ハイスクールD✕D 白銀の姉を持つ世界を変える男   作:ニャン吉

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第10話

会場に飛んだ

会場は駒王学園を模倣した空間みたいだな。

会場を確認してから俺達はレイヴェルにどんな作戦で行きたいか尋ねた。

 

レイヴェルは

 

「ライザーは私に殺らせてください。確実に仕留めます。」

 

「それでいいぜ。それと皆もローブを脱いでくれ。お披露目も兼ねているんだ。」

 

俺がそう言うと全員がローブを外した。

 

これでやっと俺の眷属達が公になる。

 

キング

クロス・ルキフグス

 

クイーン

サイト・ヒメア

(ヒメア)

 

ヴィショップ

四条桃花

(桃花)

ソフィア・ブレイブ

(ソフィア)

 

ナイト

楪いのり

(いのり)

沖田総司

(総ちゃん)

 

ルーク

アリサ・イリーニチ・アミエーラ

(アリサ)

リズベット

(リズ)

 

ポーん

黒歌

(黒歌)

テンテン

(テンテン)

相羽六

(むい)

シノン

(シノン)

レイヴェル

(レイヴェル)

レイン

(レイン)

ユウキ

(ユウキ)

校条祭

(ハレ)

このメンバーがやっと揃った。

俺以外が皆女の周りから見たらハーレムな眷属達だが遠近攻撃に回復、サポートとレベルが高い仲間達だ。

 

戦いが嫌いでほとんど戦わないハレでさえ戦えばSSランク相当のはぐれ悪魔を軽く倒せる位だ。

 

と考えているとレイヴェルが

「では作戦を伝えますわ。クロス様。範囲攻撃でライザーの眷属達だけを倒して下さい。あとの方達はここでお休み頂いてもいいですわ。ライザーは妹である私が責任をもって殺ってきます。」

「わかった。レイヴェルのその作戦で行こうか。皆もいいか?」

と俺が聞くと皆は了承してくれた。

それを俺は確認してから異空間に手を入れてアスペクトであるアサルトライフルを取り出す。

そして前へと銃口を窓の外へと突き出す。

「リベレイト」

そう言って俺はアサルトライフルのリミッターを解除をして大きな魔力弾を作る。

そしてその魔力弾からレーザー状の攻撃を複数同時に放出。

「ライザー様眷属の全滅を確認しました。」

と姉さんが敵眷属の全滅を放送で流した

「シルバーブレスはやっぱり使い勝手がいいな。ホーミングを付けたかいがあったな。」

 

それを見たレイヴェルが

「流石ですわクロス様。では私はライザーを屠ってきますわ。」

「わかった。無理はするなよ。」

「無理をするまでも無いですわ。」

そう言ってレイヴェルは窓を開けて学校の屋上へと飛んで行った。

「レイヴェルも成長したねクロス。」

「そうだな桃花。」

「クロス君。」

「どうしたハレ?」

「なんでレイヴェルちゃんは1人でライザーを倒しに行ったのかな?確実に勝てるとは言っても皆でやった方が確実だよ。」

「レイヴェルなりの決別を示しに行ったんだろ。」

「そうなんだ。」

とハレが俯いて答えたので俺は頭を撫でながらレイヴェルの戦いが・・・一方的な暴力になるであろう戦いが終わるのを待つのだった。

 

sideレイヴェル

 

学校の屋上に着くとライザーが立っていた。

「レイヴェル!貴様は妹の分際で兄である俺に逆らうのか!」

ライザーは昔から何も変わっていない

寧ろ悪化している

 

