ハイスクールD✕D 白銀の姉を持つ世界を変える男 作:ニャン吉
白音の一撃をくらい気絶してから少し経ちリアスは目を覚ました。
リアスが周りを見てから状況を理解するまで時間はあまりかからなかった。
「リアス。白音の一撃を交わせずに喰らうなんて情けないぞ。白音も修行を始めてからそんなに経っていない。まだ卍解にも達していない。そんな状態の白音にやられてよく自分が主だと言えるな。」
「小猫があんなに速いなんて聞いていないわ。」
「そんな言い訳がレーティングゲームで通用するのか?」
と俺がリアスに問い掛けると下を向き
「・・・しないわ。」
「そうだ。反応出来ないリアス。お前が悪い。それと白音。動きに無駄があったぞ。気を付けろ。ゲームの間にその無駄があるとやられるぞ。」
「はい兄様。気を付けます。」
「そうしろ。リアスももっと反応を良くしろ。白音はまだ無駄が多い。今のうちは交わせないと今後余計に交わせなくなるぞ。」
「分かってるわ。」
とリアスが反応してから修行を再開した。
修行を始めて3時間。
リアスの魔力が底につき始め肩で大きく息を吸っている。
それに対して白音も汗はかいているもののリアスに比べるとまだ余裕がありそうだ。
「リアス。その程度のスタミナでやって行けると思っているのか?」
「まだまだよ!」
「白音。あれを試してみろ。」
「はい兄様。試して見ます。部長。加減がまだ出来ないので出来れば交わしてください。」
「・・・わかったわ。」
「行きます。」
そう言って白音は全身にさっきよりも高密度な雷を纏わせる。
髪の毛も重力に逆らうように全て上を向く。
リアスも何かを感じたようで警戒心を強める。
が・・・時すでに遅しだぜリアス。
でもあれを喰らうとリアスは暫くは修行どころじゃ無いだろうな。
そう考えて俺はリアスの背後に回って白音の雷を纏った拳を片手で受け止める。
俺は溜息をひとつ吐いて
「リアス。反応くらいしろ。白音はもう少し制御出来るようにしような。」
「いつの間に白音が後に!」
「気付いてすらいなかったのか。」
「兄様。私は最近部長がなんか可哀想な人に見えてきました。」
「それは何でかしら?」
「やっぱり以前の様な強さも凛々しさも感じられなくなりました。
なんと言いますか。朱乃さんは勿論ですがアーシア先輩の方が闘いにくいとすら思えますからね。」
「アーシアの方が闘いにくい。・・・それは何故かしら?」
「常に防御魔法を張ってあるからだ。アーシアはそれを維持出来る魔力と才能、根性に集中力があるからな。リアスも魔力量はあるんだ。でも根性も集中力も無いからな。アーシアの様な芸当は出来ないだろうな。」
と俺がリアスにはっきりと伝えるとリアスは下を向き始めた。
こいつはこうなると長い。その間に白音の修行を付けるかな。
「白音。全開で俺と模擬戦だ。リアスは少しだけ模擬戦を見てろ。白音は俺に一撃を入れられるように頑張れよ。」
「はい兄様。今日こそは絶対に一撃を入れてみせます。・・・これが卍解の為に斬魄刀が私に課した課題ですので。」
そう。白音の斬魄刀は俺を課題に使いやがった。
力を3割に抑えると言っても経験と技術が違いすぎてまだ相手にはならないが少しずついい相手になりつつある。
と考えていくと白音が上に飛んで行くのが見えた。
白音を視界に捉え続けると魔力の反応が地面の中にも弱いながらも1つあり、俺に確実に近づいてくる。
そろそろだな。
出てくる瞬間に同程度の力で俺の拳を白音の拳にぶつけた。
「白音。力をつけたな。まさかここまで力を上げているとは思わなかったぞ。」
「部長と違って日頃から修行してますから。それに雷拳にも毎晩戦い方の修行を付けてもらっていますから。」
それを聞いて俺は嬉しくなった。
「よし!なら、この技を受け止めたら俺はお前を認めよう!確かおれに認められたら斬魄刀の課題をクリアだったな。」
「はい。」
「そうか。なら、全力で防御しろ。卍解を2つ同時に使うからな。」
と俺の言葉を聞いた途端に白音は驚いたような顔をするもすぐに気を引き締めて防御の体制をとる。
1つ目は大きな出刃包丁の様な斬魄刀の斬月
2つ目は柄だけで刃のない・・・刃を散らしている日本刀の千本桜
「白音。見ていろよ。これが卍解だ。・・・一応リアス。お前も防御魔法を張っていろ。」
俺がリアスにそう伝えた直後に片手で斬魄刀を持つ。
side白音
右手に斬月で左手に千本桜
左手を前に出し千本桜を逆手に持ち
「卍解・・・千本桜景厳」
右手を真っ直ぐに前に伸ばし
「卍解・・・天鎖斬月」
結果として左手には何も無く
右手にもさっきの様な巨大な出刃包丁は無く細長い真っ黒な日本刀がそこにある。
服装も変わり
真っ黒な死覇装を来ている姿になったのだ。
「白音。行くぞ。」
兄様の攻撃が来る!
纏っている雷の密度と量を増やして
「わかりました。絶対に受け止めて見せます。」
その言葉を聞いて兄様は嬉しそうに微笑み
「その意気だ。」
そう言って私に攻撃を入れてきました。
「月牙天衝!」
真っ黒な剣圧に載せられた重い魔力。
ここまでならいつも通りの月牙天衝です。
でもこれはいつもと違う。
千本桜景厳の桜のように細かい刃が剣圧の周りを竜巻のように同時に私に迫ってくる。何とか相殺しないとまずい!
と思っていると私の体の周りに以前姉様に教えて貰った体の周りに螺旋状の球体を作り自分を包み込む方法を教えて貰ったのでそこに雷も合わせて使い攻撃に備える。
ぶつかった瞬間にやはり私に直撃はしなくとも防御に当たっただけで大量の魔力を持っていかれる。
力を圧縮で込めると押される力がなくなった。
なぜなのでしょう。
sideクロス
白音は黒歌にあの防御魔法を教えて貰っていたか。
という事は反撃も同時に来るな。
と思っていると俺の攻撃は打ち消されさらに反撃まで来た。
俺はそれを確認して全身の魔力穴から魔力を放出して回転をする事で白音の反撃を無力化した。
「掌回天」