アマガミサンポケット 作:冷梅
天道の持つ金属バットが、甲高い音を奏でる。
真芯で捉えられたその打球は綺麗な放物線を描き、外野フェンスの奥へと吸い込まれた。
これによって相手ベンチ、応援団が共に歓声を上げ、先程自分が本塁打を浴びたという事実を突きつけてくる。 均衡したこの場面、ここでの一発は正直キツいものがある。
「……すまん、甘く入った」
「落ち込むのは試合の後だ。次も気が抜けないからな、頼むぞ
「ああ、気合いを入れ直す。打たせていくから、皆も頼んだぞ」
『おう!』
汗を拭い、ロジンバックを手で跳ねさせる。
そうして手に付いた滑り止めを適量にするため、ふっと吹き飛ばせばスイッチの入れ直しが終わる。
もう簡単には打たせない。
5番・木下を三振に抑えベンチに駆け足で戻った。
* * *
「……あちゃ〜、打たれちゃったね」
「スライダーが浮いて、それを捉えられた形になったか」
先程の追加点は輝日東高校にとっては、とても大きな痛手だ。
それにしても、あの天道くんとか言う投手、いやはや大した才能の持ち主だ。 1年生ながら星英高校の主力として甲子園で準優勝を経験。 その後も甲子園に出場し続けているのは正に天才――――そういう星の下に生まれたと言っても過言ではないだろう。
プロが注目しているのも納得のいく超高校級だ。
「そんな子に、君は
贔屓目無しに見ても、公くんの能力も天道くんに負けてないと思う。 球速は天道くんの方が上回るが、公くんには無尽蔵の
「やっぱり、彼は道を間違えた気がする」
突然、維織さんがそんな言の葉を落とす。
「維織さん、それってどういう意味?」
准は
「……朱鷺くん、貴方は解る?」
「公立と私立の話だろ? 基本は、私立の方が設備が整っているからな」
維織さんが言っている意味は、恐らくそこにある。野球留学なんて言葉があるくらいだ。 強豪校に進んでいれば、その分甲子園は近くなるし、その後の進路も決まりやすい。
公くんの努力をずっと近くで見続けてきた維織さんだ。 その努力を無駄にして欲しくないという思いがあるのだろう。
「でも維織さん。この前公くんは、後悔は無いって言ってたよ?」
「そう、彼は心が強い。だからこそ勿体無い――背中に羽根を持っているのに」
それっきり維織さんは黙り込んでしまった。
維織さんには維織さんなりの葛藤があるのだろう。 でも、維織さん。 心配する必要は無い。 公くんは、俺たちの想像よりも強い。
* * *
最終回、打者2人が三振に倒れ、これで2
天道も間違いなく疲れている筈。 ここまで来て、あっさり負けたく無い。
「――椎名、頼む」
「あぁ、繋げるさ主将」
その言葉通り椎名はボールを良く選び、四球で出塁する。
何とも頼もしい恋女房だ。 自然と笑みが零れた。
正直言って身体は鉛の様に重く、体力は尽きかけている。 そんな状況でも、打席に入ると力が湧き上がってくる。 どうやら俺は、どうしようも無く野球が好きみたいだ。
「主人、君で最後だ」
「まだ勝った気になるのは早いぜ天道」
天道は好戦的な笑みを浮かべると、走者が居るにも関わらず振りかぶった。
椎名が上手くスタートを切る。 とは言え、天道の球速は並外れた物を誇っている。 ここで刺されてしまっては、元も子も無くなってしまう。 故にここはバントの構えで直前まで引き付けて、捕手の動きを制限する。
「ボール!」
椎名の盗塁も無事に決まり、おまけにボールと来た。 良い感じだ。
「走りたければ、走ればいいさ!」
またも天道は振りかぶり、豪速球が投げ込まれる。
「ストライーク! ワン!」
今度は真ん中低めに決まってストライク。 しかし、椎名もまた三盗に成功した。
