転生者は平穏を望む   作:白山葵

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時間短縮の為に今回、ロシア語会話の場合 [ ] 表記にしました


第 6 話~続・男子会です! プラウダ高校の場合~

『はい、んじゃ次はプラウダだな』

『『 …… 』』

『どうした?』

『いや…お前、一体どんだけ、他校に知り合いいるんだよ…』

『それにロシア語の先生って、どういう事だ?』

『そのまんまの意味だけど…あ、ちょっと待て。…だから袖を引っ張るな』

『『 !? 』』

 

 

 

[ どういう事ですか? 同士クラーラ ]

 

[ どういう事? …知りませんでしたか? ]

 

[ …初耳です ]

 

[ 以前、留学の為に青森港に下見に出向いた際に、彼と出会いました ]

 

[ …… ]

 

[ 心配なさらないで下さい。彼とは、そういった仲ではありませんので ]

 

[ …… ]

 

[ …ところで…カチューシャ様が、見当たりませんが…? ]

 

[ …カチューシャは今、お昼寝…!? いない!? ]

 

…なんだか、プラウダ高校の席が騒がしい…。

ロシア語で会話をしている為か…何を言っているのか分からないから、少し不安になるなぁ…。

隆史君いれば翻訳してくれると思うんだけど…画面に写ってるしなぁ…。

 

あ。

 

あぁ!?

 

 

 

 

『まぁ、青森に来ていた彼女と会ってだな。彼女はそこで、俺がプラウダ高校…まぁ、カチューシャの知り合いだと知った訳だ』

 

『『 …… 』』

 

『丁度、ノンナさんとカチューシャに内緒で、ロシア語勉強しようと思っていた所でな』

『ちょっと! 内緒にする意味が分かんないわよ!』

 

『『 …… 』』

 

『まぁ色々あってだな。ネットのライブ映像とかで、教えてもらう事になってなぁ…』

『…その色々ってのが、一番重要だと思うのだけど!?』

 

『『 …… 』』

 

『対価が、カチューシャの動画とか、写真とかだったな!』

『はぁ!? それで一時、私の事を携帯でやたらと撮影してたの!?』

『許可取ったじゃないか』

『んな事に使われると思わなかったわよ!!』

 

『『 …… 』』

 

『そういった経緯だ。な? 別に変な事じゃないだろ? 現地の人間に教えてもらうのが一番かと思ったんだ』

 

『いや…尾形』

『もう、そんな事よりな』

 

『んぁ?』

 

『その、膝の上のなんだ?』

『カチューシャだな』

『上のって何よ! 失礼ね!!』

 

『…………』

 

『何よ、タカーシャ』

『いや…なんでいるの?』

『気づけよ!! 流れる様に膝の上に乗せてたぞ!?』

『……記憶にない…』

 

 

 

 

[ カチューシャ!? ]

 

[ 私達に気付かれないように、会場を抜けるなんて… ]

 

…現場に、カチューシャさんがいる。

理事長も予想外だったのか、口を開けて固まっているなぁ。

 

「カチューシャ…。堂々とまぁ…良くあの場に行こうと思いましたわね」

 

「流石に、この状態を暴露するとは、思いませんが…思い切りましたね」

 

「…というか、よく尾形さんの居場所が分かったものね」

 

「「 …… 」」

 

「「隆史さん」…じゃなくて、よろしいのですか? アッサム?」

 

「……」

 

「……」

 

「…というか、よく隆史さんの居場所が分かったものね」

 

「…綺麗に言い直しましたわね…」

 

「……」

 

あれだね! 

周りが冷静じゃないと、自身が冷静になる原理と一緒だね!

喉元過ぎれば熱さを忘れる…って奴かなぁ…。

…麻痺してきた自分が嫌だなぁ…。

 

 

 

 

『会場が暇だったからこっち来たの!!』

『暇って…お前…。この場所良くわかったな』

『廊下で、フラフラしている、元気なのか、疲れているのか、よく分からない状態のタカーシャを見かけたのよ』

『……アノ、アトカ』

『…その後ろを着いてきたわ!!』

 

『『『  ……  』』』

 

『…もう、突っ込み疲れたから…このまま行こうぜ…』

『本人目の前にしてか!?』

『なによ!! 文句あるの!?』

『イエ、ナニモゴザイマセン』

 

『んじゃ、まずカチューシャだな』

『どうするんだ尾形』

『まず、アンケート結果ってな『海賊』』

 

『 海 賊 』

 

『来たな…また被せてきた…』

『でもまぁ、普通だな』

『ちなみに、ヴァイキングも似合うと思ったけど、パイレーツの方な』

『でもなぁ…』

『なんだ? 異論あるのか?』

『いや、プラウダってロシア風だろ? 北欧の方がイメージ強いからな』

『ふむ、言わんとする事は、分かる……が!』

『なんだよ…』

『当時、ロシア人は、ヴァイキングと敵対していたとか、恐れていたとか色々有るけど…そんな細かい事はどうでもいい!』

『…ふむ。その心は』

 

