--私は、寛があんなに悩む姿を見たことが無かったので直では聞けなかった。だからといって、寛のlineを聞いてしまったとはいえ、冷静なれ...私。今まで持っていなかったから良かったじゃない!!一石二鳥!!--
そう私が一人でぶつぶつ思いながら、帰宅の準備をして一旦帰宅をした。あ、そういえば提出物出していなかったな。あと、部活動内容の計画表も出さないと...取り合えず準備をしてから...
ピロリン
突然、私のスマホが鳴りメッセージ内容を見たら、
浩介:寛の件なんだけど
送り人は浩介だった。浩介は人を見る目があることは皆知っている。知っているわけは、何回か同じクラスだったからね。だから、寛よりも先にlineを持っていたのだ。しかし、心当たりが余り無いが一応返信しておかないと...
●○●○●○
佳菜子は返信をした。
『寛が悩む姿は珍しかったからね。』
浩介からすぐに返事が来た。
『そうなんだ』
どこか元気が無さそうなのか何か期待していたような返事に見えた佳菜子は
『浩介がそんな感じで聞くのは珍しいね。何か勘違いしてる?』
寛が通っている学校では怒らせてはいけない女子は何人もいる。そのうちの一人は佳菜子だった。
本人はその情報を知らないが、怒らした人も何人もいたためこの用な噂が流れている。
浩介も知っていたため、返信には数分かかった。悩みまくった結果、
『俺も気になっていたんだよね』
見えないやりとはこのようなことだ。自分の感情は相手までには伝わらない。だが言葉選びを誤ると先程みたいに、大変な事になりかける。
『そうだよ。あんなに悩む姿を見たことが無かったから』
佳菜子が送るとすぐに既読がつき送られてきた。
『僕にも分からないことだ。気になるのだったら家に誘ってみたら?』
との内容で佳菜子は思わず「え」と声を出してしまった。
寛とは最近遊ばないし、むしろ寛が断ったりしそうだ。3時くらいに家に招いてみよう。
しかし、浩介の作戦は佳菜子には既に知られかけていた。
『やってみるよ』
そう送ると、既読はついたか返信は無かった。
--そういえば、寛のline登録しないと。--
と、思った時だった
ピロリン
とお知らせ音がなり、内容を見ると登録が完了したお知らせだった。タイミングがいいなと思いながらメッセージを送った。
****
絶対寛も戸惑ったはず、こうしないと聞きたいことが聞けない と思いながら学校に行く準備をした。
今日は、練習メニューの件の会議だけで部活自体は無かった。
佳菜子の家は学校からすぐに行ける距離だったため遅くでても良かった。だが提出物もあるため早めに出ることにした。
妹の朋美に先に出ると言ってから少し時間がたち、ご飯も済ませ学校に向かった。
学校につき提出物も出した。会議も早く終わらせようとしたとき
ゴロゴロゴロ
突然雷が鳴り、大雨に見舞われていた。それを見ていた佳菜子に会議に参加していた部員が
「かな。今日は午後から雨降るっていってたよ。」
それを聞いた佳菜子はおもわず
「降るの!?傘...」
「降るって前から予報で言っていたし、ちょうど会議もしたかったから今日になったんだよ。」
と、部員が言ってくれたが佳菜子には焦りがあった。
「はやく帰れるかな...」
10分たち会議が終わったが、雨は酷くなる。
「帰ったら風呂入ろう。
そういい、佳菜子はダッシュで家に帰ろうとした。家に寛がいると知らずに...
「はぁ、何で雨なんか降るんだろう。」
と言ったが妹は居なく、親も不在な為大きな独り言になった。佳菜子は、駆け足で脱衣場に向かった。
「着替えとかは後で取ろう。誰もいないし。」
佳菜子は服装を脱ぎはじめたが浴室からの音は雨の音でかき消されているため聞こえない。そのまま、浴室に入り、シャワーを浴びようとしたとき声が聞こえた。
「えぇ...」
おもわずビックリしてしまったため、近くにあった桶を握ってしまった。発育途中の体を寛に見られたからだ。
「なんで、寛がおるん!!この変態ィ!!」
と言った。寛も困惑し
「ち、違うんだよ!!これは...」
寛が言おうとしたが、
「何が違うんねん!!このぉ、エロ!!」
と佳菜子の罵声が家中に響き渡る中、桶を投げて見事に寛の頭部に直撃し気絶した。
「後で、説教してやるからね...」
と言ったが、佳菜子は寛の身体中を見た。まぁまぁの筋肉質の体や下半身なども見て、顔を赤くしてしまった。
「これ...どうしたらいいんよ...」
佳菜子は我に帰りながら、部活のマネージャーで少し鍛えた力で脱衣場まで運び、上からタオルを置いた佳菜子はシャワーを秒速で済まして浴室のドアの扉を開けると寛の姿は居なかった。
「まさか、逃げたんじゃないよね。」
佳菜子は怒りに変わろうとしたとき、洗濯機の音がした。
「あれ、私 動かしていたっけ?」
佳菜子は複雑な気持ちの中、まだ家の中には寛がいると思い、タオルを巻いて出てきたが寛は居なかった。
しかし、今は着替えないといけないと思い自室にあるタンスから部屋着を出して、リビングのソファに座ったとき、お尻から変な感触と
「いてて...」
という音がした。恐る恐る見てみると寛がソファで気絶しており、佳菜子は寛の頭の上に座っていたのだ。佳菜子は色々あったため、ソファにいる寛までは見ていなかった。
思わずビックリして
「きゃ!!へ、変態!!」
と叫んでしまい、寛を蹴ろうとしたとき、ソファの後ろ方には妹の朋美が救急箱を持って立っており、口を半開きにしていた。
「お姉ちゃん...」
佳菜子は顔を真っ赤にしていた。
前話は少し刺激が強めでしたが、あれが現時点での限界です。
次回の投稿は来週ぐらいでしょうか。投稿が遅れてしまい申し訳ありません。
そして現時点での計画ですが、これから重要になってくる地名、学校名等を変更と追加を考えています。
あと、小説のタイトルも考えております。これらは、第3章からやろうと思っております。
第3章の内容は、第1章にでも言っていた通り日常編になります。作って欲しいシリーズもあれば出来れば作ります。
UAが編集段階で100を超えましたことを報告します。誠にありがとうございます!!