ハイスクールD✕D 白銀の姉を持つ世界を変える男   作:ニャン吉

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第11話

ライザーを倒した翌朝リアスが俺に

「クロス。頼みがあるのだけど。」

「大体わかるが一応言ってみろリアス。」

「貴方に・・・貴方達に修行を付けてもらいたいのだけどいいかしら?」

「今更修行した所で付け焼き刃でしかないぞ。」

「付け焼き刃でも何でも今は力が必要なの。」

「そうか。なら白音と朱乃に修行でも付けてもらえばいい。本当の目的は別の所にあるんじゃないのか?」

と俺がリアスに言うと下を向いてから意少ししてを決したように顔を上げて俺を見た。

「確かに・・・それと貴方は今、朱乃と白音に修行を付けてもらえばいいと言ったのかしら。何の間違いかしら?」

「何の間違いでもねえよ。2人は俺の下で修行しているしライザーに勝つだけの力を持っている。木場も少し修行を付けてやったからこの3人はリアスよりも強い筈だな。」

「なぜ貴方は私の眷属達に勝手に修行を付けているのかしら?」

「ダメかよ?朱乃と白音から俺に頼んできた事だぜ。」

それを聞いてリアスは信じられないという顔をして

「そ・・・それでも修行を付けるなら2人の主である私に一言入れるのが普通だと思うのだけど?」

「お前に一言入れてお前はどうする?2人の希望を知らない癖してよく2人の主と言えるな。それと俺達に修行を付けてもらいたい本当の目的はなんだ?」

「あの武器を貸してもらいたいのよ。あの強力な技を放てる武器は私の・・・私達の戦いの鍵になるから。」

という言葉を聞いて俺はかなりイラついたのだ

「お前はふざけているのか?」

と怒気を込めてリアスに言うと少し怯みながらも

「な・・・何よ。貸してくれてもイイじゃない!私達に力が無いのは分かっているの!なら武器を手にいれて勝ちに行ってもイイじゃない!」

「お前はアスペクトと斬魄刀の事を何もわかっていない。あの2つは武器の形をしているが武器じゃないんだよ。」

「どういう事かしら?」

「簡単か話だ。魂が宿っているからな。」

「魂が宿っている?」

「例え俺がお前に俺のアスペクトを貸したとしてもお前にとってはただの銃としての機能も無いよ。」

「なんでよ!朱乃はアスペクトを!白音は斬魄刀を使っているじゃないの!2人が使えるのに私達が使えない訳がないじゃない!」

「言っただろ。2人は俺の下で修行をして強くなり手に入れたんだ。自分の方が強いと思うのは自信過剰という奴だぞ。」

「ならなんであの2人に修行を付けてたのよ。」

「2人に頼まれたからだ。白音は黒歌の妹だから頼まれなくともいづれ修行を付けるつもりだったがな。」

「2人と私達の違いはなんなのよ。」

「人生の闇があるか、無いかだな。2人の事を理解せずによく主と言い切れるものだな。これ以上お前を呆れさせないでくれ。バカバカしくなる。」

「なんなのよ。貴方はいいわよ!運命を変えるだけの力があるのだから!才能がある貴方は」

とリアスが言った瞬間に俺は怒りリアスの胸ぐらを掴み近くの壁に叩き付けた。

「お前は俺に才能があると本気で言っているのか!」

「な・・・なんなのよ。」

「俺の質問に答えろ。本気で言っているのか?」

「当たり前じゃない!現に貴方はライザーに勝てるだけの才能がある事を証明したじゃない!」

とリアスは言い切った。

「はっきり言うぞ!俺に・・・俺達葬儀社に本当に才能があると言われるヤツは誰一人としていない!」

「そんなわけないわ!レイヴェルだってライザーに勝てた。恐らく他のみんなだって」

「勝てる!はっきり言おう。俺たちは才能の差を努力で埋めてアイディアで突き放し経験で圧倒する。お前みたいに・・・お前達みたいな純血悪魔の嫌う努力と根性を全開で使ってな!」

「私だって努力はしているわ!魔力を使いこなせる様に貴族として恥ずかしくない様に!」

「そんなのは努力とは言わないな。当たり前の事だからな。お前の魔力量も質もただ才能の分しか開花していない。俺の俺達の目には相手の魔力量から質、修行したことによって起こる魔力の上昇まで読み取れる。その程度で修行したという事は俺達やお前の従兄弟のサイラオーグを侮辱する行為だ!生半可な覚悟では本物の修行は出来ないし本物の力は手に入らない。・・・ちっ。」

「生半可な覚悟の修行では本物の力が手に入らない。」

「俺はお前と兵藤に修行を付けるつもりは無い。2人で勝手にやれ。だが安心しろ。役立たずが二人いても勝てるように朱乃に白音、木場にアーシアを鍛えておいてやる。お前達は足でまといにならないように逃げ続けられるようにしていろ。」

と俺が言うとリアスが

「私に本物の覚悟があれば修行を付けてくれるかしら。」

「お前の本物の覚悟とはなんだ?このレーティングゲーム、この修行で何を賭ける?」

「私のこれからの生涯全てを賭けるわ。」

「と言うと。」

「貴方の修行に耐えられないと辛いと1度でも言葉にしたら貴方の・・・クロスの下僕として生涯を貴方に捧げるわ。忠実な犬として。貴方との修行に耐え抜いた後のレーティングゲームでライザーに負けたのなら全身全霊をかけてライザーの事を愛し愛奴隷として生き続けるわ。これが私の覚悟よ。」

「いいだろう。だが俺の修行だが俺がお前の近くにいることは無い。俺がやる事は時間制限とその時間内にやる事を与えてそれをやらせる。1秒の遅れも許さん。それでいいならいいぜ。上手くこなせば五日目から俺がお前の戦闘訓練を付けてやれる。この五日目以降の修行に1秒の遅れも無くやって来れたら少し認めてやる。・・・それでどうだ。」

「それでいいわ。私はどうすればいいのかしら?」

「そうだな。・・・今から葬儀社で隔離している山へ行く。そこは別名死の森。3時間後までに2匹の超危険級大型モンスターを倒して真ん中の建物までやって来い。それまで俺は朱乃と白音、木場にアーシアに修行を付けている。リアスの覚悟は聞いたから鍛えてやるが兵藤は鍛える以前の問題だ。俺は手を付けない。これが終わったらお前に3時間やる。早めに終わらせたらその分の時間を追加しても構わない。兵藤にやる事なり伝えて来い。いいな。」

「ありがとう。そうするわ。・・・それとこの森の地図はあるかしら?」

「分かっている。入口にいるやつがお前に渡す。死の森の管理人だ。」

こうして俺とリアスは死の森の入口へと向かうのだった。

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