IS 〜地中海の愚者〜   作:liris

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デュノア社への布石としてエルトリア社は魔女の真価を明かす。


大変お待たせしました。
難産だった割に話はあまり(原作的には)進みません。


Pagina XVIII 魔女の秘密(デュノア社への撒き餌)

 夕方。IS学園の生徒会室にはオレの他にこの部屋の主とも言える更識会長、そして布仏先輩と布仏さん姉妹と生徒会の役員が揃っていた。

 というのもエルトリア社からデュノア社の動きに関する調査である程度の結果が出たので、調査内容をオレと更識家側に開示するという連絡があったからだ。

 この場にいる全員が参加出来るよう、端末をスピーカーとスクリーンに繋いで連絡が来るのを待っていた。

 

「それにしても仕事が早いわね、エルトリア社は。あれからまだ十日ぐらいしか経ってないのに」

「十日もあれば十分調べられる範囲ですよ、デュノア社ならば」

 

 元々デュノア社には情報部門(こちら)の人間がそれなりに潜っている。というのもデュノア社はラファールのおかげで量産機のシェアこそ世界三位なのだが、言ってしまえばそれだけだ。次世代となる第三世代機の開発は相当遅れているので欧州の統合防衛計画である『イグニッション・プラン』から外されている。企業として追い込まれているデュノア社の動向を探るのは防諜面からもだが、場合によってはこちらから仕掛ける事もあり得る。

 そして今回デュノア社に動きがあった以上、調査にあてる人員を増やすのは当然とも言える。

 

「流石はエルトリア社の情報部門ね。ヨーロッパの大企業はみんな調査対象、ということかしら?」

「そこはまぁ、ご想像にお任せします」

 

 更識会長の言葉通り、ヨーロッパの大企業――――――特にIS関連の企業には何か動きがあればすぐに調査が出来るようにしている。(今はデュノア社の調査が優先となっているのですぐには人を割けないと思うが)

 ……欧州は昔から権謀術数が渦巻く地なので情報の早さと精度は文字通り生命線になるのだ。

 

「え~。りーやん、そんなこと言わずに教えてよ~」

「本音、カテドラール君を困らせるようなことを言ってはいけません」

 

 布仏さんが不満そうに言ってくるけど仕方がない。いくら手を結んでいるとはいえ言える事と言えない事がある。だから布仏先輩が窘めてくれるのは正直非常に助かる。

 

「そもそも自分が連絡を取れる人は限られていますからね。同じ情報部門の人でも連絡を取り合わない人達の事は知らないんですよ」

「あら、そうなの?」

「知らない、に勝る機密保持はありませんから」

 

 万が一身体に訊かれる、という尋問を受けさせられても知らなければ喋りようがない。だから情報部門の人間を全員把握しているのは統括(義父さん)だけ。オレも含めて情報部門の人間は基本的に特定の相手以外とは連絡をしないものなのだ。

 

「徹底してるわねぇ……。日本政府も情報にそれぐらいの危機感を持ってくれればいいんだけど」

「更識会長には悪いですが無理でしょう。言い方は悪いですが日本は平和ボケが過ぎました。自分達欧州の人間から見たら日本の政治家は外への危機感がなさ過ぎます」

 

 自分達のように笑顔で握手しながら、もう片方の手に毒塗りの短剣を隠し持つような外交というのもアレだが。

 そんなやり取りをしている内に義父さんからの連絡が入り、通話と同時にスピーカーとスクリーンがオンになる。

 

「……どうやら待たせてしまったようだな。予定時刻丁度だと思ったが……?」

「気になさらないでください。デュノア社の情報となれば私達にとっても重要ですから」

 

 今回は情報部門の人間として同席しているので余計な口は挟まない。自分が口を開くのは確認等だけでいいだろう。

 

「初めまして、と言うべきか。エルトリア社情報部門統括、ベルゼー・カテドラールだ」

「私はIS学園生徒会長を務めています更識 楯無と申します。本日はこちらからの会談に応じてくださってありがとうございます」

 

 更識会長のきちんとした挨拶を見るのはもしかすると初めてかもしれない。

 ……普段もこの一割でいいから真面目に仕事をしてほしいものである。

 

「では単刀直入にデュノア社が行おうとしている事を伝えよう。……代表候補生を一人、男子としてIS学園に送り込むつもりのようだ」

「「「「え?」」」」

 

 いや、待った。デュノア社は本当にそんな事が成功すると思っているのか?

