転生者は平穏を望む   作:白山葵

84 / 141
はい。

熱引きました

リハビリがてら、勢いで書きました。
相変わらずのメタ発言OKの番組です。




閑話【 番外編 】 オペ子のお茶会 第二回放送

「はい! 皆さんこんにちはぁ!! 司会のオレンジペコです!!!」

 

「うるさい…」

 

「はい! 自己紹介!!」

 

「はぁ…。島田 愛里寿です」

 

「はい! 今回3回目! ここ不思議時空よりお送りします!!」

 

「…なんでそんなに、初端からテンション高いの?」

 

「そんな事ありません!」

 

「でも3回目?」

 

「正確には、2回目ですね! 初回は愛里寿さんのランキング発表でしたし!!」

 

「まぁ、どっちでもいいけど…。で? 今回のゲストは誰?」

 

「はい! この方です!」

 

「狙う的には百発百中! 撃破率120%のお姉さん!! 蝶野 亜美よ!!」

 

「蝶野さん…」

 

「はい! そんな訳で、隆史様の天敵! 蝶野一尉がゲストです!!」

 

「…う…うるさい…」

 

「いやぁ…でも、本当に久しぶりの登場ですね、蝶野さん…」

 

「裏では結構、働いていたんだけどね!!」

 

「はい! この番組は、メタ発言・裏設定等が、なんでもありです!!」

 

「それは、滾るわね!!」

 

「…か…帰りたい…」

 

 

 

 ― この番組は、綺麗な洗車で明るい戦車 日本戦車道連盟の提供でお送りします―

 

 

「…テロップが、だ…ダジャレ…」

「あ、児玉理事長が考えたそうね!」

「…あぁ、あのハゲですか。ハッ」

「「……」」

「はい! そんな訳で、始まりました「オペ子のお茶会」」

「いえ…貴女、普段と随分雰囲気違うわね…」

「あぁ、これが本性のブペ子。普段は仮の姿」

「違いますよぉ? 適当な事言わないでくださいねぇ?」

「…本当にどうしたの。そのハイテンション」

「……」

「なに?」

「今回の事で隆史様が、まだ私を必要としてくれていたのが、嬉しくて…」

「……あぁ…盗撮での事」

「殿方同士の会話で、あそこまで熱く、私を求められたら…もう!!!」

 

「求めてない。意味が違う。いい? 求めてない」

 

「嬉しくてぇ!!」

 

「聞いて…」

「あらぁ…隆史君、相変わらずみたいねぇ…」

「あ、そういえば蝶野さんは、隆史様を子供の頃からご存知でしたよね?」

 

「そうね! すっっごく! …可愛くない子供だったわ!」

 

「……」

「ま。何というか…本編でも尾形師範が仰っていた様に、結構な子供だったの!」

「ちょっと意外ですね」

「私、当時大学生になったばかりで、尾形師範宅へ下宿してたのよ」

「へぇ…」

「それで当時、尾形師範宅に入り浸っていた私も、お手伝いしたってのが、始まりね!」

「入り浸っていたって…」

 

「尾形師範に、「旦那に色目使ったら殺す」って、真顔で簡潔に一言、言われたわぁ…」

 

「……」

「あの人、隆史君と同じで基本ヘラヘラしてるから、急な真顔って…マジで怖いのよ…」

「震えてる……た、隆史様のお父様って、どんな方なんですか?」

「イケメン」

「…え」

「すっごい優男でイケメン。なんであの二人の遺伝子で、隆史君が生まれたか、分からないくらいのイケメン」

「……」

「専業主夫ね。ある意味、草食系男子の究極体とも言っていい程の…働く女性にとっての理想の旦那様って所かしら!」

「蝶野さんがここまで仰る方…どんな人なんだろ…」

「あ、後。ボコが好きね! ガチ勢。みほちゃんと、仲良かったわね!」

 

「そうなの!!??」

 

「あ、大人しかった愛里寿さんが食いついた…」

「…隆史君の実家には、ボコグッズに埋め尽くされた、ボコ部屋という物があります」

 

「見たい! すっごく見たい!!」

 

