに彼女を覗き込む。

だが、プリシラは曖昧な笑顔だけを見せて首を横に振った。

 

ハングはエルクに目線で問うたが、エルクも「わからない」と目線で返してきた。

 

ハングは彼女が自分を助けてくれた時の様子を思い出そうとしたが、あの時は意識が朦朧としていたこともありよく覚えていない。

 

とりあえず、ハングが想像できる範囲でプリシラが落ち込む原因を考え出してみる。

 

バカ傭兵かルセアさんに関わっていることだろうか?それなら、さっきルセアさんが何か言ってもよさそうなものだ。ハングに気を使ったとも考えられるが、それならそのプリシラをここに送り込んでくるとは思えない。

 

となると、ハングが思い当たる節は一つしかない。

 

「ヒースが・・・何かしたか?」

 

答えは無かったが、プリシラの微妙な笑顔が引きつった。

それは口に出されるよりはっきりした返答である。

 

ハングは胸の内で悪態をつく。

 

悪態を口にまで出さないのは、ハングが人のことを言える立場にないからだった。

恋人を悲しませることに関してはハングは人を責めることができない。

 

「何か言いたいことがあるんだったら・・・俺から言おうか?あいつとは古い仲だし」

「・・・いいえ・・・いいんです」

 

プリシラは少し俯いた後、取り繕うようにまた作り笑顔を見せた。

 

「ハングさんはお気になさらないでください・・・きっと・・・私が・・・何か・・・気に障ることでもしてしまったんです・・・」

「取り繕うなら表情も抑えた方がいいですよ、プリシラさん」

 

そう言ったのは意外にもエルクだった。

 

「いいのかエルク?そんな言葉使いで。契約主だろ?」

「護衛の契約は随分前に切れてまして、今は一人の旅の仲間として彼女の護衛をしてます」

「あ・・・そう」

 

戦闘ではセーラの護衛もしつつ、日頃はプリシラの護衛とやはり両手に花のエルク。

だが片一方が食虫植物なのでやはり羨ましくは感じなかった。

 

ハングはひとまずそれは置いておくことにしてプリシラの方に話を戻した。

 

「プリシラさん、そこまで言われたら俺も引き下がれない。ヒースが悪いなら俺からも・・・できることが・・・ある・・・かと・・・思うが・・・どうだろうな・・・」

「言える立場じゃないわよね、ハングの場合」

 

セーラが茶化してきたが、それを無視して話を続ける。

 

「でも、あいつの幸せがかかってる可能性があるんだ。自分を棚上げしても言わなきゃならないことかもしれない」

「棚上げの自覚はあるんですね」

 

今度はエルクがそう突っ込んだ。

 

「さっきからうるさいぞお前ら!」

 

エルクとセーラの息が合いだしてるのは友として喜ぶべきことなのだろうか。

エルクの幸せがかかってる気がしてならないが、今はやはり置いておく。

 

少し声を張ったせいで、ヴァイダさんに折られた肋骨が酷く痛んだ。

 

「てっ・・・いててて・・・」

「大声出すからそうなるのよ。そんなことより、プリシラ。本当にあなたの方は思い当たる節がないのね?」

 

プリシラはハングとセーラを交互に見つめた。

話すかどうか、まだ逡巡があるようだった。

 

「・・・・私は・・・何も・・・」

 

正直な話、プリシラが何かしたとは考えにくい。

ならば原因はヒースの方だろう。

 

「そんで、ヒースはどんな感じなんだ?」

「・・・避けられてるとしか」

 

ヒースがプリシラを避ける理由。

 

ふと思い立ったのは身分の差のことだ。

だが、今までヒースがそんなことを気にしていた様子は無かった。

 

「・・・あ・・・」

「何かわかったんですか!?」

「ぐっっ!ちょっ!プリシラさん・・・痛いです・・・」

「あ、す、すみません。取り乱しました」

 

咳き込みながらもハングは「愛されてるな」なんてことを思っていた。

 

だが、今から告げる話はあまり面白い話にはなりそうになかった。

 

「・・・あいつ、今までプリシラさんの身分を知らなかったんだろうな・・・」

「・・・・え?」

「あいつからすれば、プリシラさんはこの部隊の衛生兵の一人だ。実際、エルク以外はプリシラさんをそういうふうに扱ってたし・・・でも、最近あいつの耳にそれを入れた奴がいて。それを知ったヒースはプリシラさんを避けるようになった・・・そう考えれば筋は通るが・・・」

 

あいつの肩書は『逃走兵』だ。実は首には懸賞金までかかってる。

それでもプリシラに気にせず接していたのは肝が太くなったのかと、今までは思っていた。

だが、知らなかっただけだとしたら話は変わる。

 