 

「デュノア社は本気でそれをすると? 代表候補生という事はフランス政府も噛んでいますよね。……これが表に出たらデュノア社とフランス、双方に小さくないダメージが出ると思うのですが?」

「間違いなくしてくる。向こうもそれは承知していると思うが、それよりも男子として送り込むメリットの方が高いと判断したんだろう」

 

 メリット、ね。わざわざ男子として送り込むメリットなんて一つしかないな。

 

「デュノア社の狙いは……ここにいるリーヤくんと一夏くんですね?」

「その通りだ、デュノア社の狙いは今IS学園にいる男性操縦者の本人とISのデータと思われる。デュノア社にとっては両方とも起死回生となり得るものだからな」

 

 更識会長の言葉を義父さんは肯定する。確かに自分達は男性操縦者という希少性に加え、IS自体も特徴的だ。

 オレのストレガはカートリッジ・システムで高火力と継戦能力を両立してるし、織斑さんの白式は一次移行(ファースト・シフト)からもう単一仕様能力(ワンオフ・アビリティ)を使用可能という機体だ。デュノア社としては最悪機体データだけでも手に入れたいんだろう。

 

「今デュノアは国からの支援を大きく削られていて、次回のトライアルで落ちたらISの開発許可も取り上げられるそうだ。……予算を削っているにも関わらずトライアルに受かれ、というのも無茶な話だがな」

「そこまで追い込まれているんですか、デュノア社は?」

 

 正直、そこまで追い込まれているとは思わなかった。それなら確かに性別を偽って送り込もうというのも頷ける。

 ……もっとも、送り込む前からこうして露見しているから失敗は目に見えているが。

 

「そこで、だ。IS部門統括であるアリアロド統括と協議してストレガの本社仕様にしか積まれていないシステムをエサにする事になった。本社仕様のストレガにのみ搭載されているクロスリンク・システムによるカートリッジ・システム本来の運用法をな。学園側には現状、ミス・更識をはじめとしたここにいる人達にのみ公開する」

 

 ……とうとうあのシステムを一部とはいえ外に公開するのか。

 確かにエサとしてクロスリンク・システムは申し分ない。このシステムは第二世代機でも第三世代機への勝算があるからだ。

 

「カテドラール統括? ……そのクロスリンク・システムというものについて説明をしてもらっていいですか? デュノアに対するキーのようですけど私達はそれがどんなものなのかがわからないので」

「あぁ、すまない。ではクロスリンク・システムがどんなものなのかを説明しよう。まず大前提としてカートリッジ・システムがどんなものかはご存知か?」

「えぇ、弾丸状のカートリッジにエネルギーを充填してシールドエネルギーを消費せずに火力を出せるシステムでしたね?]

 

 更識会長の予想は大体合っているけど、それはカートリッジ・システム単体でみた場合。クロスリンク・システムを積んだストレガの強みはそれだけじゃない。

 

「その通りだ。そしてクロスリンク・システムはカートリッジでチャージしたエネルギーを()()()()()()ものだ」

「「えっ⁉」」

 

 更識会長と布仏先輩の驚きの声が重なるけど当然か。ISの戦術を根底から変えかねないシステムだし。

 