「まぁ、極度のマニアで、隆史君が逃げるものだから、彼はボコの知識は思ったより無いのよ。それでみほちゃんが、躍起になる時が屡々…」

「…あぁ、それで隆史様。みほさんのボコのぬいぐるみを、完治させるなんて事したんだ…」

「お兄ちゃんに今度聞いてみよう!!」

「あ…なるほど。こういった事、喋っていい場なのね。ここ…」

 

「オレンジペコさん!!」

「え? はい、なんですか? 愛里寿さん」

 

「今回のゲスト! 当たり!!」

 

「え…えぇ…。まぁ、隆史様の事も分かりますしね…。すごい、いい笑顔ですね…」

「喜んでもらえて良かったわ」

 

 

 

「はい! そんな訳で、恒例になりました! 『愛里寿先生の脅威度ランキング 』のコーナーです!」

「なにそれ! 面白そうね!!」

「蝶野さん…前情報無しで、来られたのですか?」

 

「こういうのはね! 知らない方が楽しめるのよ!?」

「そういうモノですか」

「はぁ…あれ、精神衛生上、よろしくないから嫌なんだけど…」

「あ、テンションが落ちましたね…」

 

 

 ★ 愛里寿先生の脅威度ランキング ★

 

 

「決勝戦が終わって、全員、大分浮ついた状態。結構動いた」

「そうなんですか?」

「そう。…ちょっと胃が痛くなった」

「あぁ、前情報無しでしたね。これは、愛里寿さんが、対お兄ちゃん。つまりは、隆史様争奪戦にて、驚異に思う方ランキグです」

「ふ~ん。なるほどねぇ」

 

「では、どうぞ~」

 

 

【 ランク SS+ 】

 

 

 

 1位 逸見 エリカ ( ??? )

 

 2位 五十鈴 華( 覚醒 )

 

 3位 西住 まほ

 

 

 

「なんですか! このデッドヒートは!」

「あら、まほちゃん」

 

「……」

 

「本当に…ちゃっかり、SS+ランク入りしてる人いますし!」

 

「……」

 

「あら? 愛里寿ちゃん? どうしたの?」

「…き…」

「き? なんですか?」

 

「気づき始めた…気づき始めた…」

 

「気づき始めたって…」

 

「まずい…まずい……まずい……」

 

「遠くを眺めてるような…そんな目をしてますね…」

「んで? 理由は何かしら?」

 

「逸見 エリカ。危険…危険……危険……」

「愛里寿さ~ん。あのー…」

 

「はっ!」

 

「はい、で? 理由は何かしら?」

「逸見 エリカ。決勝戦最後、お兄ちゃんに助けられた事で、色々と気持ちの整理が出来始めた」

「ふむふむ」

「西住 まほ…さん。お兄ちゃんに告白済み」

「あぁ…言い逃げしてましたね」

「黒森峰宿泊の時…何かあったのかしら?」

 

 「「 !? 」」

 

「まぁいいわ! 逸見さんは、兎も角として…まほちゃんね」

「はっ、はい!」

「隆史君。大体の気持ちには、気が付いていたと思うのよ。みほちゃん選んだ時も、そんな事言っていたでしょ? どちらかだって」

「そ…そうですね。最終選考でしたね、あの二人…」

「……」

「これは、愛里寿ちゃんの驚異度でしょ?」

「そう」

「ふ~ん…」

「なんですか!? なんですか!? 言ってください!!」

「私からすると…こうね」

 

 

【 蝶野式 ランク SS+ 】

 

 

 

 1位 西住 みほ

 

 2位 西住 まほ

 

 3位 逸見 エリカ

 

 

 

「なっ!?」

「…………」

「まだ愛里寿ちゃんには、分からないかもしれないけどねぇ」

「…り…理由は…」

「あ、これ。PINKの話もOK?」

「大丈夫です!」

「んじゃ。まずは、みほちゃん。彼女さんね! メインヒロインね!」

「はっ…なにがメインヒロイン…。メインエロインの間違いじゃないでしょうか?」

「ブペ子さん。自重して」

「……」

「まぁまぁ。無駄に義理堅い隆史君からすると…まぁ正直。ほぼ鉄板よね。あんな関係になったら」

 

 「「 」」

 

「多分みほちゃんが、隆史君に対して、余程の事をするか…。もしくは隆史君が浮気でもして、振られない限り…ランク動かないんじゃない?」

 

