ネタが続かないときはなかなか進まないですごめんなさい。
「紅茶にする?それともハーブティー?」
「あっ、それじゃ紅茶を、、、」
まっててと言ってキッチンへ向かうエルダを見ながらエルダさんの家を見渡す。なんか外見よりデカイ?
すぐ目についたのは家を走り回る小さなうさぎだ。どうやら来客を知らせるための物みたいだが可愛らしく、その姿は本物と見間違う程のレベルにいる。これも魔法か、、、
「ここに来るまで特に何もなかった?」
紅茶を持ったエルダさんがやってきて聞く。
「いえ、特に何も、、」
咄嗟に嘘をついた。無駄な心配を掛けたくないという思いと面倒くさいと言う思いが僕の心に現れた。
「ホント?嘘言わないで!細かいことでもいいからしっかり話しなさい。」
突然の厳しい口調のエルダさんに僕は萎縮気味になってしまう、、、
「ごっごめんなさい、、、」
「どうしたの」
「あっ、いや、怒ったのかと、、、」
「半分正解。でもそんなに厳しい感じだった?」
自覚ないのかぁ〜こりゃきついぜ、、、
「そういえば、彼にも言われたな、、、気をつけてるんだけどなぁ。で、なにかあったんでしょ。」
あっさり今の会話が無かったことにされた気がする、、、だが
確かに何もなかった訳ではない。ロンドンに着いてから
「大したことじゃないんですが、ロンドンに着いてからずっと嫌な感覚がするんですよ。ほんの少しですけど」
「嫌な感覚?」
我ながらここまで確信の無いものがあるだろうか、、、
「なんかこう、、、言い表しにくいんですが、悪意と言うか、なんというか、、、この国に来てずっとなんですよ。妖精のイタズラですかね?」
エルダは僕の顔を覗き込みながらふ〜んと言った。
関心とも驚きとも呆れともとれるその声の真意を掴むのは難しい。
「やっぱりジャックの言っていた通り、凄い子が来たわね。」
「へ?」
思っていた反応との違いに思わず変な声が出てしまった。
こいういうのって恥ずかしいよね、、、
「そんな小さな物に気づくなんてねぇ。私達みたいにその土地に住んでる人間には到底気づけないようなレベルの物よ。ジャックから聞いたわ、センスのいい子が来るって。まさか卵が来るとわね。」
「卵?」
「
「遅い、、、ですか?」
何歳で魔力を感知できるのがいいとかはさっぱり分からない。
(もっとジャックさんの元で聞いてくるべきだったかなぁ)
「ええ、遅いわ。普通なら物心ついた頃には目くらましを掛けてない隣人くらいなら見えるはずだわ。そう言うの今までなかったんでしょ?」
思い当たる節は一切無い、、、
「はい。あれ以外は今までありませんでした。」
「それならやっぱりあなたは特別だわ。まあそっちを詳しく話す前に聞きたいことがあるわ。」
「私のファーストコンタクトの事ですね。」
この話するの何度目だろう、、、
「この話するの何度目だろうって顔してるわね。何驚いた顔してるの。フフ、その位はわかるわよ。こういうのはやっぱり本人から聞くのが一番だから。」
読 心 術
僕は三度目の解説タイムに入った。話すことは変わらないが、相手の反応は別物だった。詳しく質問を入れ、複雑な表情で話を聞いていた。まさに真剣にというやつだ。
一通り話す頃には僕の喉に渇きがやってきていて、いい加減冷めている紅茶を一口飲みながら、エルダさんの反応を見た。
「ウウム、、、」
こういう反応もお馴染みとなってきた。しかしなんだか眠くなってきたな。疲れたのかなぁ
「ちょっと時間がほしいわ。考えを練る時間が。」
「そうですか、、、、、それ、、、じゃ、、、、、僕のしつも、、、んを」
疲れとはずいぶん回りがはやいなぁ
一気に眠くなってきた、、、エルダさんが僕の眠そうな顔を覗き込んでいる。
「それもいいけどあなた随分眠そうね。話は明日でもできるわ。取り敢えず2階の部屋が空いてるから。」
声にエコーが掛かって聞こえてくる、、、
エルダさんに手を貸してもらってなんとかベッドに辿り着いた所で意識が途切れた。
温かい日差しが顔を差す。目が覚めたら知らない天井だった。
下に降りるとキッチンからエルダさんが出てきたところだった。
「よく眠れた?」
にこやかな笑顔が気持ちのいい朝をより美しくしてくれる
「はい。おかげさまで。昨晩はご迷惑おかけしました。」
昨日会話の舞台となったテーブルには二人分の朝食がならんでる。
(なんか悪い気がしてきたなぁ)
「いいのよ。私もちょっと時間が欲しかったし、何より貴方、来たときすごい疲れ顔だったのよ。」
全く自覚がなかったが思えばそれもそうだ。飛行機で長距離を飛び、そこからここまでバスを乗り継ぎ。疲れないわけがない。
「ハハハ、、、顔に出てましたか」
(ぜんぜん笑えねぇ)
「まあ、取り敢えず食べましょう。冷めちゃうわ。」
最近はジャンクなものしか食べてなかったせいか、エルダさんの手づくり料理は見た目も味も鮮やかに感じる。
食べながらも昨日の話は続いてく。
「少し考えてみたけど、やっぱりそのローブが原因の可能性が高いわ。花が咲くにはそういう魔力的な体験が一番だからね。」
確信を持った声で言うエルダさんを見ながら質問を続ける。
「とすると、意図されたものだと?」
「断言はできないけど恐らくは。」
「はあ、、、あとさっき言ってた花ってのはアガ、アガ、、、」
「アガヴェ・エクネ?」
「そうそれです。そういうことですよね?」
「そういえばまだ詳しい話はしてなかったわね。そう、貴方の言うとおりよセトくん。」
初めて名を呼ばれた気がする。あれ?いつ名乗ったけ?
昨日の記憶が曖昧でしょうがない。
「いいわ。詳しく話しましょう。貴方の人生を大きく変えたその力を。」
運命を変えたその力 竜舌蘭の花(アガヴェ・エクネ)
エルダから説明を受けたセトはあることを希望するが、、、
次回ブッチャー最後の、、、あ!台本間違えた。
オホン
次回『竜舌蘭の花』
さて、どう戦いぬくかな?
誰だ!台本ごちゃまぜにした奴!