魔法少女物語   作:すぴてぁ

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今回最終回です!!


20話 影VS雷

海岸

 

エリザヴェータとの決戦を前に四人は作戦を練っていた。

 

「それでミラ…作戦ってどうするの?」

 

ヴァレンティナがリュドミラに問いかけた。

 

「そうね…まぁ何個かあった方がいいわよね」

 

「ならば挟み撃ちにするか?」

 

エレオノーラが言った。

 

「それって四方向から一気に行くってことかい?」

 

アレクサンドラが言った。

 

「いや。2対2で行こう。そうすればサポートできる。」

 

「そうね。今回ばかりは貴方の意見に賛成してあげる」

 

「貴様何様のつもりだ!!」

 

すると、リュドミラとエレオノーラは口喧嘩を始めた。

 

「だいたい貴方はいつも…」「お前こそそうだろ!」

 

「サーシャ…どうしよう」

 

ヴァレンティナはアレクサンドラに助けを求めた。

 

「そうだね…じゃあ今回は二人の仲を深めるために僕はヴァレンティナと組むよ」

 

「そっか!そうすれば二人とも仲良くなるよね!」

 

エレオノーラとリュドミラをおいて、ヴァレンティナとアレクサンドラは作戦について話していた。

 

「なぜこいつと…」「どうして貴方みたいなのと…」

 

「ほら、息ぴったりじゃないか?それとも、不満なら僕に勝ってからにしようか…」

 

アレクサンドラは腰に収めている双剣の柄に手をやる。

 

「「わ、わかりました」」

 

「よろしい。それじゃあもう一つくらい作戦作っておこうか」

 

「あの…さっきの作戦の前にやりたいことがあるの…」

 

ヴァレンティナが小さく手を挙げ言った。

 

「珍しいわね。ヴァレンティナから言うなんて」

 

「う、うん。今回は…絶対に勝ちに行かなくちゃいけないから…それで作戦はね……」

 

 

 

 

 

 

 

夜 高層ビル

 

「ごめんね。すぐ頼っちゃって…」

 

「別に……これで最後なんでしょ?」

 

「うん…これが最後…」

 

ヴァレンティナは、先程三人に話していた作戦を実行するためにリップルを呼んでいた。

 

「にしてもさ〜いい顔するようになったよな〜」

 

リップルだけではなくトップスピードも呼んでいた。

 

「ほえ?私ですか」

 

「おう。最初の頃は、おとなしかったのに今となっては自分から戦いに挑むとは…」

 

「お前誰目線だよ…」

 

「そりゃもちろん先輩魔法少女として!」

 

久しぶりの三人の会話に、ヴァレンティナは心から微笑んでいた。

 

『ヴァレンティナさんそろそろお時間です』

 

イストワールがマジカルフォンから現れ言った。

 

「うん。それじゃあトップスピードさんお願いします」

 

「おう!お前らも気をつけろよ」

 

そう言ってトップスピードは飛んでいった。

 

「お待たせして申し訳ありません…」

 

「「!!」」

 

二人は声がした方に視線をやった。

 

「こうして会うのは初めてですわね。エリザヴェータですわ」

 

「これで最後なので、全力でやらせてもらいます…リップル!」

 

「あぁ…」

 

リップルは先手を切り、エリザヴェータに刀を振るった。

 

「あらら?戦姫でもない貴方と戦うのですか?」

 

「お前さえ倒せば終わるんだ…なんだってしてやる!」

 

「ふふっまぁ少しはやるようですね……!?ヴァレンティナの武器は?」

 

エリザヴェータは未だに動かないヴァレンティナに目をやった。

しかし、ヴァレンティナは武器を持っていなかった。

 

「リップル!作戦開始」

 

「了解…」

 

リップルは、魔法を使い手裏剣とクナイを大量にエリザヴェータに向けた。

 

「なかなかやるようですね…ですがこのままではヴァレンティナに攻撃できてしまいますわよ」

 

エリザヴェータは魔法で増えた鞭の先端を振るい、攻撃を弾いた。

 

「それが作戦なんですよ…」

 