「は…はっきり言った…」

「」

 

「ま…ちょっと、危ういんだけどね…」

「なにが!? なにがですかぁ!?」

「……」コクコク

「ん~…ちょっとね。まぁいいわ! あんまり言うと、ネタバレとお然りを受けそうだから!」

 

 「「 …… 」」

 

「んで、まほちゃん」

「はい!!」

「正直に言っていい?」

「どうぞ!」

「お願い…」

 

「…怒らない?」

 

「怒りません!」

「怒らない…」

 

「じゃ…。まほちゃんと隆史君の場合はね?」

 「「……」」

 

「ある意味で、理想的なカップルなの」

 

「「  」」

 

「恋人になった時点で、もうどうしようも無くなるわね。横恋慕すら挟ませない。不動ね」

 

「「  」」

 

「隆史君、あれでいて結構考え方が極端だし、危険思考もあるの。保守的すぎるから、引っ張るタイプの年上の女性と、相性がいいのよ」

 

「「   」」トシ…ウエ……

 

「それが大人には皆、分かっていたからね? 家元を始め、隆史君は、まほちゃんと一緒になると思ってたみたいね」

 

「「     」」

 

「まぁ…まほちゃんの場合…。まほちゃんにとって、最悪の障害が出てくるけど…」

「なっ! なんですか!! 連れてきますよ! その障害!」

「予算はいくらでもある」

 

「…予算って。まぁ…どうにかできる手合いじゃないから、言ってもいいけど…」

「なんですか!?」

「なに!?」

 

「隆史君のお姉ちゃん」

 

 「「…え」」

 

「まほちゃんと、これがまた…非常に仲が悪いの。犬猿の仲って感じね。あのまほちゃんが、敵意剥き出しになるわよ?」

「そ…そうなんですか?」

「う~ん。一言で言うと…隆史君のお姉ちゃんってね?」

「…なに?」

 

「極度の…超がつく程の「ブラコン」なの」

 

 「「 …… 」」

 

「あ、ちなみに決勝戦の時ね。本気で犯人、殺しそうだったから、尾形師範に拘束されたまま、実家に放置されてた見たいね! アハハハ!」

「あははは…って」

「いやぁ~…尾形師範の娘さんだけあってねぇ…格闘技の才能もあって……唯一、尾形師範とまともに立ち会える位、強いわ!」

「え…あの、蝶野さんも一応、やってますよね…格闘技。自衛官って本職だし…蝶野さんは?」

「私と隆史君のお姉さん…あぁ。涼香ちゃんっていうんだけどね! まともにやり合うと…多分、秒殺…」

「ほ…本職相手に…」

「血筋とか…才能って…ずるいわ…」

「「 …… 」」

「あ…今度、大洗に行くって言ってわね。その時にでも捕まえたら? 命の保証はしないけど」

「嫌ですよ! 無理ですよ!! どうしようも無いじゃないですか!!」

「あ、愛里寿ちゃんとオレンジペコちゃんなら、大丈夫だと思うわよ?」

「なんでですか…」

「あの子、巨乳は敵。貧乳は仲間だと思ってるから。…そこも遺伝ねぇ」

 

「・・・」ヨロコンデイイノダロウカ

 

「まぁ、それで私もあまり好かれてないのよ! 参ったわね!!」

「…なんで嬉しそうなんですか」

「取り敢えず…西住流は何とかしないと…」

 

「はいはい。んで、逸見さんね!」

「この方…相変わらず強いですね…」

「まぁ、西住姉妹がいなければ、一強って所ね! ある意味で最強」

 「「……」」

「隆史君にとっての保護対象にして、同い年ありながら引っ張る年上女性属性も持って…妹属性も持って…」

 「「……」」

 

「えっとね。可能性の話だけど、まほちゃん以外に本編で唯一。隆史君が本気で…「      」のが、彼女ね 」

 

 「「  」」

 

「ネタバレ? あら。音声消されちゃった」

「え!? 音声消される程のネタバレ!?」

「はい、怒られたくないので次行きましょ!」

「……危険…危険…危険……でんじゃあ…」

 

 

【 ランク S 】

 

 

 

 1位 西住 みほ (中)

 

 