『 露 出 度 』

 

『『『 …… 』』』

 

『即答したな…』

『お前ら。…ノンナさんいるんだぞ』

『『 …… 』』

 

 

『採用』

 

『…あんた達……』

『カチューシャ選手いるのに、ぶれねぇな尾形』

『大丈夫だ! コレはカチューシャにも、ちゃんと関係ある!』

 

 

 

 

[ 尾形サン…、まさかカチューシャ様にも、如何わしい格好させるつもりでしょうか? ]

 

[ 隆史さんなら大丈夫だと思います。むしろ…私ですかね…… ]

 

…その信頼は、どこから来るんだろう…。

というか、なんで今、ロシア語理解できたんだろう…

 

 

 

『んじゃ、まずカチューシャだな』

『お…おぉ』

『まず、プラウダの大将なら、衣装もキャプテンだな』

『そうね!』

『んじゃコレ』

 

『随分とまぁ…真っ赤など派手なコートだな』

『装飾も…金か…』

『ふん! 悪か無いわね!』

『まぁ、カチューシャはこういった派手なの好きだしな』

『……』

『…どうした、中村』

『尾形が、普通すぎてキモイ』

『…お前』

『…俺がこのまま、終わるわけないだろう…』

『いや…無理するな…。幼女にいかがわしい格好させるのは、犯罪になるんだぞ?』

『……あんた、バイカル湖に全裸で吊るすわよ』

『……』

『まぁまぁ。ちょっと移動するぞカチューシャ』

『分かったわ!』

 

『……』

『……』

 

『…なぁ中村』

『…あぁ』

『…尾形。移動するつって、すげぇ自然に肩車させたな』

『その行動に素直にしたがったな、カチューシャ選手』

 

 

 

 

隆史君…座ったままカチューシャさんを肩に乗せて、画面から見切れてしまった。

呆然とその方向を見続ける、残された二人。

画面からは、ガサガサとちょっと大きめな音がする…。

 

プラウダ席からは、ロシア語で色々と会話が聞こえてくる…。

 

[ 尾形サンが、カチューシャを連れ去りましたよ!!?? ]

 

[ 同士クラーラ。その慌てぶりを見て、安心する私がいます ]

 

[ !? ]

 

 

 

 

『お待たせ』

『お…この衣装と同じ…』

『衣装サンプルが全部あんだよ。試用できないと思っていたけど、丁度本人いるしな』

『でも…これ、サイズが普通の奴だぞ? でっかくないか?』

『…まぁ見てろ。カチューシャ、これを着てくれ』

『今そこの男が言ったように、カチューシャにはおっきいわよ?』

『いいから、いいから』

 

『……』

 

『中村…尾形さ。なんで裁縫セット持ってるんだ?』

『あぁ。尾形は、ある意味お母さんみたいな持ち物、いっぱい持ち歩いてるぞ?』

『……』

 

『ほれ、できた』

 

 

 

 

カチューシャさんが、着せられた派手なコート。

腕の部分を少し縮めて、安全ピンで止めたみたい。

 

…ブカブカだ。

帽子もブカブカだ。

少し斜めになってしまい、顔が少し隠れている。

 

袖はキョンシーみたいに、前に垂れ下がり、手が隠れてしまう…。

裾の部分は、あまりすぎて引きずられている。

コレは…。

 

[ カチューシャ!! ]

 

[ カチューシャ様!! ]

 

プラウダ席が…光輝いている…。

長すぎて、折れた袖口のまま、ブカブカの帽子を直しているカチューシャさん。

……。

隆史君…。

 

 

 

 

『後は、微調整でもうちょっと縮めれば…』

『武器が、二丁拳銃…というか鉄砲』

『袖に、ちょっと隠れてるのがいいだろ!!』

『…よくお前、こんなの思いつくな……』

 

『…タカーシャ。ちょっとこれ大きすぎて嫌なんだけど…』

『はっはー。いいか、カチューシャ?』

『…何よ』

 

『…俺知ってる。あの笑い方する尾形は、ロクな事言わねぇ…』

『…わかってきたな』

 

『少し大きめの服着てるとな、体が自然に追いつこうとしてな! 背が伸びたり、足が伸びたりするぞ!!』

『着る!! これ、着るわ!!!』

 

『すげぇいい笑顔で、言い切ったな…』

『……息をする様に嘘をついたな』

『アイツ、すげぇ自然に言うから、たまに嘘か本当か分からん時あるよな…』

『…なにが、嘘は嫌いだ…だ』

 