「あいつ・・・変なとこで頑固だからな・・・戦いが終わったら、プリシラさんには挨拶もなく消えるかもな」

「そんなっ!」

 

悲痛な声をあげるプリシラ。

彼女の握り込んだ拳が震えていた。

 

「プリシラさん・・・一つ・・・聞きたいことがあります」

「なんでしょう、私にできることがあればなんでも・・・」

「ヒースを・・・諦められますか?」

 

ほろり、とプリシラの頬から涙が伝った。

その瞬間、ハングの頬を張り手が襲った。

 

「さいってぇ!!ハング!あんたがそんな人の恋路を平気で踏みつぶす人でなしだとは思わなかったわよ!!エルク!魔道書とって!!光で焼き殺して、今晩の夕食にしてあげるわ!」

 

いきり立つセーラ。これでは、ヘクトルと思考がそう変わらない。

 

ハングはそう言ってしまいたかったが、それより先に弁明を口にする。

これ以上、傷を増やされてはたまらない。

 

「違う!例え話だ!例えの話だっての!『諦める気がないなら』ってことを言いたかったんだよ!」

「言い訳無用よ!」

「エルク頼む!セーラを止めてくれ!!」

 

溜息を吐き出すエルクに連れられ、セーラは荷馬車の片隅に引きずられていった。

それを見送り、プリシラは涙をぬぐった。

 

「・・・ハングさん、諦める気が無い私は・・・どうすればいいのですか?」

「何年でも、待てるか?」

「・・・はい」

「本当に?」

「・・・・・・・はい」

 

その眼に覚悟が宿っているのを認めたハング。

ハングは間近にあるプリシラの頭の上に手を乗せた。

 

「それなら、その気持ちをぶつけてこい。何度でも、何度でも、諦めずにな」

「・・・・え?」

「それで、あいつと気持ちが通じたんだったら、俺がなんとかしてやる・・・だから、あいつに自分の気持ちを言葉で叩きつけてやれ。一緒にいたいんだろ?」

 

ほんのり頬を染めたプリシラにハングは不敵な笑顔を見せた。

 

「あいつは押しに弱い。押し切れ」

 

冗談半分事実半分のその言葉にプリシラは真剣な表情で頷いた。

ハングはそれを見て、太陽のような弾けた笑顔を見せたのだった。

 

「ねぇ、エルク?」

「なんだい、落ち着いたかい?」

「プリシラが貴族って・・・言っちゃまずかった?」

 

脱力するエルクが荷馬車の片隅にいたとか、いなかったとか。

 

 

 

 

――――――― ※ ――――――― ※ ―――――――

 

 

 

ハングがふと気が付くと荷馬車が止まっていた。

時間の感覚は曖昧だったが、どうやら周囲が薄暗くなってきているらしく野営の準備が始まっているのだろう。

 

「寝たのか・・・俺・・・」

 

不思議なものだった。

俺は【モルフ】なんていう存在だってのに、ちっとも完璧なんかじゃない。腹は減る、眠くなる、糞も垂れる。

なのにやっぱり俺は『人間』じゃない。

 

それは自覚すればするほどに納得のいく答えだった。

自分が【モルフ】だという事実がすんなりと胸の内に落ち込む。それは、空いた穴に石がはまったような感覚に近かった。

 

「やっぱ、最初から知ってたのかな。どこかで・・・」

 

だからエフィデルやソーニャを見ても『似てる』とは絶対に思わなかった。

心理の奥底で、拒絶していたのだ。同族嫌悪と言えば分りやすい。

 

「何を考えているんだい?」

「・・・やぁ、エリウッド様・・・お目見えできて光栄ですよ」

「皮肉を言えるぐらいには回復したようだね」

 

エリウッドに続き、ヘクトルも姿を見せる。

 

「俺らにどう謝るか考えてたんだろ?」

「・・・なんだ、ヘクトルか」

「お前がどんな風に踊るのか見てみたくなってきたな」

 

約束通り彼らはきちんと頭を冷やしてはきてくれたらしい。

それでも、怒りは収まってるかどうかは怪しいものだ。

 

挑発してみたいという好奇心もあったが、せっかく拾った命を賭け金に乗せるのはさすがに怖かった。

 

「で?何を考えていたんだい?」

 

そう聞いたエリウッドの声はやや硬い。

返事によっては再び『再会の挨拶』を受ける羽目になりそうだった。

 

ハングは吐息を吐き出すようにその質問に答える。

 

「・・・まぁ・・・自分ってもんを考えてた」

 

そう言うと、エリウッドは怖いくらいに固まった笑顔を向けてきた。

 

「答えは出たかい?」

「レイピアの柄に手がかかってるぞ、エリウッド」

 

変なことを言えば、次は串刺しにされそうだ。

かといって、取り繕う気はハングにはなかった。

 