 2位 ノンナ (極)

 

 

 3位 小山 柚子 (極)

 

 

 4位 ブペ子 (微)

 

 

 5位 ケイ (大)

 

 

 

 

「はい、繰り上がりならず」

「ぐぅぅぅぅ…って、なんですか! この横の!」

「大丈夫…」

「何がですか!」

「お兄ちゃんは、大きさこだわらない」

「…それはそれで、どうなんですか…」

「なるほどねぇ。小山さんって大洗の?」

「あ、はい。脂肪の塊です」

「…あ、いや…そういった事じゃなくて…」

「おっきいのは、敵です」

「……やっぱり貴女。涼香ちゃんと話合いそうだわ…」

 

「はい、小山 柚子さん。覚醒」

「……」

「お兄ちゃんが、決勝戦から帰った直後のあの事件。あれでもう…終わった。多分次回、SS+に入ってる…と、思う」

「事件って…。ほんっとに、隆史君って、誰に似たんだろ…お父さんじゃないだろうし…」

「似たかとかじゃなくて、貴女のせいだと思うのですが?」

「いや~ねぇ~…あれは…隆史君に、私が教えた経緯ってのは…って、言っていいのかしら…」

「試しに言ってみればいいじゃないです…か…あ。NGでました…」

「なに? 物語上、関係するの!?」

 

「それは、また今度でいい。取り敢えず…」

「で! どうですか! 教官!!」

「え? 私?」

「はい! 大人の意見!!」

「え~…とっ。未登場の人、出てくるけど…いいの?」

「この際、構いません!! 予告だと思えば!!」

「そういうネタバレは、いいんだ…。んじゃあ…」

 

 

 

【 蝶野式 ランク S 】

 

 

 

 1位 五十鈴 華

 

 

 2位 中須賀 エミ

 

 

 3位 ノンナ

 

 

 4位 ケイ

 

 

 5位 オレンジペコ

 

 

 6位 ダージリン

 

 

 

 「「……」」

 

「はい、んじゃまず…五十鈴さん」

「……」

「この子…怖いわぁ…」

「同感…」

「気がついた時には、笑顔で隆史君を拉致してそう…」

「同感!!」

「まぁ…うん。隆史君の好み、どストライクの子ね。芯も強い…というか、炭化チタンか何かで出来てそうね…」

「……」

「現在、初恋真っ只中って感じで…なんかもう……逆に応援したくなるわ!!」

「ヤメテクダサイ」

「ヤメテ…」

 

「はい。で、この子」

「あ、エミミンってこの人ですか? 本編で名前だけ出てきた…」

「…知らない…」

「そうそう! みほちゃんの小学生の時の友達ね! 後二人いるんだけど、よく連んでいたみたいよ?」

「その頃からの…」

「現在、ドイツに住んでるの。向こうで戦車道やっているわね」

「……」

「あら? 喜ばないの? 遠くに居るー! とかなんとか」

「隆史様だと、安心できません」

「…多分、助けてとか言われたら、すっ飛んで行きそうで、怖い」

「あ! 分かる!? 流石ねぇ~」

「…何かあったんですか」

「あー…いや…ちょっと、ドイツでこの子やらかしてるみたいでね…」

「「……」」

「…ドイツ行く機会があったら教えてって…この前、聞かれたわ」

 

「「 …… 」」

 

「で…この人が、この順位の訳は、なんですか?」

「…そう」

「あ~…一言で言うと」

「言うと…?」

 

「逸見さんの下位互換ね」

 

「「 !? 」」

 

「妹属性が、抜けているってだけの話」

 

「な…」

 

「はい! ネタバレになりますので、ここまでぇ~」

「いつの間にか…蝶野さんランキングになってる…」

「私はそれでも良い。勉強になる…」

 

「はい、ノンナちゃんね!」

「あの方をちゃん付で呼ぶ方って…隆史様のお母様以外に初めて見ました…」

「はい! 無理!!」

「えぇ!?」

「この子に関して、隆史君に対しての弱点が無い!!」

「どういう事…?」

「もし、隆史君が、みほちゃんじゃなく、ノンナちゃんと付き合っていたら、ランク位置が入れ違いに変わっていた! そんくらい!!」

 

「「 …… 」」

 