ここで椎名を返すことが出来れば、まだ試合は分からなくなる。 何としても返したいところだ。
カウントは並行。 次も恐らくストレート、ここで狙っていきたいところだ。
「ストライーク! ツー!」
相手捕手の構えるミットが重い音を立てる。
球速が更に上がった。 サッと、電光掲示板を見上げるとそこには驚異とも呼べる数字が記されていた。
155km/h
今年の夏の甲子園で記録した、最速の153km/hを上回ってくる数字。 それをここで出してくる。
ゾワっとしたモノが、背中を走り抜けた。 腕にも小さな震えが起こる。
――――怪物。
この表現通りの力を遺憾無く発揮してくる。 その様子は最終回のこの局面で、自己最速を更新してくるのだ。 我が好敵手ながら、恐ろしい。
だけど――――負けていられない。
自分は何故、輝日東高校を選んだのか。
自分は何故、この場に立っているのだろうか。
自分は何故、怪物を前にして武者震いを感じるのか。
それは簡単なことだ。
壁は、高ければ高いほど、登りきり、超えた時が気持ちいい。
それを成すために、ここに居るんだ。
繋いでくれた、椎名の為にもここは打つ。
4球目、左腕がしなり豪速球が投げ込まれる。
コースは
先程の回の、天道同様に金属バットが甲高い音を奏でた。 打球はセンター方向へと伸びていく。
叫んだ。 腹の底から、声を出した。
「――行けェ! 超えろォ!」
センター上空に、高々と上がったその打球に――――勝利の女神が微笑むことは無かった。
* * *
「……惜しかった」
「ああ。良い試合だった」
最後の公くんの打席、あそこが名実ともに勝負の決まりとなった。
内角高めに投げ込まれた豪速球に振り負けない様に、反射的にバットを短く持ち直したのは素晴らしい
そして、見事、あの豪速球を弾き返す事が出来た。
しかし――――運が無かった。
寄りにも寄って、球場の一番深い所に打ち込み、
「准ちゃん。今日の夜、お願い」
「解りました、用意しますね」
「ありがとう准ちゃん」
「辛いことを吹き飛ばすには、楽しいことが一番だからね。協力しますよ!」
たった今維織さんの手によって、「さんせっと」で公くんの慰労会が開催されることが決定した。 ふむ、これは良いタイミングかもしれない。
「維織さん、話があるんだ。准も聞いてくれないか?」
夏が終わってからずっと考えていたことを、遂に口にすることに決めた。
* * *
届かなかった。
全力を出し切ったのに、負けた。
天道は打って抑え、俺は打てずに抑えきれなかった。
気が付けば、一進一退を続けていた好敵手の背中は、遥か遠くに行ってしまった様に感じる。
「主将、お前は頑張りすぎだし、独りで抱え込もうとするな。誰もお前を責めてない、責めるはずが無いんだ」
「椎名……」
「そうだろ皆?」
椎名の言葉に野球部の面々は力強く頷く。
揃いも揃ってお人好しな連中だ。 この優しさに救われたのは一度や二度だけでは無い。
「まだ夏があるんだ。
「ああ、そうだな。椎名、お前の方がよっぽど主将に向いてるよ」
「……俺は人を引っ張ると言う様な柄じゃ無い。皆、お前が主将だからここまで付いてきてるんだ。――ちょっとは自分のキャプテンシーに自信を持て」
「……何か、お前にそこまで言われると恥ずかしいものがあるな」
「そういう柄じゃないだろ……はぁ、まぁいい。解っただろ? 俺たちはまだ、下を向くには早いんだよ」
「うっし……切り替え終了。もう落ち込まん」
「ああ、野球バカ何だからそれくらいで居てくれ」
「バカは言い過ぎだ、バカは」
全く、椎名には頭が上がらない。 高校からの付き合いになるが、純一たちを除いた面々では一番仲の良い友人だ。 こんな感じで野球の方でも頼りなる。 ほんと、頼もしいやつだ。
