転生者は平穏を望む   作:白山葵

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はい。愛里寿の脅威度ランキング作ってみました。
せっかくだから、番外編で。即興で書いてみました。

ですから本編にまったく絡みません。
メタ発言ありです。

完全に番外編。

飛ばしてもらっても構いません。
キャラなんて端から崩壊してます!



閑話【 番外編 】 ~愛里寿先生の脅威度ランキング~

「こんにちは。オレンジペコです。まずは講師の島田 愛里寿さんです!」

 

「…こんにちは」

 

「そしてもう一人のゲストは、ローズヒップさんです」

 

「こんにちは! ですわ!!」

 

「はい。では、今回のお話は、前回の話で登場もしましたね。「愛里寿さんの脅威ランキング」です」

 

「…はい」

 

「人様にランクを付けてしまうなんて最低な事を、無理にお願いして発表してもらいます!」

 

「…正直、嫌」

 

「あの! オレンジペコさん!!」

 

「では、すぐにでも発表してもらいましょう!」

 

「オレンジペコさん!!」

 

「……なんですか? ローズヒップさん。今もう本番中ですよ?」

 

「いや…なんで私が呼ばれたのかお聞きしようと…私、今回本編出ていませんわよ?」

 

「…さぁ?」

 

「……さぁって…。なんか性格少し変わっていませんか?」

 

「ブペ子だのダペ子だの、読者の方にも喜ばれて、呼ばれてますからね!! どっちでもいいですよ!!」

 

「……気にしていたんですのね…」

 

「さぁ、ランキングの発表です!! ここ不思議時空よりお送りします!!」

 

「…上位から行く。上の方が脅威度が高い」

 

 

 

【 ランク SS+ 】

 

 逸見 エリカ

 

 

 

「…正直、この黒森峰副隊長は意外でした…ダークホースです」

「要注意。正確には、現地点ではAランク…将来性見越してこのランク…………脅威。本当に怖い」

 

「お紅茶おかわり下さいまし!」

 

「閑話でも分かるように、彼女は幼馴染、妹属性、さらに現在ツンデレ属性付きのトリプル」

「……属性って…」

「この状態から、「西住 まほ」…さんへの、忠誠というか、愛情というか…それらが全て、お兄ちゃんに移ったら?」

「」

「……まだこれも、初期段階」

「…」

「……ネタバレになるから、この女の事は、これ以上喋らない。というか喋りたくない」

「女って…わかりました、では次ですね」

 

 

 

【 ランク S 】

 

 1位 西住 まほ

 

 2位 オレンジペコ

 

 3位 ノンナ

 

 4位 ケイ

 

 

 

「……」

「…「西住 まほ」さんは、言わずもがな。胸、大きい」

「……」

「貴女は…何気にお兄ちゃんの大事な時の、大事な部分を支えたから。実は貴女に出会う時。結構、精神的に追い詰められてた。胸は小さいけど」

「……」

「「ノンナ」さんは、正直お兄ちゃんの好みの女性そのモノ。胸、大きいし、真面目だし…胸、大きい」

「……」

「「ケイ」さんは、今回まではランクCだった。今回の行動と発言で、確実にお兄ちゃんの好感度を上げた。脅威。胸、大きい」

「……」

 

「お茶請けも何か、頂けますか!?」

 

「…どうしたの?」

「…いえ。なんというか…ちょっと泣きそうです」

「……あの。これ、私が脅威に思った人だから…。お兄ちゃんの好きな人ランキングじゃないから…」

「わかってます、わかってますけど……一番胸の大きい人にも勝ったし…」

「そこ?」

「あれ? でもこれ、ランクSですよね?」

「そう」

「……あれ? ま…まぁいいです。次行きましょうか?」

「わかった。……次が一番多い」

 

 

 

【 ランク A +】

 

 1位 西住 みほ 恋人(仮)

 

 2位 冷泉 麻子

 

 3位 角谷 杏

 

 4位 ペパロニ

 

 5位 武部 沙織(メガネ)

 

 6位 チーズ臭いツインテール

 

 7位 カルパッチョ

 

 8位 盗賊団頭目

 

 9位 秋山 優花里

 

 同列(仮) 小山 柚子

 

 11位 ローズヒップ

 

【 ランク A 】

 

 

 