「このSランクに関しては、正直順位が意味を成さないの。誰とどうなっても、みほちゃんの場所と交換するだけって話で終わるわ!」

「わ…私もですか?」

 

「そうそう! でも、オレンジペコちゃんだけは、特別枠」

「え…」

「分かる? 唯一の年下ってね!!」

「!?」

「まぁ順番にいくわ! ケイちゃん」

 

「「 …… 」」

 

「この子も凄いわよね、弱冠強引すぎて、隆史君が引いてるのを除けば、ある意味理想的ね!」

「……」

「盗撮回…まぁ男子会ね。その時、彼女の魅力を再確認した隆史君。…面白い事になるわよぉ」

「…蝶野さんのその顔は、本気でヤベェって事が起こりそうで怖いです」

「自重して。でなければ、母に報告する」

「わ…私は何もしないわよ! …しないわよ?」

「……」

 

「つ…次! オレンジペコちゃんね!」

「はっ! はい!!」

「はい、隆史君の癒し系」

「 は い !! 」

「…正直に言おう」

「なにその口調…」

「貴女は本来なら…SS+ランクなのよ!!!」

 

「「!!!」」

 

「く…詳しく! 詳しく教えてください!!」

「そうねぇ…貴女は現在、良い意味でも悪い意味でも、そこに留まってしまっているの」

「はい! 教官!」

「……」

「過去編…貴女が、隆史君にプロポーズされた時」

「……あった。そんな事。過去の事。気の迷い」

「うっさいです! 愛里寿さん!」

「酔った席でも言っていたけど、隆史君は本気だったと」

「言っていました!! 酔った戯言だと…思っていましたけど」

 

「アレ。マジよ」

 

「なっ!!??」

 

「あの時までは、本気で女性として貴女の事見ていたけど、今は妹目線で見られてるの」

「……」

「特に、大洗の一年生と触れ合って、その妹目線が強まったんでしょうね。でも、元々女性として見ていた視点の事も、忘れていない」

「……」

「貴女の癒し枠は、すでに隆史君の中で殿堂入り。揺るがない。でも、その反動で女性としての意識が、あまりできなくなってるの!」

「……」

「癒し。それは隆史君の願望の根底。つまり! それをすでに最上位で獲得している貴女が! 色仕掛けでもなんでも! もう一度、完全に女性として意識させれば!」

「ぉぉぉおおお!!!」

 

「ちょっと待って」

 

「あら、何かしら」

「なんですか!?」

「…なんで、お兄ちゃんの…そんな気持ちまで知っているの?」

「あ…」

 

「相談されたからね!!」

 

「「 …… 」」

 

「いやぁ…始め誰と付き合うか~って、話の時に…んな事、大真面目に言っていたのよ!」

「そ…相談内容を、人に話すとか…」

「聞いていてなんですけど……最低ですね」

 

「え? でも、人に話してもいいって言ってたわよ?」

「は?」

「多くの意見を聞きたいって!!」

「…本人に言ってはダメだと思う…」

「いいのよ! 本来なら自分でその事を、ペコちゃんに伝えなきゃならないのよ?」

「…え~…」

「それが告白してきてくれた、女の子に対しての礼儀ってもんでしょ!?」

「こ…コク!?」

 

「そう見えなくなって振るなら、ちゃんと理由を教えてあげるのが、責任ってものでしょう!?」

「まだ振られてません!! 勝手に終わらせないで下さい!!」

「……え」

「え…って」

「告白したんじゃないの?」

「し…して……ませ……ん……」

「…あれ?」

 

「……」

 

「なら忘れて!!!」

 

「ひどい!」

 

「はいはい。次は…」

「話を進めないで下さい!!」

 

「ダージリンちゃんね!!」

 