ヴァレンティナはそう言うとエリザヴェータの左腕をつかんだ。

そして、そのままビルから落ちた。

 

「いったい何をしているんですの!自殺のつもりで……!?」

 

エリザヴェータが見たのは、ワープゾーンを展開している大鎌を持っているトップスピードだった。

それを確認したヴァレンティナは、ワープゾーンに向かってエリザヴェータを投げ飛ばした。

 

「なるほど…随分作戦を練ったようですね…っふ…」

 

エリザヴェータはワープゾーンへ姿を消した。

ヴァレンティナは、トップスピードの箒へうまく着地した。

 

「トップスピードさん有難うございます」

 

「お、おう。これ結構重たいな…」

 

「私はもう慣れちゃいました。それじゃあみんなのところに行ってきます」

 

そう言うとヴァレンティナはワープした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……ここは…」

 

エリザヴェータはワープした先に困惑した。

 

「ここは、ヴァレンティナの町にある森よ。ここならいくら暴れても問題ないわ」

 

「あらあらこれはこれは、リュドミラではありませんか?」

 

「私のことも忘れないでもらいたいな…」

 

エリザヴェータの背後からエレオノーラがきた。

すると、ワープしてきたヴァレンティナも到着した。

 

「さぁ、始めましょうか…最後の戦いを」

 

 

 

 

 

 

 

「エレンっ貴方と戦えるのがとても嬉しいわ」

 

「お前にエレンなどと呼ばれる筋合いはない!」

 

エレオノーラは風を纏った剣をエリザヴェータに振りかざした。

 

「私のことも、リーザで構いませんわよ!」

 

エリザヴェータはその剣を無数の鞭で弾いた。

 

「凍てつけ!」

 

リュドミラは氷を纏った槍をエリザヴェータに振るった。

 

「燃えよ!」

 

背後からは、炎を纏った双剣を振るうアレクサンドラ。

 

「ふふっ甘いですわよ!」

 

エリザヴェータは高く宙に舞い、ヴァレンティナに向かった。

 

「私の狙いは最初から貴方ですのよ!」

 

(!?…あれが、エリザヴェータの本気…)

 

「「ヴァレンティナ!!」」

 

リュドミラとエレオノーラが叫んだ。

 

しかし、無数の鞭は雷を纏い、ヴァレンティナに振るっていた。

 

「さようならですわ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(あれ?痛くない………!)

ヴァレンティナが見たのは、

 

「……………ッ!」

 

双剣でいくつかは弾いたが、抑えきれずその身で受けた…アレクサンドラだった。

 

「サーシャ…」

 

「約束した…から…この炎で、守ると…」

 

「……でも、」

 

「戦って…くれ…」

 

それを最後に、アレクサンドラは目を覚まさなかった。

 

エレオノーラとリュドミラは唖然としている。

ヴァレンティナは、アレクサンドラから双剣を抜き取り、エリザヴェータに近づいた。

 

「あらら…復讐ですの?…でも」

 

エリザヴェータは、ヴァレンティナに鞭を振るった。

切口から血が出るが、足を止めなかった。

 

「……斬る」

 

ヴァレンティナはそれと同時に二本の剣をエリザヴェータに刺した。

 

「……ふっこんな小さな剣で私が殺せるとでも…」

 

「…燃えよ…」

 

すると、二本の剣は炎を纏った。

エリザヴェータに刺したまま。

 

「!!…貴方…まさか……ッ」

 

それを最後に、エリザヴェータは炎の中へ消えた。

 

「…ヴァレンティナ」

 

「ついてこないで…大丈夫だから」

 

「しかし…「今はそっとしておきましょ」…あぁ」

 

リュドミラはエレオノーラの肩に手を乗せいった。

 

「落ち着いたら連絡するね…」

 

そう言ったヴァレンティナは森を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、ヴァレンティナから連絡は一ヶ月が経とうともこなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




はい。

ギクシャクした最終回でした。

続編は書くつもりですが、だいぶ遅くに出すと思います。

次の話に合わせるアニメを決めますので、お待ちください。

では、最後に



遅くなってすみませんでした!


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