「出ないね。俺は【モルフ】で、お前らの仲間で・・・それ以上にっちもさっちも行きはしない。ただ、お前ら等と一緒にネルガルを倒しにいくのは悪くない・・・そんな程度さ」

 

それが、正直な答えだった。

 

「随分とたいそうなこと言ってのけたな」

「ヘクトルは自信がないのか?」

「へっ!ぬかしてろ、ネルガルは俺がぜってぇ止めてやる。そんで、必ず全員で生きて帰るんだ」

 

ハングの隣に腰をおろしたヘクトルにハングは視線を向ける。

 

「なんだよ、俺の顔に何かついてるか?」

「目と鼻と口」

「随分と古典的なこと言ってのけたな、お前」

「あと、三角形の形の葉がくっついてる」

「それは先に言えよ!」

 

ヘクトルが頬を払うとくっついていた小さな葉っぱが床に落ちて行った。

エリウッドも剣の柄から手を放して、ハングの傍に腰かけた。

 

「エリウッド!お前は葉っぱのこと気付いてたろ!?」

「うん、まあね」

「言えよ!」

 

エリウッドは笑って流すだけ。

ヘクトルは舌打ちをして、二人を睨みつけた。

 

ハングは改めてエリウッドへと顔を向けた。

 

「・・・エリウッド・・・」

「ニニアンのことをハングが気にすることはない」

「・・・・・・そう言うと思ったよ」

 

ハングとしては返す言葉は用意していたが、それを飲み込んだ。

どうせどう返しても、エリウッドはさらに一枚上回って返してくるだろう。

 

それができない奴じゃないのだ。

 

なら、この話はここで終わりなのだろう。

 

「またいつか、このことを話せる日が来るといいな」

「・・・・・・」

 

ハングがそう締めくくると、エリウッドが少しだけ痛そうな顔をした。

 

「そんで、ハング」

「ん?」

「お前がなんでネルガルのとこに行ったのかなんて聞きたくもねぇ。どうせ腹が立つ理由だろうからな」

「納得するかもしれねぇぞ」

「納得いかなくても腹が立つ、納得しても丸め込まれたような気がして腹が立つ。どっちにしろ変わらねぇし、くだらねぇよ」

「・・・ま、確かにな」

「だから、一つだけ聞かせろ。お前、もうネルガルに執着はねぇんだな?」

 

ハングは間を置かずに答えた。

 

「当然」

「ならいい」

 

そう言って、ヘクトルはようやくいつもの顔に戻って行った。

だが、その中に今まで見えなかった覚悟や疲労の色が見える。

 

それを見定めたハングは彼の身にも大きな喪失があったことを悟った。

 

「ヘクトル・・・俺からもいいか?」

「なんだ?」

「ウーゼル様は・・・元気だったか?」

 

そう尋ねると、ヘクトルの空気がわずかに固まった。

それと同時に『やっぱ知ってたか』という気配も伝わってくる。

 

ヘクトルは小さく肩を落とし、笑った。

 

「ああ・・・今回はエトルリアに行ってて不在だったけどな・・・」

「そうか・・・」

 

エリウッドを見ると、彼も察しているような雰囲気だった。

 

だから、ハングはそれ以上何も言わなかった。

これも、やはり終わった話なのだった。

 

ハングは息を小さく吐き出し、話題を変えた。

 

「それで、その【神将器】とやらはどんな武器なんだ?」

「君が真っ白になって、赤子のように世話されている間にリンディスが教えてくれていたはずだが?」

「・・・・・・・覚えてねぇよ」

 

ハングが憎々しげな顔でそう言うと、エリウッドが表情を読ませない柔和な笑顔となった。

 

「そうか、それじゃあハングは何も知らないわけだ」

「そうだよ。だから教えてくれ」

 

ハングがエリウッドとヘクトルに頭を下げるとヘクトルが意気込んでハングの顔を覗き込んだ。

 

「はっはっは!まさか俺達がハングにものを教える日が来るとはな」

「・・・ヘクトルは見張りに行ってもいいんだぞ」

「露骨に追い出そうとするんじゃねぇ!」

 

エリウッドが声を殺して笑い、ハングも疲れたように笑う。そして、肩をすくめてヘクトルが笑い出す。

 

「ったく、それじゃあ、お前もネルガルの戦力について教えろよ。まさか懐に飛び込んで手ぶらなわけじゃないだろ?」

「殺されかけた時に結構記憶飛んだ気がするが、まあ持ち帰ったもんはいくつかある」

「それじゃあ、まずはこっちの報告からするよ。最初は神将器についてだ」

 

ハングは重い体を起こし、まだ薄ぼんやりとする頭の霧を払う。

ようやく、ハングは軍師の顔に戻ってきたのだった。

 

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