『……』

 

『なぁ…』

『いやまぁ…正直、あのカチューシャ選手。俺が見ても可愛いと思うが…』

『尾形…一心不乱に写真撮りだしたな…』

『あれだ…七五三とかで、娘の写真をひたすら撮る、お父さんの気分じゃねぇの?』

『あぁ!! すげぇ納得いく!!』

 

『あ。この武器はどうだ!?』

『ちょっと…重…重いぃ!!』

 

『いや…なんだ? でけぇ、斧持ってきたな…』

『すげぇ小道具をサンプルで置いてあるな』

『カチューシャ選手、真っ赤な顔して、斧を持ち上げようとしてるな…』

『それをまた、バッシャバッシャ写真撮ってるな…尾形』

『もう、これで採用でいいんじゃね?』

『…これでいいな。というか、今更無理だとは言えそうにない…』

 

 

 

 

[ ずるいです!! 尾形サン、ずるい!! ]

 

[ 大丈夫です、同士クラーラ ]

 

[ え!? ]

 

[ カチューシャの写真は、後で隆史さんに送ってもらえます ]

 

[ なっ!? ]

 

[ ですから、今は色々とポーズを取っているカチューシャを愛でましょう… ]

 

[ 本当ですか!? 私にも頂けますか!? ]

 

[ あら? 隆史さんのアドレス知らないのですか? ]

 

[ 知りませんよ…。彼は、あくまでロシア語講座の生徒です ]

 

[ 分かりました。では、()()()で送ります ]

 

[ ありがとうございます!! ]

 

 

 

 

 

 

『ふぅ…堪能した』

『……すげぇ笑顔だな』

『ちょっと癒された…』

『で…携帯いじって何してんだ』

『ノンナさんに、全部今の写真送ってる』

 

『『 …… 』』

 

『娘の写真共有してる夫婦か、お前ら』

『……』

『…なんだよ』

『いや…青森で、それ散々言われたなと…』

『 死ね!! 嫌味で言ったんだよ!! 』

 

 

 

 

「今度あの方に、なにか送りましょう」

 

なんで今、日本語で呟いたんだろうなぁ!?

 

 

 

 

『んじゃ、次はそのノンナさんだな!』

『……』

『……』

『……』

 

『何よ』

 

((( 決め辛ぇ )))

 

『ま、いいわ。私、そろそろ会場へ戻るわ』

 

『『『 !? 』』』

 

『どうせ、私がいるとノンナの衣装、決められないんでしょ?』

 

『『『 !!?? 』』』

 

『まぁ? 少しくらいエッチな会話もするって事でしょ?』

『か…カチューシャ!?』

『私は、何も言わないわよ。…男の子って、そういうものでしょ?』

『カ…カチューシャが、お姉さんだ…』

『…あら、知らなかった? 私の方がタカーシャより、お姉さんなのよ?』

『 』オォォォ…

『私からすれば、そんな事で一喜一憂してる方が、どうかしてるとしか思えないし?』

『…どこ見てるんだ?』

 

『…ないしょ。んじゃ私は行くわ』

 

 

 

 

せ…静寂…。

会場から音がしない…。

 

「流石ですね、カチューシャ」

 

日本語で、何かを噛み締めている様に頷いているノンナさん…。

 

「……」

 

お姉ちゃんも、なにか頭を押さえてる…。

う~ん…。

 

「ちびっこ隊長に言われてしまった…」

 

「一本取られたっすねぇ」

 

……まぁ…隆史君が、思いの他、変態さんなのは分かってたけど…。

 

「……」

 

「河嶋先輩?」

 

「ん? いやな、あのプラウダ高校の隊長の言う事も、分かる…」

 

「そうですね…」

 

「…分かるが。限度というモノが、あるだろう」

 

《 …… 》

 

 

 

 

 

『さて。んじゃノンナさんだな』

『…んじゃ、どうする?』

『これだな! コルセットで、腹下から胸元まで、左右紐で締めるやつ!!』

『即決だな! 迷う必要ないのって楽だな!!』

『それにこの時代のコルセットって、すげぇ胸強調するよな!』

『素晴らしいよな!』

『素晴らしいな!!』

 

 

 

 

 

「な? 壊れた尾形書記だぞ?」

 

《 …… 》

 

ノンナさんが、頭抱えてる…。

 

 

 

 

 

『色は、やっぱりプラウダっぽく、赤と黒だな。カチューシャとセットにするか』

『下はどうする? スカート?』

『そうだなぁ…このレースので、いいか』

『いや、ここはズボンだ。その方が体型を強調する!!』

『…本当に、今日の尾形は神がかってるな……ダメな方に…』

『あっ! 後、この眼帯もつけるか!!』

『…なんか似合うな…』

『黒髪だしな!』

『帽子は?』

『…………』

『どうした?』

『いや…、どうしたもんかと』

『おや、珍しい…迷ってる』

『ほら、ノンナさん髪の毛、すげぇ綺麗な黒髪だろ? あんま隠したく無いなと思ってな』

 

