受験生の恋物語   作:たーにゃん

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投稿が遅れてしまい申し訳ありません。


第十一話 蹴り

浩介は即答で

 

「寛になぜ悩んでいるのか聞いた。」

 

 

と言った。

 

 

 

「それだけ?」

 

 

と佳菜子が聞いた。

 

 

「それだけだよ。」

 

 

と言ったが佳菜子が浩介の前に立つ。

 

 

「違うでしょ?私と浩介の関係を知りたかったんじゃないの?」

 

 

大ダメージを喰らった浩介は固まる。

 

 

「いや、そんなわけじゃ...」

 

 

浩介が反撃するかと思われたがその時、

 

 

ドン!!

 

 

という扉が開く音がしてその先には寛が立っていた。

寛の姿を見た浩介は

 

 

「え...3時まで来ないはずでは...」

 

 

と動揺していたため寛は

 

 

「どしゃぶりだったから朋美に風呂貸してもらったから家にいるけど。」

 

 

と起こったことを言ったとき、朋美も参戦してきた。寛は更に、

 

 

「風呂入っていたら、たまたま佳菜子も入ってきたから一緒に風呂入ったけど。」

 

 

この一言で佳菜子と浩介は撃沈してしまった。

佳菜子は顔一面赤色に染まり、

 

 

「ちょ、何言っていんの!!」

 

 

と激怒し寛の腹を蹴った。

 

 

「うぇ、ご、ゴメン!!」

 

 

寛は片手で腹を押さえながら謝る。一方浩介は、

 

 

「ま、マジか…もうそこまで」

 

 

「そんな、関係だけど?文句ある。」

 

 

その発言をするとき佳菜子は恥ずかしかったが浩介を落とすために仕方なく行った。流石にこれを聞いてた寛と朋美は、何も言えなかった。浩介は恋愛マスターだったため、妄想をしておりその思惑が顔に出てしまったところを佳菜子に見られ、

 

 

「あんたも何考えてるの?」

 

 

と言い、寛よりも強い一撃が見事にヒットし浩介が倒れた。

 

 

「負傷者二人目...」

 

 

と、朋美は言った。

逆襲は修羅場化としたが終わった。しかし、浩介は気を失っていた。

 

 

*****

 

 

浩介はソファで寝かして、三人は佳菜子の部屋にいた。

 

 

「寛って、今日なんで悩んでいたの?」

 

 

と、佳菜子が聞いた。

 

 

「あぁ、それは...奴のことだよ。同じクラスになったからかな。」

 

 

と言った。一瞬、二人の頭の中は『???』だったが、だいたいは理解した。

 

 

「奴って、健?」

 

 

と佳菜子は正解を言い当てた。

 

 

「そうだけど、その話は浩介が起きてからでいい?」

 

 

朋美は、どちらでもいい様な反応をしたが、なんでというような顔をする佳菜子は、

 

 

「あんな、変態の為に待つとか無理」

 

 

と言った。しかし、寛は

 

 

「あいつも知りたがっていたから別にいいじゃないのかな?」

 

 

と言った途端、朋美は

 

 

「ちょっと下に降りるね」

 

 

と言い佳菜子の部屋から消えた。朋美を見たいた寛は、視線を佳菜子の方に戻すと佳菜子はイラついているような態度で、寛を覆い被さる様に倒し、両手で寛の手を押さえ、足で体を巻き付けるようにして、

 

 

「言わなかったら、また...」

 

 

と不気味な笑顔をしながら寛に向かって言ったが、

 

 

「言うから早くどいてよ!!」

 

 

寛は、慌てているのを見て佳菜子は笑う。そのとき寛は扉の向こう側に朋美と浩介がいることは見えていたが佳菜子は扉の方を全く見ていたかった為気づいていなかった。

 

 

「もうそこまで行く関係なのか...」

 

 

と言いながら笑った浩介の存在に気づいた佳菜子は、今にも飛んでいきそうな位の怒りが朋美と寛に伝わり、寛の表情が不安へと変わった時、佳菜子は寛をジャンプ台にし浩介にジャンピングキックを見事にきめ、浩介はまた気を失ってしまった。

 

 

「だから、勘違いされるのにね...」




第十二話で第2章完結とさせていただきます。月曜日に投稿します。ではそれまで。
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