「ちょ、ちょっと待ってくださいっ!? チャージしたエネルギーを機体側に廻すなんて、それじゃ――――――」

「そちらの考えている通りだ。瞬時加速(イグニッション・ブースト)重装加速(フラクタル・ブースト)といった機動でもストレガは機体のシールドエネルギーを消費せずに行える。……その気になればストレガがシールドエネルギーを使うのは被弾した時のみ、というわけだ」

「なんて破格な……」

 

 そう、クロスリンク・システムの積んだストレガの強みはまさにそこにある。通常高機動・高火力の機体は総じて燃費が悪い為短期戦を強いられる事が多い。だが、ストレガは高機動・高火力と継戦能力を両立している。カートリッジを籠めたマガジンも拡張領域をさほど喰わないから実質使い放題だ。

 ……下手に公開すると公式試合や大会で使用制限される可能性が高いからこれまで秘匿してきた、と聞いていたけど。

 

「……話を戻させてもらうが、デュノア社には本社仕様のストレガにはこのクロスリンク・システムが積まれている事を掴ませる。現在国外で稼働しているのはお前のものだけというのもな」

 

 しかし、そこに布仏先輩からの質問が入る。

 

「少しよろしいでしょうか? いくらデュノア社が切羽詰まっているとはいえ、意図的にリークした情報に釣られるでしょうか?」

「いや、こちらからリークはしない。正確にはデュノア社はこちらの仕掛けだと気付かずにこの情報を掴む」

「それは、どういうことですか……?」

「こちらの手の者がデュノア社とフランス政府と繋がっている人間を誘導する。向こうに自力で手に入れたと思わせるわけだ」

「相手が仕掛けてくることを逆に利用する、ということですか」

「そうだ。向こうも苦労して開けた金庫の中身が罠だとは思わんだろう。加えて、情報自体も嘘ではなく事実だからな」

 

このやり方の要点は情報自体は本物、というところだろう。加えてアクションを起こす向こうだから場合によってはそれ自体交渉材料に成り得る。

 

「……ずいぶんと手の込んだ方法をするですね。エルトリア社がそこまでする理由は一体なんなんです……?」

「情報を向こうに掴ませてその転入生に手を出させる、ですか?」

「流石だな、リーヤ。こちらとしては転入生の性別偽装とスパイ行為をデュノア社への交渉カードとしたい。……そこでIS学園側にはこの一件、我々がコトを済ませるまで手出しをしないでいただきたい」

「「なっ!?」」

 

 IS学園側に手を出すな、とは思い切った決定だ。それだけデュノア社への交渉カードは大きいという事か。

 

「……IS学園は外部からの介入は認めていません。なのでそれは――――――」

「勘違いしないでいただきたい。我々は介入するのではなくそちらに()()()()()()よう言っているのであり、我々自身が動くのはデュノア社に対してとなる。……こちらとしては今後デュノア社がおかしな真似をしないよう釘を刺しておきたい。IS学園としても余計な仕事をせずに済むが……どうする?」

「……っ」

 

 流石義父さん……いや統括と言うべきか。エルトリア社が手を出すのはあくまでデュノア社であり、IS学園ではない。加えて学園側としてもこの一件に関して労力を使わなくて済む。(更識会長から聞いたがIS学園の教師は未だに人手不足らしい)

 だから――――――

 

「……わかりました。この一件に関してこちらは手を出しません」

 

 ――――――この条件を呑まざるを得なくなる。

 

「ただし条件として、その代表候補生が何らかの形で問題を起こした場合はその限りではありません。……学園の人間として問題を起こした生徒になにもしない、ということはできませんから」

「……いいだろう。ではその代表候補生が問題を起こさない限り学園側には手を出さないでいてもらう」

 

 更識会長が条件を捻じ込んだものの、学園側に手出ししないという確約を得られたからだいぶやりやすくなる。代表候補生個人の情報も転入してくる頃には判っているだろうし、この一件に関してはオレが出来る事は現状なさそうだ。

 