今日はもう練習も無いため、まもなく始まる準決勝第2試合を観戦するも良し。 家に帰るのも良し。 要するに自由時間が与えられることになった。
「主人、お前どうするんだ?」
「あぁ、俺は見ていくよ。アイツが出るからな。椎名は?」
「俺は皆とカラオケだ。さっきみんなの前だったからあんな風に言ったけど、悔しいものは悔しいからな。ストレスをぶつけてくるさ」
「そっか。じゃあ、楽しんでこいよ」
「分かってるさ。じゃあな」
椎名たちに、別れを告げて俺は独りスタンドで観戦することになった。 何だ、皆帰ったのか。 別に寂しいとかじゃ無いが、何だかなぁという思いがある。
「相変わらず、変わったユニフォームだな」
親切高校。
三塁側ベンチ前でアップを行っている、紅白のユニフォームを身に包んだ野球部だ。
帽子には赤い笑顔のマークがあるが、親切何て名前の割に、殺伐としたものが感じられると椎名が以前言っていた。
県内でも屈指の強力打線を誇る親切高校が、今日対戦する相手は、鉄砂高校。
イーファスピッチと堅実な守備が持ち味の、戦りづらい相手だ。 両校の試合を観ようと、駆けつけた高校野球ファンから聞こえてきた会話によると、矛盾対決とされているようだ。
強力打線対エラー0の堅固な守備。 球場が湧くのも納得の行く話だ。
さぁ、その守備の穴をどうつくのか、見せてもらおうか――――十野。
* * *
結果から言えば、親切高校が試合に勝利した。 それも、大量得点で。
2点ビハインドで迎えた7回、そこまで鳴りを潜めていた親切打線が牙を剥いた。
“打”の親切高校という二つ名の意味を、遺憾無く発揮した試合になった。 序盤はイーファスピッチに苦しめられるも、主将の十野が口火を切り、この回一挙7得点とビッグイニングを展開した。 その後の鉄砂高校の攻撃は、継投策を用いて抑える等とその地力の強さを存分に見せた。
これによって、明日行われる決勝戦は星英高校対親切高校で繰り広げられることになった。 その場に自分が立てないことに、悔しさはあるが後悔は無い。 夏は必ず好敵手を破ると誓い、その場を後にした。
帰宅すると、母が心配そうな顔つきでこちらを見つめてきた。 今日の試合はローカルテレビで放送されていた為、内容を知っているのだと思う。 試合終了後からかなり時間が経って帰宅した息子の心境を想像しての行動だろう。
「母さん、そんな顔すること無いから」
「でもねぇ……」
「本人が大丈夫って言うんだから信じてくれよ。遅くなったのは親切の試合も観てたから。これでOK?」
「……そう、それなら良いわ。お風呂入るでしょ?」
「うん、ありがとう」
試合での疲れを吹き飛ばすのに風呂は最適だ。 心が休まる。 疲労回復の為に、軽くマッサージを行うのも欠かさない。 柚子の香りがする入浴剤を十二分に堪能した為、湯船から身体を起き上がらせる。
大分リラックス出来た。 やっぱり疲れてる時には、湯船に身体を預けるのが一番だ。 温熱、湯温、浮力によって血の巡りを良くし、更に入浴剤で香りを楽しみ気分を落ち着かせる。 完璧な風呂の利用法と言っても過言では無いかもしれない。
着替えを済ませ、自室に戻ってベッドへと身体を沈ませたところで突然携帯が振動する。
「うわぁ! ……何だ、准さんか」
完全に気を抜いていた為、我ながら素っ頓狂な声を上げてしまった。 携帯の画面に表示されているのは見知った名前。 送られてきた内容を目を通すと、今日の夜に「さんせっと」で慰労会をしてくれるとのここと。 出席に関しては、拒否権は無いらしい。 電話で無く、文面で伝えてくれたのは気遣ってくれているのだろう。 出席する意思を示した簡素な返信を送り、目を閉じる。 意識は直ぐに、深く潜った。
