ハイスクールD✕D 白銀の姉を持つ世界を変える男   作:ニャン吉

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第8話

sideクロス

 

ある日

 

リアスからオカ研の部室に来て欲しいと連絡が来た。

 

ソーナと一緒にと付け加えて。

 

恐らくそういうことだろう。

 

その為、俺は生徒会室へ行きソーナを呼んで2人で向かうのだった。

 

部室に近づくと姉さんの気配がした。

 

「やっぱりな。」

「やっぱり?」

「婚約の件だ。」

「・・・そう。」

 

 

と会話をしている間に部室の前の扉に辿り着く。

 

中に入ると

 

・・・ちょうどライザーが来たようだ。

 

 

「さぁ。リアス、ソーナ。

冥界へ帰るぞ。

ここの汚い空気と炎はフェニックスの俺には少し辛い。」

 

「俺のソーナに何のようだライザー。」

「貴様は・・・クロス・ルキフグスか。

お前とソーナの婚約は解消されこの2人が俺の婚約者になる事が決まったんだ。

葬儀社だがなんだかのリーダーだかなんだか知らんが2人を渡せ。

これは上層部から決定だ。」

「葬儀社のリーダーだと分かっていて俺が上層部如きの決めた事に頷くと思うか?」

「貴様も仮にも悪魔だ。

上層部の命令ぐらい聞いておかないと冥界に貴様の住む場所は無くなるぞ。」

「それがどうした。

命令しか出来ない老害達が今更動いたところで

葬儀社のリーダーである俺が怯むとでも思っているのか」

 

俺はそう言って殺気と魔力を少しだしライザーにぶつけた。

 

するとそれを受けたライザーは怯むが殺気と魔力を俺に同じ様にぶつけてきた。

 

「この程度でフェニックス。

笑わせるな。これならまだそこにいる雑魚龍帝の方がマシだぞ。」

 

「クロスさん!雑魚龍帝ってなんですか!」

 

と兵藤が反応すると俺とライザーが

 

「雑魚は黙ってろ!」

「下級は黙ってろ!」

 

とぶつけ合っていた殺気と魔力を兵藤にぶつけた。

 

すると兵藤が足を震わせ後ろへ下がり転けて立ち上がれないくらい足が笑うようになっていた。

 

 

それを見て俺とライザーはまたお互いにぶつけ合う。

 

するとここでライザーが

 

「やはり貴様は冥界の・・・偉大なる悪魔の汚点だ。今すぐ消し炭にしてやる。」

 

そう言ってライザーが火の玉を俺にぶつけてきた。

 

それを正面からくらっている俺だが

 

この程度では火傷もしないため無視した。

 

「俺のフェニックスの炎だ。

貴様では焼き消されるだろうよ。」

と言っていたのが聞こえて

俺は炎の中で笑っていた。

「何がおかしい」

「笑わせるな。この程度でフェニックスの炎だと。

貴様は本物の聖獣フェニックスの炎をくらったことがあるのか?」

「無いがたかが聖獣だ。

偉大なる悪魔の72柱であるフェニックス家の炎に勝てるはずも無い。」

「この程度で偉大なる悪魔か。

笑えない冗談だな。

本物の炎を見せてやる。」

 

そう言って俺は右手に黒炎を出してライザーに向かって投げようとすると俺の右手首を掴む手があった。

 

姉さんの手だった。

 

「その技を使ってはなりません。

相手は仮にも72柱の1つ。フェニックスの三男です。焼き消すつもりですか。」

「そうだったな。ボンボンを危うく焼き殺す所だったよ。

止めてくれて助かる。

ありがと姉さん。」

 

と答えるとライザーが

「このフェニックス家の三男である俺を焼き尽くすだと!

そんな事出来るわけ「無いと力を過信しているライザー。お前は言うよな。」無いっな!

俺が力を過信しているだと!」

「そうですね。ライザー様。この際にはっきりと言わせていただきます。

私の弟のクロスは恐らく私でも勝てないのです。貴方に勝てるはずがありません。」

「最強の女王である貴方様がそこまで言う相手とは思えませんが。」

「そうですか。

本来であればこの手段は取りたくなかったのですが仕方が無いですね。

上からの許可は取ってあります。

明日の深夜。あなた達2人にはレーティングゲームをしていただきます。」

「姉さん。そんな事をしたらこいつの眷属含めて全員が死んじゃうぞ。」

「貴様は!さっきからどれだけ俺の怒りを刺激すれば気が済むんだ!

死ぬのは貴様だ!後悔するなよ。」

「わかりました。ではソーナ様の婚約をこの2人のレーティングゲームで本格的に決めることとします。明日。深夜にまたこちらに」

「グレイフィア。」

「なんですか?リアスお嬢様。」

「私もライザーとの婚約は嫌だからレーティングゲームで勝負を仕掛けたいのだけど。」

「リアスお嬢様では確実に負けますよ。」

「そうだ。リアス。お前では力不足だ。」

と俺と姉さんの言葉を聞いたライザーがリアスに提案する。

「グレイフィア様。」

「どうされましたか?」

「リアスもと言う話でしたら10日。

リアスに猶予を与えてからレーティングゲームで。

と言うのはどうでしょうか。

負ければ諦めもつくでしょう。

その間に修行しようが何をしようが構いません。

俺とクロスの戦いから10日後。」

 

と言うライザーの提案を聞き姉さんは悩んでいた。

 

少しすると姉さんが

 

「わかりました。確かにライザー様とお嬢様の間では力の差がありすぎます。このぐらいのハンデは上も許す事でしょう。」

 

「だそうだ。リアス。せいぜいクロス・ルキフグスの負ける姿を見てから負けるイメージをしながら修行でもしてるんだな。」

「私も随分と舐められたものね。

いいわ。貴方とのレーティングゲーム。

覚悟していなさい!

私の消滅の魔力で跡形もなく消してあげるわ。」

「楽しみにしているぞ。

まぁいい。それまで無駄に足掻く事だな。」

と言った後ライザーは帰って行くのだった。

 

ライザーが帰った後に姉さんと少し話した。

「クロス。」

「なんだ姉さん。」

「本気を出す事は絶対にしないでよ。

特にさっきの黒炎。

見た事は無いけどあの魔力の質と密度はどう考えても私の知っている攻撃の中で圧倒的に1番強い。

二天龍のブレスすら上回る技よ。

空間が耐えられなくなるから。」

「なら最も強い空間を作れば。」

「貴方が強くなりすぎたからそんな物は作れないわ。

明らかに格が違う。

圧倒的身体能力に魔力保有量、技術に知識。

他にも仙術に妖力、科学的に作られた変身して戦う為のバックル。確かあなた達は仮面ライダーシステムと呼んでいた物。

でも1番の脅威は貴方の眷属達と貴方自身。

要は生身の貴方達が1番の脅威なのよ。

黒歌が貴方の眷属の中で1番弱いという現状が恐ろしいことなのよ。あの4人の中ではという意味ではね。

本当にどこから見つけて来たのかしら。」

「大体察しはつくだろ。」

「待ってくれるかしらクロス。」

「どうしたリアス。」

「貴方の眷属の中で黒歌が1番弱いと言うのはホントなの?」

「そんな訳ないだろ。でも確かに強い方ではないのは確かだな。

聞きたいことがそれだけなら俺は帰るぞ。

姉さん。眷属達に話さないといけないから俺は帰る。明日またここに来る。」

 

俺はそう言ってソーナを連れて家へと転移したのだ

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