『……』

 

『…なんだよ』

『だから…そういう事をサラッと言うな…』

 

 

 

 

「……っ」

 

……。

 

あの、ノンナさんがニヤケテル…。

 

「…なんて顔してんのよ、ノンナ」

 

「お帰りなさい。カチューシャ様」

 

「…やっぱり、ロクでもない会話を始めたわね…」

 

「……っ!」

 

「あ、今。彼女は口を開くと変な声が出そうらしくです」

 

「……」

 

 

 

 

『んじゃ、コレは? 額に巻くバンダナ』

『……はぁ…林田』

『…お前、馬鹿だろ?』

『は?』

『あのエロいおでこ隠して、どうすんだよ。バカじゃねえか?』

『これだから、童貞は…』

『……』

 

 

 

 

「……」

 

あ。今度は微妙な顔した…。

 

 

 

 

『んじゃ…そのままでも、いいじゃねぇか』

『…それしかないか…。少々残念だけど…』

『そうだな…』

『…泣きそうな顔すんなよ』

 

『んじゃ! ノンナさんも決定!! ノンナさんは簡単だったな!!』

 

 

『…今さらだけど、ノンナさんは、ワイシャツも似合うからなぁ…』

『んじゃ、コルセットの下に着てもらうか?』

『でも胸元空いてないと、女海賊じゃねぇだろ?』

『『 そうだな!! 』』

 

『…ワイシャツもそうだけど、服着てる時のさ…』

『お…おぉ?』

『胸の谷間にできる、左右に引っ張られる感じの、服のシワが好き…』

 

『……』

 

『…ごめん、それは分からん』

『……』

 

『んじゃワイシャツで、左右に引っ張られて、ボタンとの間にできる小さな隙間』

 

『……』

 

『『それは、分かる!!』』

 

『だろ!! ノンナさんなら、それが両方とも再現できるんだよ!!』

 

 

 

 

「…西住」

 

「……はい」

 

「あれは、いいのか? もはや衣装の話じゃないぞ?」

 

「……」

 

 

 

 

『あ、そうだ。新顔のクラーラさんは、どうするの?』

『今回撮影枠に入ってないからな。無しで』

『お前なら想像くらい、しそうなものだけどな』

『…んじゃ、時間無いから、さっさと次行くか』

 

 

 

「 …… 」

 

「クラーラ。あんた、なんでちょっと残念そうなのよ」

 

「タカッいえ。尾形さん、私にはあまり興味が無いのかと」

 

「…逆に、この場面じゃいい事じゃないの?」

 

「そうですかね?」

 

「…ノンナ?」

 

「…………」

 

「…ノンナ? なんでクラーラに顔近づけてんの?」

 

「……」

 

「…ノ…ノンナ? 近くない? え?」

 

「……」クラーラ

 

「…………」

 

 

 

『次は、最後の相手の黒森峰……ってどうした? 携帯見つめて』

『…』

『ん? 着信でもあったか?』

『……あぁ』

『でねぇの?』

『…でるけど』

『話の腰折られても何だからよ、先に済ませてしまえよ』

『…分かった』

 

『…はい。尾形です』

《 …… 》

 

『…いえ、そのような事は……』

《 ……!! 》

 

『…おい、また女の声だな』

『…微かに聞こえるな』

『外出て話せば良いのに…』

『あれじゃねぇのか? さっきのカチューシャ選手みたいに、誰かに出くわしたらまずい…そんな相手…とか?』

『…その割には、なんでか敬語だな』

 

 

 

 

《 …… 》

 

また?

今度は誰だろう…。

あんなに隆史君が、他人行儀な喋り方する、知り合いはいないなぁ…。

 

 

 

 

『え!? はっ!? 来るの!? 大洗に!?』

《 ……?》

『そ…その様な事は、ございませんよ!?』

《 ……♪ 》

『 』

 

『…なんで、あそこまで尾形を動揺させるのだろう』

『相手が気になるな。家元達は、もういるって言ったよな』

 

『…えっ!? いつ!? ちょっ!? 詩織ちゃん!!??』

《 …~♪ 》

 

 

『……切られた』

 

『…知らない名前が出たな』

『今度は、何もんだろうな? また戦車道関連か?』

『あ、尾形が頭を抱えた…』

 

『…マジか……』

『どうした尾形? 浮気相手?』

『違うわ!!』

 

『んじゃ、誰よ』

 

『……』

『……』

 

『沙織さんの妹さん……』

 

 




閲覧ありがとうございました
こういった話だと、筆が進む進む……

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