「……」

「まず「西住 みほ」さん。お兄ちゃんが、この人を選んだのが意外だった。西住姉か、貴女を選ぶとばかり思った」

「……あの、お付き合いされている方ですよ? え!?」

「…正直、私もまだ勉強不足。だから現在は、ランクS+」

「でもランクAって…しかも恋人(仮)って……」

「…………何か上位に持っていくのが嫌だった」

「……」

「あまり多くは、語らない方がいいとカンペがでたので次」

 

「おケーキとか、ありませんの?」

 

「つ…続いて、「冷泉 麻子」さん…ですか? サンダース戦の時の…」

「…お兄ちゃんが、癒し系と言っていた」

「……ヤハリ、コノカタデスカ…」

「お兄ちゃんの性格上、癒し系と言われる人は、大抵危ない…。お兄ちゃんの保護欲というか…父性が全力全開になる。よって貴女も脅威」

「に…睨まないで下さい…ウフフフフフ…」

「…」イラッ

 

「こっれ! おいひぃですわ!」

 

「大洗学園の生徒会長」

「あれ、意外ですね。この方Aランクですか? てっきり…」

「本当はSランクでもいい。でも今回の件で、下がった」

「え…」

「肩車」

「あー…あれ? でもそれ思いっきり私情はいってません?」

「入ってる」

「え……」

「入っているけど?」

「あー…はい。もう結構です…」

 

「では…次は、「ペパロニ」さんですか」

「臭い」

「」

「臭い」

「あの…彼女も…その、年頃の女性ですので…その一言は…」

「…彼女はお兄ちゃんと趣味も合う。性格も好みらしいし。臭い」

「…辛辣ですね…」

「後、着痩せするタイプ。大きい」

「チッ!」

「6位と7位も、似たような理由。後は…内緒。ネタバレになりそうだから、やめとく」

「名前くらい呼んであげてくださいよ…」

「ちなみにチーズドリルから、下がランクA」

「…ドリル」

「次」

 

「そろそろお腹一杯になってきましたわ……」

 

「「武部 沙織」さん。メガネ。胸大きい。以上」

「……」

「何?」

「…いえ。結構適当にランクつけてません?」

「…彼女が、大洗でお兄ちゃんに助けられた人」

「!!」

「よってランクA。…理解した?」

「…………もう1ランク上げたらどうでしょう?」

「正直迷った…でも、まだ分からないから…次」

「はい」

 

「……ちょっと気持ち悪くなってきましたわ」

 

「盗賊団頭目って…」

「奴は盗んでいく。物理的に。本気で」

「……あの、継続の隊長の事ですよね?」

「胸おっきい」

「…他に言うこと無いのですか?」

「…相手は、お兄ちゃんだけど?」

「……次」

 

「でもまだ、いけますわ!!」

 

「「秋山 優花里」さん。隆史様の…ファーストキスのお相手ですね」

「違う」

「え…でもご本人が…」

「アレは人命救助。キスとは違う、別次元」

「そ、そうですか…あれ? では、ファーストキスの相手って…私!?」

「……」

「……」

「…訂正。「秋山 優花里」さんが、ファーストキスの相手」

「!?」

「彼女は結構無垢。だからそんな彼女が、お兄ちゃんに迫ると危ない。よってAランク」

「…愛里寿さん」

「例えば、現在約束中の野営時に、お兄ちゃんが覚醒状態だとして…」

「」カタカタカ

「そこに、彼女が迫ったら本気で危ない。危険が危ない」

「……」

「次」

「……」

 

「お紅茶、まだ頂けますか!?」

 

「「小山 柚子」さん。大洗学園生徒会の副会長さんですね」

「……彼女のランクは、上下が激しい。情緒不安定じゃないのか? と思うくらい」

「…え」

「納涼祭の前日まで…正確にはサンダース戦時の時。彼女ランクは、SS+。逸見エリカと同等」

「」

「唯一シラフの状態で、お兄ちゃんが本気で抱きしめた女性が彼女。あの母性は危ない。現段階も特別監視対象」

「監視って…」

「「角谷 杏」さんの事があり、気を使い始めた段階から、徐々に下がっていった」

「…あの」

「彼女が、人間関係無視して、本気を出したら…と思うと本当に怖い。後、胸大きい」

「…」

「次」

 

「…眠くなってきましたわ」

 

