ハイスクールD✕D 白銀の姉を持つ世界を変える男 作:ニャン吉
sideリアス
転移させられて着いたのはイッセーのいる私の別荘だった。
「部長!なんでこんなにボロボロなんですか?それに他の皆は何処なんですか?修行をしないんですか?」
「イッセー。よく聴いて。」
「はい部長。」
「朱乃と小猫はクロスの所で修行を付けてもらっていてアーシアと佑斗もクロスの眷属に修行を付けてもらっているの。そして私もクロスにこれから修行を付けてもらうことになっているわ。」
「なら俺も修行をクロス先輩に付けてもらうんですか?」
「最後まで私の話を聞きなさい。」
「はい。」
「クロスはイッセーに修行を付けるつもりは無いと言っていたわ。」
「なんでですか?なんで他の皆は良くて俺だけダメなんですか!」
「貴方のモチベーションに不純物が混じっているから。ってクロスが言っていたわ。」
「なんですか!俺のモチベーションの不純物って!」
「性欲。クロスはそう言っていたわ。」
「性欲の何がいけないんですか!おっぱいの為に頑張って何が悪いんですか!」
「・・・分かっていないようだから教えるわね。・・・イッセー。あなたが私の眷属に入ってから朱乃と小猫はどうしてる?」
「クロス先輩と一緒にいます。」
「アーシアと佑斗も何をしているか知ってる?」
「分かりません。」
「はっきりと言うわよ。朱乃と小猫は貴方が居なくなるまで部室にも私の眷属にも戻らないと言っているの。理由は分かる?」
と私が聞くとイッセーは横に首を振る。
わからないようだ。
「理由は貴方がいるからなのよイッセー。」
「なんで俺なんですか?」
「貴方の変態性が許容出来ないみたいなの。だから貴方はその変態を治しなさい。少なくともそうしないと朱乃達は帰って来てくれないの。」
「なんでですか!朱乃さん達は部長の眷属なんですよね!」
やっぱり突っかかってくるのね。
「そうよ。はっきり言うわよイッセー。朱乃達は貴方の変態性があるのに何故私の眷属を続けていてくれるのか。」
「はい。」
「クロスにリアス眷属としての役割を果たす様に言われたそうよ。そしてイッセーがいることに耐えられなくなったらクロスの組織にある技術で悪魔の駒を抜く事を約束したそうよ。これが何を意味するかわかる?」
「わかりません。」
「イッセー。貴方が変態なお陰で私の眷属が半壊状態になっているの。だからこれは命令よイッセー。変態をやめて理性的な悪魔になりなさい。」
「おっぱいを追いかけられなくなったら俺が俺じゃなくなります。」
「貴方は私の眷属をやめていこうとする朱乃達を止められるの?」
「・・・そんなの分からないっすけど。・・・なら、クロス先輩に俺の駒を抜いてもらえば」
「人間に戻った途端にイッセーは死ぬわよ。」
「そんな。・・・おっぱいを追い掛けられなくなったら俺は死んだも同然ですよ。」
「ならどうするの?本当に死ぬの?」
「・・・でもやっぱりおかしいです。朱乃さん達はきっとクロス先輩に洗脳されているんです!」
「本当にそう思うの?小猫はクロスを兄と呼び、朱乃は幼少期に母親と共にクロスに救われている。母親はクロスの組織に所属しているそうよ。佑斗はまだ私の所にいてくれるけどアーシアはクロスの家に住み小猫と同じ様に兄として接しているわ。そんな相手に洗脳を掛けるような外道でない事は私も知っているしソーナがそんな相手を好きになる筈がないもの。」
「なら・・・俺が原因なんですか。・・・なんでですか?何がいけないんですか!人なんて・・・生き物なんて子孫を残す為に性欲があるんですよ!その性欲を生きていく上で必要な欲を真っ向から否定するなんてクロス先輩は生き物としてどうかしてる!」
とイッセーが言うと突然この場が凍り付いた。
「それは私達の主のクロスを否定してあるのかしら兵藤一誠。」
「誰だよあんた!」
「クロスの眷属の1人のシノンよ。それよりさっきの言葉は私達の恩人で主を批判する言葉は何事なの。説明しなさい。」
とクロスの眷属と言っていたシノンがイッセーに聞いてきた。
「批判も何も本当の「シノン・・・氷のスナイパー!イッセー!謝りなさい。死ぬわよ。」部長!どういう事ですか!」
「彼女は冥界でも有名な氷のスナイパー。狙った獲物は確実に頭を撃ち抜いてしまうと言う最強の遠距離攻撃の持ち主よ。死にたくなかったら全身全霊で謝りなさい!」
と私は焦りながらもイッセーに伝えるが全ては伝わらなかったようだ。
「そんな変態は殺す価値がないわよ。そもそも撃ち抜いたらへカートⅡが穢れそうだもの。それよりリアス。さっきのそこの変態の言葉はクロスに対する侮辱と受け取っていいのかしら?答えなさい。」
「ごめんなさい。イッセーは治すように言われていることに納得がいってないみたいで」
「そうだ!生きていく上で性欲は子孫を残す為に必要なものだ!」
「でもその行為に宿る本当に必要な心を貴方は持たない。よって貴方に生き物の3大欲求を語る資格は無い。」
「なんだと!来い!ブーステッド・ギア!」
そう言ってイッセーはブーステッド・ギアを出した。
「イッセー!何をやっているの!シノンを攻撃する気なの!」
「悪いのはあの人なんです!適当な事ばかり言うから!」
そう言ってイッセーは氷のスナイパーシノンに攻撃を仕掛けようとするのだった。