◆攻めのん
「…あの、雪ノ下さん?」
「なにかしら?」
「なんでこっちをずっと見てるんですかね…?」
「ふふっ、さぁ、なんででしょう」
「そんなに見られてると、本が読み辛いんだが」
「比企谷くんは見られて困るものでも読んでいるのかしら?」
「いや、別に、そんなことはないんだが」
「なら別にいいじゃない?」
「んぐ…」
「ねえ、比企谷くん」
「…なんだよ」
「好きよ」
「…」
◆攻めのん2
「比企谷くん」
「なんですかね」
「デートをしましょう」
「…デート?」
「私たち付き合いはじめたじゃない?」
「お、おう。そうだな。てか、はっきり言うんじゃねぇよ。ちょっと恥ずかしくなっちゃうだろ」
「私は比企谷くんが恋人であることに恥ずかしさなんて無いのだけれど」
「…」
◆攻めのん3
「楽しかったわね」
「おう、そうだな」
「…また、来ましょうね」
「…おう」
「次は、一緒に楽しめる人が多いと良いわね」
「…?どういうことだよ」
「あなたと結婚したい、ということよ」
「…」
◆攻めのん4
「比企谷くん」
「なんだよ」
「これは一体どういう状況かしら」
「…小町の戯れ?」
「どうして疑問系なのかしら…」
「久々に見たな、頭を抱える雪ノ下」
「そう?…だとしたら最近は比企谷くんが側にいてくれて、幸せを感じているからかしら」
「…」
◆攻めのん5
「小町も中々粋な計らいをしてくれたもんだよな」
「そうね。由比ヶ浜さんも一色さんも元気そうだったし、よかったわ」
「…だな」
「…比企谷くんは大学を卒業したらどうするの?」
「そう、だな…。取り敢えず就職して、まあ…」
「ふふっ。あなたの以前の夢は専業主夫だったのに、随分と様変わりしたわね」
「…その、なんだ。ずっと一緒にいt」
「比企谷くん、私とこれからもずっと一緒にいなさい」
◆はるのおとずれ
「あー!比企谷くんじゃん!やっほー!」
「げ…、雪ノ下さん…」
「げ!ってどういう意味かなー??」
「い、いやべつに…」
「まあ、いいや!それはそれとして、だよ!比企谷くん!雪乃ちゃんは一緒じゃないの?」
「今日は一緒じゃないですよ」
「そっかぁ、ざぁんねん」
「じゃあ、失礼…」
「させるとおもった?」
◆まおうからはにげられない
「あ、あの」
「比企谷くぅん?」
「ひ、ひゃい!」
「デートをしましょう?」
「いや、ほら、俺には雪ノ下が」
「私だって雪ノ下だよ?比企谷くーん?」
「…ゆ、ゆき」
◆勇者爆誕
「…何をしているのかしら?姉さん」
「あっ、雪乃ちゃん!」
「何をしているのか聞いているのよ、姉さん。比企谷くんは私の恋人よ」
「そんなつもりはないんだってー!ただ未来の義弟と交流をはかってるだけー!」
「そう、それじゃあ比企谷くんは返してもらうわね」
「ぶーぶー!つまんなーい!」
「…はぁ、姉さん。妹の恋人に粉かけようとしたりするから平塚先生に同族意識を持たれ始めるのよ」
「えっ、それは初耳なんだけど…」
「やめたげて、平塚先生可哀想…」
◆お姫様と幸せに
「まったく、姉さんは」
「ま、まあ、雪ノ下さんは何だかんだ雪ノ下が心配なんだろうよ」
「本当に、良い迷惑だわ。
ところで比企谷くん。姉さんにデレデレするのは頂けないわね」
「え、いや、別にそんなことはねぇぞ」
「私からはそう見えてたのよ、デレ谷くん」
「…なんか、ひさびさに言われた気がするわ」
「比企谷くん、一度しか言わないわ」
「なん、だ」
「あなたは私のもので、私はあなたのものよ。比企谷くん、愛しているわ。私と結婚しなさい」