バカと千恋万花   作:京勇樹

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この場を借りて、先に謝罪します
この作品、後二話ほどで終わりを迎えます
その理由ですが、PCが壊れて、なんとか復旧したんですが、千恋万花が出来なくなりました(死活問題)
それにより苦渋の決断ですが、予定より早い終了となります
一通りプレイし、基本ルートは覚えてたんですが、予定していた芳乃ルートの詳細な話を覚えてないんです
ですから、本当に申し訳ありません
今お金に余裕もなく、中古品すら買えません(冬は、イベが盛りだくさんだから、お金を使ってしまった……すまぬ……)
本当に、申し訳ありません(土下座)
後僅かですが、最後までお楽しみください(土下座)


タタリとの決着

「行くよっ!」

 

明久はそう言いながら、刀を抜刀

タタリ目掛けて、駆け出した

だが次の瞬間、弾かれるように横に跳んだ

その直後に、頭上から三本の尻尾が叩き付けられた

その太さは、バスケットボール並に太い

直撃を受けたら、無事では済まないのは明白である

 

「つぅ!?」

 

しかも叩き付けられた衝撃で、石が明久達に襲いかかる

明久は地面に四つん這いになって避けて、茉子と芳乃の二人は木の後ろに隠れて凌いだ

そして今度は、タタリが動いた

その巨体からは予想もしない速度で走ると、明久に向けて前足を振るった

その一撃は防いだが、あまりの威力に吹き飛ばされた

吹き飛ばされた明久は木にぶつかり、強制的に息を吐き出させられた

だが、固まっている余裕はなかった

明久はすぐに、その場から転がるように移動

タタリが振り下ろしてきた尻尾を、回避した

 

「流石に、動きが違う!!」

 

明久はそう言いながら、岩影に隠れて、タタリが飛ばしてきた石を凌いだ

そこに

 

「はぁっ!!」

 

茉子が動いた

茉子は数本のクナイを飛ばして、それをタタリが防いだ瞬間を狙って小太刀を繰り出した

その一撃で尻尾を一本切ったが、茉子は無理せずに即座に後退

タタリの右前足を避けた

風圧で、生垣の葉が散る

そこに

 

「えぇい!」

 

今度は、芳乃が接近

鉾鈴をタタリの背中に突き刺した

その一撃は効いたらしく、タタリは雄叫びを上げた

だが芳乃は、追撃をすることなく離脱した

相手は、並のタタリではない

無理に追撃し、攻撃の直撃を受けたら無事ではないだろう

だから、一撃離脱戦法で少しずつだろうがダメージを与えていく

三人は、そう判断していた

するとタタリは、芳乃を攻撃しようと振り向いた

そこに

 

「疾!!」

 

まるで疾風のように、明久が駆けた

明久はタタリの横を通り過ぎ様に、一閃

更にもう一本、タタリの尻尾を切飛ばした

それを見た明久は

 

「今が好機!!」

 

と刀を返した

明久が狙ったのは、最後の一本

明久が放った一閃は避けられたが、そこに茉子が動いた

茉子は数本のクナイと繋げた鎖を、投げた

茉子が投げた鎖付きクナイは、広範囲に広がってタタリを地面に押さえつけた

理想としては投網だったが、ムラサメの力が宿っていたのは鎖だけだった

しかし、タタリは非実体である

一時は押さえつけたが、直ぐに脱出しようとした

芳乃は鉾鈴で、左後ろ足を切り落とした

すると、少しずつ再生していた尻尾の再生が停止

一瞬にして、新しい足が生えた

どうやら、足の再生に力のを回したようだ

恐らくだが、機動性の低下を嫌ったのだろう

足を再生させたタタリは、鎖の力に抵抗しつつ、最後の尻尾を隙間から出して、大きく振り回した

芳乃は茉子が庇ったために、攻撃は受けなかった

茉子は、纏っていたくノ一の服に宿っていたムラサメの力で、なんとか耐えた

そして明久は、駆け出していたが刀でいなそうとした

だが刀が当たった瞬間、そこを基点に尻尾が急旋回

刀諸とも、明久を縛った

 

「なっ!?」

 

それは予想していなかった明久は、思い切り高く放り投げられた

 

「うわぁぁぁぁぁ!?」

 

「吉井さん!?」

 

「芳乃様!!」

 

芳乃は明久が投げられたことに驚き、明久を視線で追った

だが、その隙をタタリは見逃さすことなく、鎖から離脱

態勢を立て直し、二人に相対した

それに二人は、腰を深く落として構えた

明久は心配だが、油断出来る状況ではない

二人に隙が無いからか、タタリはジッと動かない

下手に動けば、強力無比の一撃を受ける

そう判断した二人は、身構えた状態で動かなかった

その時

 

「貰ったぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

なんと明久が、体を発光させながら落ちてきた

タタリが気づき、頭上から現れた明久の攻撃を避けようとした

だが

 

「させません!!」

 

茉子がクナイを大量に投擲し、それをタタリが尻尾で弾いたことで妨げられた

そして

 

(しゃ)ぁぁぁ!!」

 

雄叫びを上げながら、明久は大上段から刀を振り下ろした

その一撃は、タタリの胴体を両断

数秒後、タタリは消滅した

その直後に明久は、なんとか着地

タタリが消えたことを確認し、光

ムラサメの力を消した

それは、咄嗟の行動だった

高く放り投げられた明久は、木を突き抜けながらムラサメに、力を体に回すように指示

片手で適当な枝を掴み、その反動を利用してタタリ目掛けて落下

一撃を叩き込んだのだ

ムラサメの力が消えた明久は、仰向けに横たわり

 

「よっしゃ……終わった……終わったんだ……」

 

と呟いた

これが、タタリとの最後の戦いになった

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