昔から

「兄の言うことが聞けないのか」

「俺はお前の兄だぞ」

「妹なら大人しく兄の言うことを聞いていろ」

といつも「兄だから」と上から目線で私にいろいろ言ってきますわ。

クロス様はこんな愚かな兄とは違い私を対等な1人として見てくれる。

同じ組織のトップと部下の1人では無く、常に対等な1個人として。

そんな彼こそ・・・クロス様こそ私が尊敬し慕う人。

そしてライザーはそんなクロス様を侮辱した私の明確な敵で倒す理由はあっても負ける理由は何処にもありませんわ。

あの時にクロス様がいなければ今頃私ははぐれ悪魔に殺され生きていないだろうと思いますわ。

命の恩人であるクロス様に全てを捧げて何がいけないのでしょうか。

 

「貴方は・・・いえ。ライザー・・・貴方は判断を間違えましたわ。あの時、もしクロス様に挑むのを辞めていれば・・・認めるのも嫌ですが妹の私に負ける事も無かったでしょうに。」

「貴様は俺の妹であるお前如きが俺に勝つだと!調子に乗るのもいい加減にしろ!ずっと俺の目の前で泣いていれば良かったものを!」

「そうですわね。あの時は1日1日が辛かったですもの。あの家を出て行けてせいせいしていますわ。」

「なら力ずくでも貴様を家へと連れて帰ってやる!お前はあの装備が無いと俺の攻撃を受けられない。それはさっき証明された。」

そう言ってライザーは・・・クロス様の言う中身の無い攻撃を作り私に投げてきましたわ。

 

本当にがっかりしましたわ。兄がこの程度の存在なのだから。

「ハンデをあげます。その一撃だけ何もせずに正面から喰らってあげます。恐らく貴方が私に勝つ最初で最後のチャンスですもの。喰らってあげないと可哀想というものですわ。」

「レイヴェル!調子に乗るのもいい加減にしろと言ったはずだ!これを喰らってただで済むと思うなよ!」

そう言ってライザーは作り上げた炎を私に投げてきた。

「この紅蓮の炎を喰らえ!」

そう言ってその私にとっては弱火でしか無い攻撃を当ててきた。

 

この程度で紅蓮の炎

恥ずかしい事です。

見せてあげましょう。

貴方の紅蓮の炎という弱火より強い強火の焔を

 

そう思って私は手を横に薙ぎ払いライザーの炎(笑)を消し飛ばした。

「ライザーのこれが紅蓮の炎。ただの弱火では無いですか。恥ずかしいです。強火の焔を見せてあげましょう。有難く思いなさい。」

私はそう言って右手を銃の形にしてライザーに向けた。

指先に圧縮した魔力を溜めて放つ。簡単な技。

そうですわね。これに敢えて名前を付けるのであれば

「ファイアバレット」

この名前が丁度いいですわね。

 

私から放たれた小さくも圧縮された焔がライザーに無理はって一直線に飛んで行く。

 

「この程度で俺を倒すつもりなら調子に乗るな!」

そう言ってライザーは私と同じ様に右手を前に出し受け止めようとした。

でもそれは無駄な事。

なぜなら

 

手のひらに留まることは何のだから

 

そう。

私の放った小さく圧縮した焔はライザーを貫通した。

そして焔の通った所からライザーは全身が燃え始めた。

それに対してライザーはフェニックス家の回復を使うも私の焔の燃える速さに間に合わずただただ無駄に魔力を消費するだけ。

 

その燃える姿を見て私は同じ物を何十何百とライザーの身体の至る所に撃ち続けた。

それはまるで私の指先と言うマシンガンから銃弾が撃ち込まれるように。

 

暫くして撃つのを辞めると回復を終えて魔力が枯渇したライザーは怯えたような目で私を見てきた

 

その目

見覚えがある

様々な悪行を行って来たはぐれ悪魔やはぐれエクソシスト達がクロス様に向ける目そのものだった。

 

目の前で見る価値も無いほど無様な姿を晒しているライザー

私はそんなライザーの眉間に最後の1発を打ち込み

 

「ライザー様の敗北が確定いたしました。これより転移を開始致します。」

 

グレイフィア様のこの放送が入り私達の・・・クロス様の眷属である私達の勝利と私とライザーの決別が決まった瞬間だった。

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