「あら、どこか出掛けるの?」
「うん、ちょっとそこまで。夕飯要らないから」
部屋着から外出用の服に着替え、「さんせっと」に向かって自転車を走らせる。 少し眠りすぎたが、約束の時間には充分間に合いそうだ。
「さんせっと」に着くと、丁度准さんが「Closed」の文字を扉にかけているところだった。
「あ、来た来た。時間前行動、流石野球部だね」
「今日は呼んでくれて、ありがとうございます」
「うん! 今日は君が主役だからね。ご主人様のご来店で〜す!♡」
店内は相変わらず、珈琲特有の香りが辺りを漂い鼻腔をくすぐる。 見渡すと、維織さん、世納さん、夜長さんの3人が居る。 全員集合だ。
「よ! 試合お疲れさん……惜しかったな」
開口一番に、夜長さんが今日の試合の労いを入れてくれる。 本当に人のことを良く見ている人だ。
「急に呼んだけど、大丈夫だった?」
「大丈夫ですよ、維織さん。じゃなかったら、ここに居ないです」
この言葉に夜長さんたちが優しく笑う。
「はい、出来たよ。召し上がれ」
テーブルの上には馴染み深いハムサンドやタマゴサンド、シーザーサラダの他に、見た事も無い料理が並んでいる。
「維織さん……この一際豪華な料理って名前なんですか?」
「……満漢全席」
「へ?」
「ごめん。108種類、再現できなかった」
「………」
開いた口が塞がらないとはこのことなんだろう。 それくらいの衝撃が襲いかかってきていた。 チラッと、周りを見渡すと准さんも夜長さんも世納さんも苦笑いだ。
目が語りかけてきている。
――――凝り性なところが出てしまったと。
「この量を今日で食べ尽くすんですか?」
「……心配要らない。朱鷺くんが居る」
「流石に俺でも、この量はちょっと……」
「食べたくないの?」
「は、はい! いただきます!」
「……初めからそう言えばいいのに」
苦しいけど、楽しい食事になりそうだ。 そんな気がした。
* * *
「も、もう無理……これ以上は入らん」
「あはは! 夜長さん何その顔! 信じらんない!」
准のやつが、偉く笑うもんだから周りを見渡してみると維織さん以外が笑っていた。 いや、維織さんも楽しそうにしているし、ぎこちないだけか。
全く、失礼な人たちだ。 イキでクールなナイスガイの俺のどこを笑うところがあると言うのだ。
食卓に並べられていた食事も、今では皿を空にしている。 そろそろ本題に入る頃合いか。
「公くん、話があるんだ。聞いてくれるか?」
「は、はい。どうぞ」
会話を始める前にと、烏龍茶を飲み喉を潤す。
さて準備は整った。 問題はどう話すかだ。
「朱鷺くんが、外部コーチになりたいんだって」
「へぇ〜、そうなんですか……ん?」
「そうそう、前から思ってたんだよ……って、維織さん!」
何で先に話すんだというツッコミはしない。 したらもう負けが確定してしまう。コテっと首を傾げてもダメだ。 可愛い、じゃなくて、溜め込んだ真面目な空気を返して欲しい。
准は相も変わらず腹を抱えて笑っている。 まさか、お前が仕組んだのか。 どうしてやろうかと、考えていると公くんの口が動き始めた為意識を戻す。
「えっと、外部コーチってどういうことですか?」
「そのままの意味さ。今日の試合を観て思ったんだ。このまま君たちが終わってしまったら、それは何て残酷で悲しい事なんだろうと。役に立てることは少ないかもしれない。それでも俺は、君たちの力になりたい。そう思ったんだ」
