寛は浩介と別れてから、一人でぶつぶつ言いながら考えていた。
「過去...」
寛は、浩介が発言した内容で悩んでいた。
「そういえば、昼頃は家に親がいないのか...あれ を探してみるか...」
寛は、その あれ を探すためどこにあるか考えていた。
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寛は、家に着くと自室に自分の荷物を置いた。時計を見ると針が12の所をさす瞬間だった。
「部活は1時からだから探す時間もあるか。学校は10分で着くし...」
と、寛は独り言を言いながら台所に向かった。寛は空腹だったため、すぐにできるカップ麺を作ろうと水を給湯器にいれ、電源を入れた。
お湯ができるまで5分くらいある。寛は、アルバムが有りそうな部屋を探し回った。
一応自室も探したが、自分のデスクに目を止める。
「あ、そういえば佳菜子のidやっておくの忘れてた!!」
と叫びながらいい、自分の携帯を持ってきて登録をした。
登録をした瞬間、とあるメールが一通届いた。
寛はそれを見てみると、
『浩介がなにか嘆いていたけど、何か言った?』
というメールが送られ寛は返信に戸惑った。
--アイツ、反省しているように見せかけて佳菜子のlineに何か送ったな。別に好きとか一言も言ってないし、気になっているしか言っていない。アイツ、部活であったら一発殴ってやろう!!--
寛は、
『逆に浩介がしつこかったけど。何を言っていた?』
寛は、キーボードを打ちながら--普通、登録した瞬間はよろしくとか言うはずなのに、他人の会話から始まるとかおかしくないか?--と思いながら送信した。
と、すぐに返信が来た。
『いや別に。家の片付けしておくから3時から来てね。部活の時間になったからまた後で。』
と心当たりの無い返信が送られ寛は
--浩介が俺と佳菜子をくっ付ける為に家に行ってもらおうと誘ってたのか。て、言っても何するか分からないし、勉強会?俺勉強出来ないからないか?それとも自分が探そうとしているアルバムの件か?いや佳菜子からその話はしないから何だ?!--
と、考えても思い付かないため
『佳菜子の家で何するの?』
と送ったが既読すらつかない。因みに佳菜子は、野球部のマネージャーをやっていたか。いや、そんなことよりアルバムを探さないと...
と思ったとき、給湯器から沸いた事を知らす音が鳴った。
寛は、再び台所に行き引き出しからカップ麺を出して蓋を開けた。お湯を入れて待つ時間は、5分だった。
寛は待っている間、再びアルバムが有りそうな場所を探しまくった。
「自室には無いから、父親の部屋かな?」
と寛が思い、父親の部屋で探そうとしたがカップ麺ができたことに気がつき、探すことを一旦やめた。
「いただきます!!」
と言い、ズズズという音をたてながら黙々食べていった。
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寛と佳菜子の出会いは、10年前。寛等が4歳の時だった。寛の父親がある日、会社帰りで帰宅途中の時、交差点で青に変わり渡ろうとしたとき、突然車が突進してくるかと思いくらいに、スピードを出していた車が向かってきた。
明らかに突進してくると分かったとき、近くで歩いていた親子連れを庇うかのように、突き飛ばす勢いで押した。幸い寛くらいの歳の女の子や親はかすり傷程度で助かったが、寛の父は車に突き飛ばされ大量出血で倒れた。寛の父を引いた車は、そのまま逃げていった。
この事件はすぐに広まり大ニュースとなった。
寛の父は、そのまま病院に行って一命を取り戻したが7年以上入院する大怪我だった。
寛はこの後、この事件の事を知り一晩中泣いていた。泣いていたあげく、母親が長期出張で、寛は一人だけになってしまうことになる。寛の両親は、田舎の方で送るまで時間がかかる。
そう母親が悩んでいたとき
「うちで預からせていただきましょうか?」
と言ってきたのは、先程父親が助けた家族の父親、
駒崎俊太だった。駒崎俊太と寛の父親は偶然仕事が同じで同期だった事がわかった。
寛の父親もその事に賛成して、寛は駒崎家の一員となった。安心して寛の母親は長期出張を行った。
寛は警戒心の中、駒崎家の人達に仲良くしてもらっていた。その中には、佳菜子もいた。
寛は、佳菜子のオモチャになってしまうことになる。この時期の女の子はおままごとをしたがり寛は仕方なくやっていた。時には寛がやりたくないと言ったら、佳菜子が号泣し出し、寛がこっぴどく怒られたりした。
やがて小学生となり、母親が長期出張から帰ってき、駒崎家から去ることになった。
佳菜子はこのときも号泣したが、寛は佳菜子に抱きつく感じで、
「また、遊ぼ。」
寛が言ったとき、泣きながら頷いた。
寛と佳菜子が別れるとき、寛は後ろを振り向かなかったが佳菜子は手を振り続けていた。
寛が送られているとき、佳菜子の父親、母親の他にもう一人居た...
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寛が、
「昔、佳菜子の家にいたとき佳菜子の他のもう一人に散々遊ばされていあような...誰だったっけ?」
寛が考えながら食べていたら、カップ麺を食べ終わった。流し台にカップ麺のゴミを置き、父親の部屋を探し始めた。
父親の部屋の本棚や押し入れには大量の本が置かれていた。
アルバムらしき本の束を取ろうとしたとき...
ピンポーン
とインターホンが鳴ったので、玄関まで行って扉を開けると可愛い後輩の女子が
「阿久澤部長!! 早く学校行きましょ。着替え待っておきますので。」
と言ってきた。時計を見ると針が10をさそうとしていた。寛は急いで着替えて、部活の準備をして後輩と一緒に学校へ向かった。
やっと、最新話出せました!!
どんな関係だったか分かるようにしたくてやっと少し書けました。最後に出てきた少女はその内分かります。
それと、部長だったことについてや中野健も新章で分かります。
新章の投稿は、来週までには二話出せれると思います。
では、次の章で会いましょう!!