「……」

「……」

「なんでこの方が、ランクインしてるのでしょうか?」

「…仕事して」

「あっ! はい!! やっと私の出番ですか!?」

「お兄ちゃんは、裏表の無い女性が好き。よってランクイン」

「えー……」

「なんですの!? 褒められてますの!?」

「「ローズヒップ」さんは、な・ぜ・か、お兄ちゃんの癒し枠に入っている」

「え!?」

「次」

 

「あれ? もういいんですの?」

「…本来、貴女はコメンテーターとして呼ばれてる。仕事して…」

「え!?」

「次」

 

 

 

【 ランク B 】

 

 1位 ダージリン

 

 2位 近藤 妙子

 

 

 

「ダージリン様ですわ!! ダージリン様!!」

「…うるさい」

「意外です…本当に意外です……」

「おめでとう」

 「「え?」」

「貴女達は下克上に成功」

 「「……」」

「お兄ちゃんの優しさ込みで、ランクA。ギリギリで」

「あの…ダージリン様の事、お嫌いなんですか?」

「…興味が無い。興味が無いのに好きも嫌いも無い」

「」

「……まぁ正直に言えば、ランクアップを阻害しているのは、貴女」

「え!?」

「お兄ちゃんのプライベートでは、『聖グロリアーナ=オレンジペコ』となっている」

「!!!」

「好感度は、貴女の方が格上」

「ウ……ウフフフフフフフフ///」

「だから」

「え?」

「夜道には注意して」

「」

「…この事、ダージリン様に報告しなくてよろしいのでしょうか?」

「ローズヒップさん!! 話の流れで理解してください!!」

「次」

 

「「近藤 妙子」さん。最初にお兄ちゃんが、助けた人」

「…なんか、隆史さんって……本当に節操ありませんわね!!」

 

 「「……」」

 

「な…なんですの!? 揃って、睨まないで下さいまし!! なんで立ち上がるんですの!?」

「…この方、まだエピソードが残されてますからノーコメント…ですかね!」

「人生で初めて、お兄ちゃんがナンパした人。そして大きい」

 「「!?」」

 

 

 

 

 

 

「…もういい? そろそろ帰りたい。ボコの録画見ないと…」

 

「あぁもう少しですから!」

 

「」カタカタカタカタ

 

「ランクCの方、一般人って認識でいいのでしょうか?」

 

「名前が出てこない人は、全員ランクC。有象無象」

 

「…言い方……あっ!!」

 

「何?」

 

「」カタカタカタカタ

 

「家元達はどうなのでしょうか?」

 

「母上? 西住流家元も?」

 

「そうです」

 

「………絶望したいの?」

 

「え…」

 

「やめておいたほうがいいと思う。というか、自分の母親を競争相手に見たくない……」

 

「……ですね、すいません」

 

「あ…ただ、番外として…」

 

「はい?」

 

「ランクBにもう一人いた」

 

「……え」

 

「酒蔵の一人娘。名前はまだ知らない。これはただの直感。女の勘」

 

「……」

 

「次」

 

「あぁ後、「五十鈴 華」さん。 彼女もランクCなんですか? ちょっと意外ですね」

 

「…現段階では、彼女はお兄ちゃんにとって」

 

「はい?」

 

「恐怖の対象」

 

「……」

 

「まだどう動くか分からない。ネタバレになるからノーコメントで」

 

「……」

 

「」カタカタカタカタ

 

 

 

「では、今回はここまでという事で、ランキング発表を終わらせてもらいますね!」

 

「やっと終わる…」

 

「…本当に私、なんで呼ばれたんですの…お腹いっぱいになりましたからいいですけど…」

 

「知りません!!」

 

「……」

 

「では、今回の愛里寿さんへの報酬は……ベコのぬいぐるみです!」

 

 

「…は?」

 

 

「おっきいですよねぇ…私、ベコ派なんですよぉ」

 

「……え? 敵? 貴女、私の敵なの?」

 

「違いますよぉ? 私は隆史様の味方です!!」

 

「……」イラッ

 

「あ。構いませんよ? 捨ててもらっても! 中の人、隆史様ですけどね!!」

 

「…………」

 

「では。ご機嫌よう、さよ~なら~」

 

 

 

 

「……なるほど。これがブペ子」

 




はい、閲覧ありがとうございました

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