「だから! 話を…あ。ダージリン様!? B級の!? ここS級ですよ!? どうしたんですか!? 迷子ですか!?」

「ちょこちょこ今日は、ブペ子が顔を出す…」

「尾形師範も一押しね! 私は何となく分かるわ!」

「…」

「巷では、麗人の完璧超人だの言われてるけど…結構抜けてる所もあるのよね」

「えぇ!!」

「うん! 力強い返事ね!! だからね!」

「えぇ!?」

「…何がそんなに不満なのだろうか…この黒いの…」

「綺麗に支え合える関係。そんな関係になれそうなのよね! あの子とだと!」

「……」

「補え合える関係ってのも、結構貴重なのよ?」

「…分かってますけど…」

「近くにいるペコちゃんが、一番それを理解できてると思うけど…」

「……」

「いつの間にか、ペコちゃんになってる…」

「あぁ…なるほど。それでか…」

「!!」

「なんだかんだ…ダーちゃんを、一番危険視をしているのは、ペコちゃんか…」

「ぐっ…」

「ダーちゃんって…」

「ダージリン様。あの方、基本的に隆史様に対して…ずるいんですもん」

「ほうほう…」

「隆史様、押しに結構弱いの知っているからこそ、ワザと強引に無理させるとか…約束取り付けるとか…」

「あぁ…旅行とかもそうね!」

「そうなんです! 断れない事、分かっていて隆史様と色々と…ラーメンとか…」

「あったわね、そんな事。結局作ってもらったとか…だっけ?」

「そうです! その無理難題も、結構隆史様、楽しそうにしているのがまた…」

「なるほどなるほど。隆史君らしいわぁ…」

「えぇ…本当に……」

 

「 イラ立たせる… 」

 

「「 …… 」」

 

「こ…この子も、結構怖いわね…」

「コレが、ダペ子」

「恋愛が絡むと、変わるものね…」

 

「あ、ダージリン様の事は、尊敬してますよ? 本当に」

「ま…まぁ、結局いつも一緒よね?」

 

「…卑怯な真似さえしなければ……」

 

「「 …… 」」

 

「つ…次、行く…」

「そうね…なんか地雷踏んじゃった気分…」

「ソウデスヨ…青森の時も…結局、私と隆史様のお茶会に混じって…最後まで……」

「はい! 次!!」

 

 

 

「と…思ったけど、Aランクがほぼ動かない…ので、私のランクはこれにて終了」

「あら、そうなの?」

「小山 柚子さんが抜けて、そのまま繰り上がりで終了になる」

「ふむ…あの、秋山さんって子も? なんか、前回告白してたけど」

「まだ、動きが分からないから保留。次回動く…かも知れない」

「蝶野さんは、どうなんですか?」

「そうねぇ…。前回の見せて? …ほとんど一緒ね。私からするとAランクも、どっこいどこっこいね」

「…秋山さんって方に、すごい水着着せてましたけど…その順位ですか?」

「あぁ! あれね! いやぁー馬鹿よねぇー!!! 隆史君!!」

「…あれは、酔っていたから」

「なんか…いつか、隆史様。酔っ払って取り返しのつかない事しそうで、怖いです」

 

「あ…なんか、カンペが…」

「なになに? あ~…」

「……」

「ま、いっか。んじゃ、これね」

 

 

 

【 蝶野式 ランク 番外 】

 

 

 ランクA+ 島田 愛里寿

 

 ランクB  西住 しほ

 

       島田 千代

 

 

 「「 !!?? 」」

 

「はーい! 私から見るとこれねぇ」

 

「だ…出した……家元をついに出した…」

「私…? 母より…上?」

 

「本当は、Aランク順位出しても良いんだけどぉ、濁しておきます! ただ、愛里寿ちゃんは第三者目線が、欲しいかと思って!」

「欲しいです!!」

「い…家元…B…B!?」

 

「愛里寿ちゃんは単純明快」

「……」

「妹枠から脱却できない」

「…やっぱり」

「でもまぁ、偽装結婚時でも言っていたけど、そういった関係に将来なる事には、隆史君は構わないみたい」

「……」

「後、三年もすればわからないわよぉ? 16歳なら結婚できるからね!」

「う…うん!」

「ペコちゃんと一緒で、女と認識できる程になれば、どう転ぶか分からない。そんな所ね! 女を磨くのね!!」

「わっ! 分かった!!」

 

「い…いえ……も…」

「あ~…うん。家元ね。家元」

「あぁ…これは私も驚いた。いくらなんでもランクが低すぎる」

「貴女達…隆史君を、なんだと思ってるの…」

 

「「 人妻好き 」」

 

「……」アリスチャンマデ…

 

