魔法少女物語   作:すぴてぁ

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15話 銀閃の風

 

鉄塔

 

「なんでヴァレンティナの居場所を教えなきゃいけないの?」

 

リップルは不機嫌そうに言った。

 

「私は、彼女に用があるのだ。」

 

エレオノーラは剣をしまった。戦う意思がないことを教えるために。

 

「…………………」

 

リップルはしばし考え…

 

「いや。教えるつもりはない」

 

「そうか…なら仕方がない!」

 

エレオノーラは剣を再び取り、リップルに迫りかかってきた。

 

すると、

 

「エレン!私が相手よ!」

 

リュドミラが、エレオノーラの剣を弾き言った。

 

「ごめんね。お待たせ」

 

ヴァレンティナも、到着した。

 

「どこ行ってたの…それに傷だらけだし…」

 

「あはは…ちょっと戦闘になっちゃって……トップスピードさんも、ご心配をおかけしました…」

 

「いいよいいよ。無事だったしな」

 

 

 

一方、リュドミラとエレオノーラの方は、

 

「さっさと手を退きなさいエレン!」

 

「いいや。手を退くのはお前だミラ!」

 

互いに退く気もなく戦闘になりかけていた。

 

「ちょっとストップです!…えっと、エレンさんは私に何の用があるんですか?」

 

ヴァレンティナが2人の間に割り込み、エレオノーラの事情を聞くことにした。

 

「そうか聞いてくれるか。どこかの戦姫とは大違いだ…」

 

「失礼ね!あんたが急にここに来るからでしょ!」

 

「まぁそれは置いておいてだな…」

 

「無視するな!!」

 

2人の会話を聞いていたヴァレンティナは…

 

(……これって、喧嘩するほど仲がいいってやつかな?)

 

微笑ましく見ていた。

 

「単刀直入に言う…私と共同戦線をしてほしい!」

 

「はい?」

 

「ふっふっ…残念だったわね!もうすでにヴァレンティナは私と組んでるのよ!」

 

「なんだとっ!?…いや待て、共同戦線は何人とでもできるんだぞ!」

 

「あんたの席はないってことよ!」

 

「「むむむむむ……」」

 

(どうしよう…このままじゃまた、戦闘になっちゃう…)

 

再び戦闘になりそうな2人をどうにかして止めなくてはと、ヴァレンティナは模索した…

 

「待ってください!エレンさんの目的は分かりましたから…なのでまた後日、改めて話し合いましょう!」

 

ヴァレンティナは、2人を止めるように言った。

 

「そうだな…わかった。そうしよう。」

 

「ミラも…それでいいよね?」

 

「…ヴァレンティナがそう言うなら…」

 

「なのでエレンさん。今日は退いてください…」

 

「わかった。では、また後日改めて話すとしよう」

 

そう言って、エレオノーラは、自分の町の方へ戻った。

 

 

その後、ヴァレンティナは傷の手当てをし、今日は解散することにした。

 

 

 

 

 

 

次の日、ヴァレンティナは、1人で町のパトロールをしていた。

 

ビルを飛び移りながら移動してると…

 

「……あれって、エレンさん?」

 

エレオノーラらしき人物を見つけたヴァレンティナは、近寄り

 

「エレンさん?こんなところで何を…」

 

「あぁヴァレンティナか……こうして海に近い町の風を浴びるのが気持ち良いんだ…」

 

「海風ってことですか?」

 

「まぁそういうことだな…私の町は、真ん中だから、海風に当たることはないんだ…」

 

「あの、昨日の話…今改めて話しませんか?今はミラもいませんし…」

 

「そうだな……何か私に聞くことはあるか?」

 

「一つだけ…あの、なんで私と共同戦線をしたいんですか?」

 

「ふむ…私の町でなお前の噂を聞いたんだ。」

 

「えっ私の…ですか?」

 

「あぁ…この町の魔法少女達のマスコット、ファブを倒したってな…周りは、すごいって言ってたけどな…私は違った。辛かっただろうなと思った…」

 

「……!」

 

「私に何かできることはないかと色々考えたんだが……側で守ることならできると思ったんだ。これが、私が君と共同戦線を組みたい理由だ」

 

「いいんですか?…私といるといろんな戦姫に狙われるんじゃ…」

 

「そのための護衛だろ?後悔はしない…だからよろしく頼む!」

 

エレオノーラは深く頭を下げ、ヴァレンティナ手を差し伸べた。

 

ヴァレンティナは、その手を握り…

 

「こちらこそ…よろしくお願いします!」

 

『それなら早速、エレオノーラの陣地、シルヴフラウをヴァレンティナに預けましょう!』

 

イストワールが、ヴァレンティナのマジカルフォンから出てきた。

 

 

 

 

 

『シルヴフラウをヴァレンティナに預けました。』

 

「これからよろしく頼む!」

 

「こちらこそ、よろしくねエレン!」

 

 

 

 

 

 

 

一方その頃、リュドミラは、

 

『リュドミラさん、エレオノーラさんがヴァレンティナさんと共同戦線を組んだそうです』

 

「エレオノーラ!!」

 

お怒りでございます。

 

 

 

 




今日から、また学校が始まったので投稿ペースが遅れる可能性があります!

勉学って忙しいね…

両立できるように頑張るので見てくださると嬉しいです。

では、次回をお楽しみに(*´∀`*)
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