「この一件に関してこちらからは以上だが……追加してほしい調査等があれば請け負うが?」

「……転入してくる代表候補生個人について調べてもらうことはできますか?」

「可能だ。……というより既に調査している。こちらに関しては少しガードが固いのでな。少しばかり時間をもらう事になるが……」

「それで構いません。お願いします」

「ではこれで失礼する」

 

 そうして通話が切れると更識会長は重く息をはいた。

 

「はぁ……わかってはいたけど一筋縄じゃいかなかったわね。手強いわ」

「……言っておきますが自分はエルトリア社の人間ですから同意はしませんよ。むしろ代価を取られなかっただけサービスしてくれたと思いますし」

 

 今回の情報なら有料でもおかしくない内容だ。言い方は悪いがフランス政府とIS界では有名な企業、両者を纏めて揺さぶれるチャンスは滅多にない。

 ……そう考えると義父さん達は『学園の手を取らせない』という名目で、学園に利権が渡らないようにしたのかもしれない。

 

「ね~、りーやん。エルトリア社はデュノア社となんの交渉をするの~?」

「……本音の言う通り、それは気になりますね。エルトリア社の目的は一体……?」

「――――――さぁ? あぁ、そんな風に怖い顔をしないでください。これは本当に自分も知らないんです。自分は情報部門の人間としては手足に過ぎないので余分な情報は与えられていないんです」

「……家族だとしても教えないのね」

「暗部である更識会長達なら判るでしょう。情報漏れがどれほど大きな問題になるのかを」

 

 実際には必要なら開示されるので嘘は言っていないが本当の事も言っていない、というところだが。

 

「どのみちデュノア社に対して本格的に動くのは問題の代表候補生が来てからです。今の時点でこちらから出来る事はないでしょう」

 

 そしてここ最近捕まらなかった更識会長がここにいるのはオレにとっても都合がいい。事情を(おそらく)知っている布仏先輩達もいるなら尚更だ。

 

「自分からも一つ訊きたいですが……どうして会長は簪さんの事を避けているんです?」

「「「っ!!」」」

 

 オレの言葉に生徒会室の温度が一気に下がる。それだけこれは更識会長達にとって地雷といえる内容なんだろう。

 

「……リーヤ君。そのことは部外者が立ち入っていい内容では――――――」

「それは承知しています、布仏先輩。会長と簪さんにとってこの事が地雷(タブー)だっていう事は。……まだ短い付き合いですが会長と簪さんの態度を見ていれば判りますから」

「ではなぜ――――――」

「……副会長になって自室に戻るのが遅くなるのを誤魔化していくのはいずれ限界が来ます。今の簪さんは自分が会長の近くにいるのをよくは思ってくれないでしょう。……出来れば地雷を踏むのは避けたいんです」

 

 自分にとって数少ない友人ですから、と言うと更識会長は微妙そうな顔をした。

 ……まぁ、オレのような『真っ黒』な人間が大事な妹を友人に思っているなんていい気はしないだろう。

 

「そこでまぁ、更識会長に簪さんとの事を訊こうと思っていたんです。……なんとなくですが簪さんに訊いたら態度を硬くさせそうな気がして」

「……そうね。たぶんそうなるでしょうね」

 

 あの子は私を意識してるから、と呟く更識会長。そこにはいつもの飄々とした雰囲気等はなく、心なしか少し小さく見えた。

 

「……ねぇ~お嬢さま。私はりーやんに話してもいいと思う~」

「「「え(は)っ!?」」」

 

 布仏さんの突然の言葉に彼女以外(オレも含めて)から驚きの声が上がる。

 ……いや、本当に驚きだ。まさか布仏さんからそんな意見が出るとは。

 

「……本音、本気で言っているの?」

「だって~、私達がかんちゃんにお嬢さまとのことを言おうとしてもダメなんだもん~。だったらりーやんに手伝ってもらった方がいいと思う~」

「それは……」

 