これは紛れもない本心だ。 あの試合を観て、輝日東高校野球部に力を貸したくなった。 これでも昔、ある高校を鍛え上げたんだ。 多少なりとも彼等の力に成れるはず。
「……良いんですか? そりゃあ、夜長さんが来てくれるならウチにとっては凄いプラスですけど」
「けど……?」
「夜長さんの気持ちは嬉しいです。でも、それに見合うだけの返しが思い付きません」
「あぁ、それなら大丈夫。君たちが甲子園に行くこと。それが条件だ」
「――簡単に、言ってくれますね」
「信じてるからさ。ここに居る全員がそう思ってる」
公くんは3人の顔を見渡し、そっとを顔を落とした。
「……ズルいですよ、そんなの」
「ああ、これが大人ってものだ。君等はただ、前だけ向いていればいい」
静かな時が流れた。
「いつから来てくれるんですか?」
「月曜日から出るつもりだ。出来れば毎日行きたいと思ってる。とは言っても、教員免許は無いからボランティア見たいなものなんだけどな」
「それでもちょっとは給料が出るんでしょ?目指せヒモ脱却だね!」
「ヒモって言うなヒモって……」
「大丈夫。朱鷺くんは私が養う」
「……俺ってもしかして飼われてる?」
『何を今更』
満場一致で、急に俺を弄り始めた。 ほんとにこの腹黒メイドと来たら、溜まったもんじゃない。 でも、まぁそれでも准は准なりにエールを送ってくれているのだろう。 と言うか、そう思わないと辛い。
だが、このやり取りのお陰で公くんの顔に笑顔が戻った。
彼は責任感が強い。 周りが助け舟を出して、それに表面上では気付いても、頭の中では自分を追い込むのだろう。 それを防ぐのが、俺たち大人だ。 まだ高校生なんだ、もっと大人を頼っていい時だ。
維織さん、元ヒーローと言うことに誓って、貴女の秘蔵っ子を立派に羽ばたかせてみせるよ。 約束だ。 必ず、守る。
野球回になってしまったので、次いでにキャラの簡易能力表も。
あくまで参考程度で。
・
・右投げ右打ち
・投手/外野手 145km/h オーバースロー コントロールC スタミナA
・ツーシーム スライダー 4 カーブ 2
・弾道 3
・ミートB
・パワー B
・走力 C
・肩力 A
・守備力 C
・耐エラー C
・人気者 威圧感 ムード〇 センス○ ノビ○ 一発 ランナー△
・人気者 威圧感 ムード○ 広角打法 ハイボールヒッター
・輝日東高校 主将兼エース兼主砲。 キャプテンシーが非常に強い。
・
・右投げ右打ち
・捕手
・弾道 2
・ミート B
・パワー D
・走力 C
・肩力 A
・守備力 B
・耐エラー A
・キャッチャー〇 送球〇 アベレージヒッター ムラっけ 三振
・輝日東高校 正捕手。 公の手網を引っ張る恋女房。
・
・左投げ左打ち
・投手 155km/h オーバースロー コントロールE スタミナC
・高速スライダー 2 フォーク 2 シュート 2
・弾道 4
・ミートD
・パワー A
・走力 B
・肩力 A
・守備力 C
・耐エラー D
・人気者 ジャイロボール ノビ◎ 完投タイプ 牽制〇 球持ち〇 速球中心 重い球 一発
・人気者 チャンスメーカー アベレージヒッター ムード〇 走塁〇 流し打ち 広角打法 チャンス△ 三振
・星英高校 主将兼エース兼主砲。 プロ注目選手。 世代No.1とも。
・
・右投げ左打ち
・内野手(遊撃手)
・弾道 3
・ミート A
・パワー B
・走力 B
・肩力 B
・守備力 A
・耐エラー B
・人気者 広角打法 チャンス◎ 流し打ち 固め打ち センス〇 チャンスメーカー 逆境〇 連打〇 ムード〇 ヘッドスライディング 悪球打ち
・親切高校 主将兼主砲。 親切高校の守りの要でもある。 勝負強い。
読了、ありがとうございました。