「そうなるとっ! 先程の秋山さんのお母さんのランクが抜けてますね!」

「そういえば…」

「隆史君を見境ないみたいに言わない…。このランキングって恋愛対象でしょ?」

「そう」

「じゃあ、このランクでいいのよ。あれで一応、隆史君。…常識はあるわよ?」

「そ…そりゃあ…」

「あの二人は、隆史君にとって憧れの年上の女性。それ以上でも以下でもないわ」

 

「「 …… 」」

 

「な…納得してないって顔ね…」

「そりゃ…あの態度を見ていれば…」

 

「 敵 」

 

「」

 

「隆史様の…特に、西住流家元に対して…ちょっと行き過ぎているというか…なんというか…」

「はぁ…まぁ、何となくわかるけど」

 

「 外 敵 」

 

「あ…愛里寿ちゃん…」

 

「…母。この前、またお兄ちゃんに何か買ってた」

「前は…車だっけ?」

「そう」

「字面だけ見てるとすごいですね…完全に若いツバメですね…」

 

「今後のストーリーに絡んでくるので、詳しくは言えないけど…西住流家元に、また張り合ってた」

「…何買ってあげたのかしら…」

 

「 お か し い 」

 

「「 …… 」」

 

「で…でもね。百歩譲って家元のどちらかが、隆史君に迫ったとしましょう」

 

「 敵 」

 

「多分…隆史君…マジ説教始めるわよ…」

「あ…しそう…」

「……」

「恋愛関係のランキングってなら、多分無難だと思うわよ?」

 

「「 …… 」」

 

「わ…分かった?」

「まぁ…いいです。ちなみに…愛里寿さん」

「なに?」

「敵と判断した状態ですよね?」

 

「 し  た  あれは、敵」

 

「ら…ランクの方は…」

「……」

 

 

【 ランク 番外 】

 

 

 ランクSSS+ 西住 しほ

 

 ランクSSS  島田 千代

 

 

「……」

 

「……」

 

 !? ガタッ

 

 ハイ、スタッフ、ウゴカナイ! 本番中デスヨ!

 

「……愛里寿さん」

「何?」

「西住流家元の方が、上なんですね」

「そう。あの二人の場合、どうあがいても、西住流家元の勝ち」

「そ…そうなんですか?」

「付き合いの長さが違う…チッ」

「でも、これなら私も納得のランクです!」

「若いわぁ…。ま、面白いからほっときましょ!!」

 

「蝶野さんが諦めた所で、これで終了でいい?」

「え…えぇ」

「数値に出した事で…非常に……不愉快…」

「わ…分かりました…。決勝会場の時みたいになってます…」

 

 

 

 

 

 ---------

 ------

 ---

 

 

 

 

 

 

「はい! ランキング更新は以上になりました!!」

「はぁ…疲れた…」

「私は楽しかったわ!!」

 

「はい! では! ここでまた、新たなゲストと電話が繋がってます!!」

「…誰?」

「誰かしら?」

 

「どうぞ!!」

 

 

 

『 どうも…また呼ばれたけど…また説教ですか? 』

 

「お兄ちゃん!!!」

 

「はい! 今回も続けて、隆史様です!」

 

『 今回は、なんか携帯で直接かけてくれって言われたけど…いいの? 』

 

 

「はい! 構いません!!」

 

『 愛里寿とオペ子? んならもう一人、誰かいるの? 』

 

「私よぉ! 隆史君!」

 

 

 

 

 

 ブツッ!

 

 

 

 

「「「 …………… 」」」 

 

 

 

 

「き…切られました…」

「……」

「愛里寿ちゃん…そんな目で見ないで…ちょっと私も傷ついたわ…」

 

「す…すたっふさん。もう一度繋いで下さい…」

 

「…すごい。あんな露骨なお兄ちゃん、ある意味初めて…」

「…あ、繋がった」

 

『 ……はい 』

 

「あ…あからさまに嫌そうですね…」

「お兄ちゃん…」

 

『 何の御用でしょうか? 』

 

「隆史君! 流石にちょっと悲しかったわよ!!」

 

『 はぁ…はい。まぁ…うん… 』

 

「はい、ちょっと我慢して下さいねぇ」

「我慢って…」

「今日は隆史様に、お聞きしたい事がございます!」

 