 布仏先輩の反応を見るに、これまでもなんとかしようとしてきたんだろう。

 

「……いいわ、リーヤくん。簪ちゃんとのことを話してあげる」

「お嬢様っ!?」

 

 言い出したオレが言えた義理じゃないが、布仏先輩が驚くのも無理はないだろう。更識会長にとって弱味に成り得る事を外部……それも『裏』のある人間に話すことになるのだから。

 

「ただし私が話した事は簪ちゃんには言わないで。……意味がなくなるから」

 

 そうして更識会長は語りだす。過去に簪さんとなにがあったのかを。

 

「発端はだいぶ前……わたしが更識の跡を継ぐ時のことよ。自分で言うのもなんだけど私は小さい頃からいろんなことが上手くできたの。だからなんでしょうね、簪ちゃんじゃなくて私の方が更識の当主を継ぐことになったのは」

 

 独り言のように、けれどこの場にいる全員に聞こえるように言う更識会長。語られるその言葉には、部外者であるオレにも判るほど想いが載せられていた。

 

「更識の当主を継ぐ時に私は簪ちゃんのことが心配だった。私が原因で簪ちゃんが危ない目に遇うんじゃないかって。その時私は考えたの。……簪ちゃんを突き放すよう接すれば更識の家から離れて、家のことに巻き込むことはないんじゃないか、って」

「それは……」

 

 更識会長の言っていることは穴がある。確かに家の『仕事』からは離れられるだろう。が、()()()()には関係がない。巻き込まれる、という意味でなら大して変わらないだろう。

 

「リーヤくんの言いたいことはわかるわ。今思えば私の考えは浅はかだった。……少し考えればわかることなのにね」

「お嬢様……」

 

 布仏先輩の痛ましい声で更識会長の話が核心に近づいている事が判る。

 

「話を戻すけど、当時の私は簪ちゃんが私に引け目があるのを知ってた。それをわかった上で私は簪ちゃんに言ったの。『更識の家は私が継ぐからあなたは家のことには関わらなくていいわ』って」

 

 その言葉は、引け目を感じている人にトドメを刺すには十分過ぎる。簪さんを家から離すという意味では確かによかっただろうけど……

 

「更識会長、敢えて言わせてもらいますが……不器用過ぎませんか?」

「リーヤ君、お嬢様は不器用なのではなく簪お嬢様には“ヘタレ”なのです」

「二人ともヒドくないっ!?」

 

 意外だ。まさか布仏先輩からそういう言葉が出てくるとは。というか布仏先輩は更識会長の付き人、というか側近といえる人なのにそんなそんな事を言っていいんだろうか?

 

「けど、それで更識会長と簪さんがお互い変に意識してる理由が判りました。方法はアレでしたが更識会長は簪さんの事を思ってやったんですね」

「そうよ、今見たいに簪ちゃんから避けられるのはちょっと嫌だけど簪ちゃんが危ない目に遇うのはもっと嫌だもの。そのためなら私はどんな泥でもかぶるわ」

 

 たとえ簪ちゃんに嫌われてもね、と言い切る更識会長の言葉には簪さんへの想いが込められていた。

 ……『裏側』の人間ならそれは覚悟しておくべき事。が、更識会長はそれよりも『姉』である事を取ったのか。

 

「……能力があるから向いてるってわけじゃないか」

「ん~? りーやん~、なにか言った~?」

「いえ、なんでも。……更識会長、お話してくれてありがとうございます」

「お礼なんていいわよ。……私だってあなたを副会長にした時から訊かれるのは覚悟していたもの。……さっきも言ったけど、絶対に簪ちゃんに言っちゃダメよ?」

「ええ、判っています」

 

 ――――――確かにオレは()()つもりはない。けど更識会長達は気付いているんだろうか。

 今のオレの言葉には落とし穴があった事に――――――

 




色々詰めましたがメインはストレガの特性披露回

次話は原作的に進展します

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