魔法少女物語   作:すぴてぁ

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ついに最初の被害者が!

お楽しみに


18話 裏切り

工場区画

 

「あはは〜おもしろ〜い!3人で戦ってくれるなら私の楽しみも3倍だよ♪」

 

「相変わらず、火力が高いな!」

 

オルガの攻撃を防ぎながらエレオノーラは言った。

 

「私もエレンお姉ちゃんの技好きだよ♪風がビューってくるの〜」

 

「ほう…そうかなら…望みどおりにしてやろう!」

 

エレオノーラは、オルガの武器を弾き、剣を構え…

 

「大気ごと薙ぎ払え《レイ・アドモス》」

 

エレオノーラの剣の周りに竜巻が起こり、そしてその剣を振り下ろした。

 

そしてその竜巻はオルガの方へ一直線に放たれた。

 

「キタキタ!でも、それを弾かせるともっと楽しいんだよね♪」

 

そしてオルガは、斧を構え、

 

「翼飛の参《トライクリーロ》」

 

するとオルガの武器は巨大化し、エレオノーラの方へ投擲した。

 

そして、エレオノーラの出した風は消し去られ、巨大化した斧はエレオノーラに一直線に迫ってくる。

 

「任せてください!」

 

ヴァレンティナがエレオノーラの前に立ち、

 

「黒霞《ティンカー》」

 

すると、エレオノーラの前に黒い霧が立ちはだかった。

 

そしてその黒い霧は、オルガの武器を弾き返した。

 

「大丈夫ですか?」

 

「すまないん助かったぞ、ヴァレンティナ」

 

「僕もいくよ!」

 

「双焔旋《フランロート》」

 

アレクサンドラの持つ双剣が炎を帯び、輪状となった。

 

「あらら…」

 

オルガは珍しく慌てた様子を見せた。

 

「これで終わりだよ!」

 

アレクサンドラが双剣を内側に寄せると、オルガを囲む炎が少しずつ狭くなっていく。

 

「へぇ〜これは大変かもね〜どうしようかな〜?」

 

「もう懲りたらどうだ?」

 

「今降参すれば、その炎…止めてあげてもいいよ?」

 

炎の向こう側から、エレオノーラとアレクサンドラが言った。

 

「ちょっとやばいけど…降参は、しないよ?」

 

「まだ言うか!」

 

「仕方ない…さよならだ」

 

すると、炎はまた狭くなりついには、オルガが見えなくなるまで狭くなっていた。

 

そしてオルガは日の輪に隠れ、見えなくなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「倒したの?」

 

ヴァレンティナ言った。

 

「いや…まだだ!」

 

すると、炎の輪から光が見えた。

 

「全く…危機一髪だったわね…」

 

光は炎よりも増し、ついには消滅した。

 

その光を放ったのはリュドミラと戦っていたソフィーヤだった。

 

「まさか追いかけっこするとは思わなかったわ…」

 

「お前なぁあれほど逃すなと言っておいただろう!」

 

「ヴァレンティナのところに行けたんだからいいじゃない!」

 

「はいはい。喧嘩は後で…」

 

 

 

 

 

 

 

 

「良かったわ。間に合って…」

 

「ソフィーお姉ちゃん…」

 

「さぁ逆転劇といきましょう!」

 

「………………………そうだね♪」

 

ザシュッ

 

 

 

「えっ……」

 

ソフィーヤは何が起こったのか理解できなかった。

 

「あはは〜………さよなら、お姉ちゃん…」

 

次の瞬間、ソフィーヤは前に倒れた。

 

「ソフィー!!」

 

エレオノーラは、ソフィーヤの名を叫び、側に向かう。

 

「じゃあ今日はもう帰るね〜ばいばいお姉ちゃん達♪」

 

オルガは、工場の屋根に飛び移り、そのまま去っていった。

 

 

 

 

「ソフィー……」

 

エレオノーラは、ソフィーヤを抱き起こした。

 

エレオノーラの手には、ソフィーヤの背中から出た血が付いていた。

 

「本当は…分かってたわ。私が…殺されるのは…」

 

「なら何故、オルガとの共同戦線を解除しなかった!お前が陣地を預かっていたんだろう…」

 

「この間、聞いちゃったのよ…私は邪魔だから…次の戦闘後に殺すって…」

 

「だからなんだって言うのよ!全然理由になってないじゃない…」

 

リュドミラは、言った。

 

「何故だかね…どうしてだか…あの子から離れられなかったのよ………」

 

「それってどういう…………!」

 

ソフィーヤは、目を閉じていた。

 

 

 

それからソフィーヤが目覚めることはなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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