『 前回もそうだったけど…はい。なんでしょ? 』

 

「また、アラワレマシタヨネ?」

 

『 え……え? 何が? 』

 

「 マ タ デ ス カ ?」

 

『 あ…あの? 』

 

「また、おっきい方ですね?」

 

『 …え…えっと?  あ 』

 

「はい、武部 詩織さん…と、おっしゃいましたね?」

 

『 あ…あぁ… 』

 

「はい。できればスグ…こちらに『  あぁ!! そうだ!  』」

 

「…なんですか」

 

『 お…オペ子! 大洗に祝電くれたろ! 』

 

「え…えぇ……まぁ。ダージリン様の代理で…ですが…」

 

『 ありがとな!! 』

 

「い…いえ、どういたしまして…はっ! そんな事より!!」

 

『 オペ子の写真! 可愛かったぞ!!! 』

 

「…え」

 

『 会長に言って、画像ファイルで貰ったけど、良かったか? 』

 

「……ぇ…えぇ…」

 

「「 …… 」」

 

『 本人の許可も得たし! 携帯に入れておいていいか!? 』

 

「もちろんです!!」

 

『あぁ! 後、詩織ちゃんか! あの子は、友達の妹だ!』

 

「え…」

 

『 中学生の子供相手に、なんだ? 妬きモチか? オペ子!! 』

 

「ち…ちがっ」

 

「…付き合ってもないのに妬きモチとか、言い出したわね」

「なりふり構ってない…」

 

『 はっはー!! 変に今日のオペ子は可愛いな!!』

 

「…ぃぇ……」

 

「真っ赤になってる…」

「隆史君…露骨に言い出すって事は、相当焦ってるわね…」

「そうなの?」

「あの子、追い詰められたと判断したら、取り敢えず相手を褒めるから。覚えておくといいわよ?」

「なるほど…ありがとう。勉強になる…」

 

 

『 で!? 今日は!? 何を聞きたいんだ!? 』

 

「……いえ…あの…」

 

「ちょろいわね。ペコちゃん」

「…お兄ちゃんの矯正箇所をまた一つ発見…」

 

 

 

『 あんた、いつまでも何してんのよ… 』

 

『 あ、ちょっと待って 』

 

 「「「 !? 」」」

 

『 他県まで来て、何やってんのよ… 』

『 急かさないでくれ…ちょっと番組が… 』

 

 「「「 …… 」」」

 

 

『 開店時間が、もうすぐなのよ!! 』

『 どんだけ楽しみにしてんだよ… 』

『 た…楽しみじゃない!! 』

 

「…お兄ちゃん」

 

『 え!? あぁ、愛里寿か? 何!? 』

 

「他県…て、聞こえたけど…今。どこ?」

 

『 …し……静岡県 』

 

「なんでまた…そんな所に…」

 

『 いや…丁度、新幹線で、中間地点だったし…なんか、強い希望で… 』

 

「なんのだろう…」

「誰かと…一緒なんですね? …また」

 

『 またって!? 』

『 ほら! いい加減、早く行くわよ!! 』

 

「他県に…女性と一緒にいる…」

「これ、家元に報告しておいて方がいいかしら…」

「なんか言ってますね…どこかで…聞いた声…西住さんじゃない…」

 

『 目の輝きが尋常じゃねぇ… 』

『 さぁ! 行くわよ!! お兄ちゃん! 』

 

「…は? …………は!?」

「愛里寿…ちゃん?」

「あ…愛里寿さん!?」

 

「お兄ちゃん? え? 私以外に? え? お兄ちゃん!? 誰だぁ!!!」

 

『 げんこつよ! げんこつ! 』

『 ひっぱらんで! ちょっと!! 』

 

 

 ブツッ

 

 

 「「「 …… 」」」

 

「はい、スタッフ集合~……」

「……誰だ…誰だ…」

 

 

 

 

「面白くなってきたァ!!!」

 

 

 

 

 

 

   

糸冬

---------------------

制作・著作 ZSR




閲覧ありがとうございました

最後、ネタがわからなかった方は、静岡県 げんこつ で、検索

中須賀 エミは、書籍版ですリトルアーミーです

病み上がりでテンションがおかしい!!!!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。